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狙われた女王と樹上の花畑
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目を覚ますと宙に浮いている私が進化した世界樹の種がある。
淡く発光しているので、私がキノコになった影響なんだろうなって思っている。
私は樹頭から降りるとお付のエルフがにこやかに「おはようございます」と迎えてくれた。
ママが作ってくれた朝ごはんを食べて、出かけようとしたら声をかけられた。
「ジュキ様!髪をゆいますので!こちらにおかけください。」
体の大きさは変わってないのにキノコになってから新たに作られた刺繍入りの天女のような美しい服を着ることが多い。
なので、みんな私を神聖視している。
私は何も変わらないのにね?
そば付きのエルフは私がキノコになってから着くようになった。
2000年以上生きている彼女は長老の次に古いエルフで私にとっては近寄り難い人だと思ったのだが、そんなことはなくてとっても優しいおばあちゃんみたいな人だ。
掃除、洗濯、食事以外の仕事がある時は仕事をしてくれているんだけど、仕事がない時は私の護衛という事で護ってくれている。
ちなみに私の母は800歳ほどだ。
この村で変わったことはエルフの移民が増えたこと。
そして村ではなく国として周りの国に認められることになったこと。
エルフの国は3個目らしい。
私の知らないところで…。
私の寝ている間ご飯はあったのかと聞いたら、じゃがいもが地面から生えたり、今までに見た時ない不思議な木の実の木が生えてきたり、飢える事はしなかったと言う。
あー果物植えておいてよかったわ!
じゃがいもが生えてきたのは、小さい芋や傷着いた芋を捨ててたから生えたんだな。
食料が尽きたところで私が目を覚まして皆で安堵していたそう。
「もしかしたら他の国に攻められるかもしれません。他の国では食料難が加速していますから…。」
「そうなの?」
「ええ。あなたが狙われることが多くなると思われます。本当に気をつけてくださいね?」
「わかったよ!」
お付の人はエアロに私を引き渡した。
エアロにその話を聞いたら、お付の人より詳しかった。
隣国ではここの植物を食べる習慣を見習って、奴隷達に生えている植物を片っ端から食べさせたのだそう。
もちろん食べれる植物なんてひとつもなくて、多くの奴隷が死んでしまったらしい。
軍事侵攻を始めようとしたところに私が間違えて世界樹を作ってしまって、あっという間にエルフの国ができて下手に攻め込めなくなってしまったと言ったところらしい。
「けど私この世界樹の根から外に出ると多分世界樹の樹頭に戻されると思うんだよね。」
「え、そうなんですか?」
「うん。」
「…じゃあ連れさらわれても一応は安全ってことですね!」
「ぇ、守ってくれないの?」
「何かあったときの為です!」
そんなこんなを話しているうちにとある魔物を見つけた。
蜂の魔物だ。
怪我をしているのがわかる。
抱き抱えると羽を小さく震わせるだけで弱々しい。
世界樹に連れて帰ることにした。
あ、ちなみに世界樹は私の家みたいなものだ。
心の中で「樹頭」と念じれば「樹頭」までワープもできる。
本当に便利になったよね。
「大丈夫?」
私は桃をすり潰して蜂の口に当てるとちょっとずつだけど飲んでくれたことがわかった。
私は彼女に元気になって欲しくて世界樹の枝に花を植えることにした。
私が思いつく花なんてたかがしれている。
ラベンダー カモミール ローズマリー バジル ルッコラ オレガノ タイム
あれ?全部ハーブじゃん。
ぱっと思いついたのは芝桜だ。
世界樹の枝にある分厚い苔に種を植え込んでいき祝福をかける。
樹頭に戻って蜂の魔物の様子を見て、まだぐったりしているので口元に桃の果汁を持っていくとまたパクパクと食べる。
食べなくなったら、またぐったりとしているので、籠にタオルを敷いて寝かしてあげる。
はちみつと言ったら…アカシアとか桜か?アカシアって…木だよね?気を木の上にって…難しそうだな?
物は試しで植えてみるか…
とりあえず、分厚い苔の部分にアカシアの種を何本か植えてみる。
桜…さくらかぁ…芝桜なら生えるかも?芝桜の種を苔に植えて行く。
あと蜂と言えばいちごか?こちらも適当な感覚で植えていく。
次の日になり昼頃に起きたら蜂の魔物がいなくなっていた。
そう言えばと思ってハーブ園を見たらちゃんとハーブが生えているようでしかも花まで生えている。
芝桜も満開の桜のようにピンク色に世界樹の枝が染っている。
いちごもところどころ赤い実がついているのでケン達におすそ分けをしに行こう。
1番驚きなのはアカシアの木がツル状に変化して枝に巻きついて黄色く色づいていた事だ。
アカシアの木の影からバスケットボールくらいの影が見えたので元気になって、アカシアの蜜を吸っているのだろうと思った。
この子が、私が樹頭と読んでいる場所のちょうど真上20m程上に大きな巣を作り始めたのだが今は元気になったことを喜ぼうと思う。
淡く発光しているので、私がキノコになった影響なんだろうなって思っている。
私は樹頭から降りるとお付のエルフがにこやかに「おはようございます」と迎えてくれた。
ママが作ってくれた朝ごはんを食べて、出かけようとしたら声をかけられた。
「ジュキ様!髪をゆいますので!こちらにおかけください。」
体の大きさは変わってないのにキノコになってから新たに作られた刺繍入りの天女のような美しい服を着ることが多い。
なので、みんな私を神聖視している。
私は何も変わらないのにね?
そば付きのエルフは私がキノコになってから着くようになった。
2000年以上生きている彼女は長老の次に古いエルフで私にとっては近寄り難い人だと思ったのだが、そんなことはなくてとっても優しいおばあちゃんみたいな人だ。
掃除、洗濯、食事以外の仕事がある時は仕事をしてくれているんだけど、仕事がない時は私の護衛という事で護ってくれている。
ちなみに私の母は800歳ほどだ。
この村で変わったことはエルフの移民が増えたこと。
そして村ではなく国として周りの国に認められることになったこと。
エルフの国は3個目らしい。
私の知らないところで…。
私の寝ている間ご飯はあったのかと聞いたら、じゃがいもが地面から生えたり、今までに見た時ない不思議な木の実の木が生えてきたり、飢える事はしなかったと言う。
あー果物植えておいてよかったわ!
じゃがいもが生えてきたのは、小さい芋や傷着いた芋を捨ててたから生えたんだな。
食料が尽きたところで私が目を覚まして皆で安堵していたそう。
「もしかしたら他の国に攻められるかもしれません。他の国では食料難が加速していますから…。」
「そうなの?」
「ええ。あなたが狙われることが多くなると思われます。本当に気をつけてくださいね?」
「わかったよ!」
お付の人はエアロに私を引き渡した。
エアロにその話を聞いたら、お付の人より詳しかった。
隣国ではここの植物を食べる習慣を見習って、奴隷達に生えている植物を片っ端から食べさせたのだそう。
もちろん食べれる植物なんてひとつもなくて、多くの奴隷が死んでしまったらしい。
軍事侵攻を始めようとしたところに私が間違えて世界樹を作ってしまって、あっという間にエルフの国ができて下手に攻め込めなくなってしまったと言ったところらしい。
「けど私この世界樹の根から外に出ると多分世界樹の樹頭に戻されると思うんだよね。」
「え、そうなんですか?」
「うん。」
「…じゃあ連れさらわれても一応は安全ってことですね!」
「ぇ、守ってくれないの?」
「何かあったときの為です!」
そんなこんなを話しているうちにとある魔物を見つけた。
蜂の魔物だ。
怪我をしているのがわかる。
抱き抱えると羽を小さく震わせるだけで弱々しい。
世界樹に連れて帰ることにした。
あ、ちなみに世界樹は私の家みたいなものだ。
心の中で「樹頭」と念じれば「樹頭」までワープもできる。
本当に便利になったよね。
「大丈夫?」
私は桃をすり潰して蜂の口に当てるとちょっとずつだけど飲んでくれたことがわかった。
私は彼女に元気になって欲しくて世界樹の枝に花を植えることにした。
私が思いつく花なんてたかがしれている。
ラベンダー カモミール ローズマリー バジル ルッコラ オレガノ タイム
あれ?全部ハーブじゃん。
ぱっと思いついたのは芝桜だ。
世界樹の枝にある分厚い苔に種を植え込んでいき祝福をかける。
樹頭に戻って蜂の魔物の様子を見て、まだぐったりしているので口元に桃の果汁を持っていくとまたパクパクと食べる。
食べなくなったら、またぐったりとしているので、籠にタオルを敷いて寝かしてあげる。
はちみつと言ったら…アカシアとか桜か?アカシアって…木だよね?気を木の上にって…難しそうだな?
物は試しで植えてみるか…
とりあえず、分厚い苔の部分にアカシアの種を何本か植えてみる。
桜…さくらかぁ…芝桜なら生えるかも?芝桜の種を苔に植えて行く。
あと蜂と言えばいちごか?こちらも適当な感覚で植えていく。
次の日になり昼頃に起きたら蜂の魔物がいなくなっていた。
そう言えばと思ってハーブ園を見たらちゃんとハーブが生えているようでしかも花まで生えている。
芝桜も満開の桜のようにピンク色に世界樹の枝が染っている。
いちごもところどころ赤い実がついているのでケン達におすそ分けをしに行こう。
1番驚きなのはアカシアの木がツル状に変化して枝に巻きついて黄色く色づいていた事だ。
アカシアの木の影からバスケットボールくらいの影が見えたので元気になって、アカシアの蜜を吸っているのだろうと思った。
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