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ランドル……
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わたしが驚いて振り返ると、ランドルが立っていた。
「………セスティ、少し話せないか?」
「ランドル……今は仕事中なの……ごめんなさい」
「だったら仕事が終わってからでもいいんだ、一度話し合いたい。セスティがこれからどうしたいのか知りたいんだ」
「わかったわ……仕事が終わったらどこかで待っているわ」
「そうだな……僕の控え室で待っていてくれないか?」
「わかった、待っているわ」
ランドルは王太子殿下の護衛騎士で城に泊まることも多い。だから彼専用の部屋をもらっている。
わたしは仕事を終えて彼の控え室に向かった。
近衛騎士達と何人もすれ違った。
わたしをチラッと見る目は、ランドルの妻としてなのか以前の噂の男爵令嬢としてなのかよくわからないが、歩くたびに見られるのであまり居心地がよくないがとりあえず彼の部屋に入ることができた。
もちろん事前にランドルから鍵を借りていたので入ることができたのだ。
ランドルの部屋はシャワー室とトイレ、あとはベッドとテーブルセットがあるだけのシンプルな部屋だった。
飾りなどもなくカーテンも青色一色のシンプルなものだった。
でも几帳面な彼らしく部屋はとても清潔で服なども綺麗にクローゼットに入れられていた。
わたしはテーブルセットのソファに座ると、何かしらいつも持っている本を読むことにした。
どのくらい時間が経っただろう。
扉をノックする音が聞こえた。
ランドルはわたしに鍵を渡したので持っていないことを思い出して
「はい、開けますね」
と言って扉を開けると知らない男の人が立っていた。
「貴方は……」
わたしは恐怖で声が出なかった。
わたしの口を塞ぎ、そのまま部屋の中へ押し入ってきた。
「ランドルはまだこない。さっき君がこの部屋に入っていたのを見て、チャンスだと思ったんだ。ずっと好きだった、なあ、いいだろう?一回くらいやらせろよ、人妻なんだから減るもんじゃないだろう?」
大柄な男の人がわたしの口を手で塞いだまま、耳元で話しかけてくる。
気持ちが悪い、男の息が顔にかかってきて吐き気がする。
嫌だ、嫌だ、どうして?
わたしの外見でまた軽い女だと思われたの?
大きな声で助けを求めたいのに口を塞がれて声が出ない。
この手すら気持ちが悪い。
ランドル!助けて!
嫌だ!
男が口を片手で押さえたまま、反対の手をわたしの胸に触れてきた。
わたしは体を動かしてなんとか抵抗しようと試みた。
「騒ぐな!大人しくさせてくれれば乱暴なことはしない。じっとしていろ!」
わたしはベッドに押し倒された。
「い、いや!やめて!」
「あんたは男好きなんだろう?俺と気持ちいいことしよう。ランドルだけじゃ物足りないだろう?」
「やめて!」
わたしは暴れて抵抗すると、わたしの頬を何度も叩いた。
「静かにしろ!騒ぐと殴るぞ」
男の目はギラギラして興奮していた。
嫌だ!
でも抵抗してお腹の赤ちゃんに何かされるなら静かにこの男に身を任せるしかないのかもしれない。
わたしはゾッとして鳥肌しか立たないけど、抵抗するのを諦めた。
男はわたしの首筋を舌で舐め始めた。
気持ちが悪い。
嫌だ!どうしてこんなことをされるの!
わたしは思わず叫んでしまった。
「いやあー」
男は「声を出すな!」
と言ってわたしのお腹を殴りつけた。
扉が少し開いていたので、外に声が聞こえていたみたいだ。
「セスティ!」
ランドルが入ってきた。
わたしは男に服を破られて半分裸になり男に犯されそうになっていた。
頬を叩かれてお腹を殴られていた。
そして男はそれでもわたしの体を胸を舐め回していた。
お腹が痛い。
わたしはランドルの方を見て、
「こないで!いやあー!!」
泣き叫んでいた。
もう嫌だ。
どうして?
何もしていないのに、こんな酷いことをされないといけないの?
男はランドルが入ってきてもわたしを犯し続けた。
「やめろ!」
ランドルが男に襲いかかりわたしから引き離してくれた。
男とランドルは揉み合いになりながら、男は笑いながら言った。
「お前の女は、誰にでも股を開く阿婆擦れだ!」
わたしが?
どうして?
ああ、お腹が痛い。
わたしの赤ちゃん、誰か助けて……
◆ ◆ ◆
R18に変更しました。
とても気持ち悪くイライラすると思います。
申し訳ありません。
「………セスティ、少し話せないか?」
「ランドル……今は仕事中なの……ごめんなさい」
「だったら仕事が終わってからでもいいんだ、一度話し合いたい。セスティがこれからどうしたいのか知りたいんだ」
「わかったわ……仕事が終わったらどこかで待っているわ」
「そうだな……僕の控え室で待っていてくれないか?」
「わかった、待っているわ」
ランドルは王太子殿下の護衛騎士で城に泊まることも多い。だから彼専用の部屋をもらっている。
わたしは仕事を終えて彼の控え室に向かった。
近衛騎士達と何人もすれ違った。
わたしをチラッと見る目は、ランドルの妻としてなのか以前の噂の男爵令嬢としてなのかよくわからないが、歩くたびに見られるのであまり居心地がよくないがとりあえず彼の部屋に入ることができた。
もちろん事前にランドルから鍵を借りていたので入ることができたのだ。
ランドルの部屋はシャワー室とトイレ、あとはベッドとテーブルセットがあるだけのシンプルな部屋だった。
飾りなどもなくカーテンも青色一色のシンプルなものだった。
でも几帳面な彼らしく部屋はとても清潔で服なども綺麗にクローゼットに入れられていた。
わたしはテーブルセットのソファに座ると、何かしらいつも持っている本を読むことにした。
どのくらい時間が経っただろう。
扉をノックする音が聞こえた。
ランドルはわたしに鍵を渡したので持っていないことを思い出して
「はい、開けますね」
と言って扉を開けると知らない男の人が立っていた。
「貴方は……」
わたしは恐怖で声が出なかった。
わたしの口を塞ぎ、そのまま部屋の中へ押し入ってきた。
「ランドルはまだこない。さっき君がこの部屋に入っていたのを見て、チャンスだと思ったんだ。ずっと好きだった、なあ、いいだろう?一回くらいやらせろよ、人妻なんだから減るもんじゃないだろう?」
大柄な男の人がわたしの口を手で塞いだまま、耳元で話しかけてくる。
気持ちが悪い、男の息が顔にかかってきて吐き気がする。
嫌だ、嫌だ、どうして?
わたしの外見でまた軽い女だと思われたの?
大きな声で助けを求めたいのに口を塞がれて声が出ない。
この手すら気持ちが悪い。
ランドル!助けて!
嫌だ!
男が口を片手で押さえたまま、反対の手をわたしの胸に触れてきた。
わたしは体を動かしてなんとか抵抗しようと試みた。
「騒ぐな!大人しくさせてくれれば乱暴なことはしない。じっとしていろ!」
わたしはベッドに押し倒された。
「い、いや!やめて!」
「あんたは男好きなんだろう?俺と気持ちいいことしよう。ランドルだけじゃ物足りないだろう?」
「やめて!」
わたしは暴れて抵抗すると、わたしの頬を何度も叩いた。
「静かにしろ!騒ぐと殴るぞ」
男の目はギラギラして興奮していた。
嫌だ!
でも抵抗してお腹の赤ちゃんに何かされるなら静かにこの男に身を任せるしかないのかもしれない。
わたしはゾッとして鳥肌しか立たないけど、抵抗するのを諦めた。
男はわたしの首筋を舌で舐め始めた。
気持ちが悪い。
嫌だ!どうしてこんなことをされるの!
わたしは思わず叫んでしまった。
「いやあー」
男は「声を出すな!」
と言ってわたしのお腹を殴りつけた。
扉が少し開いていたので、外に声が聞こえていたみたいだ。
「セスティ!」
ランドルが入ってきた。
わたしは男に服を破られて半分裸になり男に犯されそうになっていた。
頬を叩かれてお腹を殴られていた。
そして男はそれでもわたしの体を胸を舐め回していた。
お腹が痛い。
わたしはランドルの方を見て、
「こないで!いやあー!!」
泣き叫んでいた。
もう嫌だ。
どうして?
何もしていないのに、こんな酷いことをされないといけないの?
男はランドルが入ってきてもわたしを犯し続けた。
「やめろ!」
ランドルが男に襲いかかりわたしから引き離してくれた。
男とランドルは揉み合いになりながら、男は笑いながら言った。
「お前の女は、誰にでも股を開く阿婆擦れだ!」
わたしが?
どうして?
ああ、お腹が痛い。
わたしの赤ちゃん、誰か助けて……
◆ ◆ ◆
R18に変更しました。
とても気持ち悪くイライラすると思います。
申し訳ありません。
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