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男どもは揃って……
アイリスを屋敷に保護してから数週間。
パルバンはアイリスを屋敷に保護してからロバート商会のロバートに会うことにした。
「お久しぶりです、パルバン様」
ロバートと会ったのはロバート商会のある本店の客室だった。
次男のネイサンも連れて来ていた。
「アイリスが倒れたと聞いています。助けていただいてありがとうございます」
「助けてもらったのは私なんだ。心臓発作を起こして倒れているところを治療してもらった。その時にうちの使用人が勘違いして怪我をさせてしまったんだ」
「アイリスの怪我は?」
「少し落ち着きました、だがあの子には痛い思いをさせてしまった」
「そうですか……アイリスはわたしの所為で辛い思いをしていました。でもそちらでは大切にされていると聞いています、ありがとうございます」
「あの娘は君の家から出ていったみたいだね」
「アイリスについている精霊を助けるためとはいえ酷いことをしました」
「ネイサンから話は聞いているよ、うちの息子も加護もちなんで精霊は知っているみたいなんだ」
「そうですか……わたしもアイリスの気持ちを尊重してあげたいと思ってはいるのですが、守り人がいなくなればアイリスの守りの力は弱まり、あの国王に囚われてしまうらしいのです、それだけは阻止しないと、アイリスの母親に二の舞になってしまいます」
「やはりシリア様は、ただの馬車の事故で亡くなったわけではないのですか?」
「はい、精霊のラファ曰く、加護の弱まったシリアを連れ去ろうとして馬車を狙い、馬車がかなり早いスピードを出して逃げている時に脱輪して馬車が横倒れになりシリアは大怪我をして、頭を強く打ってから亡くなったそうです。
確かに事故かもしれませんが原因は国王なのは間違いありません」
「今はアイリスの精霊は落ち着いているみたいですね」
ネイサンも話に加わった。
「はい、やっと力も生命力も取り戻しました。ただ、自分のしたことの愚かさに後悔して落ち込んでいます、本当はすぐにでもアイリスに謝りたいみたいですが、それも出来ずにいますね」
「…………こっそり会いに来て傷の治癒をしているみたいですね」
ネイサンが何かを見ながら話していた。
「わかりますか?」
「はい、風の精霊が側にいます」
「こちらもラファが近くにいます、お互い精霊同士話しているみたいですね、わたしには分かりませんが」
「そうみたいですね」
「……ほお、わたしには全く何も感じないが精霊が二人もいるのか?」
「「はい」」
「ならば話は早い。アイリスは一人暮らしをしようとしているみたいだが、そんなことをすればまた国王に狙われるし他の者にもいつ狙われるかわからん、一応守り人も精霊もいるが二人はあの娘に拒絶されているのだろう?力は存分に使われて守られているのか?」
「………やはり近くにいないのと、彼女の拒絶のせいで弱まっているらしいです」
『ラファの力、アイリスが跳ねつけるの』
ラファはしゅんとしながら話した。
『お前がもっと上手くやらないからだ!アイリスをただ傷つけるだけが力を早く失わせるわけではないだろう!もっとあの子をこき使って力を使いまくればいいんだ!』
『それもかなり酷いことだよ』
ネイサンは呆れながら言った。
『精霊は力の加減や人間の体が弱く作られていることを甘く見過ぎているよ』
『そんなにか弱いのか?』
風の精霊は不思議そうに聞いた。
『精霊のように簡単に死なないならいいけど人間は簡単に死ぬんだ』
『ふうん、ネイサンも簡単に死ぬのか?』
『精霊に比べればはるかに簡単かな』
『アイリスはだから傷ついて誰のことも信用していないのか』
風の精霊が納得していた。
「アイリスはセルマ君と言う子に会いたがっているみたいですね」
とネイサンが言った。
「セルマはわたしの昔の彼女の息子で無理やりうちの家に置いて行ったんです。アイリスは息子のように可愛がってくれていました」
「うちのニコルのこともとても可愛がってくれています」
パルバンも頷くように言った。
「ではセルマ君とはロバート様の息子さんなんですね」
ネイサンが納得するように頷いた。
「ち、違います。わたしの子どもでは絶対にありません、わたしが結婚をしたことを噂で聞きつけて、妻であるアイリスに押し付けたのだと思います」
「では隠し子ではないのですね」
ネイサンの問いにロバートは慌てて答えた。
「当たり前です!わたしはアイリスを裏切るようなことはしていません」
「ほお、無理矢理の結婚だと思っていたが、ロバートはきちんとアイリスのことを思っていたのか?」
「………わたしのことは構わないでください」
ロバートは耳が真っ赤になっていた。
「アイリスをなんとか守らないといけない。わたしは彼女に命を救われた、だから今度はわたしが守る番だ」
「アイリスの父親をご存知ですか?」
ロバートがパルバンに尋ねた。
「わたしの勘違いでなければ……お亡くなりになったユージン殿下ではないだろうか?」
「さすが、前侯爵様ですね、よくご存知で」
「え?アイリスが王族?」
ネイサンはかなり驚いていた。
「もちろんこれは極秘だから知っている者は限られている」
パルバンはどうして知っているのだろう。
「わたしはユージン殿下とシリア様がお付き合いをしていることを知っていました。それに国王がシリア様の美しさに固執してなんとか自分のものにしようと画策しているのも知っています。もちろん我々臣下はお止めしたのですが、国王は息子のユージン様にも嫉妬するほどシリア様に惚れていました」
「シリアの美しさはアイリスに受け継がれている……さらにユージン殿下にも似ていらっしゃる。国王が謁見すればまた昔の悪夢のような事態が起こりかねない」
ロバートはあってはならない、阻止せねばと固く誓った。
「確かに……」
パルバンはアイリスを屋敷に保護してからロバート商会のロバートに会うことにした。
「お久しぶりです、パルバン様」
ロバートと会ったのはロバート商会のある本店の客室だった。
次男のネイサンも連れて来ていた。
「アイリスが倒れたと聞いています。助けていただいてありがとうございます」
「助けてもらったのは私なんだ。心臓発作を起こして倒れているところを治療してもらった。その時にうちの使用人が勘違いして怪我をさせてしまったんだ」
「アイリスの怪我は?」
「少し落ち着きました、だがあの子には痛い思いをさせてしまった」
「そうですか……アイリスはわたしの所為で辛い思いをしていました。でもそちらでは大切にされていると聞いています、ありがとうございます」
「あの娘は君の家から出ていったみたいだね」
「アイリスについている精霊を助けるためとはいえ酷いことをしました」
「ネイサンから話は聞いているよ、うちの息子も加護もちなんで精霊は知っているみたいなんだ」
「そうですか……わたしもアイリスの気持ちを尊重してあげたいと思ってはいるのですが、守り人がいなくなればアイリスの守りの力は弱まり、あの国王に囚われてしまうらしいのです、それだけは阻止しないと、アイリスの母親に二の舞になってしまいます」
「やはりシリア様は、ただの馬車の事故で亡くなったわけではないのですか?」
「はい、精霊のラファ曰く、加護の弱まったシリアを連れ去ろうとして馬車を狙い、馬車がかなり早いスピードを出して逃げている時に脱輪して馬車が横倒れになりシリアは大怪我をして、頭を強く打ってから亡くなったそうです。
確かに事故かもしれませんが原因は国王なのは間違いありません」
「今はアイリスの精霊は落ち着いているみたいですね」
ネイサンも話に加わった。
「はい、やっと力も生命力も取り戻しました。ただ、自分のしたことの愚かさに後悔して落ち込んでいます、本当はすぐにでもアイリスに謝りたいみたいですが、それも出来ずにいますね」
「…………こっそり会いに来て傷の治癒をしているみたいですね」
ネイサンが何かを見ながら話していた。
「わかりますか?」
「はい、風の精霊が側にいます」
「こちらもラファが近くにいます、お互い精霊同士話しているみたいですね、わたしには分かりませんが」
「そうみたいですね」
「……ほお、わたしには全く何も感じないが精霊が二人もいるのか?」
「「はい」」
「ならば話は早い。アイリスは一人暮らしをしようとしているみたいだが、そんなことをすればまた国王に狙われるし他の者にもいつ狙われるかわからん、一応守り人も精霊もいるが二人はあの娘に拒絶されているのだろう?力は存分に使われて守られているのか?」
「………やはり近くにいないのと、彼女の拒絶のせいで弱まっているらしいです」
『ラファの力、アイリスが跳ねつけるの』
ラファはしゅんとしながら話した。
『お前がもっと上手くやらないからだ!アイリスをただ傷つけるだけが力を早く失わせるわけではないだろう!もっとあの子をこき使って力を使いまくればいいんだ!』
『それもかなり酷いことだよ』
ネイサンは呆れながら言った。
『精霊は力の加減や人間の体が弱く作られていることを甘く見過ぎているよ』
『そんなにか弱いのか?』
風の精霊は不思議そうに聞いた。
『精霊のように簡単に死なないならいいけど人間は簡単に死ぬんだ』
『ふうん、ネイサンも簡単に死ぬのか?』
『精霊に比べればはるかに簡単かな』
『アイリスはだから傷ついて誰のことも信用していないのか』
風の精霊が納得していた。
「アイリスはセルマ君と言う子に会いたがっているみたいですね」
とネイサンが言った。
「セルマはわたしの昔の彼女の息子で無理やりうちの家に置いて行ったんです。アイリスは息子のように可愛がってくれていました」
「うちのニコルのこともとても可愛がってくれています」
パルバンも頷くように言った。
「ではセルマ君とはロバート様の息子さんなんですね」
ネイサンが納得するように頷いた。
「ち、違います。わたしの子どもでは絶対にありません、わたしが結婚をしたことを噂で聞きつけて、妻であるアイリスに押し付けたのだと思います」
「では隠し子ではないのですね」
ネイサンの問いにロバートは慌てて答えた。
「当たり前です!わたしはアイリスを裏切るようなことはしていません」
「ほお、無理矢理の結婚だと思っていたが、ロバートはきちんとアイリスのことを思っていたのか?」
「………わたしのことは構わないでください」
ロバートは耳が真っ赤になっていた。
「アイリスをなんとか守らないといけない。わたしは彼女に命を救われた、だから今度はわたしが守る番だ」
「アイリスの父親をご存知ですか?」
ロバートがパルバンに尋ねた。
「わたしの勘違いでなければ……お亡くなりになったユージン殿下ではないだろうか?」
「さすが、前侯爵様ですね、よくご存知で」
「え?アイリスが王族?」
ネイサンはかなり驚いていた。
「もちろんこれは極秘だから知っている者は限られている」
パルバンはどうして知っているのだろう。
「わたしはユージン殿下とシリア様がお付き合いをしていることを知っていました。それに国王がシリア様の美しさに固執してなんとか自分のものにしようと画策しているのも知っています。もちろん我々臣下はお止めしたのですが、国王は息子のユージン様にも嫉妬するほどシリア様に惚れていました」
「シリアの美しさはアイリスに受け継がれている……さらにユージン殿下にも似ていらっしゃる。国王が謁見すればまた昔の悪夢のような事態が起こりかねない」
ロバートはあってはならない、阻止せねばと固く誓った。
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