5 / 73
5話 リュシアン初めての父との対面 ③
しおりを挟む
「リュシアン、お腹いっぱい食べた?」
「うんっ!」
リュシアンの部屋へ行くとリズが朝食を食べさせてくれていた。もう食べ終わったようで口を拭いてくれていた。
ニコニコとご機嫌のリュシアンに「お洋服を着替えましょう」と言って外で遊んでも大丈夫な動きやすい服に着替えさせることにした。
そろそろ自分でお着替えできる年なので自分でできることはさせている。
不器用ながらにもボタンをとめたり、時間はかかってもズボンを履いたりする姿はとても可愛くて思わず見ているだけでキュンとなった。
少しシャツが出ていてもボタンが一つずつズレていても誇らしげに「できたっ!」と言って笑顔を見せてくれる我が子に「とても上手に出来たわね」と思いっきり褒めてあげて抱きしめた。
「きゃっ」
抱きしめてると嬉しそうに頬擦りしてきた。柔らかいマシュマロのようなほっぺが気持ちよくてとても幸せ。
「最後の仕上げはお母様がしてもいいかしら?」と言って、おかしなところはきちんと整えた。
「かあさま、きょうは、なにするの?」
「お弁当を食べましょうね。そしてソフィアと一緒にかけっこしましょうか?」
「い~っぱい、はしっても、いいの?」
「ええ、いっぱい走りましょうね」
「おはなもみれる?」
「もちろん、この屋敷には咲いていない、お花を探しましょう。それに虫さんもいるわよ」
「むし?」
目を輝かせる。
キラキラした瞳が可愛らしくてピクニックでどんなことをするのか想像しただけで楽しみ。
わたしが作ったお弁当、喜んでくれるかしら?
前世の記憶を辿って今世では初めて料理をした。
前世のようなたくさんの調味料や食材があるわけではない。味噌や醤油もない。
マヨネーズやケチャップ、ソースは前世の味に近いものはあるけど料理人がそれぞれ手作りで作るので売ってはいない。
味見をさせてもらって自分好みの味のマヨネーズを作り、子供達が好む卵のサンドイッチを作った。ハムやソーセージ、ベーコンも手作りで料理長が作っているので、有り難く使わせてもらった。
りんごは定番のうさぎさんの形にむいた。パンは前世でよく子供達に焼いてあげたレシピを思い出して、白パンを焼いた。天然酵母もりんごから作った。子供達が大好きだったパン、もちもちして食べ応えがあるけど前の日に焼いておけばしっとりして子供でも食べやすくなる。
ジャムは料理長からのおすそわけ。
そして唐揚げ!
これはこの世界にはないので頑張った。塩や胡椒、ニンニクや生姜を使い下味をつけて揚げた。
「この料理はなんですか?」と驚かれながらも「わたしが本を読んで知った料理なの」なんて言って適当に誤魔化した。
屋敷を出る時はリュシアンだけ別の場所から出ることにした。
ソフィアやサラ達と馬車に乗り込む時にどこからか旦那様に見られているかもしれない。
馬車で屋敷を出た後、裏門へ回ってリュシアンと護衛騎士を拾う。
リュシアンは騎士に抱っこされて手を振って待っていた。
『ぼく、そ~っと、やしき、でるの?』
何も事情を知らないリュシアンは楽しそうにそう言った。
私って何を意地張ってるの?
リュシアンを馬車に乗せて膝に座らせた。
「ごめんなさい、一緒にお出かけしなくて一人別の場所からなんて……嫌だったわよね?」
「ううんっ!へいき!おもしろかった!」
「面白いの?」
「だって、こっそり、だよ?ワクワクした!」
「ワクワク?」
「うん、ワクワク!」
子供ってどんなことでも楽しむ天才なのよね。ソフィアはそんな楽しそうに話すリュシアンを見て、楽しそうに笑っていた。
「るしぃ、たのしい?」
「うん!ふぃあもいまから、たのしみだね」
「たのしみ?」
「むしいっばい、いるって!!」
「むし?やだっ」
「なんで?かっこいい、むし、いるよ」
「いない~!!やぁだ~!!」
「え~、そんなことない!ねっ?かあさま?」
「………うーん、どうかしら?ついてからのお楽しみね?虫は護衛のロード達と一緒に探してね?」
ロード達は馬車の後ろから馬に乗ってついてきている。
流石に虫を触るのはあまり得意ではない。そこは男手に頼ろう。
ピクニックは屋敷から30分ほど走った森のそばの湖がある場所を選んだ。
ボートに乗ったりたくさんの花が咲いていたり、子供達にはたくさん楽しめる場所になっている。そこにはブランコやシーソーなど子供が遊べる広場も整備されている。
ここはわたしが発案した街の人たちがゆっくり遊びに来れるようにと作られたレジャー施設だ。
カフェやお土産屋さん、絵を教えてもらいながら描いたり、アクセサリーを手作りしたりできる体験型のお店もある。
子供達には前世ではお馴染みのボルタリングも!
怪我をしないようにしっかりマットレスも敷いていて、子供の歳に合わせて何ヶ所か作っているので、リュシアンでも遊べる。
今日はリュシアンに私が考えたこの場所で遊ばせてあげたかった。
だけど………
昼食を終わらせて眠たくなったソフィアがぐずり始め、楽しんでいたリュシアンも「そろそろかえる」と我慢をして言ってくれた。
「リュシアン、お片づけする間、ロードとまだ『壁のボード』で遊んできていいわよ」
「うん!いいの?」
「ええ、ソフィアは眠たいみたいだからリズにお願いするわ」
リズにソフィアを頼んでわたしはこの施設の管理をしているヨゼフと少し話しをすることにした。お昼寝をしてもらって、その間にさっさと終わらせよう。
提案はしても現地を訪れて自分の目で見ないとわからないこともある。
もう少し腰掛けるベンチを増やしたほうがいいとかわかりやすい看板があるといいとか、私なりの提案をしたくて施設を見て回っていたので話はすぐに終わりそう。
話しているとリズが真っ青な顔をして私のところへやってきた。
「奥様、ソフィア様が……」
「どうしたの?」
「ぐったりされています。熱が出てしまったようです」
「……そう、急いで屋敷へ帰りましょう」
ソフィアはさっきまで元気だったのに……子供は突然熱を出してしまう時もある。
屋敷に帰って急いでお医者様に診てもらおう。リュシアンもソフィアを心配して「だいじょおぶ?」と優しく声をかけてくれた。
なのに………
屋敷に帰ると旦那様がいきなり私の頬を打った。
「ソフィアに熱を出させるなんて!」
ぐったりするソフィアを見た旦那様はとてもお怒りになった。
私の足元にリュシアンがいたのに………
「わぁーーーーん」
驚いたリュシアンの泣き叫ぶ声が屋敷の中に響いた。
しまった!と思ったけど……最悪の対面になりそうだ。
「うんっ!」
リュシアンの部屋へ行くとリズが朝食を食べさせてくれていた。もう食べ終わったようで口を拭いてくれていた。
ニコニコとご機嫌のリュシアンに「お洋服を着替えましょう」と言って外で遊んでも大丈夫な動きやすい服に着替えさせることにした。
そろそろ自分でお着替えできる年なので自分でできることはさせている。
不器用ながらにもボタンをとめたり、時間はかかってもズボンを履いたりする姿はとても可愛くて思わず見ているだけでキュンとなった。
少しシャツが出ていてもボタンが一つずつズレていても誇らしげに「できたっ!」と言って笑顔を見せてくれる我が子に「とても上手に出来たわね」と思いっきり褒めてあげて抱きしめた。
「きゃっ」
抱きしめてると嬉しそうに頬擦りしてきた。柔らかいマシュマロのようなほっぺが気持ちよくてとても幸せ。
「最後の仕上げはお母様がしてもいいかしら?」と言って、おかしなところはきちんと整えた。
「かあさま、きょうは、なにするの?」
「お弁当を食べましょうね。そしてソフィアと一緒にかけっこしましょうか?」
「い~っぱい、はしっても、いいの?」
「ええ、いっぱい走りましょうね」
「おはなもみれる?」
「もちろん、この屋敷には咲いていない、お花を探しましょう。それに虫さんもいるわよ」
「むし?」
目を輝かせる。
キラキラした瞳が可愛らしくてピクニックでどんなことをするのか想像しただけで楽しみ。
わたしが作ったお弁当、喜んでくれるかしら?
前世の記憶を辿って今世では初めて料理をした。
前世のようなたくさんの調味料や食材があるわけではない。味噌や醤油もない。
マヨネーズやケチャップ、ソースは前世の味に近いものはあるけど料理人がそれぞれ手作りで作るので売ってはいない。
味見をさせてもらって自分好みの味のマヨネーズを作り、子供達が好む卵のサンドイッチを作った。ハムやソーセージ、ベーコンも手作りで料理長が作っているので、有り難く使わせてもらった。
りんごは定番のうさぎさんの形にむいた。パンは前世でよく子供達に焼いてあげたレシピを思い出して、白パンを焼いた。天然酵母もりんごから作った。子供達が大好きだったパン、もちもちして食べ応えがあるけど前の日に焼いておけばしっとりして子供でも食べやすくなる。
ジャムは料理長からのおすそわけ。
そして唐揚げ!
これはこの世界にはないので頑張った。塩や胡椒、ニンニクや生姜を使い下味をつけて揚げた。
「この料理はなんですか?」と驚かれながらも「わたしが本を読んで知った料理なの」なんて言って適当に誤魔化した。
屋敷を出る時はリュシアンだけ別の場所から出ることにした。
ソフィアやサラ達と馬車に乗り込む時にどこからか旦那様に見られているかもしれない。
馬車で屋敷を出た後、裏門へ回ってリュシアンと護衛騎士を拾う。
リュシアンは騎士に抱っこされて手を振って待っていた。
『ぼく、そ~っと、やしき、でるの?』
何も事情を知らないリュシアンは楽しそうにそう言った。
私って何を意地張ってるの?
リュシアンを馬車に乗せて膝に座らせた。
「ごめんなさい、一緒にお出かけしなくて一人別の場所からなんて……嫌だったわよね?」
「ううんっ!へいき!おもしろかった!」
「面白いの?」
「だって、こっそり、だよ?ワクワクした!」
「ワクワク?」
「うん、ワクワク!」
子供ってどんなことでも楽しむ天才なのよね。ソフィアはそんな楽しそうに話すリュシアンを見て、楽しそうに笑っていた。
「るしぃ、たのしい?」
「うん!ふぃあもいまから、たのしみだね」
「たのしみ?」
「むしいっばい、いるって!!」
「むし?やだっ」
「なんで?かっこいい、むし、いるよ」
「いない~!!やぁだ~!!」
「え~、そんなことない!ねっ?かあさま?」
「………うーん、どうかしら?ついてからのお楽しみね?虫は護衛のロード達と一緒に探してね?」
ロード達は馬車の後ろから馬に乗ってついてきている。
流石に虫を触るのはあまり得意ではない。そこは男手に頼ろう。
ピクニックは屋敷から30分ほど走った森のそばの湖がある場所を選んだ。
ボートに乗ったりたくさんの花が咲いていたり、子供達にはたくさん楽しめる場所になっている。そこにはブランコやシーソーなど子供が遊べる広場も整備されている。
ここはわたしが発案した街の人たちがゆっくり遊びに来れるようにと作られたレジャー施設だ。
カフェやお土産屋さん、絵を教えてもらいながら描いたり、アクセサリーを手作りしたりできる体験型のお店もある。
子供達には前世ではお馴染みのボルタリングも!
怪我をしないようにしっかりマットレスも敷いていて、子供の歳に合わせて何ヶ所か作っているので、リュシアンでも遊べる。
今日はリュシアンに私が考えたこの場所で遊ばせてあげたかった。
だけど………
昼食を終わらせて眠たくなったソフィアがぐずり始め、楽しんでいたリュシアンも「そろそろかえる」と我慢をして言ってくれた。
「リュシアン、お片づけする間、ロードとまだ『壁のボード』で遊んできていいわよ」
「うん!いいの?」
「ええ、ソフィアは眠たいみたいだからリズにお願いするわ」
リズにソフィアを頼んでわたしはこの施設の管理をしているヨゼフと少し話しをすることにした。お昼寝をしてもらって、その間にさっさと終わらせよう。
提案はしても現地を訪れて自分の目で見ないとわからないこともある。
もう少し腰掛けるベンチを増やしたほうがいいとかわかりやすい看板があるといいとか、私なりの提案をしたくて施設を見て回っていたので話はすぐに終わりそう。
話しているとリズが真っ青な顔をして私のところへやってきた。
「奥様、ソフィア様が……」
「どうしたの?」
「ぐったりされています。熱が出てしまったようです」
「……そう、急いで屋敷へ帰りましょう」
ソフィアはさっきまで元気だったのに……子供は突然熱を出してしまう時もある。
屋敷に帰って急いでお医者様に診てもらおう。リュシアンもソフィアを心配して「だいじょおぶ?」と優しく声をかけてくれた。
なのに………
屋敷に帰ると旦那様がいきなり私の頬を打った。
「ソフィアに熱を出させるなんて!」
ぐったりするソフィアを見た旦那様はとてもお怒りになった。
私の足元にリュシアンがいたのに………
「わぁーーーーん」
驚いたリュシアンの泣き叫ぶ声が屋敷の中に響いた。
しまった!と思ったけど……最悪の対面になりそうだ。
1,975
あなたにおすすめの小説
王子様への置き手紙
あおた卵
恋愛
フィオナは王太子ジェラルドの婚約者。王宮で暮らしながら王太子妃教育を受けていた。そんなある日、ジェラルドと侯爵家令嬢のマデリーンがキスをする所を目撃してしまう。ショックを受けたフィオナは自ら修道院に行くことを決意し、護衛騎士のエルマーとともに王宮を逃げ出した。置き手紙を読んだ皇太子が追いかけてくるとは思いもせずに⋯⋯
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
結婚後、訳もわからないまま閉じ込められていました。
しゃーりん
恋愛
結婚して二年、別邸に閉じ込められていたハリエット。
友人の助けにより外に出ることができ、久しぶりに見た夫アルバートは騎士に連行されるところだった。
『お前のせいだ!』と言われても訳がわからなかった。
取り調べにより判明したのは、ハリエットには恋人がいるのだとアルバートが信じていたこと。
彼にその嘘を吹き込んだのは、二人いたというお話です。
【完結】仰る通り、貴方の子ではありません
ユユ
恋愛
辛い悪阻と難産を経て産まれたのは
私に似た待望の男児だった。
なのに認められず、
不貞の濡れ衣を着せられ、
追い出されてしまった。
実家からも勘当され
息子と2人で生きていくことにした。
* 作り話です
* 暇つぶしにどうぞ
* 4万文字未満
* 完結保証付き
* 少し大人表現あり
白い結婚の末、離婚を選んだ公爵夫人は二度と戻らない』
鍛高譚
恋愛
白い結婚の末、「白い結婚」の末、私は冷遇され、夫は愛人を溺愛していた――ならば、もう要らないわ」
公爵令嬢 ジェニファー・ランカスター は、王弟 エドワード・クラレンス公爵 のもとへ政略結婚として嫁ぐ。
だが、その結婚生活は冷たく空虚なものだった。夫は愛人 ローザ・フィッツジェラルド に夢中になり、公爵夫人であるジェニファーは侮辱され、無視され続ける日々。
――それでも、貴族の娘は耐えなければならないの?
何の愛もなく、ただ飾り物として扱われる結婚に見切りをつけたジェニファーは 「離婚」 を決意する。
しかし、王弟であるエドワードとの離婚は容易ではない。実家のランカスター家は猛反対し、王宮の重臣たちも彼女の決断を 「公爵家の恥」 と揶揄する。
それでも、ジェニファーは負けない。弁護士と協力し、着々と準備を進めていく。
そんな折、彼女は北方の大国 ヴォルフ公国の大公、アレクサンダー・ヴォルフ と出会う。
温かく誠実な彼との交流を通じて、ジェニファーは 「本当に大切にされること」 を知る。
そして、彼女の決断は、王都の社交界に大きな波紋を呼ぶこととなる――。
「公爵夫人を手放したことを、いつか後悔しても遅いわ」
「私はもう、あなたたちの飾り人形じゃない」
離婚を巡る策略、愛人の凋落、元夫の後悔――。
そして、新たな地で手にした 「愛される結婚」。
白い結婚を捨てた王妃は、もう二度と振り向かない ――愛さぬと言った王子が全てを失うまで』
鍛高譚
恋愛
「私は王妃を愛さない。彼女とは白い結婚を誓う」
華やかな王宮の大聖堂で交わされたのは、愛の誓いではなく、冷たい拒絶の言葉だった。
王子アルフォンスの婚姻相手として選ばれたレイチェル・ウィンザー。しかし彼女は、王妃としての立場を与えられながらも、夫からも宮廷からも冷遇され、孤独な日々を強いられる。王の寵愛はすべて聖女ミレイユに注がれ、王宮の権力は彼女の手に落ちていった。侮蔑と屈辱に耐える中、レイチェルは誇りを失わず、密かに反撃の機会をうかがう。
そんな折、隣国の公爵アレクサンダーが彼女の前に現れる。「君の目はまだ死んでいないな」――その言葉に、彼女の中で何かが目覚める。彼はレイチェルに自由と新たな未来を提示し、密かに王宮からの脱出を計画する。
レイチェルが去ったことで、王宮は急速に崩壊していく。聖女ミレイユの策略が暴かれ、アルフォンスは自らの過ちに気づくも、時すでに遅し。彼が頼るべき王妃は、もはや遠く、隣国で新たな人生を歩んでいた。
「お願いだ……戻ってきてくれ……」
王国を失い、誇りを失い、全てを失った王子の懇願に、レイチェルはただ冷たく微笑む。
「もう遅いわ」
愛のない結婚を捨て、誇り高き未来へと進む王妃のざまぁ劇。
裏切りと策略が渦巻く宮廷で、彼女は己の運命を切り開く。
これは、偽りの婚姻から真の誓いへと至る、誇り高き王妃の物語。
砕けた愛
篠月珪霞
恋愛
新婚初夜に男に襲われた公爵令嬢エヴリーヌは、不義密通の罪を被せられた。反逆罪に問われた彼女の一族は処刑されるが、気付くと時間が巻き戻っていた。
あなたへの愛? そんなものとうに、砕け散ってしまいました。
旦那様に愛されなかった滑稽な妻です。
アズやっこ
恋愛
私は旦那様を愛していました。
今日は三年目の結婚記念日。帰らない旦那様をそれでも待ち続けました。
私は旦那様を愛していました。それでも旦那様は私を愛してくれないのですね。
これはお別れではありません。役目が終わったので交代するだけです。役立たずの妻で申し訳ありませんでした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる