親衛隊総隊長殿は今日も大忙しっ!

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どうかしたんですか?

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「? どうかしたんですか?」


千春の視線に首を傾げる泉に着物姿の小さな男の子は仮面ごしに目を向ける。


『………(ジー)』

「! 千春くん!? あれって仁くんじゃないかな?」


「うん、仁だね…。早いね。もう調べ終わったのかな」


千春がパシリにした不良くん楓を連れて仁がこちらへ向かってくるのを千春も仁たちの元へ向かう。


残された仮面の男の子と泉の二人。


『…………』

「すみません。口調が戻ってることに気づきませんでした」



『………』


「え?いつ記憶を思い出したんだって?

千春様と再会したときですよ。山神様が千春様と再会すると同時に記憶を思い出すよう術を俺に施したんです」


『………』


「確かに、俺と千春様が会うのは山神様の配慮で必然のことでしたが、その後のことはサポートするよう仰せ遣ったんです。

人間界に生まれ落ちることに少し不安はありましたけど、俺の…人間界での兄貴たちや親父も母さんもみんな優しいです。


…千春様も人嫌いが治ればいいんですけど」



泉は困ったように笑った。
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