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奈桜は俺の親友なんだ!
しおりを挟む「差別ー?」
「差別はダメなんだぞっ」
「「「………………」」」
「紫苑、これは差別云々じゃなくてだな…」
「奈桜は俺の親友なんだ!なのに、そんなこと言うなんて!悠なんか嫌いだ!!」
「ま、待て!これはっ」
必死に弁明する会長は非常に滑稽だった。
そんなときだった。
今まで静まり返っていた食堂に微かにざわつき始めた。赤や金髪、緑や青。茶髪、ピアスじゃらじゃら付けた集団が入ってきたのは――…。
「あっ!ハ~ルーーっっ!!!」
そして、そんな柄の悪そうな集団の先頭を歩いてた金髪の男に駆け寄った途端、飛び込む勢いでドンッ!と抱き着いたのは他でもない山田だった。
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