14 / 47
蘭くん 後編 ~フ〇ラ/中出し~
しおりを挟む
宇佐美とデートに行ってから、数日経ったが蘭の心はモヤモヤしたままだった。そのため、仕事場で宇佐美とあっても業務連絡で終わってしまう。宇佐美がもっと話しそうにしてても蘭は避けてしまっていた。
「はぁ…」
ため息をついた蘭のそばに青龍が擦り寄る。蘭はそれに気づくとしゃがんで青龍の頭を撫でた。
「青龍、俺どうしよう…」
蘭がそう言うと、青龍はニャーと泣いて蘭のそばから離れて行った。蘭はどこへ行きのかと青龍をじっと見ていると、ニャーと鳴きながら部屋を歩き回る。しばらくすると、青龍とは違う鳴き声がして一匹の猫が部屋の高いところから降りてきた。
「朱雀」
猫は基本的に登るのは得意なのだが、降りるのは苦手だ。しかし、朱雀はそんなの御構い無しで、軽やかに降りてきた。青龍は降りてきた朱雀にすり寄る。
「仲良いな、お前ら」
ニャー
青龍は蘭に見せつけるように朱雀とベタベタする。人がこんなに悩んでいるのにと蘭は少しムッとした。
宇佐美が嫌いなわけではない。むしろ好きだ。キスも嫌だったわけではない。突き飛ばしたのは、びっくりして、混乱してしまったからだ。
まだ、蘭の唇にはキスの感覚が残っている。
「宇佐美さんの唇柔らかかったな…」
「蘭くん」
「は、はい!」
蘭はびっくりして後ろを向く。そこにいたのは宇佐美だった。聞かれたかもしれないと蘭は冷や汗をかく。
「…店長が呼んでるよ」
「はい」
どうやら聞かれてはいなかったようだと蘭は思い、安心した。蘭は宇佐美の横を通り、部屋を出る。宇佐美の顔がほのかに紅かったことに気づかずに。
深夜0:00。蘭はそろそろ寝ようと思い、青龍を抱っこして布団に入る。猫カフェの従業員は猫が持って帰れる者がローテーションで連れて帰り、面倒を見ることになっている。蘭は一人暮らしでペット可のアパートに住んでいるため、猫を連れて帰っていた。今日の蘭の担当は青龍だ。
~♪
蘭が目を瞑ったタイミングで着信音が鳴り響いた。蘭は少しムッとしながら、誰からなのか確認せずに電話に出た。
『もしもし、蘭くん!?』
「宇佐美さん!?」
心の準備ができていなかった蘭は思わず声が裏返ってしまった。宇佐美からだとは思わなかったのだ。
「宇佐美さん、こんな夜中にどうしたんですか?」
『す、朱雀が居なくなったんだ!!』
「え!?」
いつもは静かな声色の宇佐美がとても焦っているのが電話越しにわかった。
『朱雀を1回だけ蘭くんに預かってもらったことがあったから、そっち行ってないかと思って!』
「すいません、朱雀は来てないです!俺も探しますね!」
『ごめん、ありがとう!』
蘭はすぐさま寝間着を着替えて、家を出ようと玄関を開けた。
ニャー
「…すいません、宇佐美さん。朱雀ここに居ます」
玄関の前には朱雀が居た。待ってましたとばかりに部屋の中に入っていく。
『え!?何処にいたの!?』
「俺の家の前で待ってたみたいです」
『そっか、良かった…。とりあえず、蘭くんの家に向かうね』
ブチッ
「ん?宇佐美さん、今うちに来るって…」
蘭の顔から血の気が引いた。どうしてすぐさま断らなかったんだと頭を抱える。キスされてからまともに話していないのに、家で2人っきり(猫がいるが)なんて耐えられるはずもない。
「あ、掃除!」
蘭は思い出したように急いで部屋の中を片付け始める。青龍と朱雀はそんな蘭の様子をくっついて見いていた。
「こんばんわ」
「こ、こんばんわ。どうぞ」
宇佐美は蘭との電話からおおよそ15分くらいで蘭の家にきた。その早さに蘭は驚いたが、掃除はギリギリあらかた済んだのでとりあえず良しだ。
宇佐美を部屋に上げて、朱雀を抱き上げる。
「朱雀!」
宇佐美は朱雀を撫で回す。朱雀は嬉しそうな表情をしていた。
「ごめんね。蘭くん。朱雀はあんまり外に出ないから油断してて」
「良いですよ。きっと、朱雀は青龍に会いたかったんですよ」
プイッ
蘭が視線を合わせると朱雀は逸らした。まだ少し懐いてくれてはいないのかと蘭は肩を落とす。
「…僕も、蘭くんに会いたかった」
「え?」
小さな声で宇佐美は呟いた。
「蘭くんのこと諦められなくて…。ごめんね」
顔を伏せる宇佐美に蘭は慌てる。
「あの時はびっくりしちゃって!突き飛ばしてごめんなさい!」
蘭が頭を下げると宇佐美は伏せていた顔を上げて驚いた。
「嫌じゃなかったの?」
「はい。むしろ、良かったなって//」
「それって…」
「…俺、宇佐美さんの事好きなのかもしれないです」
ボロボロッ
「え!?」
宇佐美の目から大粒の涙が流れ始めた。その涙は宇佐美の服を濡らしていく。
「どうしたんですか?俺、何か気に触ることでも?」
「違うんだ。僕、昔からゲイで、しかも、好きな人みんなノンケだったから叶うことのない恋ばかりで今回嫌われて終わりだって思ってたんだ。ひっく…だから、嬉しくて。僕も蘭くんが大好き」
涙を流しながら笑顔でそう言った宇佐美に蘭は思わずキスをした。深く深くキスをした。
「ん…ふぁ…ん…」
「宇佐美さんの恋が叶わなわなかったのは、きっと俺と結ばれるためです」
蘭の言葉に宇佐美は目を丸くしたあと、そうだねっと笑顔で言った。
「宇佐美さん、俺、男とは初めてなんですけど大丈夫ですか?」
「え?大丈夫だけど、僕が下?」
見た目的には、小柄な蘭より宇佐美の方がタチに見える。
「俺、ネコが大好きですから。ん」
蘭は宇佐美にキスして、その勢いでベットに押し倒した。その衝撃にびっくりしてか青龍と朱雀は自分たちのために用意されたクッションに行った。
「もう、強引なんだから」
呆れたように目を瞑って身を委ねる宇佐美に蘭は興奮した。蘭は宇佐美の着ていたタートルネックをめくって乳首を触る。
「ん//あ…ん…んっ」
「男も乳首感じるんですね。良かった」
舌で唇を舐める蘭は艶かしく、宇佐美は顔を赤面させた。顔が熱くなっていく感覚に思わず手で顔を隠した。
「宇佐美さん?」
「…蘭くん、カッコ良すぎだよ/////」
「な/////」
そんなこと言われるとは思わなかった蘭も赤面してしまった。しかし、そんなことよりも蘭は宇佐美の顔を見たかった。蘭は宇佐美の手首を掴むと上に持って行き、片手で固定した。
「ら、蘭くん!恥ずかしい//」
「俺、宇佐美さんの顔見たいんです」
「あっ/////」
蘭は宇佐美の乳首を口に入れて、舌でコロコロ転がした。
ちゅ…ちゅっ
「蘭くん、恥ずかしい//ん、あ」
「そんな姿が最高に可愛いです」
蘭の手は宇佐美の体を弄るように動き、下に降りていく。
カチャカチャ
蘭は少し苦戦しながらズボンのベルトを外した。パンツの上から宇佐美のペ〇スを触る。
「はぁ、ん…あぁ…ン/////」
「宇佐美さんのペ〇ス、濡れて来ましたよ」
「ら、んくん、パン、ツ濡れちゃ/////」
「あ、そうですね。宇佐美さん、ドロドロですもんね。自分で脱いで下さい」
蘭は宇佐美から離れる。宇佐美は自分のパンツに手をかけるとゆっくりと脱いで行った。その姿を蘭は舐めるように見つめる。
「そんなに見ないで//」
「宇佐美さん、可愛いから。つい」
宇佐美はその言葉に顔をさらに紅くする。蘭は視線を逸らさない。宇佐美はパンツを全部脱いで体育座りをした。
「それじゃ、見えないですよ」
「見えないようにしてるの/////」
蘭は宇佐美に近づくと宇佐美の膝を持って思いっきり開いた。宇佐美のペ〇スはもう勃っており、その姿が蘭の前にあらわになってしまった。
「これでよく見えますね、ん」
「ふぁああ/////ん、ああ、ん」
蘭は宇佐美のペ〇スを咥えた。先の方を舌でほじくる様にグリグリし、時々裏筋を丁寧に舐める。
「ら、んく、ほんと、はじめてぇなの/////」
「はじめてふぇすよ。じふんがされふぇきもちひひことしてふぁす」
「そこで、しゃべらないでぇぇ/////」
蘭はどんどん激しくフ〇ラしていく。宇佐美はもうイってしまいそうだった。
「もう、イっ」
「いいれふよ」
「あぁあああ/////」
一際大きい喘声を上げて宇佐美はイった。
「はぁ…はぁ、はぁ…ら、らんくん?口の中に?だ、出して!」
蘭の口の中に出したのだと理解した宇佐美は蘭に出すように言った。だが、蘭は首を振り、再び宇佐美の股間に顔を埋めた。
「らんく…ん/////」
蘭は宇佐美の穴にさっき口の中に入れた精液を垂らす。そして、指を入れた。
「んあああ/////らん、くん/////ああ/////」
「宇佐美さん、超エロいですね//」
蘭はゆっくりと指を増やしていく。拙い指の動きだが、宇佐美は快楽を感じていた。
「ああぁあ////」
「宇佐美さん、俺、よくわかんないんですけど、もう挿れていいですか?エロカワの宇佐美さん見てたら我慢できません」
宇佐美はコクコクと必死にうなづいた。蘭は宇佐美の穴から指を抜いて、自身のペ〇スを取り出した。
「うわぁ/////」
「宇佐美さん、すっごい期待した顔」
クスッと笑う蘭に宇佐美は顔を腕に埋めた。
「挿れますね」
「うん…あぁ、ふ、ンあああ/////」
蘭は容赦なく宇佐美の中にペ〇スを挿れていく。全部入ったと思ったら蘭はすぐさま動いた。
「ん、はぁ、ああああン/////ふぁ、んあ/////」
「宇佐美さん、気持ちいい、はぁ」
「らぁんくんん/////」
「宇佐美さん」
お互い名前を呼びながらピストンを繰り返していく。宇佐美は布団を掴み、気持ちよさそうに喘ぎ、蘭は快楽と宇佐美に夢中になっていた。
「宇佐美さん、中に出していいですか?//」
「いいよぉ///っああぁあ、んあああああ/////」
蘭は宇佐美の中に精液を出す。しかし、宇佐美はまだイッていない。蘭はペ〇スを宇佐美から抜くと、自分と宇佐美のペ〇スを合わせて握り、上下に擦り始めた。
「んはぁあ/////らんく、イッちゃう/////」
「はぁ、俺も//」
「ふぁああああ/////」
「くっ…//」
2人は蘭の手に精液を撒き散らしながら、イった。2人とも疲れてグッタリとする。
「すいません、調子に乗りすぎました…」
「え?ううん、ちょっとびっくりしたけど大丈夫。蘭くんってその…事情の時、性格変わっちゃうんだね//」
「そんな俺は嫌いですか?」
不安そうな顔で宇佐美に問う蘭の可愛さに宇佐美はキュンとなった。さっきのSEX中の蘭とのギャップにやられてしまった。
「…むしろ、ギャップ萌えかな/////かっこよかった」
「宇佐美さん!」
蘭は宇佐美に抱きつく。宇佐美は笑顔でそれを受け止めて、頭を撫でた。
ニャー
そんな2人のそばに青龍たちがきた。
「ごめんね、ベトベトだから今は触れないんだ//」
恥ずかしそうに言う宇佐美に蘭はクスッと笑う。
「お風呂入りましょうか」
「そうだね。青龍と朱雀も一緒に入る?」
ニャ"
水が嫌いな青龍は宇佐美から距離をとった。しかし、朱雀は動じない。
「青龍、お風呂気持ちいいから行こっか?」
「さっき入ったばかりなんでまだ暖かいと思いますよ」
「本当?ありがとう。蘭くん、ごめんだけど朱雀をお願いしていいかな?」
「はい!」
蘭は朱雀の方を向く。視線が合うだけで嫌な顔をする朱雀がなぜか視線を逸らさない。朱雀は蘭の下まで歩いて行くと尻尾でバシバシと蘭の体を叩いた。と言っても、猫の尻尾のため痛くない。
「朱雀、くすぐったいよ、わぁ!」
朱雀は蘭の胸に飛び込んできた。蘭は慌てて朱雀を抱く。
「朱雀?」
ニャー
満足そうに蘭の腕に抱かれる朱雀に蘭は嬉しくなる。蘭は朱雀の頭を撫でる。すると、朱雀は宇佐美に撫でられているかのように気持ちよさそうにした。蘭は嬉しくてたまらなかった。
「蘭くんー?」
「あ、はーい。今行きます!」
蘭は嬉しさでいっぱいの胸を宇佐美伝えようと朱雀と共に宇佐美と青龍が待っているお風呂場に向かった。
「はぁ…」
ため息をついた蘭のそばに青龍が擦り寄る。蘭はそれに気づくとしゃがんで青龍の頭を撫でた。
「青龍、俺どうしよう…」
蘭がそう言うと、青龍はニャーと泣いて蘭のそばから離れて行った。蘭はどこへ行きのかと青龍をじっと見ていると、ニャーと鳴きながら部屋を歩き回る。しばらくすると、青龍とは違う鳴き声がして一匹の猫が部屋の高いところから降りてきた。
「朱雀」
猫は基本的に登るのは得意なのだが、降りるのは苦手だ。しかし、朱雀はそんなの御構い無しで、軽やかに降りてきた。青龍は降りてきた朱雀にすり寄る。
「仲良いな、お前ら」
ニャー
青龍は蘭に見せつけるように朱雀とベタベタする。人がこんなに悩んでいるのにと蘭は少しムッとした。
宇佐美が嫌いなわけではない。むしろ好きだ。キスも嫌だったわけではない。突き飛ばしたのは、びっくりして、混乱してしまったからだ。
まだ、蘭の唇にはキスの感覚が残っている。
「宇佐美さんの唇柔らかかったな…」
「蘭くん」
「は、はい!」
蘭はびっくりして後ろを向く。そこにいたのは宇佐美だった。聞かれたかもしれないと蘭は冷や汗をかく。
「…店長が呼んでるよ」
「はい」
どうやら聞かれてはいなかったようだと蘭は思い、安心した。蘭は宇佐美の横を通り、部屋を出る。宇佐美の顔がほのかに紅かったことに気づかずに。
深夜0:00。蘭はそろそろ寝ようと思い、青龍を抱っこして布団に入る。猫カフェの従業員は猫が持って帰れる者がローテーションで連れて帰り、面倒を見ることになっている。蘭は一人暮らしでペット可のアパートに住んでいるため、猫を連れて帰っていた。今日の蘭の担当は青龍だ。
~♪
蘭が目を瞑ったタイミングで着信音が鳴り響いた。蘭は少しムッとしながら、誰からなのか確認せずに電話に出た。
『もしもし、蘭くん!?』
「宇佐美さん!?」
心の準備ができていなかった蘭は思わず声が裏返ってしまった。宇佐美からだとは思わなかったのだ。
「宇佐美さん、こんな夜中にどうしたんですか?」
『す、朱雀が居なくなったんだ!!』
「え!?」
いつもは静かな声色の宇佐美がとても焦っているのが電話越しにわかった。
『朱雀を1回だけ蘭くんに預かってもらったことがあったから、そっち行ってないかと思って!』
「すいません、朱雀は来てないです!俺も探しますね!」
『ごめん、ありがとう!』
蘭はすぐさま寝間着を着替えて、家を出ようと玄関を開けた。
ニャー
「…すいません、宇佐美さん。朱雀ここに居ます」
玄関の前には朱雀が居た。待ってましたとばかりに部屋の中に入っていく。
『え!?何処にいたの!?』
「俺の家の前で待ってたみたいです」
『そっか、良かった…。とりあえず、蘭くんの家に向かうね』
ブチッ
「ん?宇佐美さん、今うちに来るって…」
蘭の顔から血の気が引いた。どうしてすぐさま断らなかったんだと頭を抱える。キスされてからまともに話していないのに、家で2人っきり(猫がいるが)なんて耐えられるはずもない。
「あ、掃除!」
蘭は思い出したように急いで部屋の中を片付け始める。青龍と朱雀はそんな蘭の様子をくっついて見いていた。
「こんばんわ」
「こ、こんばんわ。どうぞ」
宇佐美は蘭との電話からおおよそ15分くらいで蘭の家にきた。その早さに蘭は驚いたが、掃除はギリギリあらかた済んだのでとりあえず良しだ。
宇佐美を部屋に上げて、朱雀を抱き上げる。
「朱雀!」
宇佐美は朱雀を撫で回す。朱雀は嬉しそうな表情をしていた。
「ごめんね。蘭くん。朱雀はあんまり外に出ないから油断してて」
「良いですよ。きっと、朱雀は青龍に会いたかったんですよ」
プイッ
蘭が視線を合わせると朱雀は逸らした。まだ少し懐いてくれてはいないのかと蘭は肩を落とす。
「…僕も、蘭くんに会いたかった」
「え?」
小さな声で宇佐美は呟いた。
「蘭くんのこと諦められなくて…。ごめんね」
顔を伏せる宇佐美に蘭は慌てる。
「あの時はびっくりしちゃって!突き飛ばしてごめんなさい!」
蘭が頭を下げると宇佐美は伏せていた顔を上げて驚いた。
「嫌じゃなかったの?」
「はい。むしろ、良かったなって//」
「それって…」
「…俺、宇佐美さんの事好きなのかもしれないです」
ボロボロッ
「え!?」
宇佐美の目から大粒の涙が流れ始めた。その涙は宇佐美の服を濡らしていく。
「どうしたんですか?俺、何か気に触ることでも?」
「違うんだ。僕、昔からゲイで、しかも、好きな人みんなノンケだったから叶うことのない恋ばかりで今回嫌われて終わりだって思ってたんだ。ひっく…だから、嬉しくて。僕も蘭くんが大好き」
涙を流しながら笑顔でそう言った宇佐美に蘭は思わずキスをした。深く深くキスをした。
「ん…ふぁ…ん…」
「宇佐美さんの恋が叶わなわなかったのは、きっと俺と結ばれるためです」
蘭の言葉に宇佐美は目を丸くしたあと、そうだねっと笑顔で言った。
「宇佐美さん、俺、男とは初めてなんですけど大丈夫ですか?」
「え?大丈夫だけど、僕が下?」
見た目的には、小柄な蘭より宇佐美の方がタチに見える。
「俺、ネコが大好きですから。ん」
蘭は宇佐美にキスして、その勢いでベットに押し倒した。その衝撃にびっくりしてか青龍と朱雀は自分たちのために用意されたクッションに行った。
「もう、強引なんだから」
呆れたように目を瞑って身を委ねる宇佐美に蘭は興奮した。蘭は宇佐美の着ていたタートルネックをめくって乳首を触る。
「ん//あ…ん…んっ」
「男も乳首感じるんですね。良かった」
舌で唇を舐める蘭は艶かしく、宇佐美は顔を赤面させた。顔が熱くなっていく感覚に思わず手で顔を隠した。
「宇佐美さん?」
「…蘭くん、カッコ良すぎだよ/////」
「な/////」
そんなこと言われるとは思わなかった蘭も赤面してしまった。しかし、そんなことよりも蘭は宇佐美の顔を見たかった。蘭は宇佐美の手首を掴むと上に持って行き、片手で固定した。
「ら、蘭くん!恥ずかしい//」
「俺、宇佐美さんの顔見たいんです」
「あっ/////」
蘭は宇佐美の乳首を口に入れて、舌でコロコロ転がした。
ちゅ…ちゅっ
「蘭くん、恥ずかしい//ん、あ」
「そんな姿が最高に可愛いです」
蘭の手は宇佐美の体を弄るように動き、下に降りていく。
カチャカチャ
蘭は少し苦戦しながらズボンのベルトを外した。パンツの上から宇佐美のペ〇スを触る。
「はぁ、ん…あぁ…ン/////」
「宇佐美さんのペ〇ス、濡れて来ましたよ」
「ら、んくん、パン、ツ濡れちゃ/////」
「あ、そうですね。宇佐美さん、ドロドロですもんね。自分で脱いで下さい」
蘭は宇佐美から離れる。宇佐美は自分のパンツに手をかけるとゆっくりと脱いで行った。その姿を蘭は舐めるように見つめる。
「そんなに見ないで//」
「宇佐美さん、可愛いから。つい」
宇佐美はその言葉に顔をさらに紅くする。蘭は視線を逸らさない。宇佐美はパンツを全部脱いで体育座りをした。
「それじゃ、見えないですよ」
「見えないようにしてるの/////」
蘭は宇佐美に近づくと宇佐美の膝を持って思いっきり開いた。宇佐美のペ〇スはもう勃っており、その姿が蘭の前にあらわになってしまった。
「これでよく見えますね、ん」
「ふぁああ/////ん、ああ、ん」
蘭は宇佐美のペ〇スを咥えた。先の方を舌でほじくる様にグリグリし、時々裏筋を丁寧に舐める。
「ら、んく、ほんと、はじめてぇなの/////」
「はじめてふぇすよ。じふんがされふぇきもちひひことしてふぁす」
「そこで、しゃべらないでぇぇ/////」
蘭はどんどん激しくフ〇ラしていく。宇佐美はもうイってしまいそうだった。
「もう、イっ」
「いいれふよ」
「あぁあああ/////」
一際大きい喘声を上げて宇佐美はイった。
「はぁ…はぁ、はぁ…ら、らんくん?口の中に?だ、出して!」
蘭の口の中に出したのだと理解した宇佐美は蘭に出すように言った。だが、蘭は首を振り、再び宇佐美の股間に顔を埋めた。
「らんく…ん/////」
蘭は宇佐美の穴にさっき口の中に入れた精液を垂らす。そして、指を入れた。
「んあああ/////らん、くん/////ああ/////」
「宇佐美さん、超エロいですね//」
蘭はゆっくりと指を増やしていく。拙い指の動きだが、宇佐美は快楽を感じていた。
「ああぁあ////」
「宇佐美さん、俺、よくわかんないんですけど、もう挿れていいですか?エロカワの宇佐美さん見てたら我慢できません」
宇佐美はコクコクと必死にうなづいた。蘭は宇佐美の穴から指を抜いて、自身のペ〇スを取り出した。
「うわぁ/////」
「宇佐美さん、すっごい期待した顔」
クスッと笑う蘭に宇佐美は顔を腕に埋めた。
「挿れますね」
「うん…あぁ、ふ、ンあああ/////」
蘭は容赦なく宇佐美の中にペ〇スを挿れていく。全部入ったと思ったら蘭はすぐさま動いた。
「ん、はぁ、ああああン/////ふぁ、んあ/////」
「宇佐美さん、気持ちいい、はぁ」
「らぁんくんん/////」
「宇佐美さん」
お互い名前を呼びながらピストンを繰り返していく。宇佐美は布団を掴み、気持ちよさそうに喘ぎ、蘭は快楽と宇佐美に夢中になっていた。
「宇佐美さん、中に出していいですか?//」
「いいよぉ///っああぁあ、んあああああ/////」
蘭は宇佐美の中に精液を出す。しかし、宇佐美はまだイッていない。蘭はペ〇スを宇佐美から抜くと、自分と宇佐美のペ〇スを合わせて握り、上下に擦り始めた。
「んはぁあ/////らんく、イッちゃう/////」
「はぁ、俺も//」
「ふぁああああ/////」
「くっ…//」
2人は蘭の手に精液を撒き散らしながら、イった。2人とも疲れてグッタリとする。
「すいません、調子に乗りすぎました…」
「え?ううん、ちょっとびっくりしたけど大丈夫。蘭くんってその…事情の時、性格変わっちゃうんだね//」
「そんな俺は嫌いですか?」
不安そうな顔で宇佐美に問う蘭の可愛さに宇佐美はキュンとなった。さっきのSEX中の蘭とのギャップにやられてしまった。
「…むしろ、ギャップ萌えかな/////かっこよかった」
「宇佐美さん!」
蘭は宇佐美に抱きつく。宇佐美は笑顔でそれを受け止めて、頭を撫でた。
ニャー
そんな2人のそばに青龍たちがきた。
「ごめんね、ベトベトだから今は触れないんだ//」
恥ずかしそうに言う宇佐美に蘭はクスッと笑う。
「お風呂入りましょうか」
「そうだね。青龍と朱雀も一緒に入る?」
ニャ"
水が嫌いな青龍は宇佐美から距離をとった。しかし、朱雀は動じない。
「青龍、お風呂気持ちいいから行こっか?」
「さっき入ったばかりなんでまだ暖かいと思いますよ」
「本当?ありがとう。蘭くん、ごめんだけど朱雀をお願いしていいかな?」
「はい!」
蘭は朱雀の方を向く。視線が合うだけで嫌な顔をする朱雀がなぜか視線を逸らさない。朱雀は蘭の下まで歩いて行くと尻尾でバシバシと蘭の体を叩いた。と言っても、猫の尻尾のため痛くない。
「朱雀、くすぐったいよ、わぁ!」
朱雀は蘭の胸に飛び込んできた。蘭は慌てて朱雀を抱く。
「朱雀?」
ニャー
満足そうに蘭の腕に抱かれる朱雀に蘭は嬉しくなる。蘭は朱雀の頭を撫でる。すると、朱雀は宇佐美に撫でられているかのように気持ちよさそうにした。蘭は嬉しくてたまらなかった。
「蘭くんー?」
「あ、はーい。今行きます!」
蘭は嬉しさでいっぱいの胸を宇佐美伝えようと朱雀と共に宇佐美と青龍が待っているお風呂場に向かった。
0
あなたにおすすめの小説
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる