勇者の称号？あーそんなの捨てたよ。

帝国に着いた さて何しよう？

理事長と話し合い？断れない！

しばらく歩いていると豪華な扉が見えてきた

エリオ「此処が理事長室になります」

5メートル間隔でシャンデリア　色々宝石をあてがわれたゴージャスな扉　金かけすぎだろバカなの？

エリオ「失礼します理事長 ローザ様とダインズ王子エイリム王子ノイル王子ラン王子をお連れしました」

理事長「副会長ご苦労様 よく来たね！ローザも久しぶりだね！その子がランくんかい？なんと見目麗しい子じゃないか！」

前から薄々感じてたけどなんか俺の見た目って男受けが良いらしい...知りたくなかったそんな情報...orz

ローザ「可愛いだろう？手は出すなよ？」

理事長「さすがに生徒に手は出せないよ...そんな事をしたらどうなるかくらい俺が一番分かってるよ」

さすが理事長！信頼できそう！wwww

理事長「自己紹介が遅れたね俺はレイト・ソイル 俺は前土帝で現土帝のグレンは俺の息子だよ！これから息子をよろしく頼むよランくん」

そっかぁグレンの父親か...って王道か！なんで異世界の学園の理事長は土属性が多いんだ！もう一度言わせてもらう！王道か！！wwww

藍「いえいえこちらこそお世話になりますそれに守ってもらう感じになりますし...」

レイト「グレンも認めているのだろう本人が良いと言ってるんだから使ってあげてくれ」

藍「分かりました」

レイト「それはそうと敬語は疲れるだろう？普通にしてくれて良いよ」

藍「マジか！サンキュー！」

レイト「さんきゅー？」

あー英語通じないのか...気を付けないとな

エイリム「ありがとうって意味だよ」

レイト「なるほど！俺もこれからは使わせてもらおう！」

英語の知識分け与えておくか

藍「今使ってた言葉は英語って言ってね...」

説明をして俺はあるものを渡す

藍「この飴を舐めるとその言葉の知識が手にはいるんだ時間あるときに舐めてね」

レイト「サンキュー！」

ふはっ　いきなりかよwwww

レイト「で.ランくん学園見学に来てくれたわけだけど どうせならもうテスト受けてみないかい？いつ来ても良いようにテストの準備はしてたんだ」

藍「うーん..パパンどうすればいい？」

ローザ「ランの好きなようにやれば良いと思うぞ？」

ふむ...

藍「なら今受ける！！

レイト「よし！じゃあ今すぐ行こう！」

どこに！？

レイト「ふふっ...そんなに不安に思わなくて良いよただの魔法練習場だ 今の時間なら一年が授業をしてるだろうけど人の目が気になるなら不視認結界を貼ろう」

心配してくれてるのか...

藍「うぅん大丈夫だよ！どうせ編入したらみんなに見られるしね！」

レイト「そっかじゃあ結界は貼らなくていいね！楽しみだなぁ異世界人の魔法が見れる機会が来るなんて本当に嬉しいよ！ありがとうねランくん」

あはは大袈裟だなぁそれはそうと俺異世界人なんて言ったっけ？

ローザ「あぁ...前に俺が言った使い魔の事もな」

なるほど！ならいいや！

レイト「そうだよ！！使い魔4体居るんだって！？普通は1体昔の勇者でも2体だったんだよ！？どうしてそんないっぱいいるの！？」

あー魔力の事は言ってないんだな...

藍「俺魔力無限だから使い魔に制限無いんだ...だから契約しようと思えば何体でも契約できる」

エイリム「それは初耳なんだけど～？」

ノイル「ボクも聞いてない...」

ダインズ「俺も聞いてねぇな...」

あれ～？言ってなかったっけ～？

レイトが口をパクパクさせて驚いていた

藍「どうしたの？」

レイト「堕天使ルシファーに熾天使セラフィムにフェンリルにサタンが居てまだ増やせるのかい！？......ローザ...」

ローザ「お前の言いたいことは分かるがランは守らないと他の国に渡ったら大変なことになるぞ力はあるがこの世界の常識に疎い俺達が守らないとな...」

レイト「そうだね...他の国に取られたら隷属化なんて事もあるからね...変態貴族に売られたりしたら...」

隷属に変態貴族...？むりむりむりむり！！こわ！絶対帝国から出ないようにしよう...

エイリム「そのためにボクたちや帝が居るんだよランはボクたちが必ず守る！あの勇者からだって！絶対に！」

ダインズ「当たり前だ！」

ノイル「勿論ランは守る！」

なんか涙出てきた...嬉しいような悲しいような...もう少し鍛えようかな...

そう思いながら歩いているといつの間にか魔法練習場についていた