41 / 116
41話 賢者のbreakfast
しおりを挟む
深い森の中に、朝日の木漏れ日が差し込んでくる。野宿の夜明けだ。
そんな中で俺様は、美女二人の寝顔を堪能しつつ……楽しい楽しいcooking time♪
「カンカンのフライパンにー♪(ばうっ!) 油を少々解いた卵をじゅわー♪(わんっ♪) 味の秘訣は四種のチーズ♪(うぉん!) ゴルゴンゾーラにモッツアレラ、パルミジャーノ・レッジャーノ♪(わんわんっ♪) クリームチーズも忘れない♪(わんっ!) 卵が半熟になったなら、ブレンドチーズをくるりんぱっ♪(わふぅっ♪)」
がるるも合いの手を入れてゴキゲンだ。綺麗に焼きあがったら盛り付けて、パセリとトマトソースで飾り付けー。うーん我ながらいい出来だぜ。
これだけじゃ足りないから、ベーコンベーグルにレタスサラダもつけましてっと。
「んあ……ハワード、おふぁよぉ~……」
「ふぁ……まだ少し眠いです……」
「Good morning! 俺様特製モーニングセットが出来上がったぞー♪」
―わふっ♪
がるると一緒に、お寝坊さんなハワードガールズへモーニングコール。いい香りに二人とも目が覚めてきたようだな。
「コーヒー淹れとくから、その間に身支度済ませておきな」
「んー、いつもありがと……ふぁぁぁぁ……」
「寝ずの番、よくできますね……」
「前にも言ったが、俺様は自己暗示で即座に寝起きが出来るんでな。その気になりゃ、数年は寝ずに過ごせるんだ」
「どんな体してんのあんた。いつも思うけど規格外と言うかなんと言うか……」
「ハワードだから仕方ないですね」
「生きてりゃ楽しい事がいっぱいあるんだ、寝てる暇なんかありゃしないぜ。それよか身支度済ませてきな、せっかくのモーニングが冷めちまうぜ」
二人にコーヒーを出して、breakfastのお時間だ。アツアツのチーズオムレツを食うなり、二人の目が見開かれる。
「美味しい! やっぱあんた料理上手いよね、悔しいけど私より上だわ」
「こう見えてシェフ並の腕前を持っているもんでね、御希望とあれば満貫全席も余裕だぜ」
「勇者パーティの頃は、交代で料理当番をされていたのでしたよね」
「ま、俺様があいつらに教えたからな。特にコハクは飲み込みがよかったぜ」
俺様のおかげでコハクもプロレベルの腕前を持ったからなぁ。カインを勇者に育てた事といい、俺様は人を教える才能にまであふれているようだ。自分が怖いぜ☆
「サブレナを出発して、今日で三日目ですか。もうすぐ目的地に着くのですよね」
「おう。ザナドゥはどうやら、俺様と海水浴デートがお望みのようだ。スリングショットの似合う美女でも用意してくれれば最高なんだがね」
連中が指定してきたのは、アザレア王国の海の玄関口、ラドラだ。
そこで俺様と決着つけるつもりのようだが、水着じゃなくて命をぽろりしちまっても知らねぇぞ。
「さぁて……俺様を誘うって事は、きちんとしたおもてなしを用意してんだろう? 期待させてもらうぜ、愛しのザナドゥさん」
◇◇◇
がるるを走らせ一時間、目的地のラドラが見えてきた。
アザレア王国南方に位置する、他国との貿易拠点となっている港町だ。大型船が停泊する港には、多くの貿易商たちが行き来するのが見えた。
街も津波や高潮対策で小高い丘に建てられていて、赤や黄色、緑に青と、カラフルに塗装された家々が並んでいる。うーん、パンキッシュな見た目の街だぜ。
ここは外国から来た芸術家が多く住んでいてな、そいつらが共同で街をアートに変える計画を立て、家々を綺麗にカラーリングしたのが始まりなんだとか。
「綺麗な場所だね。こんな所をザナドゥは荒らそうとしているんだ」
「アーティスト気取りで、自分達の芸術でも見せつけようって腹なんだろうさ。やるんなら、男心をくすぐるグラマーな女神様でも街一面に描いて欲しいもんだぜ」
「ザナドゥにそんな絵心があるはずありませんよ」
―わふっ
「おやおや、がるるまでため息つくとは。お前さん、美術品の価値分かるのかい。興味あるなら俺様がレクチャーしてやるよ、裸婦画でも描いてな」
「絵のチョイス考えなさいよ……大体あんた、教えられるほど絵心あんの?」
「甘く見るなよ、俺様はハワード・ロックだぜ?」
ってなわけで、二人を題材にかるーくラフ画を描いてやる。あっという間にできていくデッサンに、二人とも感心した顔になった。
「めっちゃ上手いじゃん! え、これ私? 実写より綺麗じゃん」
「そう言えば僧侶時代、教会にも油絵を何枚か描いて寄贈しましたよね。もれなく全裸の女神様を描いていましたが」
「そりゃあ創作意欲を引き出すのはいつの時代も裸の女だろう。男の裸なんざ描いても誰も得しねぇって」
ちなみに、教会に寄贈した絵は画商から数億ゴールドで買いたいって声が出る出来栄えだったんだぜ。いやー、俺様ってば本当に才能の塊で困っちゃうぜ。
「ねぇアマンダ、ハワードにできない事ってあんの?」
「私が知る限り、我慢と辛抱と自重くらいしかないですね」
「我慢や辛抱や自重なんかしてこんなの上手くならねぇって。やりたいことを我がままに挑戦しなくちゃ上手に歳を取れないぞ」
「ですがすぐに極めてしまいますから、すぐに飽きて長続きしないんですよね。もったいない」
「そりゃ、熟練度マックスのスキル何度も使ったって楽しくねぇじゃん。新しいスキルを極める方に舵取ったほうが楽しいって」
できる事が増えた方が人生楽しめるしな。今日は気分が乗ってるし、もう一枚描いてみるか。俺様は記憶力が良いんでね、知り合った美女は全員見ないで描けるんだ。
「そういや旅している時に、世話になった美女が居たなぁ。こう、きりっとした顔をしていて……んでもってボンキュッ……ボォォォォン! なボディの美女なんだよ」
「なんで下半身をそんな強調すんのさ。胸もデカいのが腹立つけど」
「この方は……あの方ですか」
「おっ、流石はアマンダたん。やっぱ気付いたか。そうさ、彼女はアザレア王国が誇る師玉の美女、その名も」
「貴様ら、そこで何をしている」
往来のど真ん中で絵なんか描いてたせいか、憲兵さんに声をかけられちゃった。
平謝りしようと顔を上げたら、意外や意外、憲兵ではなく王国近衛兵団の人ではありませんか。しかも、ただの近衛兵様じゃない。
俺様の描いた絵にそっくりな、最高の美女だ。
艶やかな銀髪、凛とした空気を纏うクールな顔立ち、黒い宝石を嵌めたペンダントが彩る豊かな胸。そして鎧で覆っていても分かってしまう……安産体形が特徴のナイスバディ!
「もしかして君は」
「……まさか、お前は!」
俺様を見るなり彼女は、剣を抜いた。
「なぜ、なぜ貴様がここに居る! ハワード・ロック!」
「そいつは俺様のセリフだぜキティ! 王国近衛兵団長、セピアちゃーん!」
そんな中で俺様は、美女二人の寝顔を堪能しつつ……楽しい楽しいcooking time♪
「カンカンのフライパンにー♪(ばうっ!) 油を少々解いた卵をじゅわー♪(わんっ♪) 味の秘訣は四種のチーズ♪(うぉん!) ゴルゴンゾーラにモッツアレラ、パルミジャーノ・レッジャーノ♪(わんわんっ♪) クリームチーズも忘れない♪(わんっ!) 卵が半熟になったなら、ブレンドチーズをくるりんぱっ♪(わふぅっ♪)」
がるるも合いの手を入れてゴキゲンだ。綺麗に焼きあがったら盛り付けて、パセリとトマトソースで飾り付けー。うーん我ながらいい出来だぜ。
これだけじゃ足りないから、ベーコンベーグルにレタスサラダもつけましてっと。
「んあ……ハワード、おふぁよぉ~……」
「ふぁ……まだ少し眠いです……」
「Good morning! 俺様特製モーニングセットが出来上がったぞー♪」
―わふっ♪
がるると一緒に、お寝坊さんなハワードガールズへモーニングコール。いい香りに二人とも目が覚めてきたようだな。
「コーヒー淹れとくから、その間に身支度済ませておきな」
「んー、いつもありがと……ふぁぁぁぁ……」
「寝ずの番、よくできますね……」
「前にも言ったが、俺様は自己暗示で即座に寝起きが出来るんでな。その気になりゃ、数年は寝ずに過ごせるんだ」
「どんな体してんのあんた。いつも思うけど規格外と言うかなんと言うか……」
「ハワードだから仕方ないですね」
「生きてりゃ楽しい事がいっぱいあるんだ、寝てる暇なんかありゃしないぜ。それよか身支度済ませてきな、せっかくのモーニングが冷めちまうぜ」
二人にコーヒーを出して、breakfastのお時間だ。アツアツのチーズオムレツを食うなり、二人の目が見開かれる。
「美味しい! やっぱあんた料理上手いよね、悔しいけど私より上だわ」
「こう見えてシェフ並の腕前を持っているもんでね、御希望とあれば満貫全席も余裕だぜ」
「勇者パーティの頃は、交代で料理当番をされていたのでしたよね」
「ま、俺様があいつらに教えたからな。特にコハクは飲み込みがよかったぜ」
俺様のおかげでコハクもプロレベルの腕前を持ったからなぁ。カインを勇者に育てた事といい、俺様は人を教える才能にまであふれているようだ。自分が怖いぜ☆
「サブレナを出発して、今日で三日目ですか。もうすぐ目的地に着くのですよね」
「おう。ザナドゥはどうやら、俺様と海水浴デートがお望みのようだ。スリングショットの似合う美女でも用意してくれれば最高なんだがね」
連中が指定してきたのは、アザレア王国の海の玄関口、ラドラだ。
そこで俺様と決着つけるつもりのようだが、水着じゃなくて命をぽろりしちまっても知らねぇぞ。
「さぁて……俺様を誘うって事は、きちんとしたおもてなしを用意してんだろう? 期待させてもらうぜ、愛しのザナドゥさん」
◇◇◇
がるるを走らせ一時間、目的地のラドラが見えてきた。
アザレア王国南方に位置する、他国との貿易拠点となっている港町だ。大型船が停泊する港には、多くの貿易商たちが行き来するのが見えた。
街も津波や高潮対策で小高い丘に建てられていて、赤や黄色、緑に青と、カラフルに塗装された家々が並んでいる。うーん、パンキッシュな見た目の街だぜ。
ここは外国から来た芸術家が多く住んでいてな、そいつらが共同で街をアートに変える計画を立て、家々を綺麗にカラーリングしたのが始まりなんだとか。
「綺麗な場所だね。こんな所をザナドゥは荒らそうとしているんだ」
「アーティスト気取りで、自分達の芸術でも見せつけようって腹なんだろうさ。やるんなら、男心をくすぐるグラマーな女神様でも街一面に描いて欲しいもんだぜ」
「ザナドゥにそんな絵心があるはずありませんよ」
―わふっ
「おやおや、がるるまでため息つくとは。お前さん、美術品の価値分かるのかい。興味あるなら俺様がレクチャーしてやるよ、裸婦画でも描いてな」
「絵のチョイス考えなさいよ……大体あんた、教えられるほど絵心あんの?」
「甘く見るなよ、俺様はハワード・ロックだぜ?」
ってなわけで、二人を題材にかるーくラフ画を描いてやる。あっという間にできていくデッサンに、二人とも感心した顔になった。
「めっちゃ上手いじゃん! え、これ私? 実写より綺麗じゃん」
「そう言えば僧侶時代、教会にも油絵を何枚か描いて寄贈しましたよね。もれなく全裸の女神様を描いていましたが」
「そりゃあ創作意欲を引き出すのはいつの時代も裸の女だろう。男の裸なんざ描いても誰も得しねぇって」
ちなみに、教会に寄贈した絵は画商から数億ゴールドで買いたいって声が出る出来栄えだったんだぜ。いやー、俺様ってば本当に才能の塊で困っちゃうぜ。
「ねぇアマンダ、ハワードにできない事ってあんの?」
「私が知る限り、我慢と辛抱と自重くらいしかないですね」
「我慢や辛抱や自重なんかしてこんなの上手くならねぇって。やりたいことを我がままに挑戦しなくちゃ上手に歳を取れないぞ」
「ですがすぐに極めてしまいますから、すぐに飽きて長続きしないんですよね。もったいない」
「そりゃ、熟練度マックスのスキル何度も使ったって楽しくねぇじゃん。新しいスキルを極める方に舵取ったほうが楽しいって」
できる事が増えた方が人生楽しめるしな。今日は気分が乗ってるし、もう一枚描いてみるか。俺様は記憶力が良いんでね、知り合った美女は全員見ないで描けるんだ。
「そういや旅している時に、世話になった美女が居たなぁ。こう、きりっとした顔をしていて……んでもってボンキュッ……ボォォォォン! なボディの美女なんだよ」
「なんで下半身をそんな強調すんのさ。胸もデカいのが腹立つけど」
「この方は……あの方ですか」
「おっ、流石はアマンダたん。やっぱ気付いたか。そうさ、彼女はアザレア王国が誇る師玉の美女、その名も」
「貴様ら、そこで何をしている」
往来のど真ん中で絵なんか描いてたせいか、憲兵さんに声をかけられちゃった。
平謝りしようと顔を上げたら、意外や意外、憲兵ではなく王国近衛兵団の人ではありませんか。しかも、ただの近衛兵様じゃない。
俺様の描いた絵にそっくりな、最高の美女だ。
艶やかな銀髪、凛とした空気を纏うクールな顔立ち、黒い宝石を嵌めたペンダントが彩る豊かな胸。そして鎧で覆っていても分かってしまう……安産体形が特徴のナイスバディ!
「もしかして君は」
「……まさか、お前は!」
俺様を見るなり彼女は、剣を抜いた。
「なぜ、なぜ貴様がここに居る! ハワード・ロック!」
「そいつは俺様のセリフだぜキティ! 王国近衛兵団長、セピアちゃーん!」
0
あなたにおすすめの小説
もふもふと始めるゴミ拾いの旅〜何故か最強もふもふ達がお世話されに来ちゃいます〜
双葉 鳴
ファンタジー
「ゴミしか拾えん役立たずなど我が家にはふさわしくない! 勘当だ!」
授かったスキルがゴミ拾いだったがために、実家から勘当されてしまったルーク。
途方に暮れた時、声をかけてくれたのはひと足先に冒険者になって実家に仕送りしていた長兄アスターだった。
ルークはアスターのパーティで世話になりながら自分のスキルに何ができるか少しづつ理解していく。
駆け出し冒険者として少しづつ認められていくルーク。
しかしクエストの帰り、討伐対象のハンターラビットとボアが縄張り争いをしてる場面に遭遇。
毛色の違うハンターラビットに自分を重ねるルークだったが、兄アスターから引き止められてギルドに報告しに行くのだった。
翌朝死体が運び込まれ、素材が剥ぎ取られるハンターラビット。
使われなくなった肉片をかき集めてお墓を作ると、ルークはハンターラビットの魂を拾ってしまい……変身できるようになってしまった!
一方で死んだハンターラビットの帰りを待つもう一匹のハンターラビットの助けを求める声を聞いてしまったルークは、その子を助け出す為兄の言いつけを破って街から抜け出した。
その先で助け出したはいいものの、すっかり懐かれてしまう。
この日よりルークは人間とモンスターの二足の草鞋を履く生活を送ることになった。
次から次に集まるモンスターは最強種ばかり。
悪の研究所から逃げ出してきたツインヘッドベヒーモスや、捕らえられてきたところを逃げ出してきたシルバーフォックス(のちの九尾の狐)、フェニックスやら可愛い猫ちゃんまで。
ルークは新しい仲間を募り、一緒にお世話するブリーダーズのリーダーとしてお世話道を極める旅に出るのだった!
<第一部:疫病編>
一章【完結】ゴミ拾いと冒険者生活:5/20〜5/24
二章【完結】ゴミ拾いともふもふ生活:5/25〜5/29
三章【完結】ゴミ拾いともふもふ融合:5/29〜5/31
四章【完結】ゴミ拾いと流行り病:6/1〜6/4
五章【完結】ゴミ拾いともふもふファミリー:6/4〜6/8
六章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(道中):6/8〜6/11
七章【完結】もふもふファミリーと闘技大会(本編):6/12〜6/18
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
辺境薬術師のポーションは至高 騎士団を追放されても、魔法薬がすべてを解決する
鶴井こう
ファンタジー
【書籍化しました】
余分にポーションを作らせ、横流しして金を稼いでいた王国騎士団第15番隊は、俺を追放した。
いきなり仕事を首にされ、隊を後にする俺。ひょんなことから、辺境伯の娘の怪我を助けたことから、辺境の村に招待されることに。
一方、モンスターたちのスタンピードを抑え込もうとしていた第15番隊。
しかしポーションの数が圧倒的に足りず、品質が低いポーションで回復もままならず、第15番隊の守備していた拠点から陥落し、王都は徐々にモンスターに侵略されていく。
俺はもふもふを拾ったり農地改革したり辺境の村でのんびりと過ごしていたが、徐々にその腕を買われて頼りにされることに。功績もステータスに表示されてしまい隠せないので、褒賞は甘んじて受けることにしようと思う。
『捨てられシスターと傷ついた獣の修繕日誌』~「修理が遅い」と追放されたけど、DIY知識チートで壊れた家も心も直して、幸せな家庭を築きます
エリモコピコット
ファンタジー
【12/6 日間ランキング17位!】
「魔法で直せば一瞬だ。お前の手作業は時間の無駄なんだよ」
そう言われて勇者パーティを追放されたシスター、エリス。
彼女の魔法は弱く、派手な活躍はできない。 けれど彼女には、物の声を聞く『構造把握』の力と、前世から受け継いだ『DIY(日曜大工)』の知識があった。
傷心のまま辺境の村「ココン」に流れ着いた彼女は、一軒のボロ家と出会う。 隙間風だらけの壁、腐りかけた床。けれど、エリスは目を輝かせた。
「直せる。ここを、世界で一番温かい『帰る場所』にしよう!」
釘を使わない頑丈な家具、水汲み不要の自動ポンプ、冬でもポカポカの床暖房。
魔法文明が見落としていた「手間暇かけた技術」は、不便な辺境生活を快適な楽園へと変えていく。
やがてその温かい家には、 傷ついた銀髪の狼少女や、 素直になれないツンデレ黒猫、 人見知りな犬耳の鍛冶師が集まってきて――。
「エリス姉、あったか~い……」「……悔しいけど、この家から出られないわね」
これは、不器用なシスターが、壊れた家と、傷ついた心を修繕していく物語。 優しくて温かい、手作りのスローライフ・ファンタジー!
(※一方その頃、メンテナンス係を失った勇者パーティの装備はボロボロになり、冷たい野営で後悔の日々を送るのですが……それはまた別のお話)
荷物持ちを追放したら、酷い目にあった件について。
しばたろう
ファンタジー
無能だと思い込み、荷物持ちのレンジャーを追放した戦士アレクス。
しかし――
彼が切り捨てた仲間こそが、
実はパーティを陰で支えていたレアスキル持ちだった。
事実に気づいた時にはもう遅い。
道に迷い、魔獣に襲われ、些細な任務すらまともにこなせない。
“荷物持ちがいなくなった瞬間”から、
アレクスの日常は静かに崩壊していく。
短絡的な判断で、かけがえのない存在を手放した戦士。
そんな彼と再び肩を並べることになったのは――
美しいのに中二が暴走する魔法使い
ノー天気で鈍感な僧侶
そして天性の才を秘めた愛くるしい弟子レンジャー
かつての仲間たちと共に、アレクスはもう一度歩き出す。
自らの愚かさと向き合い、後悔し、懺悔し、それでも進むために。
これは、
“間違いを犯した男が、仲間と共に再び立ち上がる”
再生の物語である。
《小説家になろうにも投稿しています》
【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜
あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」
貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。
しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった!
失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する!
辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。
これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!
S級パーティを追放された無能扱いの魔法戦士は気ままにギルド職員としてスローライフを送る
神谷ミコト
ファンタジー
【祝!4/6HOTランキング2位獲得】
元貴族の魔法剣士カイン=ポーンは、「誰よりも強くなる。」その決意から最上階と言われる100Fを目指していた。
ついにパーティ「イグニスの槍」は全人未達の90階に迫ろうとしていたが、
理不尽なパーティ追放を機に、思いがけずギルドの職員としての生活を送ることに。
今までのS級パーティとして牽引していた経験を活かし、ギルド業務。ダンジョン攻略。新人育成。そして、学園の臨時講師までそつなくこなす。
様々な経験を糧にカインはどう成長するのか。彼にとっての最強とはなんなのか。
カインが無自覚にモテながら冒険者ギルド職員としてスローライフを送るである。
ハーレム要素多め。
※隔日更新予定です。10話前後での完結予定で構成していましたが、多くの方に見られているため10話以降も製作中です。
よければ、良いね。評価、コメントお願いします。励みになりますorz
他メディアでも掲載中。他サイトにて開始一週間でジャンル別ランキング15位。HOTランキング4位達成。応援ありがとうございます。
たくさんの誤字脱字報告ありがとうございます。すべて適応させていただきます。
物語を楽しむ邪魔をしてしまい申し訳ないですorz
今後とも応援よろしくお願い致します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる