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2羽目 モモイロインコのももさん
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「さ、今日も行くわよ。どうぶつ防衛隊出発!」
朝ご飯を食べてうとうとしているところに、ちゃこさんさんがやってきました。
あくびをしながら起き上がると、いつものようにちゃこさんさんが背中に乗ってきます。彼女いわく、私は部下だから隊長を乗せて歩くのがお仕事だそうでして。
「ぼんやりしてないで、ちゃきちゃき歩く。私が居ないと本当だめだめなんだから」
「そうですね、私ももう5歳ですし、きちんと見てくれる方が居ないとダメなお年頃ですから」
人間で言えば、私は44歳くらいでしょうか。若い頃に比べると流石に体力は落ちた気がしますね。
「何? 体調でも悪いの?」
「ええ、最近暑い日が続いてますから、ちょっとバテぎみでして」
「そう。ならあそこ行くわよ、八百屋。野菜でも食べて栄養取らないと」
「私の体を気遣ってくれてありがとうございます」
「そんなんじゃないわよ。ほら行く」
ちゃこさんさんは私の背から下りて、足早に先に向かってしまいます。ですが野菜を食べるにしても、商品を勝手に食べてはだめですよね?
八百屋さんに着くと、私の鼻に羽が乗りました。大きな風切り羽です。
「よく来たなお二人さん、歓迎するぜ」
頭の上から声がします。見上げると、バードスタンドに止まっている鳥さん、モモイロインコのももさんが迎えてくれました。
コルクを片足で掴んで、ごりごりと齧っています。いかに細く削っていくのかが楽しいそうですね。
「悪いが今ダディは仕事中でね、俺が代わりに要件を聞こう」
「今日はなんだか、格好いい話し方ですね」
「どうせ昨日海外の映画でも見たんでしょう?」
「ふ……ダーディ・ハレーは名作中の名作だ」
ももさんは映画が大好きなんです。ご主人様と一緒に映画を見た後は話し方が映画の影響を強く受けてしまうそうなのです。
「ちゃこ、べぇをあまり振り回してやるなよ? 犬は俺達鳥と違って歳を取るのが早い。当然衰えも早く来るものだぞ」
「鳥から目線で偉そうに」
「俺はこう見えて30歳だぞ。年長者は敬え」
モモイロインコは40年も生きるそうです。ももさんの今のご主人様は二代目になるそうですね。
私達犬は12年しか生きられませんから、ちょっとうらやましいですね。それだけ長くご主人様と一緒に居られるのですから。
「それでべぇよ、今日は何の用で来たんだ?」
「ちょっと、用があるのは私なの。このぼんくらが夏バテしてるみたいでさ、なんか体にいい物食わせてやってよ」
「ざっくりした依頼だな。だがいいだろう、犬を救わぬはハードボイルドの名折れ。ダディに頼んでやるさ」
ももさんはニヒルに笑います。鳥さんなのに格好良くて、ちょっと憧れちゃいますね。
『ぱーぱ♡ ちょーだい♡』
「ももちゃん、おやつかい? あれ、べぇとちゃこも来てたのか。みかんで良ければ食べてくかい?」
『みかんー♡ ちゅきちゅき♡』
「そっかそっか、ももちゃんみかん好きか。ちゃことべぇも待っててな」
『ぱーぱ♡ こちょこちょしてっ♡』
ご主人様に頭を差し出して、思い切りなでなでしてもらっています。ももさんは撫でられるのが大好きみたいで、頬や嘴のまわりを触られるとうっとりした顔になります。
「はいももちゃんにみかん。べぇとちゃこもどうぞ、仲良く分けるんだぞ」
ご厚意に甘えて、私達はみかんを堪能します。爽やかな酸味が疲れた体に染み渡りますね。
「美味しいか、そうか。大将には内緒だぞ? ももちゃんも引き続き看板インコよろしくな」
『はーいっ♡』
また撫でて貰って、ももさんは尾羽を広げて嬉しそうです。
「……どうだ、ダディが目利きしたみかんは美味かっただろう?」
「あんた、話し方統一したらどう?」
「ふ、オウムの処世術という奴さ。というよりマミーに教わった方法でしか人間と会話できないのだよ」
「人とお話が出来るのは凄いですよね。私達はももさんのようにお話できませんし……」
本当は私もご主人様と沢山お話ししたいのです。ですが私の言葉はご主人様には届きません。
私達動物の寿命は人よりずっと短い。だから出来るだけご主人様と長く一緒に居て、沢山遊んで、撫でて貰いたいんです。
「言葉を交わすだけが会話ではないだろう? お前が何を思っているのか、主人はきっと理解しているはずだぞ」
「ももさん……」
「俺達と違い、お前達は主人と居られる時間が少ない。だから生きているうちにたくさん甘えておくといい。甘えられて嬉しくない人間は居ないのだからな」
「あ、ももちゃんコルクをかじりきったんだね。凄いねーかっこいいねー」
『ぱぱっ♡ ぱぱっ♡』
ご主人様に褒められて、ももさんは大喜びです。
見ていて羨ましくなりますね。なんだか私も、ご主人様に思い切り撫でられたくなってきました。
「あほらし。みかんも貰ったし、帰りましょ」
ちゃこさんさんに小突かれて帰路につきます。心なしか、ちゃこさんさんの足が速いですね。
「別に私はなんとも思ってないから。別に家に帰って頭とか背中とか撫でられたいなんて、欠片も思ってないんだからねっ」
「私もご主人様にお腹を撫でて貰いたい気分ですね」
「だから違うんだって! あんたと居ると調子が狂っちゃうわね。……そうだ、ちょっと頭下げなさい」
「はい?」
頭を近づけると、ちゃこさんさんが額を舐めました。
毛づくろいでしょうか。でもちゃこさんさんは一舐めだけで帰ってしまいます。
「一緒に居られる時間が短いのは、人間だけじゃないんだからね」
そう言い残して、お家に戻ってしまいます。
ちゃこさんさんからの好意を感じつつ、ご主人様の下へ戻ります。丁度休憩をとられているのか、お店の前で伸びをしています。
「戻ってきたんだな。散歩おつかれさん」
ご主人様に撫でられ、ついつい尻尾が動いてしまいます。丁度甘えたい気分なので、足に体を擦りつけて、もっと撫でてとおねだりを。
私はもう5歳です、生きていられる時間は7年がせいぜいです。
犬にとってはあっという間に過ぎてしまう時間です。それにもし病気になったら? 足が動かなくなったら? 大好きなご主人様と遊べなくなってしまうのは、何よりも辛い事なのです。
ですからご主人様、どうか私を大事にしてください。私は一秒でも長くご主人様と一緒に居て、沢山の思い出を作りたいんです。
それが私の、たった一つの願い事です。
※モモイロインコ
オウム目オウム科に属する鳥類。オーストラリア原産。インコと名がついているが、冠羽が付いているため分類としてはオウムの仲間である。
性格は穏やかで甘えん坊。慣れると飼い主べったりになり、コンパニオンバードとして人気が高い。
ただし寿命が40年と非常に長く、飼育環境によっては60年にも上る。
朝ご飯を食べてうとうとしているところに、ちゃこさんさんがやってきました。
あくびをしながら起き上がると、いつものようにちゃこさんさんが背中に乗ってきます。彼女いわく、私は部下だから隊長を乗せて歩くのがお仕事だそうでして。
「ぼんやりしてないで、ちゃきちゃき歩く。私が居ないと本当だめだめなんだから」
「そうですね、私ももう5歳ですし、きちんと見てくれる方が居ないとダメなお年頃ですから」
人間で言えば、私は44歳くらいでしょうか。若い頃に比べると流石に体力は落ちた気がしますね。
「何? 体調でも悪いの?」
「ええ、最近暑い日が続いてますから、ちょっとバテぎみでして」
「そう。ならあそこ行くわよ、八百屋。野菜でも食べて栄養取らないと」
「私の体を気遣ってくれてありがとうございます」
「そんなんじゃないわよ。ほら行く」
ちゃこさんさんは私の背から下りて、足早に先に向かってしまいます。ですが野菜を食べるにしても、商品を勝手に食べてはだめですよね?
八百屋さんに着くと、私の鼻に羽が乗りました。大きな風切り羽です。
「よく来たなお二人さん、歓迎するぜ」
頭の上から声がします。見上げると、バードスタンドに止まっている鳥さん、モモイロインコのももさんが迎えてくれました。
コルクを片足で掴んで、ごりごりと齧っています。いかに細く削っていくのかが楽しいそうですね。
「悪いが今ダディは仕事中でね、俺が代わりに要件を聞こう」
「今日はなんだか、格好いい話し方ですね」
「どうせ昨日海外の映画でも見たんでしょう?」
「ふ……ダーディ・ハレーは名作中の名作だ」
ももさんは映画が大好きなんです。ご主人様と一緒に映画を見た後は話し方が映画の影響を強く受けてしまうそうなのです。
「ちゃこ、べぇをあまり振り回してやるなよ? 犬は俺達鳥と違って歳を取るのが早い。当然衰えも早く来るものだぞ」
「鳥から目線で偉そうに」
「俺はこう見えて30歳だぞ。年長者は敬え」
モモイロインコは40年も生きるそうです。ももさんの今のご主人様は二代目になるそうですね。
私達犬は12年しか生きられませんから、ちょっとうらやましいですね。それだけ長くご主人様と一緒に居られるのですから。
「それでべぇよ、今日は何の用で来たんだ?」
「ちょっと、用があるのは私なの。このぼんくらが夏バテしてるみたいでさ、なんか体にいい物食わせてやってよ」
「ざっくりした依頼だな。だがいいだろう、犬を救わぬはハードボイルドの名折れ。ダディに頼んでやるさ」
ももさんはニヒルに笑います。鳥さんなのに格好良くて、ちょっと憧れちゃいますね。
『ぱーぱ♡ ちょーだい♡』
「ももちゃん、おやつかい? あれ、べぇとちゃこも来てたのか。みかんで良ければ食べてくかい?」
『みかんー♡ ちゅきちゅき♡』
「そっかそっか、ももちゃんみかん好きか。ちゃことべぇも待っててな」
『ぱーぱ♡ こちょこちょしてっ♡』
ご主人様に頭を差し出して、思い切りなでなでしてもらっています。ももさんは撫でられるのが大好きみたいで、頬や嘴のまわりを触られるとうっとりした顔になります。
「はいももちゃんにみかん。べぇとちゃこもどうぞ、仲良く分けるんだぞ」
ご厚意に甘えて、私達はみかんを堪能します。爽やかな酸味が疲れた体に染み渡りますね。
「美味しいか、そうか。大将には内緒だぞ? ももちゃんも引き続き看板インコよろしくな」
『はーいっ♡』
また撫でて貰って、ももさんは尾羽を広げて嬉しそうです。
「……どうだ、ダディが目利きしたみかんは美味かっただろう?」
「あんた、話し方統一したらどう?」
「ふ、オウムの処世術という奴さ。というよりマミーに教わった方法でしか人間と会話できないのだよ」
「人とお話が出来るのは凄いですよね。私達はももさんのようにお話できませんし……」
本当は私もご主人様と沢山お話ししたいのです。ですが私の言葉はご主人様には届きません。
私達動物の寿命は人よりずっと短い。だから出来るだけご主人様と長く一緒に居て、沢山遊んで、撫でて貰いたいんです。
「言葉を交わすだけが会話ではないだろう? お前が何を思っているのか、主人はきっと理解しているはずだぞ」
「ももさん……」
「俺達と違い、お前達は主人と居られる時間が少ない。だから生きているうちにたくさん甘えておくといい。甘えられて嬉しくない人間は居ないのだからな」
「あ、ももちゃんコルクをかじりきったんだね。凄いねーかっこいいねー」
『ぱぱっ♡ ぱぱっ♡』
ご主人様に褒められて、ももさんは大喜びです。
見ていて羨ましくなりますね。なんだか私も、ご主人様に思い切り撫でられたくなってきました。
「あほらし。みかんも貰ったし、帰りましょ」
ちゃこさんさんに小突かれて帰路につきます。心なしか、ちゃこさんさんの足が速いですね。
「別に私はなんとも思ってないから。別に家に帰って頭とか背中とか撫でられたいなんて、欠片も思ってないんだからねっ」
「私もご主人様にお腹を撫でて貰いたい気分ですね」
「だから違うんだって! あんたと居ると調子が狂っちゃうわね。……そうだ、ちょっと頭下げなさい」
「はい?」
頭を近づけると、ちゃこさんさんが額を舐めました。
毛づくろいでしょうか。でもちゃこさんさんは一舐めだけで帰ってしまいます。
「一緒に居られる時間が短いのは、人間だけじゃないんだからね」
そう言い残して、お家に戻ってしまいます。
ちゃこさんさんからの好意を感じつつ、ご主人様の下へ戻ります。丁度休憩をとられているのか、お店の前で伸びをしています。
「戻ってきたんだな。散歩おつかれさん」
ご主人様に撫でられ、ついつい尻尾が動いてしまいます。丁度甘えたい気分なので、足に体を擦りつけて、もっと撫でてとおねだりを。
私はもう5歳です、生きていられる時間は7年がせいぜいです。
犬にとってはあっという間に過ぎてしまう時間です。それにもし病気になったら? 足が動かなくなったら? 大好きなご主人様と遊べなくなってしまうのは、何よりも辛い事なのです。
ですからご主人様、どうか私を大事にしてください。私は一秒でも長くご主人様と一緒に居て、沢山の思い出を作りたいんです。
それが私の、たった一つの願い事です。
※モモイロインコ
オウム目オウム科に属する鳥類。オーストラリア原産。インコと名がついているが、冠羽が付いているため分類としてはオウムの仲間である。
性格は穏やかで甘えん坊。慣れると飼い主べったりになり、コンパニオンバードとして人気が高い。
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