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70話 セレヴィの隠れた努力が照れくさい
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ガレオンはバルコニーで一息ついていた。
ただ一緒に食事をしただけなのに、セレヴィはとても嬉しそうにしていた。出会った頃よりもずっと、彼女は笑顔が増えている。
セレヴィのはしゃぐ姿を思い返すだけで、ガレオンも笑みが浮かぶ。改めて、セレヴィを魔界に連れてきてよかった。
「月が綺麗アルな」
「詩的だな。生憎隣は売約済みだ」
たまたま、アバドンが通りかかった。ハッカパイプを咥えて散歩の途中だったのだろう。
ほんの気まぐれに、ガレオンはアバドンへ「少し話さないか」と声を掛けた。ハッカパイプを吸いつつ、アバドンは彼の隣に立った。
「セレヴィの腕前が随分向上していたが、お前の仕業だろう」
「休みが合う時にあの娘からワタシの所来るだけアルヨ」
「ふん、熱心な奴だ。自己研鑽するのはまぁ、褒めてもいいがな」
「主様は素直じゃないアルな」
「ぬかせ」
セレヴィがガレオンのために努力している。それが分からない程鈍感な魔王ではない。アバドンとともにくつくつ笑い、ガレオンは指を鳴らした。
すると音を聞きつけ、夜勤メイドが駆け寄ってくる。そのメイドは……。
「あっ、ガレオン様! それにアバドン様、お二人がご一緒されるなんて珍しいですね」
ノアだった。失敗は多いものの、素直な頑張り屋でメイド達からの評判も上々だ。本人も騎士よりメイドに向いていたようで、楽しそうに仕事をしている様子だった。
「夜勤ご苦労。軽食を持ってこれるか」
「かしこまりましたっ。すぐにご用意しますねっ。お酒はいかがしますか?」
「ワタシ明日朝早いアル、ノンアルでお願いヨ」
「はいっ!」
ノアは小走りに、生ハムの盛り合わせとぶどうジュースの小瓶を持ってきた。ガレオンとアバドンはグラスを交わし、
「お前も少しつまむか?」
「いえ、使用人が主様の食事に同席するわけにはいきませんので。私はこちらで控えていますので、御用の際はお声掛けください」
「いい心がけだ。少しは爪の垢を煎じてマステマに飲ませてやりたいもんだ。お前を採用してよかったよ」
ノアはまんざらでもなさそうだ。褒める時は褒める、出来る上司の基本である。
「それで、ルシファーから何か連絡あったアルか?」
「状況は変わらず、だそうだ。ま、俺の軍の敵ではないがな」
ガレオンは生ハムを齧り、目下の問題について話した。
現在、魔界の四割がガレオンの手中にある。それに焦ったのか、残された魔王達が結託し、連合軍を結成してガレオン領に攻め込んでいるのだ。
しかし、元々プライドの高い魔王達だ。連携はまるで取れておらず、各々が好き勝手に暴れるだけ。その上、愚かな事に意見の食い違いから同士討ちまで始める始末だ。
加えてガレオンは密偵を送り、内部崩壊を促している。結託したと言っても繋がりはガタガタで、多勢の利点をまるで活かせていなかった。
よって、ガレオン側が圧倒的有利なまま状況が進んでいる。
「シトリーの時と同じく、幾人かの魔王は俺の手中に収めている。烏合の衆ごときにやられるわけがないだろう」
「攻め込めばルシファーの洗脳で味方が増えるアルし、戦争じゃなくて自滅合戦になってるアルな」
「恐らく、半分ほどはじきに俺の軍門へ下るだろう。だが、もう半分が最近妙な動きをしていてな」
ルシファーから一部の魔王達が、魔界の中央部にて活動しているとの報告を受けている。幾度か密偵を送るも、どうしても侵入できず情報を得られずにいるそうだ。
「魔界の中央部にあるのと言ったら、レトロマウンテンアルな。未だ手つかずの、未開の山アル。確かめぼしいのは何もないそうアルが」
「そこで大がかりな作戦を立てているんだろう、セキュリティだけはいっちょ前だよ。だが逆に、自分達の弱点を晒しているようなものだ。レトロマウンテンを叩けば、連中は沈黙する。シンプルな話だ。ま、暫くは下準備に費やすさ」
ガレオンは確実に自分が勝てる状況を作ってからでないと動かない。作戦一つ立てるにも、相手の情報を全部手にした上で、0,0001%でも相手が勝つ可能性を排除する慎重ぶりだ。
加えて支配後に反乱を起こさないよう、心身共に叩き潰すまで徹底的に攻撃する。行動前後に一切の慢心がないのだ。
無慈悲なまでに過激だが、ガレオンの背には幾万もの命がのしかかっている。彼らのためならば、ガレオンはいくらでも鬼になれる非情さを持っているのだ。
「現状は連合を切り崩す作業に入っている。連中の補給路を少しずつ断ち、ついでに相手が優勢だと誤情報を与えているんだ。一部の馬鹿どもはのっかって、湯水のように戦力を放出させているさ」
「気づいた頃には自軍の戦力は空っぽになってる寸法アルな、えぐいアル。攻撃を防ぎきる力があるのが前提の方法アル」
「武器は有効活用しないとな」
ガレオンは空を仰ぎ、長い息を吐いた。
計算上、連合への勝率は99%あるだろう。座しているだけで勝てるよう策を巡らせてある、それでも、たった1%の懸念が頭をよぎった。
レトロマウンテンは魔界でガレオンが把握していない、唯一の領域。そこに何か、ガレオンに対抗しうるオーパーツが眠っていても不思議ではない。
もし周りの者が聞けば、「考えすぎ」だと笑うだろう。だがヒガナのような存在が眠っているとも限らない。そんなのを使われれば、セレヴィに危機が及ぶのは想像に難くなかった。
……イナンナはガレオンの不手際で失った。セレヴィを得た今、二度と悲劇を繰り返したくない。セレヴィを死守するために、あらゆる手段を断行する。
セレヴィはガレオンの弱点ではあるが、彼女の存在が彼をより強くしていた。
ただ一緒に食事をしただけなのに、セレヴィはとても嬉しそうにしていた。出会った頃よりもずっと、彼女は笑顔が増えている。
セレヴィのはしゃぐ姿を思い返すだけで、ガレオンも笑みが浮かぶ。改めて、セレヴィを魔界に連れてきてよかった。
「月が綺麗アルな」
「詩的だな。生憎隣は売約済みだ」
たまたま、アバドンが通りかかった。ハッカパイプを咥えて散歩の途中だったのだろう。
ほんの気まぐれに、ガレオンはアバドンへ「少し話さないか」と声を掛けた。ハッカパイプを吸いつつ、アバドンは彼の隣に立った。
「セレヴィの腕前が随分向上していたが、お前の仕業だろう」
「休みが合う時にあの娘からワタシの所来るだけアルヨ」
「ふん、熱心な奴だ。自己研鑽するのはまぁ、褒めてもいいがな」
「主様は素直じゃないアルな」
「ぬかせ」
セレヴィがガレオンのために努力している。それが分からない程鈍感な魔王ではない。アバドンとともにくつくつ笑い、ガレオンは指を鳴らした。
すると音を聞きつけ、夜勤メイドが駆け寄ってくる。そのメイドは……。
「あっ、ガレオン様! それにアバドン様、お二人がご一緒されるなんて珍しいですね」
ノアだった。失敗は多いものの、素直な頑張り屋でメイド達からの評判も上々だ。本人も騎士よりメイドに向いていたようで、楽しそうに仕事をしている様子だった。
「夜勤ご苦労。軽食を持ってこれるか」
「かしこまりましたっ。すぐにご用意しますねっ。お酒はいかがしますか?」
「ワタシ明日朝早いアル、ノンアルでお願いヨ」
「はいっ!」
ノアは小走りに、生ハムの盛り合わせとぶどうジュースの小瓶を持ってきた。ガレオンとアバドンはグラスを交わし、
「お前も少しつまむか?」
「いえ、使用人が主様の食事に同席するわけにはいきませんので。私はこちらで控えていますので、御用の際はお声掛けください」
「いい心がけだ。少しは爪の垢を煎じてマステマに飲ませてやりたいもんだ。お前を採用してよかったよ」
ノアはまんざらでもなさそうだ。褒める時は褒める、出来る上司の基本である。
「それで、ルシファーから何か連絡あったアルか?」
「状況は変わらず、だそうだ。ま、俺の軍の敵ではないがな」
ガレオンは生ハムを齧り、目下の問題について話した。
現在、魔界の四割がガレオンの手中にある。それに焦ったのか、残された魔王達が結託し、連合軍を結成してガレオン領に攻め込んでいるのだ。
しかし、元々プライドの高い魔王達だ。連携はまるで取れておらず、各々が好き勝手に暴れるだけ。その上、愚かな事に意見の食い違いから同士討ちまで始める始末だ。
加えてガレオンは密偵を送り、内部崩壊を促している。結託したと言っても繋がりはガタガタで、多勢の利点をまるで活かせていなかった。
よって、ガレオン側が圧倒的有利なまま状況が進んでいる。
「シトリーの時と同じく、幾人かの魔王は俺の手中に収めている。烏合の衆ごときにやられるわけがないだろう」
「攻め込めばルシファーの洗脳で味方が増えるアルし、戦争じゃなくて自滅合戦になってるアルな」
「恐らく、半分ほどはじきに俺の軍門へ下るだろう。だが、もう半分が最近妙な動きをしていてな」
ルシファーから一部の魔王達が、魔界の中央部にて活動しているとの報告を受けている。幾度か密偵を送るも、どうしても侵入できず情報を得られずにいるそうだ。
「魔界の中央部にあるのと言ったら、レトロマウンテンアルな。未だ手つかずの、未開の山アル。確かめぼしいのは何もないそうアルが」
「そこで大がかりな作戦を立てているんだろう、セキュリティだけはいっちょ前だよ。だが逆に、自分達の弱点を晒しているようなものだ。レトロマウンテンを叩けば、連中は沈黙する。シンプルな話だ。ま、暫くは下準備に費やすさ」
ガレオンは確実に自分が勝てる状況を作ってからでないと動かない。作戦一つ立てるにも、相手の情報を全部手にした上で、0,0001%でも相手が勝つ可能性を排除する慎重ぶりだ。
加えて支配後に反乱を起こさないよう、心身共に叩き潰すまで徹底的に攻撃する。行動前後に一切の慢心がないのだ。
無慈悲なまでに過激だが、ガレオンの背には幾万もの命がのしかかっている。彼らのためならば、ガレオンはいくらでも鬼になれる非情さを持っているのだ。
「現状は連合を切り崩す作業に入っている。連中の補給路を少しずつ断ち、ついでに相手が優勢だと誤情報を与えているんだ。一部の馬鹿どもはのっかって、湯水のように戦力を放出させているさ」
「気づいた頃には自軍の戦力は空っぽになってる寸法アルな、えぐいアル。攻撃を防ぎきる力があるのが前提の方法アル」
「武器は有効活用しないとな」
ガレオンは空を仰ぎ、長い息を吐いた。
計算上、連合への勝率は99%あるだろう。座しているだけで勝てるよう策を巡らせてある、それでも、たった1%の懸念が頭をよぎった。
レトロマウンテンは魔界でガレオンが把握していない、唯一の領域。そこに何か、ガレオンに対抗しうるオーパーツが眠っていても不思議ではない。
もし周りの者が聞けば、「考えすぎ」だと笑うだろう。だがヒガナのような存在が眠っているとも限らない。そんなのを使われれば、セレヴィに危機が及ぶのは想像に難くなかった。
……イナンナはガレオンの不手際で失った。セレヴィを得た今、二度と悲劇を繰り返したくない。セレヴィを死守するために、あらゆる手段を断行する。
セレヴィはガレオンの弱点ではあるが、彼女の存在が彼をより強くしていた。
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