103 / 109
進化
しおりを挟む
沖合の海は凪いでいるようで波のうねりが強い、小さな船ならそれをはっきりと感じられるだろう。
全長百メートルを超える弩級戦艦ザ・ノアはそのうねりを打ち消してほとんど揺れることはない、紅茶の波は穏やかにカップの縁を舐めて飛び出すような事はなかった。
クロワは紅茶に赤い液体を小瓶から一滴垂らす、ダーク・エリクサーだ、ティースプーンを軽く泳がせると優雅に口に運ぶ、口の中で味を確かめるように転がして嚥下する「ふぅ」と軽く余韻を吐く。
外洋の強い太陽の下、その光を受けても肌は白いまま焦げることを知らず、金色の髪が光を透かして肌を染めている、その姿は若く有能な青年貴族の理想といえた。
「もう一杯いかがですか、クロワ様」
白い陶のティーポットを優雅に差し出したのはクロワが最近お気に入りの金髪碧眼の令嬢というに相応しい美人、しかし、その若さはダーク・エリクサーの効果に他ならない。
「ありがとう、アンジュさまに淹れて頂くなど光栄です、安物の紅茶がとても高貴なものに感じますね」
「まあ、お上手ですわ、公爵様」
純情そうに頬を染める仕草は演技だ、クロワの好みを察している。
アンジュと呼ばれた女は自称元子爵家の夫人、ランドルトンの乱で王家に背を向けて廃藩された貴族のひとり、歳は既に還暦近いが子爵時代から摂取していたダーク・エリクサーのリジューブ(若返り)効果で外見は二十代後半にしか見えない。
元貴族というのは自称であり、その実は下級貴族のハウス・メイドだった、若い頃は領主をその美貌で誘惑して意のままに操っていた、例え正妻にバレようとも揺るがない地位を築いた。
しかし、歳を重ねて契約していた先代領主は亡くなり、あとを継いだジュニアとは二回りも歳が離れているせいで相手にされず、権力を失った後は正妻からの酷い嫌がらせを受けることになり、ハウスでの序列は一気に家畜以下となった。
それでも逃げ出さなかったのはノスフェラトゥと出会ったからだ、ダーク・エリクサーがアンジュを変えた。
「アンジュさん、人類の進化についてどう思いますか?」
クロワは唐突な質問をよく投げかけてくる、試されている、どう返すかで自分の今後が決まる、今までもそうだった、取り巻きは最初十人ほどいたのだ、誰もが金髪碧眼、ダーク・エリクサーにも適性のある選民、しかしクロワの問いに対して知的に答えられない者は順に姿を消していく、特に幼稚で子供っぽい答えは厳禁だと直ぐに悟った、彼の好みは知的さと優雅さ、聡明なうえで大人でなければいけない。
(そんなのわかんなーい)などと科を作れば即刻退場となる。
「進化・・・・・・そうですわね、今現在私たちが目にしている生物は、馬は馬であり蝶は蝶、手足が増えたり、突然言葉を話し出すことはないでしょう、進化と呼べる変化がどの程度の事を指すのかにもよりますが人間も同じだと思います」
アンジュは扇子を広げると口元を隠し少し横から視線を送る。
「なるほど、さすがはアンジュさん、聡明な答えです」
コクリと目だけで微笑する。
「僕もそう思うのです、人類は進化の頂点にまで到達してしまった、今後文明は発達し景色は変わるでしょう、でも生物としての進化は起こらない、知能や身体的強さ、寿命の延長、恐らく今のまま永久に変わらない、神が最初の人を作ったとするなら、その時の人間が頂点、後は時と共に世代を重ねるごとに劣化していく、緩やかな絶滅への道を歩んでいる」
青空に白いカモメを追いながらクロワは語った。
「必要なのは変化、環境の変化でしょうか」
この遣り取りは以前に聞いた事がある、その時からどう答えるべきかは予習してきた。
「その通りです、私は異世界を経験しました、そこには姿は似ていても明らかに違う種族が存在していた、我々は交わらなければなりません、より良い存在に進化するために」
まくった袖から延びた腕を空に向かって伸ばす、影がクロワの顔に影を落とした。
「それは神の如き力、クロワ様は進化に何を見ておられるのでしょう」
いかに言葉を引き出すかだ、こちらの話はそのための布石でなければならない、完璧すぎる答えもいけない、必要なのは語る事ではなく聞く力だ。
「ふふっ、神になるなどとおこがましい事は考えていません、ただ失う事が嫌なのです、人が積み重ねてきた努力と知識、人の寿命は何かを探求するためにはあまりに短い、進化するためにもっと多くの時間が必要です」
「ダーク・エリクサーは正に神薬、選民は神とクロワ様の意思を認識できなければいけません、ただの若返り薬だと思っているような輩にはもったいないというもの」
「そんな輩にも利用価値はあります、真の選民の糧となって頂きましょう」
勧めるように出されたオートブルの皿に濃い赤の生肉、血の匂いが漂う。
「少し気味が悪いですわ」
「ただの物質です、命はありますが意思はありません、他の生物と変わりません」
爽やかな笑顔と明るい陽射しの中で恋人たちの甘い語らいのように見えるが、その内容はカニバリズム。
クロワはナイフで一口大に切ると迷うことなく口に運び、子牛のフィレを味わうようにゆっくりと咀嚼して満足そうに嚥下する。
「さあ、遠慮せずに」
戸惑うアンジュを促す。
「は、はい、頂きます」
意を決して手にしたナイフの先が震えてカチャカチャと小さな音を立てた、まずい、ここで臆する姿は見せられない、アンジュは毅然とそして優雅に生肉を口に入れる、濃い鉄の味に舌が痺れる。
「・・・・・・」
拒絶する喉を意思の力で黙らせて嚥下する。
クロワは微笑みながらその姿を眺める、その視線は子供を見るようだ。
「ああっ!!」
嚥下された血肉は直ぐにアンジュの中で効果を発揮し始める、彼の地のミトコンドリアが書き換えを始める、重力を失くしたように浮遊した感覚に酔った表情が艶めかしい。
「アンジュさん、貴方は私に似ている、きっと生き残ると思っていました」
その言葉が彼の地からアンジュを連れ戻す。
「ハッ!?・・・・・・嬉しいですわ、でもどの辺が似ていると?」
「そう、嘘つきで野心家なところでしょうか」
「いえ、わたくしはクロワ様に嘘など申しません」
「フフフッ、咎めているわけではありません、生き残る知恵を持つ者こそが美しいのです、産まれや出自など些末なこと、私も同じです」
「それはどういう・・・・・・」さすがに言葉に詰まった。
ニヤリと笑った顔が凄みを帯びる、ゾクリとアンジュの背中に冷や汗が伝う、クロワは知っている、見抜かれていた。
「安心してください、貴方の価値が変わるわけではありません、アンジュさんにはこれからも良きお茶友として話し相手になってください」
「えっ、ええ、もちろんですわ」
「ですが努力は怠らないでくださいね、貴方の設定は廃藩貴族の不幸な後家夫人、そこを崩してはいけません」
「クロワ様はそれでよろしいのですか」
少し上目遣いに煽った表情は既に切り替えている。
「そう、生きることは贄の命を奪うことでしか得られない、演技であろうと勝者のみが真実、敗者は全てを失う」
「それが人間の価値、同感ですわ」
「そこに努力を払わない者、実力が伴わない者は淘汰される、それが神の摂理、我々は勝者であり続けるために進むのです」
「ご一緒させていただけますか、クロワ様」
「貴方はダーク・エリクサーへの適性という才能を持ち、嘘つきで狡賢く、そして美しい、この船の母としてその能力を生かしてください」
「!」
アンジュは第二の春を手に入れた事を知った。
青い海原にふさわしい白く荘厳なザ・ノアは世界に魔素育む種を撒きながら、自らの新天地、この世界に彼の地を再現するために白い航跡を引いていく。
全長百メートルを超える弩級戦艦ザ・ノアはそのうねりを打ち消してほとんど揺れることはない、紅茶の波は穏やかにカップの縁を舐めて飛び出すような事はなかった。
クロワは紅茶に赤い液体を小瓶から一滴垂らす、ダーク・エリクサーだ、ティースプーンを軽く泳がせると優雅に口に運ぶ、口の中で味を確かめるように転がして嚥下する「ふぅ」と軽く余韻を吐く。
外洋の強い太陽の下、その光を受けても肌は白いまま焦げることを知らず、金色の髪が光を透かして肌を染めている、その姿は若く有能な青年貴族の理想といえた。
「もう一杯いかがですか、クロワ様」
白い陶のティーポットを優雅に差し出したのはクロワが最近お気に入りの金髪碧眼の令嬢というに相応しい美人、しかし、その若さはダーク・エリクサーの効果に他ならない。
「ありがとう、アンジュさまに淹れて頂くなど光栄です、安物の紅茶がとても高貴なものに感じますね」
「まあ、お上手ですわ、公爵様」
純情そうに頬を染める仕草は演技だ、クロワの好みを察している。
アンジュと呼ばれた女は自称元子爵家の夫人、ランドルトンの乱で王家に背を向けて廃藩された貴族のひとり、歳は既に還暦近いが子爵時代から摂取していたダーク・エリクサーのリジューブ(若返り)効果で外見は二十代後半にしか見えない。
元貴族というのは自称であり、その実は下級貴族のハウス・メイドだった、若い頃は領主をその美貌で誘惑して意のままに操っていた、例え正妻にバレようとも揺るがない地位を築いた。
しかし、歳を重ねて契約していた先代領主は亡くなり、あとを継いだジュニアとは二回りも歳が離れているせいで相手にされず、権力を失った後は正妻からの酷い嫌がらせを受けることになり、ハウスでの序列は一気に家畜以下となった。
それでも逃げ出さなかったのはノスフェラトゥと出会ったからだ、ダーク・エリクサーがアンジュを変えた。
「アンジュさん、人類の進化についてどう思いますか?」
クロワは唐突な質問をよく投げかけてくる、試されている、どう返すかで自分の今後が決まる、今までもそうだった、取り巻きは最初十人ほどいたのだ、誰もが金髪碧眼、ダーク・エリクサーにも適性のある選民、しかしクロワの問いに対して知的に答えられない者は順に姿を消していく、特に幼稚で子供っぽい答えは厳禁だと直ぐに悟った、彼の好みは知的さと優雅さ、聡明なうえで大人でなければいけない。
(そんなのわかんなーい)などと科を作れば即刻退場となる。
「進化・・・・・・そうですわね、今現在私たちが目にしている生物は、馬は馬であり蝶は蝶、手足が増えたり、突然言葉を話し出すことはないでしょう、進化と呼べる変化がどの程度の事を指すのかにもよりますが人間も同じだと思います」
アンジュは扇子を広げると口元を隠し少し横から視線を送る。
「なるほど、さすがはアンジュさん、聡明な答えです」
コクリと目だけで微笑する。
「僕もそう思うのです、人類は進化の頂点にまで到達してしまった、今後文明は発達し景色は変わるでしょう、でも生物としての進化は起こらない、知能や身体的強さ、寿命の延長、恐らく今のまま永久に変わらない、神が最初の人を作ったとするなら、その時の人間が頂点、後は時と共に世代を重ねるごとに劣化していく、緩やかな絶滅への道を歩んでいる」
青空に白いカモメを追いながらクロワは語った。
「必要なのは変化、環境の変化でしょうか」
この遣り取りは以前に聞いた事がある、その時からどう答えるべきかは予習してきた。
「その通りです、私は異世界を経験しました、そこには姿は似ていても明らかに違う種族が存在していた、我々は交わらなければなりません、より良い存在に進化するために」
まくった袖から延びた腕を空に向かって伸ばす、影がクロワの顔に影を落とした。
「それは神の如き力、クロワ様は進化に何を見ておられるのでしょう」
いかに言葉を引き出すかだ、こちらの話はそのための布石でなければならない、完璧すぎる答えもいけない、必要なのは語る事ではなく聞く力だ。
「ふふっ、神になるなどとおこがましい事は考えていません、ただ失う事が嫌なのです、人が積み重ねてきた努力と知識、人の寿命は何かを探求するためにはあまりに短い、進化するためにもっと多くの時間が必要です」
「ダーク・エリクサーは正に神薬、選民は神とクロワ様の意思を認識できなければいけません、ただの若返り薬だと思っているような輩にはもったいないというもの」
「そんな輩にも利用価値はあります、真の選民の糧となって頂きましょう」
勧めるように出されたオートブルの皿に濃い赤の生肉、血の匂いが漂う。
「少し気味が悪いですわ」
「ただの物質です、命はありますが意思はありません、他の生物と変わりません」
爽やかな笑顔と明るい陽射しの中で恋人たちの甘い語らいのように見えるが、その内容はカニバリズム。
クロワはナイフで一口大に切ると迷うことなく口に運び、子牛のフィレを味わうようにゆっくりと咀嚼して満足そうに嚥下する。
「さあ、遠慮せずに」
戸惑うアンジュを促す。
「は、はい、頂きます」
意を決して手にしたナイフの先が震えてカチャカチャと小さな音を立てた、まずい、ここで臆する姿は見せられない、アンジュは毅然とそして優雅に生肉を口に入れる、濃い鉄の味に舌が痺れる。
「・・・・・・」
拒絶する喉を意思の力で黙らせて嚥下する。
クロワは微笑みながらその姿を眺める、その視線は子供を見るようだ。
「ああっ!!」
嚥下された血肉は直ぐにアンジュの中で効果を発揮し始める、彼の地のミトコンドリアが書き換えを始める、重力を失くしたように浮遊した感覚に酔った表情が艶めかしい。
「アンジュさん、貴方は私に似ている、きっと生き残ると思っていました」
その言葉が彼の地からアンジュを連れ戻す。
「ハッ!?・・・・・・嬉しいですわ、でもどの辺が似ていると?」
「そう、嘘つきで野心家なところでしょうか」
「いえ、わたくしはクロワ様に嘘など申しません」
「フフフッ、咎めているわけではありません、生き残る知恵を持つ者こそが美しいのです、産まれや出自など些末なこと、私も同じです」
「それはどういう・・・・・・」さすがに言葉に詰まった。
ニヤリと笑った顔が凄みを帯びる、ゾクリとアンジュの背中に冷や汗が伝う、クロワは知っている、見抜かれていた。
「安心してください、貴方の価値が変わるわけではありません、アンジュさんにはこれからも良きお茶友として話し相手になってください」
「えっ、ええ、もちろんですわ」
「ですが努力は怠らないでくださいね、貴方の設定は廃藩貴族の不幸な後家夫人、そこを崩してはいけません」
「クロワ様はそれでよろしいのですか」
少し上目遣いに煽った表情は既に切り替えている。
「そう、生きることは贄の命を奪うことでしか得られない、演技であろうと勝者のみが真実、敗者は全てを失う」
「それが人間の価値、同感ですわ」
「そこに努力を払わない者、実力が伴わない者は淘汰される、それが神の摂理、我々は勝者であり続けるために進むのです」
「ご一緒させていただけますか、クロワ様」
「貴方はダーク・エリクサーへの適性という才能を持ち、嘘つきで狡賢く、そして美しい、この船の母としてその能力を生かしてください」
「!」
アンジュは第二の春を手に入れた事を知った。
青い海原にふさわしい白く荘厳なザ・ノアは世界に魔素育む種を撒きながら、自らの新天地、この世界に彼の地を再現するために白い航跡を引いていく。
0
あなたにおすすめの小説
精霊のお仕事
ぼん@ぼおやっじ
ファンタジー
【完結】
オレは前世の記憶を思い出した。
あの世で、ダメじゃん。
でもそこにいたのは地球で慣れ親しんだ神様。神様のおかげで復活がなったが…今世の記憶が飛んでいた。
まあ、オレを拾ってくれたのはいい人達だしオレは彼等と家族になって新しい人生を生きる。
ときどき神様の依頼があったり。
わけのわからん敵が出てきたりする。
たまには人間を蹂躙したりもする。?
まあいいか。
【完結】発明家アレンの異世界工房 ~元・商品開発部員の知識で村おこし始めました~
シマセイ
ファンタジー
過労死した元商品開発部員の田中浩介は、女神の計らいで異世界の少年アレンに転生。
前世の知識と物作りの才能を活かし、村の道具を次々と改良。
その発明は村の生活を豊かにし、アレンは周囲の信頼と期待を集め始める。
「クビにされた俺、幸運スキルでスローライフ満喫中」
チャチャ
ファンタジー
突然、蒼牙の刃から追放された冒険者・ハルト。
だが、彼にはS級スキル【幸運】があった――。
魔物がレアアイテムを落とすのも、偶然宝箱が見つかるのも、すべて彼のスキルのおかげ。
だが、仲間は誰一人そのことに気づかず、無能呼ばわりしていた。
追放されたハルトは、肩の荷が下りたとばかりに、自分のためだけの旅を始める。
訪れる村で出会う人々。偶然拾う伝説級の装備。
そして助けた少女は、実は王国の姫!?
「もう面倒ごとはごめんだ」
そう思っていたハルトだったが、幸運のスキルが運命を引き寄せていく――。
異世界に召喚されたら職業がストレンジャー(異邦”神”)だった件【改訂版】
ぽて
ファンタジー
異世界にクラスごと召喚された龍司だったが、職業はただの『旅人』?
案の定、異世界の王族貴族たちに疎まれて冷遇されていたのだが、本当の職業は神様!? でも一般人より弱いぞ、どゆこと?
そんな折に暗殺されかけた挙句、どさくさに紛れてダンジョンマスターのシータにプロポーズされる。彼女とともに国を出奔した龍司は、元の世界に戻る方法を探すための旅をはじめた。……草刈りに精を出しながら。
「小説家になろう」と「ノベルバ」にも改定前版を掲載中です。
【完結】異世界で魔道具チートでのんびり商売生活
シマセイ
ファンタジー
大学生・誠也は工事現場の穴に落ちて異世界へ。 物体に魔力を付与できるチートスキルを見つけ、 能力を隠しつつ魔道具を作って商業ギルドで商売開始。 のんびりスローライフを目指す毎日が幕を開ける!
【完結】魔術師なのはヒミツで薬師になりました
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
ティモシーは、魔術師の少年だった。人には知られてはいけないヒミツを隠し、薬師(くすし)の国と名高いエクランド国で薬師になる試験を受けるも、それは年に一度の王宮専属薬師になる試験だった。本当は普通の試験でよかったのだが、見事に合格を果たす。見た目が美少女のティモシーは、トラブルに合うもまだ平穏な方だった。魔術師の組織の影がちらつき、彼は次第に大きな運命に飲み込まれていく……。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
はずれスキル念動力(ただしレベルMAX)で無双する~手をかざすだけです。詠唱とか必殺技とかいりません。念じるだけで倒せます~
さとう
ファンタジー
10歳になると、誰もがもらえるスキル。
キネーシス公爵家の長男、エルクがもらったスキルは『念動力』……ちょっとした物を引き寄せるだけの、はずれスキルだった。
弟のロシュオは『剣聖』、妹のサリッサは『魔聖』とレアなスキルをもらい、エルクの居場所は失われてしまう。そんなある日、後継者を決めるため、ロシュオと決闘をすることになったエルク。だが……その決闘は、エルクを除いた公爵家が仕組んだ『処刑』だった。
偶然の『事故』により、エルクは生死の境をさまよう。死にかけたエルクの魂が向かったのは『生と死の狭間』という不思議な空間で、そこにいた『神様』の気まぐれにより、エルクは自分を鍛えなおすことに。
二千年という長い時間、エルクは『念動力』を鍛えまくる。
現世に戻ったエルクは、十六歳になって目を覚ました。
はずれスキル『念動力』……ただしレベルMAXの力で無双する!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる