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12話
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12話
俺は早速クレアの手紙に書いてある
道順通りに道を進んで行った。
一本道の街道を行くだけなら迷う事も無いだろうとタカをくくって歩いていたが、
一向に目的地っぽい所へ辿り着かない。
夜目が利くと言っても、夜道を進んだのは完全に失敗だったな。
看板でも見落としたか?
これはまた野宿だなと思い始めた頃に遠くに何かの灯りが見えた。
感知能力に意識を集中すると
恐らく人間の集落だということが確認出来た。
いい加減人間らしい最低限の暮らしをしたい欲求が高まってきている俺は、今日は何としてもベッドで眠りたいと心に誓い、灯りの見える集落に全力で向かった。
到着した村はクレアの村より大分寂れている印象を受けた。
外敵から守る柵も所々壊れているし、
見張りが完全に熟睡している。
・・・大丈夫なのか、この村は?
取りあえず、見張りをスルーすると
宿屋らしい建物を探すと、オンボロな
建物に掲げられたら看板にかすれた文字で宿屋と確認出来た。
そう言えば、文字も読めるんだな俺。
クレアの手紙も問題なく読めてたし・・・。
人間と友好的にコミュニケーション取るには必要になるし、有り難く活用させて貰おう。
俺はオンボロな宿屋を少しだけ警戒しながら中へ入って行った。
「いらっしゃいませー!」
場違いな程美人なウサギ耳の女の子が元気いっぱいに挨拶をしてくれた。
正直外装との差が凄いので呆気に取られていると
「もしかしてお客さん”はじめて”の方ですか~?」
「あ、ああ・・・」
内装の豪華絢爛さに驚いていると、
ウサ耳少女がスススッと俺の近くに来ると、
説明させていただきますねっ!
とただでさえ巨乳な胸を
見せつける様に胸を張るとドヤ顔で説明してくれた。
異様に胸を強調し、身体のラインがよく分かる服を着ているのでかなり目のやり場に困った。
彼女の説明によるとこの村は、
村全体が風俗店になっているらしい。
ボロボロの外見もカモフラージュの為に施されたフェイクらしい。
最も、この村の周囲には結界魔法と幻惑魔法が巧妙に施されており、普通に来ることはまず出来ない筈とのこと。
ここへ来るには”紹介”をして貰わないと、村に辿り着かない仕組みになっているそうだ。
稀に俺と同じ様に迷い込んで来る人も居るようで、
一夜限りの極楽を味わい、翌日に帰してくれるらしい。
「それじゃあ、行こっ☆」
ウサ耳少女は俺の返事など聞かずに俺の腕を引っ張るように、部屋に案内してくれた。
俺としてはタダで宿に泊まれるなら願ったり叶ったりだ。
せっかくだし、極楽という”オマケ”も楽しむとしよう。
俺は早速クレアの手紙に書いてある
道順通りに道を進んで行った。
一本道の街道を行くだけなら迷う事も無いだろうとタカをくくって歩いていたが、
一向に目的地っぽい所へ辿り着かない。
夜目が利くと言っても、夜道を進んだのは完全に失敗だったな。
看板でも見落としたか?
これはまた野宿だなと思い始めた頃に遠くに何かの灯りが見えた。
感知能力に意識を集中すると
恐らく人間の集落だということが確認出来た。
いい加減人間らしい最低限の暮らしをしたい欲求が高まってきている俺は、今日は何としてもベッドで眠りたいと心に誓い、灯りの見える集落に全力で向かった。
到着した村はクレアの村より大分寂れている印象を受けた。
外敵から守る柵も所々壊れているし、
見張りが完全に熟睡している。
・・・大丈夫なのか、この村は?
取りあえず、見張りをスルーすると
宿屋らしい建物を探すと、オンボロな
建物に掲げられたら看板にかすれた文字で宿屋と確認出来た。
そう言えば、文字も読めるんだな俺。
クレアの手紙も問題なく読めてたし・・・。
人間と友好的にコミュニケーション取るには必要になるし、有り難く活用させて貰おう。
俺はオンボロな宿屋を少しだけ警戒しながら中へ入って行った。
「いらっしゃいませー!」
場違いな程美人なウサギ耳の女の子が元気いっぱいに挨拶をしてくれた。
正直外装との差が凄いので呆気に取られていると
「もしかしてお客さん”はじめて”の方ですか~?」
「あ、ああ・・・」
内装の豪華絢爛さに驚いていると、
ウサ耳少女がスススッと俺の近くに来ると、
説明させていただきますねっ!
とただでさえ巨乳な胸を
見せつける様に胸を張るとドヤ顔で説明してくれた。
異様に胸を強調し、身体のラインがよく分かる服を着ているのでかなり目のやり場に困った。
彼女の説明によるとこの村は、
村全体が風俗店になっているらしい。
ボロボロの外見もカモフラージュの為に施されたフェイクらしい。
最も、この村の周囲には結界魔法と幻惑魔法が巧妙に施されており、普通に来ることはまず出来ない筈とのこと。
ここへ来るには”紹介”をして貰わないと、村に辿り着かない仕組みになっているそうだ。
稀に俺と同じ様に迷い込んで来る人も居るようで、
一夜限りの極楽を味わい、翌日に帰してくれるらしい。
「それじゃあ、行こっ☆」
ウサ耳少女は俺の返事など聞かずに俺の腕を引っ張るように、部屋に案内してくれた。
俺としてはタダで宿に泊まれるなら願ったり叶ったりだ。
せっかくだし、極楽という”オマケ”も楽しむとしよう。
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