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月の砂漠のかぐや姫 第84話
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今日の王花の酒場は、小野の交易隊の貸し切りになっていました。店の中は隊員たちでぎっしりと満たされていて、料理や酒を運ぶ店員も、男たちの間を通るのに苦労するほどでした。
羽磋が来るように呼ばれたのは、店の奥にある小部屋でした。店の奥にある厨房をさらに抜けたところに作られたその小部屋は、その外側にある酒場とは全く異質な部屋でした。
貴重な油を使った幾つかの燭台が明かりとして用いられていますが、部屋全体を照らすには非力で、燭台の周りと部屋の隅では明るさに大きな差がありました。それに加えて、壁から水色や橙色の光の筋が数本、部屋の中に投げかけられていて、部屋全体を複雑に彩っていました。光の陰影があまりにも複雑なので、それは小部屋のはずなのですが、まるで朝もやの中でところどころに陽がさす広場のように思えるほど、奇妙な広がりが感じられるのでした。
この建物はもともと倉庫だったこともあって、出入口の他には通風と明り取りのための極々小さな孔が、壁にいくつか空けられているだけでした。この部屋を外から覗かれたり、聞き耳を立てられたりすることがないように、王花が貴重なガラスでその穴を塞いだ結果、このような不思議な世界が誕生したのでした。
そして、この小部屋で先程から羽磋が聴いてる話は・・・・・・、ある意味、この部屋の雰囲気にふさわしいと言ってもいいような、不思議な話でした。それは、とてもとても不思議な話、まるで、村で子供たちを前にして長老が話して聞かせるような話でした。
その小部屋では、羽磋の他にも幾人かの男女がいて、目をつぶり、あるいは、腕組みをして、その不思議な話に聞き入っているのでした。
羽磋はきっちりと閉めた扉を背にして座っていました。その正面には、この酒場の主人たる王花(オウカ)がどっしりと座っていました。王花はその横に座っている小野とは対照的に、とても大柄な女性でした。背は一般的な男性よりも高いぐらいですし、肩幅も広くてがっしりとした体格をしていました。くっきりとした意志の強そうな口元と、愛嬌のある大きな瞳が特徴的な顔は、豊かな黒髪に包まれていました。その黒髪は大きくうねりながら、彼女の腰まで届いていました。
彼女を形容しようとするときに似合う言葉は、「きれい」だとか「元気」だとかではありませんでした。最も適当な言葉は「ドンッとした」とか「バシッとした」などの、迫力や生命力の強さを表すものでした。
小部屋の中の空気を支配していたのは、この王花でした。それはこの場所が彼女の酒場だから、というわけではありません。稀にいるものです。どこへ行っても、いつの間にかその場所の中心となる人物が。間違いなく、王花は、その稀なる人物の一人なのでした。
小部屋の中央には飾り気のない長い机が置かれていて、その周りにはいくつかの丸椅子が置かれていました。入口近くには羽磋、その正面には王花と小野が座っていました。明り取りの窓から光が漏れている側には、護衛隊の隊長と副隊長、つまり、冒頓(ボクトツ)と超克(チョウコク)が座っていました。各人の前には乳酒の入った器が置かれていましたが、冒頓の前にだけはアルヒが、それも小さな杯ではなくて、大きな器に入ったものが置かれていました。
そしてあと二人、先程から、ときおり詰まりながら、そしてお互いに助け舟を出し合いながら長い話を続けている者たちが、この部屋にはいるのでした。
雲が流れているのでしょうか、太陽の光の力が変わるたびに、部屋に差し込む光もゆらゆらと表情を変えていました。
その光の当たる位置に立ち、話を続ける二人。それは、王花の盗賊団の一員である王柔と、赤い髪を持つ年若い少女、理亜の二人でした。
「・・・・・・僕がどれくらい気を失っていたかは、わからないです。ですが、目を覚ました時には辺りはすっかり暗くなっていましたから、うん、そうです、ある程度の時間が経っていたのは間違いないと思います。意識がはっきりしてきたところで、僕は王花さんのところへ急いで報告に走りました」
王柔は話をしながら、目立たないようにこっそりと、部屋の中にいる者たちを見渡していきました。
自分の属する盗賊団の頭目である王花、肸頓族最大の交易隊を率いる小野。この小野は、かつて行き倒れになりそうなときに自分を救ってくれた命の恩人でもあります。さらには、その交易隊の護衛隊の隊長と副隊長。どちらも月の民の者ではなさそうで、背が高く細身の隊長は、どんな混乱の中にも喜んで飛び込んでいくような、自分とは正反対の危ない雰囲気が感じられます。副隊長の方はといえば、がっしりとした体格から来るものでしょうか、どっしりとした大人の落ち着きが感じられて、こちらも別の意味で自分とは全く違う人種のように思えます。
そして・・・・・・、一人だけ、自分より年若い少年、いや、成人してると聞いたので青年というべきなのでしょうか、がいるのですが、自己紹介で聞いたところによれば、彼は他部族から出された留学の徒だということで、自分とは根本からできが違う、将来が約束された人でした。
皆からの注目を浴びながら話すのは、もともと人目が気になる性質の王柔にとっては、できれば避けたいことでした。しかも、この部屋にいるのは、自分の傍らで隠れるようにして立っている理亜を除けば、自分よりも立場が上の者たちばかりでした。「できれば避けたい」どころではなく、「絶対に嫌だ」というのが本音でした。でも、王柔にはどうしてもこの場に立たねばならない理由があったのでした。
羽磋が来るように呼ばれたのは、店の奥にある小部屋でした。店の奥にある厨房をさらに抜けたところに作られたその小部屋は、その外側にある酒場とは全く異質な部屋でした。
貴重な油を使った幾つかの燭台が明かりとして用いられていますが、部屋全体を照らすには非力で、燭台の周りと部屋の隅では明るさに大きな差がありました。それに加えて、壁から水色や橙色の光の筋が数本、部屋の中に投げかけられていて、部屋全体を複雑に彩っていました。光の陰影があまりにも複雑なので、それは小部屋のはずなのですが、まるで朝もやの中でところどころに陽がさす広場のように思えるほど、奇妙な広がりが感じられるのでした。
この建物はもともと倉庫だったこともあって、出入口の他には通風と明り取りのための極々小さな孔が、壁にいくつか空けられているだけでした。この部屋を外から覗かれたり、聞き耳を立てられたりすることがないように、王花が貴重なガラスでその穴を塞いだ結果、このような不思議な世界が誕生したのでした。
そして、この小部屋で先程から羽磋が聴いてる話は・・・・・・、ある意味、この部屋の雰囲気にふさわしいと言ってもいいような、不思議な話でした。それは、とてもとても不思議な話、まるで、村で子供たちを前にして長老が話して聞かせるような話でした。
その小部屋では、羽磋の他にも幾人かの男女がいて、目をつぶり、あるいは、腕組みをして、その不思議な話に聞き入っているのでした。
羽磋はきっちりと閉めた扉を背にして座っていました。その正面には、この酒場の主人たる王花(オウカ)がどっしりと座っていました。王花はその横に座っている小野とは対照的に、とても大柄な女性でした。背は一般的な男性よりも高いぐらいですし、肩幅も広くてがっしりとした体格をしていました。くっきりとした意志の強そうな口元と、愛嬌のある大きな瞳が特徴的な顔は、豊かな黒髪に包まれていました。その黒髪は大きくうねりながら、彼女の腰まで届いていました。
彼女を形容しようとするときに似合う言葉は、「きれい」だとか「元気」だとかではありませんでした。最も適当な言葉は「ドンッとした」とか「バシッとした」などの、迫力や生命力の強さを表すものでした。
小部屋の中の空気を支配していたのは、この王花でした。それはこの場所が彼女の酒場だから、というわけではありません。稀にいるものです。どこへ行っても、いつの間にかその場所の中心となる人物が。間違いなく、王花は、その稀なる人物の一人なのでした。
小部屋の中央には飾り気のない長い机が置かれていて、その周りにはいくつかの丸椅子が置かれていました。入口近くには羽磋、その正面には王花と小野が座っていました。明り取りの窓から光が漏れている側には、護衛隊の隊長と副隊長、つまり、冒頓(ボクトツ)と超克(チョウコク)が座っていました。各人の前には乳酒の入った器が置かれていましたが、冒頓の前にだけはアルヒが、それも小さな杯ではなくて、大きな器に入ったものが置かれていました。
そしてあと二人、先程から、ときおり詰まりながら、そしてお互いに助け舟を出し合いながら長い話を続けている者たちが、この部屋にはいるのでした。
雲が流れているのでしょうか、太陽の光の力が変わるたびに、部屋に差し込む光もゆらゆらと表情を変えていました。
その光の当たる位置に立ち、話を続ける二人。それは、王花の盗賊団の一員である王柔と、赤い髪を持つ年若い少女、理亜の二人でした。
「・・・・・・僕がどれくらい気を失っていたかは、わからないです。ですが、目を覚ました時には辺りはすっかり暗くなっていましたから、うん、そうです、ある程度の時間が経っていたのは間違いないと思います。意識がはっきりしてきたところで、僕は王花さんのところへ急いで報告に走りました」
王柔は話をしながら、目立たないようにこっそりと、部屋の中にいる者たちを見渡していきました。
自分の属する盗賊団の頭目である王花、肸頓族最大の交易隊を率いる小野。この小野は、かつて行き倒れになりそうなときに自分を救ってくれた命の恩人でもあります。さらには、その交易隊の護衛隊の隊長と副隊長。どちらも月の民の者ではなさそうで、背が高く細身の隊長は、どんな混乱の中にも喜んで飛び込んでいくような、自分とは正反対の危ない雰囲気が感じられます。副隊長の方はといえば、がっしりとした体格から来るものでしょうか、どっしりとした大人の落ち着きが感じられて、こちらも別の意味で自分とは全く違う人種のように思えます。
そして・・・・・・、一人だけ、自分より年若い少年、いや、成人してると聞いたので青年というべきなのでしょうか、がいるのですが、自己紹介で聞いたところによれば、彼は他部族から出された留学の徒だということで、自分とは根本からできが違う、将来が約束された人でした。
皆からの注目を浴びながら話すのは、もともと人目が気になる性質の王柔にとっては、できれば避けたいことでした。しかも、この部屋にいるのは、自分の傍らで隠れるようにして立っている理亜を除けば、自分よりも立場が上の者たちばかりでした。「できれば避けたい」どころではなく、「絶対に嫌だ」というのが本音でした。でも、王柔にはどうしてもこの場に立たねばならない理由があったのでした。
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