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キャラダイスの町
タンポポのお仕事その1
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・タンポポのお仕事その1
俺は病院の玄関の日差しのない場所ででタンポポの言いつけ通り大人しく待っていた。死期が近い人は霊の姿見えるようになることがあるらしい。だから、パニックにならないように俺にはここで待っていてほしいとのことだった。
タンポポはその理由について小難しいことを言っていたが、平たく言えば、あちらに近づいている状態で魔力で無理矢理視力を補強すると霊が見えるようになるらしい。聞くにタンポポたち死霊術士は片目を態とその状態にするための施術をしているとのことで……常に魔力を流してないと片目だけで行動することになってしまうらしい。死霊魔法使いはそんなことをせずとも魔法を行使すれば周りの人間にも見せることができるようになるらしく、霊系の魔物がいる場所では必須級になるようだ。ただし、死霊術士が唯一勝っている点としては結果的に常時発動していることになるので町などの非戦闘区画では死霊術士の方がいち早く霊を発見することができるということだという。
俺は昨日知り合ったばかりの死霊術士ギルドのメンバーの顔を思い出す。あいつらは霊を見るためだけに片目を差し出すほどに死霊術を研究したかったということだ。そこまでのめり込むものを持っているのは純粋に羨ましかった。そんな物思いに浸っていると俺の視界の端で何かが動いていた。
ふわふわと動くそれは名もなき洞窟で見た何度かみた霊だった。ここにいるということはこの病院で亡くなった人なのだろう。
「こんにちは、見ない顔ですなぁ」
「……少し前からきた新人でして……」
「そうでしたか……まだ若いのに」
霊から声をかけられて俺は思わず反射的に言葉を返してしまった。声の感じからしてご高齢の方だということがわかる。俺の世界の常識? がどこまで通じるかはわからないが……霊は己が死んだことに気が付かないで彷徨うこともあると聞いたことがある。俺が生きていたころは都市伝説の類でしかなかったが、本当なのかもしれない。
「しかし、良かったよ。職員の人にどれだけ話しかけても気が付いてもらえんで困っていたから」
「なるほど……そういえば、先ほど職員の人があなたを探していましたよ。新人の職員さんみたいで困っていたみたいなのでお部屋に戻ってみてはどうでしょう?」
「おぉ、そうだったかい。それじゃあ、戻ってみようかな」
マドラーはここを病院だといった。しかし、俺が知る病院とは少し違う場所だった。建物の大きさに比べて職員の数が少なく活気もない。お見舞いにきているのであろう家族の人は全員が暗い顔をしている。一応、教会のマークがついていることからゼン神教の建物のひとつということなんだろう。教会が治療を行っているというのもタンポポに聞いていてなんとなくわかっていたが、ここは治療を行っているというよりは……漠然と死を待っている場所のように思う。魔法では手の施しようのない人たちがここにいるのだと理解するのにそれほど時間はかからなかった。
「ヤクモさん! あの、ありがとうございました。霊が見つからなくて困っていたんです」
「いや、役に立てたならよかった。次もあるのか?」
「次といいますか……今回は大丈夫です」
しばらくしてタンポポが病院の奥からやって来てすぐさま頭を下げる。俺はそれを止めながら、他にどこかを周るのか聞いてみたと否定されてしまった。
「この町にも少なからず、その、教会にお金を払えず、でも少しでもゼン神様の近くでとこの周りで亡くなる方もいるんですが今日はいなかったので」
なるほどと俺は納得した。するとここでの仕事はもう終わりというわけだ。
「と、いうことは冒険者ギルドにいくのか?」
「はい、あ、その前に屋台によって腹ごしらえをしてからですね。この時間なら落ち着いてる時間のはずなので」
俺はお腹が減らなくてすっかり忘れていたが、そういえばタンポポが何かを食べるところを見たことがなかった。ひょっとしたら昨日の夜ぐらいから何も食べていないのかもしれない。
タンポポに連れられて向かったのはこの町で一番大きな広場だった。昨日の夜に通った時は何もなかったのに朝は様々種類の屋台がならんでいた。街並みが俺の感覚でいう西洋ファンタジー風、屋台に売っているのも中世ファンタジーを思わせる物ばかりだ。言葉は解らないが活気がある。周りを見ると買ったものはどこか落ち着けるところを探してこの場で食べていくのが一般的のようだ。人はまばらだが、事故で触れてしまうのを避けるために俺はタンポポを少し上から見ながら追いかけることにした。どうやらタンポポはスープとパンを購入したらしい。タンポポが落ち着くまで待ってからタンポポの傍へ。
「食べてからでいいけど、今日は冒険者ギルドでどんな仕事を受けるつもりなんだ?」
「んぐ……んぐ……ボクが受けられるのは町での仕事ぐらいなので荷物運びかお掃除ですね。どちらにしてもこの時間は割のいい討伐とかはもうないと思います」
タンポポがパンをスープに浸して獣っぽい口ではぐはぐとおいしそうにパンを食べている。あんまり見るのも失礼かなと思いつつ、かわいいので目を離すことはできない。タンポポに質問をしたのも半分は顔を見るための言い訳のようなものがある。それに気が付かれたのかタンポポは少し気まずそうにパンを一気に頬張ってスープも飲み干してしまった。悪いことをしてしまったかもしれない。
「ふぅ……そ、それじゃあ、冒険者ギルドへ行きましょう!」
スープの入っていたお皿を元の屋台へ返すとタンポポと俺は冒険者ギルドへと向かった。
冒険者ギルドに残っていた仕事はタンポポの言う通り、荷物運びや掃除の依頼ばかり残っていた。こういったランクの仕事はいくつも同時に受けて良いようで残っているものをどうすれば効率よく回れるか考えているようで先ほどから何かをぶつぶつと言っている。無意識で言っているせいか、その言葉は俺にはわからなかったがかなり悩んでいるのはわかる。
「俺が手伝えることがあれば遠慮なく言って欲しい」
「■!? は、はい。えっと。でも、えっと、それじゃあ、報酬を折半ということでいいですか?」
「もちろん」
俺のその返事にタンポポは目を輝かせて悩むことなくいくつかの紙を引っぺがして受付へと持っていく。受付で何事かを確認されていたが無事依頼を受けることができたようだ。何か大きな荷物を預かってタンポポが此方へやってきてそのままギルドの外へ向かって歩いていく。
「最初はギルドからの依頼です。訓練に使う武器や防具を鍛冶師の所へ持っていきます」
タンポポがギルドから外へでるとそう宣言した。持っている荷物の中を覗くとぼろぼろの鎧や剣がいくつか収まっており、更に箱に入りきらないほどの大きな盾をタンポポが邪魔そうに持っている。
「ヤクモさん、お願いできますか?」
「もちろん」
タンポポの言葉に返事をするとタンポポが自らの指を噛み、盾に血を付着させていく。
「生きる物体!」
タンポポの言葉を聞いた途端、俺はタンポポの持っていた盾になった。相変わらず不思議な感覚で少し窮屈さを感じる。多少マシに感じるのは俺の中にあった魔素が完全になくなってしまったからだろうか。タンポポが俺から手をはなす。俺はその場で倒れることなく浮かんでいる。試しに身体を動かしてみると問題なく動くことができた。
「では、行きましょう」
「ちょっと待ってくれ、こうすればその荷物も乗るだろ」
俺は盾の身体をフル活用するべく地面に対して水平になって見せる。そこらにあるテーブルよりは少し小さいが椅子よりは面積は広い。
「え、だ、大丈夫ですか?じゃ、じゃあ、えっと、これだけ」
タンポポはぼろぼろの剣を何振りか俺の上に乗せた……ようだがまだまだ余裕がある。
「もうちょいいけるぞ。箱ごとのせても問題ない」
「え!? あ、は、はい」
タンポポは恐る恐るといった様子で俺に荷物を乗せるが、まだまだ軽く感じる。生前ならこれだけ持ったら身体が悲鳴を上げていたが……あぁ、うん、今はその身体がないんだな。
「……なぁ、タンポポ――」
だったら試してみたいことがある。タンポポに思いついたことを伝えることにした。
俺は病院の玄関の日差しのない場所ででタンポポの言いつけ通り大人しく待っていた。死期が近い人は霊の姿見えるようになることがあるらしい。だから、パニックにならないように俺にはここで待っていてほしいとのことだった。
タンポポはその理由について小難しいことを言っていたが、平たく言えば、あちらに近づいている状態で魔力で無理矢理視力を補強すると霊が見えるようになるらしい。聞くにタンポポたち死霊術士は片目を態とその状態にするための施術をしているとのことで……常に魔力を流してないと片目だけで行動することになってしまうらしい。死霊魔法使いはそんなことをせずとも魔法を行使すれば周りの人間にも見せることができるようになるらしく、霊系の魔物がいる場所では必須級になるようだ。ただし、死霊術士が唯一勝っている点としては結果的に常時発動していることになるので町などの非戦闘区画では死霊術士の方がいち早く霊を発見することができるということだという。
俺は昨日知り合ったばかりの死霊術士ギルドのメンバーの顔を思い出す。あいつらは霊を見るためだけに片目を差し出すほどに死霊術を研究したかったということだ。そこまでのめり込むものを持っているのは純粋に羨ましかった。そんな物思いに浸っていると俺の視界の端で何かが動いていた。
ふわふわと動くそれは名もなき洞窟で見た何度かみた霊だった。ここにいるということはこの病院で亡くなった人なのだろう。
「こんにちは、見ない顔ですなぁ」
「……少し前からきた新人でして……」
「そうでしたか……まだ若いのに」
霊から声をかけられて俺は思わず反射的に言葉を返してしまった。声の感じからしてご高齢の方だということがわかる。俺の世界の常識? がどこまで通じるかはわからないが……霊は己が死んだことに気が付かないで彷徨うこともあると聞いたことがある。俺が生きていたころは都市伝説の類でしかなかったが、本当なのかもしれない。
「しかし、良かったよ。職員の人にどれだけ話しかけても気が付いてもらえんで困っていたから」
「なるほど……そういえば、先ほど職員の人があなたを探していましたよ。新人の職員さんみたいで困っていたみたいなのでお部屋に戻ってみてはどうでしょう?」
「おぉ、そうだったかい。それじゃあ、戻ってみようかな」
マドラーはここを病院だといった。しかし、俺が知る病院とは少し違う場所だった。建物の大きさに比べて職員の数が少なく活気もない。お見舞いにきているのであろう家族の人は全員が暗い顔をしている。一応、教会のマークがついていることからゼン神教の建物のひとつということなんだろう。教会が治療を行っているというのもタンポポに聞いていてなんとなくわかっていたが、ここは治療を行っているというよりは……漠然と死を待っている場所のように思う。魔法では手の施しようのない人たちがここにいるのだと理解するのにそれほど時間はかからなかった。
「ヤクモさん! あの、ありがとうございました。霊が見つからなくて困っていたんです」
「いや、役に立てたならよかった。次もあるのか?」
「次といいますか……今回は大丈夫です」
しばらくしてタンポポが病院の奥からやって来てすぐさま頭を下げる。俺はそれを止めながら、他にどこかを周るのか聞いてみたと否定されてしまった。
「この町にも少なからず、その、教会にお金を払えず、でも少しでもゼン神様の近くでとこの周りで亡くなる方もいるんですが今日はいなかったので」
なるほどと俺は納得した。するとここでの仕事はもう終わりというわけだ。
「と、いうことは冒険者ギルドにいくのか?」
「はい、あ、その前に屋台によって腹ごしらえをしてからですね。この時間なら落ち着いてる時間のはずなので」
俺はお腹が減らなくてすっかり忘れていたが、そういえばタンポポが何かを食べるところを見たことがなかった。ひょっとしたら昨日の夜ぐらいから何も食べていないのかもしれない。
タンポポに連れられて向かったのはこの町で一番大きな広場だった。昨日の夜に通った時は何もなかったのに朝は様々種類の屋台がならんでいた。街並みが俺の感覚でいう西洋ファンタジー風、屋台に売っているのも中世ファンタジーを思わせる物ばかりだ。言葉は解らないが活気がある。周りを見ると買ったものはどこか落ち着けるところを探してこの場で食べていくのが一般的のようだ。人はまばらだが、事故で触れてしまうのを避けるために俺はタンポポを少し上から見ながら追いかけることにした。どうやらタンポポはスープとパンを購入したらしい。タンポポが落ち着くまで待ってからタンポポの傍へ。
「食べてからでいいけど、今日は冒険者ギルドでどんな仕事を受けるつもりなんだ?」
「んぐ……んぐ……ボクが受けられるのは町での仕事ぐらいなので荷物運びかお掃除ですね。どちらにしてもこの時間は割のいい討伐とかはもうないと思います」
タンポポがパンをスープに浸して獣っぽい口ではぐはぐとおいしそうにパンを食べている。あんまり見るのも失礼かなと思いつつ、かわいいので目を離すことはできない。タンポポに質問をしたのも半分は顔を見るための言い訳のようなものがある。それに気が付かれたのかタンポポは少し気まずそうにパンを一気に頬張ってスープも飲み干してしまった。悪いことをしてしまったかもしれない。
「ふぅ……そ、それじゃあ、冒険者ギルドへ行きましょう!」
スープの入っていたお皿を元の屋台へ返すとタンポポと俺は冒険者ギルドへと向かった。
冒険者ギルドに残っていた仕事はタンポポの言う通り、荷物運びや掃除の依頼ばかり残っていた。こういったランクの仕事はいくつも同時に受けて良いようで残っているものをどうすれば効率よく回れるか考えているようで先ほどから何かをぶつぶつと言っている。無意識で言っているせいか、その言葉は俺にはわからなかったがかなり悩んでいるのはわかる。
「俺が手伝えることがあれば遠慮なく言って欲しい」
「■!? は、はい。えっと。でも、えっと、それじゃあ、報酬を折半ということでいいですか?」
「もちろん」
俺のその返事にタンポポは目を輝かせて悩むことなくいくつかの紙を引っぺがして受付へと持っていく。受付で何事かを確認されていたが無事依頼を受けることができたようだ。何か大きな荷物を預かってタンポポが此方へやってきてそのままギルドの外へ向かって歩いていく。
「最初はギルドからの依頼です。訓練に使う武器や防具を鍛冶師の所へ持っていきます」
タンポポがギルドから外へでるとそう宣言した。持っている荷物の中を覗くとぼろぼろの鎧や剣がいくつか収まっており、更に箱に入りきらないほどの大きな盾をタンポポが邪魔そうに持っている。
「ヤクモさん、お願いできますか?」
「もちろん」
タンポポの言葉に返事をするとタンポポが自らの指を噛み、盾に血を付着させていく。
「生きる物体!」
タンポポの言葉を聞いた途端、俺はタンポポの持っていた盾になった。相変わらず不思議な感覚で少し窮屈さを感じる。多少マシに感じるのは俺の中にあった魔素が完全になくなってしまったからだろうか。タンポポが俺から手をはなす。俺はその場で倒れることなく浮かんでいる。試しに身体を動かしてみると問題なく動くことができた。
「では、行きましょう」
「ちょっと待ってくれ、こうすればその荷物も乗るだろ」
俺は盾の身体をフル活用するべく地面に対して水平になって見せる。そこらにあるテーブルよりは少し小さいが椅子よりは面積は広い。
「え、だ、大丈夫ですか?じゃ、じゃあ、えっと、これだけ」
タンポポはぼろぼろの剣を何振りか俺の上に乗せた……ようだがまだまだ余裕がある。
「もうちょいいけるぞ。箱ごとのせても問題ない」
「え!? あ、は、はい」
タンポポは恐る恐るといった様子で俺に荷物を乗せるが、まだまだ軽く感じる。生前ならこれだけ持ったら身体が悲鳴を上げていたが……あぁ、うん、今はその身体がないんだな。
「……なぁ、タンポポ――」
だったら試してみたいことがある。タンポポに思いついたことを伝えることにした。
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