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出会い
盾との出会い
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裏切られたなんて言うつもりもない…俺が油断していたんだ。
夜寝る前に飲んだ酒に何か入っていた?クイデに入れられたのか…体が痺れているうえに、魔力が体から流れて出てしまっている。魔術が上手く練れない…。はぁ、やべぇ…目の焦点が合わなくなってきている。
ん?何かが俺の探査魔法に引っ掛かった。おかしいな…襲って来たクイデは完璧に撒いてきたし、そんなにすぐには援軍は来ねえはずだ。おい…嘘だろう?俺の仕掛けた魔術を全部かわしてやがる。人間で術者か…
くそっ…とんだ手練れが追いかけてきやがったっ!まだ出来るか?いいや、やらなきゃやられてしまう。体から霧散していく魔力を必死に吸収魔法で掻き集める。間に合ってくれっ!
霞みゆく視界の先に人影が見えたので、捕縛魔法を放った。
くっ…最後の魔力で練った捕縛が弾かれてしまった…もう駄目だ。手に力が入らない。すると…その人影は攻撃もしないで俺の傍に近づいて来た。
何か言っている…途切れ途切れだが、女の声だ。更に近付いて来た女からは殺気も敵意も感じねえ…
「…と…奇跡の…でしょうか?」
奇跡…と聞こえた。敵意が無い女だと分かったところで、俺は立っていることが出来なくなって座り込んでしまった。体が重い…おまけに指先が冷える。
ああ、俺はとうとう死ぬのか…と諦めに似た感情が押し寄せてきた。必死に生きてきた…数限りなく手を汚してきた。それも今ここで終わりを迎えるのか…
体に衝撃が走る…急に揺さぶられているみたいだった。指先の感覚が戻ってきた。体に魔力が戻ってきている。温かい…気持ちいい。ゆっくりと瞼をあげた。
俺の目の前には目深にフードを被った。女だろうか?がしゃがんでこちらを覗き込んでいた。
素性を問うと可愛い声の返事が聞こえる。若い女だ、声は可愛い。そして彼女は自分は奇跡の使い手だと名乗った。奇跡の使い手だって?ああ、そうか!この体の爽快感、虚脱感も無く、そして失った魔力も全て元に戻っている。
奇跡の使い手…噂には聞いてはいたがすごいものだ。
しかし、その奇跡の使い手と名乗ったララーナ=レイジアンテはそのまま立ち去ってしまった。
え?治療代いいの?しかも立ち塞がって再度聞いたら治療代20カラントって舐めてんのか?それ術師協会が決めている最低治療代じゃねえのか?俺、死に掛けてたんだぜ?普通これの50倍は取ってきてもおかしくないだろう?
追いかけようとして、ボロボロの自分の姿に気が付いて…荷袋からシャツを出して着替えた。珍しく慌ててしまう。
なんとか追いついて言葉をかけるが素っ気無い。
俺は女にこんな扱いを受けたことが無い。自分の見た目が良い事も最大限利用してきた。だが、ララーナは素っ気無い…。アザベル村に向かいながら話をしていると段々と奇跡の使い手、ララーナの事が分かってきた。
こいつはお人好しだ。おまけに狙われてるなら保護しようか?みたいなとんでもないことまで言い出してきた。
こんな得体の知れない男を側に置こうなんて能天気にもほどがある。
だったらそんなお人好しなララーナを…利用してやろうか。その日の夜、山裾に敵をおびき寄せてみた。
夜…俺の作戦に乗ってクイデ達が近付いて来た。そして案の定お人好しのララーナもやって来た。
ララーナはフードを被っていなかった。その姿に驚いた。
金色の髪を靡かせて…宵闇に俺の前に立ったのは、この世の美を全て凝縮したような女だった。神秘的な瑠璃色の瞳が暗闇の中で光る。ああ、魔力の輝きか…少し振り向いて俺に好戦的な笑顔を見せたララーナに体も心も震えた。
ララーナが来て心の乱れも治まった。クイデには逃げられたが、深手を負わせることも出来たし…取り敢えずは構わない。どうせあいつらはまた来る…
あいつらは俺が怖いのだ、自分達で遠ざけておいてやっぱり怖いから近づかないでくれ…と言いながら俺を怯えて害そうとする。あいつらは馬鹿なんだよな。
月明りの下、佇むララーナに近付いて無事を確認するとツンとした顔で笑う、美しい女。俺なんか歯牙にもかけない理由が分かった。綺麗な顔なんて自分の顔で見飽きているのだ、他人の見た目になんて興味も湧かないのだろう。
翌朝
月明りの下のララーナの姿が目に焼き付いて離れない俺は、朝から酒を飲んで気を逸らそうとしていた。
するとララーナが寝起きのぼんやりした顔で階段を降りてきた。寝起きもやべぇな、何だかフニャフニャしていて可愛い。
しかしフニャフニャしていてもララーナの追及は鋭かった。俺とクイデ達の関係性がぼんやりとは分かっているみたいだ。しかしな~無防備に擦り寄って来るな!こいつ天然なのか?そうなのか?
最近クイデ達の相手ばかりをしていたから、女っ気なかったもんなぁ…空きっ腹にララーナの天然が沁みるわ。
それにだな、天然ララーナは他の男にも天然を発揮していたみたいだ。恐らく無防備にフードを外してウロウロしていたんだろう…さっきからやたらと若い男どもがやって来る。今日は俺が居るから睨むだけで逃げて行くのもいるが…
本当に無防備だ…。こりゃ色んな意味で危険だ。おまけに、酒も飲んでないのに酔っぱらったみたいなことを、平気で言ってくる!
もういい加減にしろっ!とうとう我慢の限界がきて、説教をしてやった。男に(天然で)媚びるな!やたらと目を見て微笑むな!体の接触が多いのも慎め!何がお父さんだっ!犯されたくなかったら鍵かけて早く寝ろっ!
散々怒ってから部屋に押し込んでおいた。膨れっ面をしているのも可愛い…。俺も大概重症だ。
怒りと色んな高ぶりを抑えようと、湯殿で冷水を浴びる。よしよし…
その勢いでそのまま寝所に入った。
…昔の夢を見ていた気がする。泥水を啜り汚いジジイどもの手をすり抜けて、逃げて戦って…でも痛い。痛くて怖い、誰か助けて…俺はここにいる助けて…
腹に衝撃を受けて目が覚めた。体を動かした瞬間、フニャと柔らかい感触に体がざわついた。
まーた天然ララーナだっ!そんな胸が丸見えの格好で何をやっているんだ。
俺の手が震えているのを心配そうに見てくるララーナに…ちょっと過去の話をしてみた。天然でお人好しのララーナに如何に俺が危険な男かを教えておいてやろうと思ったのだ。
ララーナに泣かれた。そうだった…昔の話をしている時に自分で虚しくて悲しくなっていた。ララーナは魔質が視えるんだった。同調…と言っていたから俺の気持ちがララーナに伝わってしまったみたいだ。
抱き寄せたララーナはとんでもない心地良さだった。暫く胸の弾力と心地良さをニマニマしながら味わっていると、こんな寝所で明らかに夜のお誘いとも取れる発言をかましてきた。
絶対にララーナは何にも考えずに発言したに決まっている!
俺はまた説教をしておいた。今後のことも考えて、だ…俺が出来うる限りララーナに近付く男は始末してやるけれど、万が一近づかれてしまった時にこんなに警戒心が薄いとあっという間に食われちまう。
「…だからな?いいか?男っていうのは…ん?おい…ララーナ?」
おいおーーいっ!?寝てんのか!?こんな状況で寝てんのか!?俺の体に無防備にも凭れかかって、寝てやがるよ!
俺は慌てて自分の理性が働いている間にララーナを掛布で縛った。取り敢えずこれぐらい硬めに縛っとけば俺の自制がなんとか保たれる…と思う。
と、思ってララーナと同じ寝所で寝たんだが…
甘かった…。いくら掛布で体を包んでいようとも、ララーナから小さく吐息が聞こえたり、多分体を動かせないからだろう…唸るような艶めかしい声が聞こえる度に目を開けて確認してしまう。
こうなりゃ、ララーナを見詰めといてやるか。しかし可愛いな…いかん、今そういう思考を持っては危険だ。
子供の時に追いかけられた気持ちの悪いジジイを思い出そう。よしよし…
結局徹夜したが、一日くらい全然平気だ。朝日を浴びて吞気に寝ているララーナの頬に無意識に手を伸ばして撫でていた。
頬も柔らかい…舐めてえな…。
「っ!」
俺は立ち上がると便所に向かった。よく耐えた俺。流石に頑張った…と自分自身を褒めたたえながら…
夜寝る前に飲んだ酒に何か入っていた?クイデに入れられたのか…体が痺れているうえに、魔力が体から流れて出てしまっている。魔術が上手く練れない…。はぁ、やべぇ…目の焦点が合わなくなってきている。
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くっ…最後の魔力で練った捕縛が弾かれてしまった…もう駄目だ。手に力が入らない。すると…その人影は攻撃もしないで俺の傍に近づいて来た。
何か言っている…途切れ途切れだが、女の声だ。更に近付いて来た女からは殺気も敵意も感じねえ…
「…と…奇跡の…でしょうか?」
奇跡…と聞こえた。敵意が無い女だと分かったところで、俺は立っていることが出来なくなって座り込んでしまった。体が重い…おまけに指先が冷える。
ああ、俺はとうとう死ぬのか…と諦めに似た感情が押し寄せてきた。必死に生きてきた…数限りなく手を汚してきた。それも今ここで終わりを迎えるのか…
体に衝撃が走る…急に揺さぶられているみたいだった。指先の感覚が戻ってきた。体に魔力が戻ってきている。温かい…気持ちいい。ゆっくりと瞼をあげた。
俺の目の前には目深にフードを被った。女だろうか?がしゃがんでこちらを覗き込んでいた。
素性を問うと可愛い声の返事が聞こえる。若い女だ、声は可愛い。そして彼女は自分は奇跡の使い手だと名乗った。奇跡の使い手だって?ああ、そうか!この体の爽快感、虚脱感も無く、そして失った魔力も全て元に戻っている。
奇跡の使い手…噂には聞いてはいたがすごいものだ。
しかし、その奇跡の使い手と名乗ったララーナ=レイジアンテはそのまま立ち去ってしまった。
え?治療代いいの?しかも立ち塞がって再度聞いたら治療代20カラントって舐めてんのか?それ術師協会が決めている最低治療代じゃねえのか?俺、死に掛けてたんだぜ?普通これの50倍は取ってきてもおかしくないだろう?
追いかけようとして、ボロボロの自分の姿に気が付いて…荷袋からシャツを出して着替えた。珍しく慌ててしまう。
なんとか追いついて言葉をかけるが素っ気無い。
俺は女にこんな扱いを受けたことが無い。自分の見た目が良い事も最大限利用してきた。だが、ララーナは素っ気無い…。アザベル村に向かいながら話をしていると段々と奇跡の使い手、ララーナの事が分かってきた。
こいつはお人好しだ。おまけに狙われてるなら保護しようか?みたいなとんでもないことまで言い出してきた。
こんな得体の知れない男を側に置こうなんて能天気にもほどがある。
だったらそんなお人好しなララーナを…利用してやろうか。その日の夜、山裾に敵をおびき寄せてみた。
夜…俺の作戦に乗ってクイデ達が近付いて来た。そして案の定お人好しのララーナもやって来た。
ララーナはフードを被っていなかった。その姿に驚いた。
金色の髪を靡かせて…宵闇に俺の前に立ったのは、この世の美を全て凝縮したような女だった。神秘的な瑠璃色の瞳が暗闇の中で光る。ああ、魔力の輝きか…少し振り向いて俺に好戦的な笑顔を見せたララーナに体も心も震えた。
ララーナが来て心の乱れも治まった。クイデには逃げられたが、深手を負わせることも出来たし…取り敢えずは構わない。どうせあいつらはまた来る…
あいつらは俺が怖いのだ、自分達で遠ざけておいてやっぱり怖いから近づかないでくれ…と言いながら俺を怯えて害そうとする。あいつらは馬鹿なんだよな。
月明りの下、佇むララーナに近付いて無事を確認するとツンとした顔で笑う、美しい女。俺なんか歯牙にもかけない理由が分かった。綺麗な顔なんて自分の顔で見飽きているのだ、他人の見た目になんて興味も湧かないのだろう。
翌朝
月明りの下のララーナの姿が目に焼き付いて離れない俺は、朝から酒を飲んで気を逸らそうとしていた。
するとララーナが寝起きのぼんやりした顔で階段を降りてきた。寝起きもやべぇな、何だかフニャフニャしていて可愛い。
しかしフニャフニャしていてもララーナの追及は鋭かった。俺とクイデ達の関係性がぼんやりとは分かっているみたいだ。しかしな~無防備に擦り寄って来るな!こいつ天然なのか?そうなのか?
最近クイデ達の相手ばかりをしていたから、女っ気なかったもんなぁ…空きっ腹にララーナの天然が沁みるわ。
それにだな、天然ララーナは他の男にも天然を発揮していたみたいだ。恐らく無防備にフードを外してウロウロしていたんだろう…さっきからやたらと若い男どもがやって来る。今日は俺が居るから睨むだけで逃げて行くのもいるが…
本当に無防備だ…。こりゃ色んな意味で危険だ。おまけに、酒も飲んでないのに酔っぱらったみたいなことを、平気で言ってくる!
もういい加減にしろっ!とうとう我慢の限界がきて、説教をしてやった。男に(天然で)媚びるな!やたらと目を見て微笑むな!体の接触が多いのも慎め!何がお父さんだっ!犯されたくなかったら鍵かけて早く寝ろっ!
散々怒ってから部屋に押し込んでおいた。膨れっ面をしているのも可愛い…。俺も大概重症だ。
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その勢いでそのまま寝所に入った。
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まーた天然ララーナだっ!そんな胸が丸見えの格好で何をやっているんだ。
俺の手が震えているのを心配そうに見てくるララーナに…ちょっと過去の話をしてみた。天然でお人好しのララーナに如何に俺が危険な男かを教えておいてやろうと思ったのだ。
ララーナに泣かれた。そうだった…昔の話をしている時に自分で虚しくて悲しくなっていた。ララーナは魔質が視えるんだった。同調…と言っていたから俺の気持ちがララーナに伝わってしまったみたいだ。
抱き寄せたララーナはとんでもない心地良さだった。暫く胸の弾力と心地良さをニマニマしながら味わっていると、こんな寝所で明らかに夜のお誘いとも取れる発言をかましてきた。
絶対にララーナは何にも考えずに発言したに決まっている!
俺はまた説教をしておいた。今後のことも考えて、だ…俺が出来うる限りララーナに近付く男は始末してやるけれど、万が一近づかれてしまった時にこんなに警戒心が薄いとあっという間に食われちまう。
「…だからな?いいか?男っていうのは…ん?おい…ララーナ?」
おいおーーいっ!?寝てんのか!?こんな状況で寝てんのか!?俺の体に無防備にも凭れかかって、寝てやがるよ!
俺は慌てて自分の理性が働いている間にララーナを掛布で縛った。取り敢えずこれぐらい硬めに縛っとけば俺の自制がなんとか保たれる…と思う。
と、思ってララーナと同じ寝所で寝たんだが…
甘かった…。いくら掛布で体を包んでいようとも、ララーナから小さく吐息が聞こえたり、多分体を動かせないからだろう…唸るような艶めかしい声が聞こえる度に目を開けて確認してしまう。
こうなりゃ、ララーナを見詰めといてやるか。しかし可愛いな…いかん、今そういう思考を持っては危険だ。
子供の時に追いかけられた気持ちの悪いジジイを思い出そう。よしよし…
結局徹夜したが、一日くらい全然平気だ。朝日を浴びて吞気に寝ているララーナの頬に無意識に手を伸ばして撫でていた。
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「っ!」
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