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第二章
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「俺たち庶民こそが大口納税者だ。俺たちが買い物をすれば、それが納税したことになる……」
白漢旗の弁が乗ってきたとき、白洛因の姿が路地に現れ、あわててまとめに入った。
「まあそんなことを言っても仕方がない。どうせ国策も庶民のことまで考えちゃくれない。家に帰って飯を食うぞ。みんな気にせず話を続けてくれ」
白漢旗は白洛因の元へ駆け寄った。
「息子よ、授業は終わったのか? 疲れたか? どれ、父さんがリュックを持ってやろう」
白洛因の顔にはまだ微笑みが残っている。
「疲れてないよ。飯は炊けた?」
「とっくに炊けてるさ。お前が帰って来るのを待ってたんだ」
白洛因はリュックを部屋に置き、そのまま台所へ向かう。仕切りのカーテンを開けた途端、いい匂いがした。
「今日の料理は父さんが作ったんじゃないだろう?」
白洛因は父親に尋ねる。すると白漢旗は気まずげに笑った。
「俺じゃないよ。鄒おばさんが持ってきてくれたんだ」
「鄒おばさん?」
白洛因は考え込む。
「どこの鄒おばさん?」
「ほら……屋台で朝食を売ってるあの鄒さんだよ。お前毎日彼女が作った豆腐脳を食べてるだろう。名前も知らないのか?」
「なるほど?」
白洛因はわざと語尾を伸ばし、意味深な口調になる。
「父さんは一年中彼女の朝食を食べてて、ついに夕食まで世話になることにしたのか。いっそ嫁にもらったら? 朝食代が浮くよ」
「なにバカなことを言ってるんだ!」
白漢旗は箸で白洛因の頭を叩いた。
「彼女には旦那がいるんだぞ」
「全然姿を見せないじゃないか。いないのと同じだろう?」
「よその街に出稼ぎに行ってるんだろう。夫婦で朝食の屋台をやるわけにいかないからな!」
白洛因は鼻で笑う。
「稼いでるのに嫁にこんな苦労をさせてるのか?」
白漢旗は咳払いし、白洛因に目配せをした。
「ばあちゃんが来たぞ、早く飯を食え……」
白洛因の祖母は青い上着を着ていたが、襟口がレースになっているデザインだった。白洛因はそれを見て突然何かを思い出し、声を上げて笑う。
白ばあちゃんは白洛因が笑っているのを見て、自分も目を細めて笑った。
「今日はうちの大きな亀の機嫌がいいね」
白漢旗は箸を止める。
「母さん、大きな孫だ、孫! 亀じゃないぞ」
「うん、そうね。亀孫子(バカ)だね!」
白洛因は笑いすぎて大汗をかいた。
白じいちゃんも隣で笑いすぎて咽返り、テーブル中に唾をまき散らす。白洛因はさっとティッシュで祖父の汚した場所と口元を拭きとり、それからようやく食べ始めた。
食事中に白漢旗の携帯電話が鳴ったが、誰も気にしなかった。電話を受け、父は白洛因に寄越す。
「お前にかかってきた。女の子からだぞ」
白洛因は電話を受け取り、不思議に思いながら外に出る。誰が父の携帯に電話してきたんだ? 自分ですらろくに番号を覚えていないのに。
白ばあちゃんは首を伸ばし、外を盗み見ながら声をひそめる。
「恋人かね?」
「何が恋人だ。あいつはまだそんな歳じゃない」
白漢旗は白ばあちゃんに魚を取り分ける。
「いいからご飯を食べて」
「ふん……どっちにしたって髷(孫)の結婚を見るまでは死ねないよ」
白漢旗は口を挟んだ。
「大丈夫だ。簡単に死にゃしないよ!」
「何てこというんだい」
白ばあちゃんは白漢旗の手の甲を叩く。彼は笑った。
「俺の口が悪いっていうのか? 誰が朝から晩まで俺に『孫』って言い直させてるんだ」
「……」
「もしもし?」
携帯からすすり泣きが聞こえてくる。白洛因はその時点で相手がわかった。穏やかだった心が泣き声で乱され、直感的に電話を切ろうと決める。
「切らないで」
相手はまるで白洛因の気持ちを読んだかのように泣き止んだ。硬い声が響く。
「もし切ったらすぐに帰国して会いに行くから。本気よ」
白洛因は気を取り直し、淡々と問いかけた。
「何の用だ?」
「私のメールを読んでいないの? 一度も返事をくれないじゃない。私は知り合いもなくたった一人で外国にいてあなたを必要としているのに、どうしてそんなに冷たくするの?」
「なんで俺が読んでいないと思うんだ?」
「知ってるわ。わかってるわよ」
彼女は電話の向こうでまた泣きだした。白洛因は電話を強く握る。
「それならわかるだろう。俺は一度決めたことは変えない。俺たちはもう別れたんだ」
相手はしばらく黙りこんだ後、ゆっくりと答える。
「私の出したメールを全部読んで。さもなければ私は毎日お父さんに電話をかけるわ。嫌がられるまでずっと」
「待てよ……石慧」
白洛因は言葉を詰まらせる。
「君はこれまでそんな聞き分けのないことを言わなかったじゃないか?」
「あなたのせいよ!」
白洛因が口を開く前に相手は電話を切った。
「おい、息子よ。ビールを持ってきてくれ」
白洛因は携帯電話をポケットに突っ込み、ビールを二本抱えて部屋に戻る。
その後は何を食べても美味しく感じられなかったが、祖父母に心配をかけまいと無理に料理を飲み込む。眠る前にパソコンを開くと、メールの受信フォルダには二十八通もの未読メールが入っていて、白洛因はしばらく経ってからようやくマウスを動かした。
臆病者め……白洛因は自分を罵る。
早く終わらせて心の負担を軽減しようと、白洛因はまず一番最近の二十八通目を開いた。
『あなたはきっとこの最後のメールから読むだろうと思い、内容は六通目に書きました』
白洛因は六通目を開いた。
『ひどいわ。やっぱり最後の一通から開いたのね。でもこのメールにも本当に言いたいことは書かないわ。悔しかったら十通目を見なさい』
白洛因は辛抱強く十通目を開いたが、内容はさほど変わらず、白洛因に次のメールを開かせようとするだけだった。そのまま繰り返して残りのメールは二通になったが、実のある内容は何ひとつ書かれていなかった。くだらないゲームを終わりにしようと、白洛因は二通のうちの一通を開く。
『ふふ……嫌になったんでしょう。あなたに開かせようとしたメールはこれじゃない。何も書いてないわよ』
俺の負けだと思いながら、白洛因は最後の一通を開いた。
『もしここまで私の指示通りにメールを読んだのなら、あなたの心にはもう完全に私がいないということね。私たち、本当に終わりなのかしら』
白洛因の心に巣食っていた憂鬱と苛立ちは消えたが、残ったのは空虚なやるせなさだった。彼の心の最奥を押さえつけていた石がひび割れ、隠されていた社会における階級意識がゆっくり芽吹こうとしていた。石慧は高官の娘で、一万元を超える高価な服を身にまとい、一食分の外食代で白家の二か月分にあたる食費を使う。姜圓が彼の生活に現れ、彼の父親の能力と社会的地位の低さをあげつらうまで、白洛因はそれを意識してこなかった。
彼は父を心から深く慕っているので、見下したこともなければ他人が父親を蔑視するのも許さなかった。だが自分は決して第二の白漢旗にはならない。いつの日か社会の高みに立ち、一般大衆を上から見下ろす。かつて彼らを蟻のように扱った人間を引きずり出して打ち据え、その腐りきった血肉を世の人々の前に晒しあげ、もっとも残酷な目に遭わせてやる。
白漢旗の弁が乗ってきたとき、白洛因の姿が路地に現れ、あわててまとめに入った。
「まあそんなことを言っても仕方がない。どうせ国策も庶民のことまで考えちゃくれない。家に帰って飯を食うぞ。みんな気にせず話を続けてくれ」
白漢旗は白洛因の元へ駆け寄った。
「息子よ、授業は終わったのか? 疲れたか? どれ、父さんがリュックを持ってやろう」
白洛因の顔にはまだ微笑みが残っている。
「疲れてないよ。飯は炊けた?」
「とっくに炊けてるさ。お前が帰って来るのを待ってたんだ」
白洛因はリュックを部屋に置き、そのまま台所へ向かう。仕切りのカーテンを開けた途端、いい匂いがした。
「今日の料理は父さんが作ったんじゃないだろう?」
白洛因は父親に尋ねる。すると白漢旗は気まずげに笑った。
「俺じゃないよ。鄒おばさんが持ってきてくれたんだ」
「鄒おばさん?」
白洛因は考え込む。
「どこの鄒おばさん?」
「ほら……屋台で朝食を売ってるあの鄒さんだよ。お前毎日彼女が作った豆腐脳を食べてるだろう。名前も知らないのか?」
「なるほど?」
白洛因はわざと語尾を伸ばし、意味深な口調になる。
「父さんは一年中彼女の朝食を食べてて、ついに夕食まで世話になることにしたのか。いっそ嫁にもらったら? 朝食代が浮くよ」
「なにバカなことを言ってるんだ!」
白漢旗は箸で白洛因の頭を叩いた。
「彼女には旦那がいるんだぞ」
「全然姿を見せないじゃないか。いないのと同じだろう?」
「よその街に出稼ぎに行ってるんだろう。夫婦で朝食の屋台をやるわけにいかないからな!」
白洛因は鼻で笑う。
「稼いでるのに嫁にこんな苦労をさせてるのか?」
白漢旗は咳払いし、白洛因に目配せをした。
「ばあちゃんが来たぞ、早く飯を食え……」
白洛因の祖母は青い上着を着ていたが、襟口がレースになっているデザインだった。白洛因はそれを見て突然何かを思い出し、声を上げて笑う。
白ばあちゃんは白洛因が笑っているのを見て、自分も目を細めて笑った。
「今日はうちの大きな亀の機嫌がいいね」
白漢旗は箸を止める。
「母さん、大きな孫だ、孫! 亀じゃないぞ」
「うん、そうね。亀孫子(バカ)だね!」
白洛因は笑いすぎて大汗をかいた。
白じいちゃんも隣で笑いすぎて咽返り、テーブル中に唾をまき散らす。白洛因はさっとティッシュで祖父の汚した場所と口元を拭きとり、それからようやく食べ始めた。
食事中に白漢旗の携帯電話が鳴ったが、誰も気にしなかった。電話を受け、父は白洛因に寄越す。
「お前にかかってきた。女の子からだぞ」
白洛因は電話を受け取り、不思議に思いながら外に出る。誰が父の携帯に電話してきたんだ? 自分ですらろくに番号を覚えていないのに。
白ばあちゃんは首を伸ばし、外を盗み見ながら声をひそめる。
「恋人かね?」
「何が恋人だ。あいつはまだそんな歳じゃない」
白漢旗は白ばあちゃんに魚を取り分ける。
「いいからご飯を食べて」
「ふん……どっちにしたって髷(孫)の結婚を見るまでは死ねないよ」
白漢旗は口を挟んだ。
「大丈夫だ。簡単に死にゃしないよ!」
「何てこというんだい」
白ばあちゃんは白漢旗の手の甲を叩く。彼は笑った。
「俺の口が悪いっていうのか? 誰が朝から晩まで俺に『孫』って言い直させてるんだ」
「……」
「もしもし?」
携帯からすすり泣きが聞こえてくる。白洛因はその時点で相手がわかった。穏やかだった心が泣き声で乱され、直感的に電話を切ろうと決める。
「切らないで」
相手はまるで白洛因の気持ちを読んだかのように泣き止んだ。硬い声が響く。
「もし切ったらすぐに帰国して会いに行くから。本気よ」
白洛因は気を取り直し、淡々と問いかけた。
「何の用だ?」
「私のメールを読んでいないの? 一度も返事をくれないじゃない。私は知り合いもなくたった一人で外国にいてあなたを必要としているのに、どうしてそんなに冷たくするの?」
「なんで俺が読んでいないと思うんだ?」
「知ってるわ。わかってるわよ」
彼女は電話の向こうでまた泣きだした。白洛因は電話を強く握る。
「それならわかるだろう。俺は一度決めたことは変えない。俺たちはもう別れたんだ」
相手はしばらく黙りこんだ後、ゆっくりと答える。
「私の出したメールを全部読んで。さもなければ私は毎日お父さんに電話をかけるわ。嫌がられるまでずっと」
「待てよ……石慧」
白洛因は言葉を詰まらせる。
「君はこれまでそんな聞き分けのないことを言わなかったじゃないか?」
「あなたのせいよ!」
白洛因が口を開く前に相手は電話を切った。
「おい、息子よ。ビールを持ってきてくれ」
白洛因は携帯電話をポケットに突っ込み、ビールを二本抱えて部屋に戻る。
その後は何を食べても美味しく感じられなかったが、祖父母に心配をかけまいと無理に料理を飲み込む。眠る前にパソコンを開くと、メールの受信フォルダには二十八通もの未読メールが入っていて、白洛因はしばらく経ってからようやくマウスを動かした。
臆病者め……白洛因は自分を罵る。
早く終わらせて心の負担を軽減しようと、白洛因はまず一番最近の二十八通目を開いた。
『あなたはきっとこの最後のメールから読むだろうと思い、内容は六通目に書きました』
白洛因は六通目を開いた。
『ひどいわ。やっぱり最後の一通から開いたのね。でもこのメールにも本当に言いたいことは書かないわ。悔しかったら十通目を見なさい』
白洛因は辛抱強く十通目を開いたが、内容はさほど変わらず、白洛因に次のメールを開かせようとするだけだった。そのまま繰り返して残りのメールは二通になったが、実のある内容は何ひとつ書かれていなかった。くだらないゲームを終わりにしようと、白洛因は二通のうちの一通を開く。
『ふふ……嫌になったんでしょう。あなたに開かせようとしたメールはこれじゃない。何も書いてないわよ』
俺の負けだと思いながら、白洛因は最後の一通を開いた。
『もしここまで私の指示通りにメールを読んだのなら、あなたの心にはもう完全に私がいないということね。私たち、本当に終わりなのかしら』
白洛因の心に巣食っていた憂鬱と苛立ちは消えたが、残ったのは空虚なやるせなさだった。彼の心の最奥を押さえつけていた石がひび割れ、隠されていた社会における階級意識がゆっくり芽吹こうとしていた。石慧は高官の娘で、一万元を超える高価な服を身にまとい、一食分の外食代で白家の二か月分にあたる食費を使う。姜圓が彼の生活に現れ、彼の父親の能力と社会的地位の低さをあげつらうまで、白洛因はそれを意識してこなかった。
彼は父を心から深く慕っているので、見下したこともなければ他人が父親を蔑視するのも許さなかった。だが自分は決して第二の白漢旗にはならない。いつの日か社会の高みに立ち、一般大衆を上から見下ろす。かつて彼らを蟻のように扱った人間を引きずり出して打ち据え、その腐りきった血肉を世の人々の前に晒しあげ、もっとも残酷な目に遭わせてやる。
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