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第四章
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顧海は借家に戻りランニングを丁寧にたたんで棚にしまう。その間、脇に置かれた古い携帯電話は耳をつんざくような嫌な音で鳴り続けていた。
「大海、なあ大海!」
声を聞いただけで暇人の李爍だとわかる。
「大海、最近どうしてる? なんで仲間にも連絡してこないんだ?」
顧海は固まった。確かにしばらく仲間には連絡を入れていない。携帯を変えてパソコンも売り払ったのでネットをする方法がないのだ。携帯もつながりにくく使いづらいため、仲間への連絡を怠っていた。
「特に何もねえよ。学校に行って寝てるだけで、暇だ」
李爍はそれを聞いて喜んだ。
「土曜日に出て来いよ。虎子(周似虎の愛称)を呼ぶからさ。あいつ、新しい車を買ったからお前に見せびらかしたいんだぜ。そっちから出てくる? それとも俺たちが迎えに行こうか?」
顧海はきらりと目を光らせ、慎重にことを運ぼうとする。
「こっちから行くよ。今後も何もなければ訪ねては来るな。急用のときはまず電話を寄越して俺が来いと言ってからにしろ」
「バレたらヤバいことでもしてるのか? 俺たちに隠さなきゃならないことって……」
顧海はおざなりに答えた。
「大丈夫だよ。俺の言うとおりにすればいい。じゃあ土曜日にな」
そう言ってすぐに電話を切った。するとまたすぐに電話が鳴る。
「顧海!」
繋がった途端に鼓膜を震わせる大声が聞こえ、顧海は軽く眉間をよせた。
「どうして何日も連絡してくれないの?」
顧海は長いため息をつき、ここ数日の出来事を思い返す。なぜみんな俺に借金取りのような口ぶりで話すんだ?
「毎日電話してるじゃないか」
古い携帯から聞こえて来る金璐璐の声は、あきらかに荒々しかった。
「毎日電話してるけど、全部私からじゃないの。あなたからは一度もかけてこないわ! 前はこんなんじゃなかった。いつもあなたからかけてくれたのに……もしかしたら誰かと浮気してるんじゃないの?」
「誰と浮気するっていうんだ」
顧海は怒って一蹴する。
「疑心暗鬼になるなよ。お前こそ前はそんなに心が狭くなかっただろう。もし他に誰か好きな奴ができたなら、俺はお前の電話にも一切出ないよ」
金璐璐の声は泣いているように聞こえた。
「じゃあどうしてあなたから電話をくれないの?」
実のところ、それは電話代節約のためだった。通話を受けるだけなら金がかからない。そんなことはこれまで気にしたこともなかった。通話状態のまま寝てしまい、朝までかけっぱなしだったことすらある。だが今は違う。電話を手にしても自分からかけるのは損だと思ってしまう。それに、古い携帯は通話時間が長くなるとすぐに熱くなる。下手すれば壊れてしまうのではないかと心配になって自分からはかけなくなった。
「ここ数日引っ越しして忙しかったから電話する暇がなかったんだ」
金璐璐は鼻をすすったが、少し語気がやわらぐ。
「どこに引っ越したの?」
顧海は顔を上げ、漆喰が剥がれ落ちた天井を眺め、少し間をおいてから答えた。
「学校から遠くないマンションだ。場所を言っても覚えられないだろう」
「言って。あなたが言えば覚えるから。休みになったら会いに行くわ」
顧海の顔色は一変したが、語気は変わらず穏やかなままだった。
「来るなよ。女の子がこんな遠出をするなんて危ないだろう」
金璐璐はため息をつく。
「でも今の生活がどんなふうなのか見たいわ。新学期が始まってから一度もあなたのところに行ってないもの。あなたがどんな様子なのかも知らないのよ」
「俺はすごく元気だよ。お前が元気でいれば、俺も大丈夫」
金璐璐は長い間黙り込んだ後、突然暗い声を出した。
「顧海、あなた変わったわ」
「どこが?」
「前はそんな甘い言葉を口にしたりしなかった。本当に新しい女ができたんじゃないの?」
顧海は何も言わず電話を切った。聞かなければ不愉快にもならない。理由はわからないが、これまで何を言っても腹が立たなかった彼女にすぐ苛立ってしまう。
少し間を置いてふたたび携帯電話が鳴る。その音はやはり耳をつんざいた。この家の壁は薄く、防音性も低い。隣に聞こえると思い、顧海は携帯電話の電源を切った。
ベッドに寝ころぶと少し心配になる。
金璐璐の性格からして、もし自分たちが冷戦状態になったら先に我慢できなくなるのは彼女だ。そうしたらどうなる? 多分遠路はるばるやって来て顧海の本当の身分と家庭環境を暴露するに違いない。
それはダメだ!
顧海は長い脚を床に下ろし、大股で机に歩み寄ると携帯電話を手に取った。
電源を入れた途端に着信音が鳴り響く。あわてて取ろうとしたが電話の反応は鈍い。焦った顧海の動きが速すぎたのか、古い携帯電話はそのままフリーズ状態に陥った。
それからしばらく間を置き、おそらく金璐璐の情緒も落ち着いた頃を見計らって再度携帯電話の電源を入れた。今回は焦らず動作音がしなくなるのを待ってから電話をかける。
「もしもし……」
ひどい鼻声が聞こえてくる。顧海は震撼した。金璐璐は強い女性で、泣いたりしないはずだ。少なくともこれまで顧海の前で涙を見せたことはなかった。
「ほら、もう泣くなよ」
金璐璐のすすり泣きはさらにひどくなり、言葉も途切れ途切れになる。
「バカな妄想だってわかってるわよ……でもあなたが変わりすぎてて……前に学校が離れたときでも……気持ちは側にいたのに……いまは……すごく遠くにいるみたい」
顧海は少し間を置いてから答えた。
「遠くはないぞ。高速鉄道に乗れば三十分で着く」
金璐璐は泣き笑いをする。
「さっきはどうして電話を切ったのよ」
「切ってない。電波が悪かったんだ」
顧海は気づいた。いまの自分はいとも簡単に流れるように嘘をつく。
金璐璐は甘えるように言った。
「ここ最近ずっと頭が痛くて辛いの」
顧海は時計を見る。もう五分経った。
「パソコンとか携帯を弄りすぎだろ。携帯も耳元に近すぎると電磁波を浴びて良くない。いいから早く寝ろ。明日の朝になればよくなるから」
金璐璐は大きくため息をついた。
「土曜日には会いに来てくれる?」
「土曜は李爍や虎子と約束してる。日曜日じゃダメか? 日曜日なら一日空いてる」
「いつも彼らのほうを大事にするのよね」
「大事かどうかは問題じゃない。先に約束が入ったから、それを守るだけだ!」
金璐璐はしばらく黙った後、ぽつりと返事をする。
「日曜日は同級生の誕生日パーティーに行くから時間がないわ。来週にしましょう。二日続きじゃ疲れちゃうでしょ」
電話を切る間際、金璐璐が失望のため息が聞こえた。
部屋の明かりを消したとき、顧海は突然二年前のことを思い出した。彼女は女子を大勢引き連れて主任の家の窓ガラスを割り、学校でも公然と校長に戦いを挑んだ。あのときの正義感に溢れ豪快で恐れを知らない様子は、細身の少女とは思えない天地を揺るがすほどの覇気に満ちていた。顧海は金璐璐が教室の席に座り爽やかな笑顔を浮かべていたことを思い出す。あの笑顔はいまでも美しいと思う。
顧海はあの頃確かに金璐璐に恋をしていた。
もしかしたら、好きなものには触れないほうがいいのかもしれない。見ているだけで触らなければ変形もせず原型を留めておける。弄りまわせばその美しさを損なってしまう。
顧海はしばらく考えてから携帯電話を手に取り、時間をかけてメッセージを送った。
「李爍たちには断るよ。土曜日にお前に会いに行く」
携帯電話を置いたとき、顧海の心は穏やかな落ち着きを取り戻していた。
「大海、なあ大海!」
声を聞いただけで暇人の李爍だとわかる。
「大海、最近どうしてる? なんで仲間にも連絡してこないんだ?」
顧海は固まった。確かにしばらく仲間には連絡を入れていない。携帯を変えてパソコンも売り払ったのでネットをする方法がないのだ。携帯もつながりにくく使いづらいため、仲間への連絡を怠っていた。
「特に何もねえよ。学校に行って寝てるだけで、暇だ」
李爍はそれを聞いて喜んだ。
「土曜日に出て来いよ。虎子(周似虎の愛称)を呼ぶからさ。あいつ、新しい車を買ったからお前に見せびらかしたいんだぜ。そっちから出てくる? それとも俺たちが迎えに行こうか?」
顧海はきらりと目を光らせ、慎重にことを運ぼうとする。
「こっちから行くよ。今後も何もなければ訪ねては来るな。急用のときはまず電話を寄越して俺が来いと言ってからにしろ」
「バレたらヤバいことでもしてるのか? 俺たちに隠さなきゃならないことって……」
顧海はおざなりに答えた。
「大丈夫だよ。俺の言うとおりにすればいい。じゃあ土曜日にな」
そう言ってすぐに電話を切った。するとまたすぐに電話が鳴る。
「顧海!」
繋がった途端に鼓膜を震わせる大声が聞こえ、顧海は軽く眉間をよせた。
「どうして何日も連絡してくれないの?」
顧海は長いため息をつき、ここ数日の出来事を思い返す。なぜみんな俺に借金取りのような口ぶりで話すんだ?
「毎日電話してるじゃないか」
古い携帯から聞こえて来る金璐璐の声は、あきらかに荒々しかった。
「毎日電話してるけど、全部私からじゃないの。あなたからは一度もかけてこないわ! 前はこんなんじゃなかった。いつもあなたからかけてくれたのに……もしかしたら誰かと浮気してるんじゃないの?」
「誰と浮気するっていうんだ」
顧海は怒って一蹴する。
「疑心暗鬼になるなよ。お前こそ前はそんなに心が狭くなかっただろう。もし他に誰か好きな奴ができたなら、俺はお前の電話にも一切出ないよ」
金璐璐の声は泣いているように聞こえた。
「じゃあどうしてあなたから電話をくれないの?」
実のところ、それは電話代節約のためだった。通話を受けるだけなら金がかからない。そんなことはこれまで気にしたこともなかった。通話状態のまま寝てしまい、朝までかけっぱなしだったことすらある。だが今は違う。電話を手にしても自分からかけるのは損だと思ってしまう。それに、古い携帯は通話時間が長くなるとすぐに熱くなる。下手すれば壊れてしまうのではないかと心配になって自分からはかけなくなった。
「ここ数日引っ越しして忙しかったから電話する暇がなかったんだ」
金璐璐は鼻をすすったが、少し語気がやわらぐ。
「どこに引っ越したの?」
顧海は顔を上げ、漆喰が剥がれ落ちた天井を眺め、少し間をおいてから答えた。
「学校から遠くないマンションだ。場所を言っても覚えられないだろう」
「言って。あなたが言えば覚えるから。休みになったら会いに行くわ」
顧海の顔色は一変したが、語気は変わらず穏やかなままだった。
「来るなよ。女の子がこんな遠出をするなんて危ないだろう」
金璐璐はため息をつく。
「でも今の生活がどんなふうなのか見たいわ。新学期が始まってから一度もあなたのところに行ってないもの。あなたがどんな様子なのかも知らないのよ」
「俺はすごく元気だよ。お前が元気でいれば、俺も大丈夫」
金璐璐は長い間黙り込んだ後、突然暗い声を出した。
「顧海、あなた変わったわ」
「どこが?」
「前はそんな甘い言葉を口にしたりしなかった。本当に新しい女ができたんじゃないの?」
顧海は何も言わず電話を切った。聞かなければ不愉快にもならない。理由はわからないが、これまで何を言っても腹が立たなかった彼女にすぐ苛立ってしまう。
少し間を置いてふたたび携帯電話が鳴る。その音はやはり耳をつんざいた。この家の壁は薄く、防音性も低い。隣に聞こえると思い、顧海は携帯電話の電源を切った。
ベッドに寝ころぶと少し心配になる。
金璐璐の性格からして、もし自分たちが冷戦状態になったら先に我慢できなくなるのは彼女だ。そうしたらどうなる? 多分遠路はるばるやって来て顧海の本当の身分と家庭環境を暴露するに違いない。
それはダメだ!
顧海は長い脚を床に下ろし、大股で机に歩み寄ると携帯電話を手に取った。
電源を入れた途端に着信音が鳴り響く。あわてて取ろうとしたが電話の反応は鈍い。焦った顧海の動きが速すぎたのか、古い携帯電話はそのままフリーズ状態に陥った。
それからしばらく間を置き、おそらく金璐璐の情緒も落ち着いた頃を見計らって再度携帯電話の電源を入れた。今回は焦らず動作音がしなくなるのを待ってから電話をかける。
「もしもし……」
ひどい鼻声が聞こえてくる。顧海は震撼した。金璐璐は強い女性で、泣いたりしないはずだ。少なくともこれまで顧海の前で涙を見せたことはなかった。
「ほら、もう泣くなよ」
金璐璐のすすり泣きはさらにひどくなり、言葉も途切れ途切れになる。
「バカな妄想だってわかってるわよ……でもあなたが変わりすぎてて……前に学校が離れたときでも……気持ちは側にいたのに……いまは……すごく遠くにいるみたい」
顧海は少し間を置いてから答えた。
「遠くはないぞ。高速鉄道に乗れば三十分で着く」
金璐璐は泣き笑いをする。
「さっきはどうして電話を切ったのよ」
「切ってない。電波が悪かったんだ」
顧海は気づいた。いまの自分はいとも簡単に流れるように嘘をつく。
金璐璐は甘えるように言った。
「ここ最近ずっと頭が痛くて辛いの」
顧海は時計を見る。もう五分経った。
「パソコンとか携帯を弄りすぎだろ。携帯も耳元に近すぎると電磁波を浴びて良くない。いいから早く寝ろ。明日の朝になればよくなるから」
金璐璐は大きくため息をついた。
「土曜日には会いに来てくれる?」
「土曜は李爍や虎子と約束してる。日曜日じゃダメか? 日曜日なら一日空いてる」
「いつも彼らのほうを大事にするのよね」
「大事かどうかは問題じゃない。先に約束が入ったから、それを守るだけだ!」
金璐璐はしばらく黙った後、ぽつりと返事をする。
「日曜日は同級生の誕生日パーティーに行くから時間がないわ。来週にしましょう。二日続きじゃ疲れちゃうでしょ」
電話を切る間際、金璐璐が失望のため息が聞こえた。
部屋の明かりを消したとき、顧海は突然二年前のことを思い出した。彼女は女子を大勢引き連れて主任の家の窓ガラスを割り、学校でも公然と校長に戦いを挑んだ。あのときの正義感に溢れ豪快で恐れを知らない様子は、細身の少女とは思えない天地を揺るがすほどの覇気に満ちていた。顧海は金璐璐が教室の席に座り爽やかな笑顔を浮かべていたことを思い出す。あの笑顔はいまでも美しいと思う。
顧海はあの頃確かに金璐璐に恋をしていた。
もしかしたら、好きなものには触れないほうがいいのかもしれない。見ているだけで触らなければ変形もせず原型を留めておける。弄りまわせばその美しさを損なってしまう。
顧海はしばらく考えてから携帯電話を手に取り、時間をかけてメッセージを送った。
「李爍たちには断るよ。土曜日にお前に会いに行く」
携帯電話を置いたとき、顧海の心は穏やかな落ち着きを取り戻していた。
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