26 / 116
第二章
友人の来訪 番外編
しおりを挟む
「ねぇねぇ、ディルク。やっぱりさ、これってあれだよね?」
「あれ、とは?」
向かいのソファから話しかけられ、書類から目を逸らさずにディルクは問い返す。
今日は旧友が訪ねて来るというので、ルーカスの家に集まっていた。
ワーカホリックのディルクは、書類を持ち込み待ち時間を利用して仕事をしている。
それはいつものことなので、ルーカスは気にせず話を続けた。
「あれだよ! あの堅物くんが俺たちに人を紹介したいだなんて。絶対、結婚相手だよ! うわ~、どんな子なんだろ。超楽しみ!」
ルーカスは『気に入らなかったら虐めちゃおう』と嬉々としている。
外では、見た目通り聖職者のように人を教え導く言動を取り、他人に親切で優しい人物として人々から尊敬されている。
だが、実際のルーカスは正反対もいいところで、好き嫌いが激しく悪戯好きで性に奔放だった。話題も口調も下品な時があり、よく旧友に窘められていたことをディルクは思い出す。
ちなみにディルクはルーカスにあまり注意しない。気にしないということもあるが、ただ面倒くさいだけだった。
「結婚相手? 手紙には教え子だと書いてあっただろ」
手紙には、今日訪れる事と、その際に教え子を連れて行くので紹介したいということが簡潔に書かれていた。
「きっと教え子との禁断の恋だよ! やるな! だがまぁ、家庭教師失格だけどな!」
そう言ってルーカスは楽しそうに笑った。
ルーカスは想像を膨らませ更にあれこれと相手を予想し、ディルクがそれを聞きながら仕事をしていると、やっと待ち人がやって来た。
使用人に案内され入室してきた旧友と子どもを見て、完全に結婚相手だと思っているルーカスは固まった。
それに気づかず旧友であるユーリは、久しぶりの再会に笑みを浮かべている。
「久しぶりだな。ルーカス、ディルク。今日は時間を作ってくれてありがとう」
子どもを凝視したまま動かないルーカスに代わり仕方なくディルクが答えた。
「あぁ、久しぶり。そちらが、紹介したいと言っていた教え子か?」
ユーリの横にいる少年を見た瞬間、ディルクはすぐに貴族だと分かった。
衣服が上質であるし、何より佇まいに品がある。
「あぁ、そうだ。今、私が家庭教師をしている子なんだ。フィン、紹介しよう。こちらがディルクで、そしてこちらがルーカスだ」
背中を押されて一歩前に出た子どもは緊張しているようで、少し強張った笑みを浮かべていた。
「初めまして。フィン・ローゼシュバルツと申します。いつもユーリ先生にはお世話になっています。今日は、お二人にお会いできて嬉しいです」
まだ可愛らしい声をした男の子だった。
フィンの挨拶を聞いてルーカスがやっと動き出す。
「おっ、」
「うん?」
「おまっ」
「どうした? ルーカス」
「お前!ショタコンだったのか‼︎」
ショタコンだったのか。
ショタコンだったのか。
ショタコンだったのか。
部屋にルーカスの言葉が、こだました。
「しょた、こん?」
「何の話だ?」
フィンは不思議そうにルーカスの言葉を繰り返し、ユーリはぐっと眉間に皺を寄せ、ディルクはこの先の展開を予想し、巻き込まれないようにと、その場からさりげなく離れた。
ルーカスはしきりに首を傾げフィンをじろじろと眺め回す。
「どうやって挿れてるんだ? どう考えても入らないだろ。俺でも難しいのに!」
「何をですか?」
「お前の小さな尻に、ユーリの大きなモノは入らないだろって言ってんだよ」
そんな小さな子に言っても意味が分からないだろうとディルクは思った。
だが、ルーカスの言葉を聞いて初めはキョトンとしていたフィンは何かに気づくと、ぽっと頬を染めた。
ユーリの下半身を見て、ルーカスの下半身を見て、今度はユーリの顔にチラリと視線を向けると、フィンはおずおずと問いかけた。
「……先生、ルーカスさんに挿れたことが」
「あるわけないだろう‼︎」
「俺が奉仕したことはある」
「ルーカス‼︎」
ユーリは悲鳴を上げた。
フィンはますます顔を赤らめ視線を彷徨わせると、再びユーリに問いかけた。
「そ、そうなんだ。もしかして、先生とルーカスさんは昔、恋人同士だったり?」
「しない‼︎」
「セフレみたいなもんさ」
「ルーカス‼︎」
ユーリの焦っている姿は珍しく、ルーカスはそれを瞬時に感じ取り、あることないことフィンに吹き込み始めた。
何故か会話が成り立っている。
初心そうな見た目に反して、フィンは性のことに関して知識があるらしい。
問題なしと判断したディルクは、楽しそうに話をしている三人(主にルーカス)は放っておいて、仕事に戻ることにした。
そして、使用人がお茶の用意ができたと部屋を訪れるまで、ユーリとフィンはルーカスに揶揄われ続けていた。
「変わらないな。ルーカス」
そう言ったユーリは、出されたお茶を飲みつつ、げんなりとした顔をしている。
フィンの方は最初の緊張が取れたのか、リラックスした表情をしており、出された焼菓子を美味しそうに食べていた。
「そう?毎日いい子種を摂取してるからかな」
「もうその話題はやめろ! 子どもの前だぞ!」
「でも、フィンは意味分かってるっぽいし、問題なくない?」
「あるに決まってる!」
ユーリのこめかみに青筋が立ったのを見て、さすがに仲裁に入ろうとディルクは思ったが、先にフィンが可笑しそうに笑った。
大人三人に注目され、フィンは慌てて口元を押さえる。
「笑ってごめんなさい。先生とルーカスさんって仲良しだなって思って」
フィンはそう言ってニコニコと笑った。
先程までピリピリしていたユーリは、フィンの顔を見て気が抜けたように息を吐くと、苦笑した。
「……まぁ、仲は悪くない」
その後は、ユーリが今日訪れた理由やフィンの魔力属性についての話になった。
途中でフィンがユーリの結婚相手じゃないと分かり(ディルクは最初から分かっていた)ルーカスは非常に残念がっていた。
「もしかしたら万が一あり得るかも知れないだろう? 君が大人になったら結婚しようね、とか」
「こんな幼い子にそんなことを言ったら犯罪だ!」
ユーリは何故そんな勘違いをするんだと頭を抱えている。
「あぁ、だからショタコン」
フィンは最初のルーカスの発言の謎が解けたと、すっきりとした顔をした。
その後も、四人でいろいろ喋り、夕食を共にした後、ユーリとフィンは今日泊まる宿へと帰って行った。
ディルクは、ルーカスにちょっと飲もうと誘われ帰るのが面倒になり、今日は泊まることにした。
「いやー、楽しかったな」
言葉通りルーカスは終始楽しそうだった。
フィンは素直で反応が可愛く、ルーカスは隙を見てはフィンを揶揄って遊んでいた。
養子とはいえ侯爵家で宰相の息子。
しかも、大魔法使いのイザベルの実の孫だと聞いた時は、ディルクは顔には出さなかったが内心では驚いていた。すごい後ろ盾を持つ子どもだと思ったが、本人はそんなことを感じさせない、のほほんとした子だった。
フィンが祖母をベルちゃんと呼んでいることが分かると『じゃあ俺もルーちゃんって呼んで!』と嬉しそうに提案するくらい、ルーカスはフィンを気に入ったようだった。
「良かったな」
ディルクは自分のグラスにワインを注ぐと、香りを楽しんだ後、ゆっくりと飲み始める。
「ディルクも楽しかったんだろ。飲みに誘って残ってくれたんだから。嫌な時はすぐ帰るくせに」
確かにディルクは人付き合いをあまり好まず、一人でいる方が好きだ。
しかし、今日の四人でする会話は苦痛ではなく、それなりに楽しめたことは、ディルクも自覚していた。久しぶりに旧友と再会したせいかもしれない。
「まぁ、悪くはなかった」
「ディルクもフィンが気に入ったんだな。よーし! 今度フィンが来たらディルクのことを『ディルちゃん』って呼んでもらえるようにお願いしてやろう」
「やめろ」
「それとも今から宿まで行くか?」
「行かん」
ルーカスとディルクは、久しぶりに会えた旧友とその教え子の話をしながら、その日は夜遅くまで楽しくお酒を飲んだのであった。
「あれ、とは?」
向かいのソファから話しかけられ、書類から目を逸らさずにディルクは問い返す。
今日は旧友が訪ねて来るというので、ルーカスの家に集まっていた。
ワーカホリックのディルクは、書類を持ち込み待ち時間を利用して仕事をしている。
それはいつものことなので、ルーカスは気にせず話を続けた。
「あれだよ! あの堅物くんが俺たちに人を紹介したいだなんて。絶対、結婚相手だよ! うわ~、どんな子なんだろ。超楽しみ!」
ルーカスは『気に入らなかったら虐めちゃおう』と嬉々としている。
外では、見た目通り聖職者のように人を教え導く言動を取り、他人に親切で優しい人物として人々から尊敬されている。
だが、実際のルーカスは正反対もいいところで、好き嫌いが激しく悪戯好きで性に奔放だった。話題も口調も下品な時があり、よく旧友に窘められていたことをディルクは思い出す。
ちなみにディルクはルーカスにあまり注意しない。気にしないということもあるが、ただ面倒くさいだけだった。
「結婚相手? 手紙には教え子だと書いてあっただろ」
手紙には、今日訪れる事と、その際に教え子を連れて行くので紹介したいということが簡潔に書かれていた。
「きっと教え子との禁断の恋だよ! やるな! だがまぁ、家庭教師失格だけどな!」
そう言ってルーカスは楽しそうに笑った。
ルーカスは想像を膨らませ更にあれこれと相手を予想し、ディルクがそれを聞きながら仕事をしていると、やっと待ち人がやって来た。
使用人に案内され入室してきた旧友と子どもを見て、完全に結婚相手だと思っているルーカスは固まった。
それに気づかず旧友であるユーリは、久しぶりの再会に笑みを浮かべている。
「久しぶりだな。ルーカス、ディルク。今日は時間を作ってくれてありがとう」
子どもを凝視したまま動かないルーカスに代わり仕方なくディルクが答えた。
「あぁ、久しぶり。そちらが、紹介したいと言っていた教え子か?」
ユーリの横にいる少年を見た瞬間、ディルクはすぐに貴族だと分かった。
衣服が上質であるし、何より佇まいに品がある。
「あぁ、そうだ。今、私が家庭教師をしている子なんだ。フィン、紹介しよう。こちらがディルクで、そしてこちらがルーカスだ」
背中を押されて一歩前に出た子どもは緊張しているようで、少し強張った笑みを浮かべていた。
「初めまして。フィン・ローゼシュバルツと申します。いつもユーリ先生にはお世話になっています。今日は、お二人にお会いできて嬉しいです」
まだ可愛らしい声をした男の子だった。
フィンの挨拶を聞いてルーカスがやっと動き出す。
「おっ、」
「うん?」
「おまっ」
「どうした? ルーカス」
「お前!ショタコンだったのか‼︎」
ショタコンだったのか。
ショタコンだったのか。
ショタコンだったのか。
部屋にルーカスの言葉が、こだました。
「しょた、こん?」
「何の話だ?」
フィンは不思議そうにルーカスの言葉を繰り返し、ユーリはぐっと眉間に皺を寄せ、ディルクはこの先の展開を予想し、巻き込まれないようにと、その場からさりげなく離れた。
ルーカスはしきりに首を傾げフィンをじろじろと眺め回す。
「どうやって挿れてるんだ? どう考えても入らないだろ。俺でも難しいのに!」
「何をですか?」
「お前の小さな尻に、ユーリの大きなモノは入らないだろって言ってんだよ」
そんな小さな子に言っても意味が分からないだろうとディルクは思った。
だが、ルーカスの言葉を聞いて初めはキョトンとしていたフィンは何かに気づくと、ぽっと頬を染めた。
ユーリの下半身を見て、ルーカスの下半身を見て、今度はユーリの顔にチラリと視線を向けると、フィンはおずおずと問いかけた。
「……先生、ルーカスさんに挿れたことが」
「あるわけないだろう‼︎」
「俺が奉仕したことはある」
「ルーカス‼︎」
ユーリは悲鳴を上げた。
フィンはますます顔を赤らめ視線を彷徨わせると、再びユーリに問いかけた。
「そ、そうなんだ。もしかして、先生とルーカスさんは昔、恋人同士だったり?」
「しない‼︎」
「セフレみたいなもんさ」
「ルーカス‼︎」
ユーリの焦っている姿は珍しく、ルーカスはそれを瞬時に感じ取り、あることないことフィンに吹き込み始めた。
何故か会話が成り立っている。
初心そうな見た目に反して、フィンは性のことに関して知識があるらしい。
問題なしと判断したディルクは、楽しそうに話をしている三人(主にルーカス)は放っておいて、仕事に戻ることにした。
そして、使用人がお茶の用意ができたと部屋を訪れるまで、ユーリとフィンはルーカスに揶揄われ続けていた。
「変わらないな。ルーカス」
そう言ったユーリは、出されたお茶を飲みつつ、げんなりとした顔をしている。
フィンの方は最初の緊張が取れたのか、リラックスした表情をしており、出された焼菓子を美味しそうに食べていた。
「そう?毎日いい子種を摂取してるからかな」
「もうその話題はやめろ! 子どもの前だぞ!」
「でも、フィンは意味分かってるっぽいし、問題なくない?」
「あるに決まってる!」
ユーリのこめかみに青筋が立ったのを見て、さすがに仲裁に入ろうとディルクは思ったが、先にフィンが可笑しそうに笑った。
大人三人に注目され、フィンは慌てて口元を押さえる。
「笑ってごめんなさい。先生とルーカスさんって仲良しだなって思って」
フィンはそう言ってニコニコと笑った。
先程までピリピリしていたユーリは、フィンの顔を見て気が抜けたように息を吐くと、苦笑した。
「……まぁ、仲は悪くない」
その後は、ユーリが今日訪れた理由やフィンの魔力属性についての話になった。
途中でフィンがユーリの結婚相手じゃないと分かり(ディルクは最初から分かっていた)ルーカスは非常に残念がっていた。
「もしかしたら万が一あり得るかも知れないだろう? 君が大人になったら結婚しようね、とか」
「こんな幼い子にそんなことを言ったら犯罪だ!」
ユーリは何故そんな勘違いをするんだと頭を抱えている。
「あぁ、だからショタコン」
フィンは最初のルーカスの発言の謎が解けたと、すっきりとした顔をした。
その後も、四人でいろいろ喋り、夕食を共にした後、ユーリとフィンは今日泊まる宿へと帰って行った。
ディルクは、ルーカスにちょっと飲もうと誘われ帰るのが面倒になり、今日は泊まることにした。
「いやー、楽しかったな」
言葉通りルーカスは終始楽しそうだった。
フィンは素直で反応が可愛く、ルーカスは隙を見てはフィンを揶揄って遊んでいた。
養子とはいえ侯爵家で宰相の息子。
しかも、大魔法使いのイザベルの実の孫だと聞いた時は、ディルクは顔には出さなかったが内心では驚いていた。すごい後ろ盾を持つ子どもだと思ったが、本人はそんなことを感じさせない、のほほんとした子だった。
フィンが祖母をベルちゃんと呼んでいることが分かると『じゃあ俺もルーちゃんって呼んで!』と嬉しそうに提案するくらい、ルーカスはフィンを気に入ったようだった。
「良かったな」
ディルクは自分のグラスにワインを注ぐと、香りを楽しんだ後、ゆっくりと飲み始める。
「ディルクも楽しかったんだろ。飲みに誘って残ってくれたんだから。嫌な時はすぐ帰るくせに」
確かにディルクは人付き合いをあまり好まず、一人でいる方が好きだ。
しかし、今日の四人でする会話は苦痛ではなく、それなりに楽しめたことは、ディルクも自覚していた。久しぶりに旧友と再会したせいかもしれない。
「まぁ、悪くはなかった」
「ディルクもフィンが気に入ったんだな。よーし! 今度フィンが来たらディルクのことを『ディルちゃん』って呼んでもらえるようにお願いしてやろう」
「やめろ」
「それとも今から宿まで行くか?」
「行かん」
ルーカスとディルクは、久しぶりに会えた旧友とその教え子の話をしながら、その日は夜遅くまで楽しくお酒を飲んだのであった。
421
あなたにおすすめの小説
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新!
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新!
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
有能すぎる親友の隣が辛いので、平凡男爵令息の僕は消えたいと思います
緑虫
BL
第三王子の十歳の生誕パーティーで、王子に気に入られないようお城の花園に避難した、貧乏男爵令息のルカ・グリューベル。
知り合った宮廷庭師から、『ネムリバナ』という水に浮かべるとよく寝られる香りを放つ花びらをもらう。
花園からの帰り道、噴水で泣いている少年に遭遇。目の下に酷いクマのある少年を慰めたルカは、もらったばかりの花びらを男の子に渡して立ち去った。
十二歳になり、ルカは寄宿学校に入学する。
寮の同室になった子は、まさかのその時の男の子、アルフレート(アリ)・ユーネル侯爵令息だった。
見目麗しく文武両道のアリ。だが二年前と変わらず睡眠障害を抱えていて、目の下のクマは健在。
宮廷庭師と親交を続けていたルカには、『ネムリバナ』を第三王子の為に学校の温室で育てる役割を与えられていた。アリは花びらを王子の元まで運ぶ役目を負っている。育てる見返りに少量の花びらを入手できるようになったルカは、早速アリに使ってみることに。
やがて問題なく眠れるようになったアリはめきめきと頭角を表し、しがない男爵令息にすぎない平凡なルカには手の届かない存在になっていく。
次第にアリに対する恋心に気づくルカ。だが、男の自分はアリとは不釣り合いだと、卒業を機に離れることを決意する。
アリを見ない為に地方に移ったルカ。実はここは、アリの叔父が経営する領地。そこでたった半年の間に朗らかで輝いていたアリの変わり果てた姿を見てしまい――。
ハイスペ不眠攻めxお人好し平凡受けのファンタジーBLです。ハピエン。
【完結】悪役令息の伴侶(予定)に転生しました
* ゆるゆ
BL
攻略対象しか見えてない悪役令息の伴侶(予定)なんか、こっちからお断りだ! って思ったのに……! 前世の記憶がよみがえり、反省しました。
BLゲームの世界で、推しに逢うために頑張りはじめた、名前も顔も身長もないモブの快進撃が始まる──! といいな!(笑)
本編完結しました!
おまけのお話を時々更新しています。
きーちゃんと皆の動画をつくりました!
もしよかったら、お話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです。
インスタ @yuruyu0 絵もあがります
Youtube @BL小説動画
プロフのwebサイトから両方に飛べるので、もしよかったら!
本編以降のお話、恋愛ルートも、おまけのお話の更新も、アルファポリスさまだけですー!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
キュートなモブ令息に転生したボク。可愛さと前世の知識で悪役令息なお義兄さまを守りますっ!
をち。「もう我慢なんて」書籍発売中
BL
これは、あざと可愛い悪役令息の義弟VS.あざと主人公のおはなし。
ボクの名前は、クリストファー。
突然だけど、ボクには前世の記憶がある。
ジルベスターお義兄さまと初めて会ったとき、そのご尊顔を見て
「あああ!《《この人》》、知ってるう!悪役令息っ!」
と思い出したのだ。
あ、この人ゲームの悪役じゃん、って。
そう、俺が今いるこの世界は、ゲームの中の世界だったの!
そして、ボクは悪役令息ジルベスターの義弟に転生していたのだ!
しかも、モブ。
繰り返します。ボクはモブ!!「完全なるモブ」なのだ!
ゲームの中のボクには、モブすぎて名前もキャラデザもなかった。
どおりで今まで毎日自分の顔をみてもなんにも思い出さなかったわけだ!
ちなみに、ジルベスターお義兄さまは悪役ながら非常に人気があった。
その理由の第一は、ビジュアル!
夜空に輝く月みたいにキラキラした銀髪。夜の闇を思わせる深い紺碧の瞳。
涼やかに切れ上がった眦はサイコーにクール!!
イケメンではなく美形!ビューティフル!ワンダフォー!
ありとあらゆる美辞麗句を並び立てたくなるくらいに美しい姿かたちなのだ!
当然ながらボクもそのビジュアルにノックアウトされた。
ネップリももちろんコンプリートしたし、アクスタももちろん手に入れた!
そんなボクの推しジルベスターは、その無表情のせいで「人を馬鹿にしている」「心がない」「冷酷」といわれ、悪役令息と呼ばれていた。
でもボクにはわかっていた。全部誤解なんだって。
ジルベスターは優しい人なんだって。
あの無表情の下には確かに温かなものが隠れてるはずなの!
なのに誰もそれを理解しようとしなかった。
そして最後に断罪されてしまうのだ!あのピンク頭に惑わされたあんぽんたんたちのせいで!!
ジルベスターが断罪されたときには悔し涙にぬれた。
なんとかジルベスターを救おうとすべてのルートを試し、ゲームをやり込みまくった。
でも何をしてもジルベスターは断罪された。
ボクはこの世界で大声で叫ぶ。
ボクのお義兄様はカッコよくて優しい最高のお義兄様なんだからっ!
ゲームの世界ならいざしらず、このボクがついてるからには断罪なんてさせないっ!
最高に可愛いハイスぺモブ令息に転生したボクは、可愛さと前世の知識を武器にお義兄さまを守りますっ!
⭐︎⭐︎⭐︎
ご拝読頂きありがとうございます!
コメント、エール、いいねお待ちしております♡
「もう我慢なんてしません!家族からうとまれていた俺は、家を出て冒険者になります!」書籍発売中!
連載続いておりますので、そちらもぜひ♡
なぜ処刑予定の悪役子息の俺が溺愛されている?
詩河とんぼ
BL
前世では過労死し、バース性があるBLゲームに転生した俺は、なる方が珍しいバットエンド以外は全て処刑されるというの世界の悪役子息・カイラントになっていた。処刑されるのはもちろん嫌だし、知識を付けてそれなりのところで働くか婿入りできたらいいな……と思っていたのだが、攻略対象者で王太子のアルスタから猛アプローチを受ける。……どうしてこうなった?
悪役神官の俺が騎士団長に囚われるまで
二三@冷酷公爵発売中
BL
国教会の主教であるイヴォンは、ここが前世のBLゲームの世界だと気づいた。ゲームの内容は、浄化の力を持つ主人公が騎士団と共に国を旅し、魔物討伐をしながら攻略対象者と愛を深めていくというもの。自分は悪役神官であり、主人公が誰とも結ばれないノーマルルートを辿る場合に限り、破滅の道を逃れられる。そのためイヴォンは旅に同行し、主人公の恋路の邪魔を画策をする。以前からイヴォンを嫌っている団長も攻略対象者であり、気が進まないものの団長とも関わっていくうちに…。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。