御伽噺に導かれ異世界へ

ペンギン一号

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まさかの地球で激闘が

名家と手合わせ現代で 2

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床にこびり付く、黒い跡。床を彩るように点々と周囲に散らばっている。
それは、すり潰された物や、斬られた物。燃やされて炭になった物まで、様々な黒が揃っている。
試合開始前の掃除が行き届いた武道場の姿などは既になく、黒く汚された床がここで起こった激闘を告げている。
どうしようか、足の踏み場も無いじゃないか。
紡は、一面染まった黒を避けるように、綺麗な場所を探すが、見つからない。
それ程までに、この場所は荒れ果てていた。

汚れないように紡が足場を探す中、未だに二人は必至に戦闘を続けている。
もう、ずっとあのままだし。あれなら諦めればいいのにな。
紡が冷めた目で見つめるその先。
そこでは、皇矢と焔姫が、






300を優に超えるネズミに囲まれていた。


何度も燃やし尽くしたことにより、鼠算式に増えていき、結果は300越え。
ネズミ嫌いにはホラーにしか見えないだろう。大小様々なネズミが入り混じる景色の中、白焔を周囲へと振りまきながらも全方位360度全て囲まれる二人は、迫り来る猛攻をまるで演舞のように回避し続けていた。

二人を囲むネズミ達は大体の攻撃は全て食らっていた為に、強化の方もフルで行われており、『燃えず』、『斬れず』、『潰れない』。そんな耐性が盛りだくさんのネズミとすら呼んでいいのかわからない、謎生物が生み出されていた。

もう既に手一杯の二人は、紡へと何をしてくるという訳でもない。離れた場所で必至にネズミと戯れている為に、紡はかなり暇をしていた。
戦闘の熱も既に消え失せ、「何だこの程度だったのか」という感情が心を巡る。
それも当然、紡からすれば、この現状を作り出したのは相手自身。破壊を繰り返し、自滅したのと何も変わらない。
相手の自滅により試合終了。それは紡でなくともそんな感情を抱いてもおかしく無いであろう。

今現在、眺める以外やる事もない紡は、先程から十数匹のネズミを手元に集め―――必至に芸を教え込んでいる。

「ほれ、君が最後だ。頑張れ、君ならできる。上に登るんだ」

目の前にそびえ立つネズミタワー。総数九匹。現在夢の十匹目へと挑戦していた。

「チ、チュウ…」
「大丈夫だって。見守っててあげるからさ」

紡はビビるネズミへと説得を続ける。頼むよ、君が行ったら完成するんだから。

「チュウ!」

漸くネズミは覚悟を決める。
力強く一歩を踏み出し、タワーへ向けて駆けていく。
さあ、俺に見せてくれ。待ちに待った夢の十段ネズミタワーを。
よちよちと頂上へと登頂を目指し、バランスを保ちつつも真っ直ぐ進む。
ゆっくりと、だが一歩一歩確実に。
それは霊峰に登る一流のアルピニストの様に、先を見据え、登頂を目指して行く。

あと一歩。これで十段ネズミタワーが完成する。紡が確信した途端、右側から吹く強烈な叩く様な風が襲いかかる。
訪れた暴風は、全てを蹂躙していく。
転がっていた黒い物体は全てが壁に叩きつけられ、その全てが形を変えていく。同様に、紡自身も飛ばされそうになりながらも、あんな姿になるまいと、しゃがんで耐え忍ぶ。

室内を急遽轟く暴風が過ぎ去り、綺麗に一掃された室内。
その中心にそれは突如現れる。
既に興味もなく、暇を持て余していた紡であった。
先程から回避しかしない二人への先入観からか、もう何もしてこないだろうと、思い込んで。
だが、今現在、眼前に映るそれは見事に、紡の琴線を激しく刺激していく。意識を直ちに戦場へと戻すほどの破壊力を有していた。

紡に、そこまでさせる光景。
それは、







―――戦場に降りた、舞姫。




天から降り注ぐ様に、その場にふわりと降り立っていく。
白焔を侍らせ、佇むその姿は正に、天使と言っても過言ではないであろう。
人間とは思えないほどに整った顔立ち。無表情なその顔が人形を彷彿とさせる。
舞姫の着ている『清廉』な雰囲気のする巫女服が、白焔を浴びてゆらゆらと揺らめいて見えている。


「えっと、君はどちら様で?」

きちんと確認しておかないと、通りすがりなら迷惑かけてしまうし。
謎の女性へと紡は問いかける。

「分からないのですか。つれないですね、さっきまであれほど虐めてくれたのに」

驚かされる。俺にこんな美人を虐めた覚えなどないのだが。誰かと勘違いしていのではないか?

「えっと。俺に君の様な美人の知り合いなんていないんだけど」
「それは異な事を。貴方がさっきまでネズミを私にけしかけていたのではありませんか」
確かに、俺はネズミをけしかけてはいた。だが、それは鳥とおっさんに対してだ。こんな美人など知らない。

「俺が戦ってたのはおっさんと鳥なんだ。君とは初対面のはずだよ」
「いえ、だから私が貴方のおっしゃっている、その鳥ですよ」
「え…まじで?」
「ええ、まじです」

ははっ…そんなのわかるか!
どんなメタモルフォーゼ起こしたら、あの鳥が美人へと変形するんだよ。
まさか、ラスボスの様に第二形態へと変身できる訳でもあるまいし。

「そ、そうか。なんか、あれだな。想像の斜め上をいくほど変わってるな。
だいぶ口調も変わってるし」
「そうですか?私からしてみればあまり変わってないと思うのですが」

それがあまり変わっていないんであれば、世界全ての生物の進化は変化していない扱いになるだろうな。

「その形態も、『巫家』の秘術って訳か?」
鎌倉から続く、陰陽師の名家。その程度の秘術があろうが、なんの不思議もない。
「いえ、これは私の能力『擬人降臨』。主人の妖力を膨大に消費し、人型としてこの世界に降ろさせる。まぁ、いわゆる人化ですね。
戦闘へと特化し、元の形態では扱うことのできない妖力でも、耐え切れる様に考案した技です」

しれっとした顔で焔姫は語る。
まさか、あの鳥に本当に第二形態が搭載されているとは。『巫家』つくづく侮れない。流石名家だ。
そんな、焔姫から少し離れた床。そこには、搾り取られた様に枯れ果て、チョコに塗れた皇矢の姿が落ちていた。
妖力を無理やり取られたんだろうな。痩せこけた手をぷるぷると震わせながら、悲壮感を漂わせている。

「いいのか?あんたの主人、そこで朽ちかけているんだけど」
「問題ありません。あれがいても邪魔なだけ。それならば少しでも私に妖力を提供して貰わなければ、使い物にすらなりませんから」

頑張れおっさん。どうやらあんたは、この美人さんにとって、生きる妖力タンク扱いのようだぞ。

「何をしているのですか?」
「合掌だ」

俺は、ゴミのように床で震えるおっさんへと祈りを捧げていた。
おっさん、強く生きるんだぞ。

「それにしても、貴方は私が必死に避けている間、どうやら遊んでいたみたいですね」

あ、ばれてる。

「さぞや、楽しかったでしょう。必死こいている私を見ながらのお遊びは」

頼むから、そこにおっさんのことも入れてやってくれ。妖力タンク扱いの上、戦いにいたことすら忘れられたおっさん。不憫すぎる。

「そんな貴方に私からのせめてものお返しです。ありがたく受け取ってください」
「ん?貰えるんなら有り難く貰う、っ!?」

紡が話す中、途端に武道場が染まっていく。
一面を燦々と輝きながら照らしていく『白』。
黒に染まりかけていた室内がオセロのように白へと様変わりして行く。
その現象の原因。焔姫の掲げる手の上。そこには

―――純白の太陽が生み出されていた。

多大な熱量を含んでいるであろう球体が、浮かび上がり、ゆっくりとその姿を大きくさせていく。

「はぁ…未だに異常気象で気温が高いのに嫌になるじゃないか」
ため息交じりの紡は嫌悪感すら抱くような目で、目の前に堂々と存在している太陽を見つめる。
それは、肌を突き刺すようにジリジリと攻撃を繰り返し、熱を持つ光が周囲の気温をさらに上げ、敵味方関係なく無差別に熱波を振りまいていく。

当然、床で伸びるおっさんにも。
防ぐ術も既に無いのであろう。芋虫のようにおっさんが床で蠢いている。
正直気持ち悪い。
式神に雑に扱われた上にこの始末。
泣いているのだろうか。おっさんのぷるぷるが強くなっているな。

紡が片目におっさん観察をしていると、残酷にも自体は動き出す。
焔姫の掲げる太陽が、その熱量を更に増大させるべく小さく圧縮されていく。
縮みながら、益々熱と光が増していく太陽。目の前に揺らめくそれは、もはや一つの星のよう。
それほどのエネルギーを有していた。

「これは、少しやばいかもな…」
この戦いで紡が初めて感じる焦り。あれに当たれば塵になる。本能でそれを理解していた。
幾ら何でも太陽なんてもんを生み出すなんて『巫家』も非常識な事をするもんだ。
先程、チョコネズミという、訳もからない物を作り出した男は、『巫家』に対し悪態をついていた。


「さあ、これで最後、消えなさい。『陽光落堕フォールダウン』」
振り翳した手に沿うように紡へと一直線に向かう太陽。
動くたびに、有り余る熱量から、全てを炭へと変えていく。
止まりようも無い上空から降り注ぐ無情な熱量。
だが、太陽が迫りながらも紡は変わらない。
死ぬかもしれない。そんな状況、常人であれば回避、若しくは逃走するであろう。
そんな状況下でまっすぐこちらに向かう太陽を見据える。
誰から見ても異常な行動。端に固まる皇牙と優華は恐怖に動けなくなったのかと、焦る。

蒼華は漸く重い腰を上げ止めるよう動く。このままではあの者は死ぬ。もう終わりだ、この戦いは止めるべきだと。
だが、


「まーた。ご主人がバカしてるにゃ」
「そうですわね。命がけのバカはやめろとあれほど言っておいたのにね…」

室内の全ての者に二人の声が届く。
それが理解できず、中腰のまま固まる蒼華。
いきなり何を言い出すんだと、二人を見つめる皇牙と優華。
そして、太陽を放つ焔姫の視線すらも二人へと向いていた。
その目が語る。この者は塵になるのに、何を呑気にしているんだ、と。
この全てが『巫家』の者たち。故に分かっていない。
この部屋の中でそれを理解できているのは、ただ二人、にゃん吉とフォルだけ。
紡の『異常性』を、紡の『凶悪性』を。
そして、紡が――――『バカ』であるという事を。

そう、紡は戦闘に関しては、真性のバカであった。
スリルジャンキーとでも言うのだろうか。
より強く、より危険な敵との戦い。それにより自身が強くなることができると信じ、平然とそれを行えるバカ。
生物としてのタガが壊れた者。それが御伽 紡という人間である。
面白い。楽しくなってきたじゃないか。此処からあれをどうやって防ぐか。ワクワクするな。
少年の様に輝かしい目をしながら、起死回生の魔法を作り上げていく。


「一か八か、命がけの攻防を始めよう。さあ防いでくれよ!!」
手を振り下ろし地面へとつく。
途端に周囲へと現れる、

『板』

『板』

『板』

それは、紡を守るように数を増やしながら、更に範囲を広げていく。
高速で生み出され次々とつながっていく板。よくよく見ると、それは、紡が召喚したネズミ達が体を変えて黒い板に変化を繰り返していた。
次々と減っていくネズミ達。それに比例して増えていく黒い板。
それが組み合わされるように、紡の前へと壁を構築していく。
総数350の板。それが5メートルほどの高さまでびっしりと揃い、強度向上の為、5重に重なって並ぶ。
その光景は堅牢な城壁をも思わせるようであった。

「―――ドゴッ!!」

太陽と板の耐久勝負がここに始まる。ぶつかると同時に、10枚程の板へと亀裂が走る。
なっ、もう割れるのか。
板にかなりの自信があった紡は軽くうろたえる。

「ふっ。その程度の板など、私の陽光落堕からすれば、紙と変わらないですよ」
それに気づいたのか、焔姫が得意げに告げる。
あれ程派手な技だ。焔姫からしても、この一撃はそれ程に自信があるのだろうな。

だが、ぶつかって以降、そこから変化が生まれない。
ギリギリと硬質な金属がこすり合わされる音だけが室内に響き渡るのみ。
前にも進まず、後にも戻らない太陽がその場で煌めいているだけに留まっていた。
両者とも、どちらも動かず只々その結果だけを待つ。
焔姫は鳳凰としてのプライドか、この状況でも毅然とした態度を取り続けていた。

あと少し、もうそろそろかな。なにも起こらない無い中、紡はその時が来るのを待っている。


そして、変化が訪れる。
パキリという音。50枚目の板が崩れた瞬間、周囲で待機していた板が一斉に太陽へと張り付いていく。
さあ、動くとしよう。ここまで我慢したんだ。盛大に、派手にやってやろう。

「焔姫、さあこれで終わりだ―――かかってこい」
板で太陽を締め上げていく。それは、外に逃がさないように大量に張り付き、太陽と外界を完全に遮断する。
圧倒的な力は数で押さえつけるものだからな。まだまだ余っている。このまま絶対に逃がさない。
更なる数が太陽へと押し寄せていく。

「そ、そんな程度の板で防げるわけがない」
ここに来て、焔姫の態度に亀裂が入る。1対350の攻防はそれ程までに一方的で、焔姫を焦らせていた。
防げるわけがないか。残念だったな焔姫。この板はお前のおかげで漸く完成した。


【お菓子魔法流 変換術 無限黒板アンリミテッドチョコウエハース
チョコネズミの耐性そのままに、チョコウエハースの板へと変化させる。
全てのチョコウエハースは繋がっており、一枚割れるごとにその力を分け与えるが如く、残りのウエハースを強化していく。


そう、紡が待っていたのは、ウエハースが抑え込めるほどに強化されるまでの時間。
見に徹していたのは、そのタイミングを見極めるため。
機は熟した。この強度なら間違いなくいけるはずだ。
ウエハースによる圧迫を繰り返し続けていく。
圧倒的物量差により、繰り返される特攻。それを繰り返しながら、更に強化されるチョコウエハース。
それはまるで、黒い流星群の様に押し寄せる。


そして、ついに訪れる。

「う…嘘…」
既にプライドのかけらもなく、呆然と空を見上げる焔姫。
周囲に響き渡っていた高音が止み、室内が静寂に満たされていく。
やっと終わったか。なかなか長かったな。
手を振りウエハースを消していく。
次々と順番に消えていくウエハースの隙間から、輝かしく光る粉が地上へと降りかかる。
それは既に力尽き、光るだけのエネルギーしか残されていない、太陽の残りカス。
だが、地上へと降りかかるその粉は、輝かしく周囲を照らし、舞いながら落ちて行く。マリンスノーが現実に現れたような光景。



「凄い…綺麗だな」
地球でもこんなに綺麗なものが観れたのか。
達成感とともにそんな事を考える。


幻想的な風景の中佇む紡。その周囲を舞い散る輝きは、この勝利を祝福してくれているようであった。


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