保護猫subは愛されたい

あうる

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31  Playtime night 2

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「まず1つ目のお願いだ。晶、present脱いで見せて
「はい、マスター」

当然のお願いに一も二もなく身体が動く。

「では2つ目のお願い、roll転がって
「はい」

慣れた様子でごろんとベッドに寝転がる。
そこを、上から強引に押さえつけるマスター。
首に、無慈悲な指が食い込む。

「ぐ……っ」
「苦しいね?可哀想に。
じゃあ、3つ目のお願いだ」
「ガハッ……ハァハァ…、は……い」
「これを、根本に巻いてご覧」

手渡されたのは30センチ程度に切られた真っ赤なリボン。

「安心しなさい。これは普段君が首にしているものとは別だよ。このリボンは私が君のために購入したものだ」
「マスターが……?」
「おまけ程度だかね」
「嬉しいです」

だが、根本にということは………。

「できない?」
「いいえ、やります」

首を振り、リボンを手に己の下半身へと巻きつけてキツく結ぶ。

「よく出来たね、苦しくはない?」
「はい。多少窮屈なくらいで」

ピッタリと張り付いた赤いリボンは酷く卑猥だ。

「では4つ目。私がそのリボンを取るまで、晶は一切そこに触れてはならない」
「はい」

その程度のことは晶でも簡単に予測できるが故に、躊躇いもない。

「5つ目。私の言う通りの言葉を繰り返して?」
「はい」

これから一体何が始まるのか。
マスターの手が、晶のリボンの巻かれた根本に触れた。

「《私のここを、虐めてください》」
「私の…ここを、虐めてください」

ここ、というのかどこであるのか、わからないほど愚鈍ではない。

「《きつく》」
「きつく」
「《躾けて》」
「躾けて……ください」

喘ぐように息を荒くし、言葉を口にする。
先程まで窮屈程度ですんでいた根本がすっかり張り詰め、ギリギリとした痛みに襲われた。
興奮しているのは一目瞭然だ。

「ふふ、上手だよ晶。
この間遊んであげたことは覚えているね?」
「は……い」

尿道をいじられ、膀胱まで貫かれて痛みと快感にもだえた。

「今日は、ここをもっと可愛くしてあげよう」
「可愛く……?」
「そう。これでね」

そう言ってチェストから取り出したのは一本の赤い蝋燭。
見覚えのないそれと、先程のマスターの言葉。

「使用方法は、教えるまでもないね?
さぁ、6つ目。《freeze動くな》」
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