34 / 67
34
しおりを挟む
「駄目になるかと思いました」
昨夜の感想を聞かれた晶の、正直な答えだった。
「駄目になる?晶に駄目なところなんて一つもないだろう?」
昨日はよく頑張ったね、と。
腕枕の至近距離での睦言は、今でも少し気恥ずかしい。
それよりも尚嬉しさが優るのはsubの本分か、それがマスターだからなのか。
「蝋燭を使ったのは初めてだから緊張しただろう?」
「最初にマスターが蝋を掌で受け止めたのが一番の衝撃でした」
「あぁ」
恐らくは晶のための体を張ったデモンストレーションだったのだろう。
「掌は何ともないんですか?」
「ほら。赤くもなってないよ」
パーにして見せられた手を掴み、まじまじ見つめる晶。
「晶は、いたむところはないかい?」
「はい。マスターにアフターケアもしていただいたので……」
「お仕置きは効いただろう?お腹は痛くない?」
「……はい」
昨夜の最後に受けた躾を思い出し、一気に顔が赤くなった。
貫かれ、マスターの気のすむまで突き上げられ、何度も中に出された。
そしてその後、風呂に場を移して施されたお仕置きは、洗浄によるブラシ攻め。
専用のアタッチメントをつけたシャワーで中を洗い流され、貫通式のバイブに中を広げられたまま、柔らかなブラシを深くまで挿入されて洗われた。
マスターの許しが出るまで、何度も。
辛い中でも快感を覚えた肉体は必死で快楽を拾い達し続け、今はもう出すものすら何も残っていない。
「今度は晶の可愛い小さな穴もよく洗ってあげよう」
尿道を示唆する言葉にビクリと震えた。
あんな場所を磨かれる?
そんなことをされたらどうなってしまうのか。
「それはお仕置きの続き……ですか?」
「いや、ただ私が晶を可愛がりたいだけだよ」
微笑みながら、無理強いをすることはないと約束するマスター。
それでもきっといつか。
マスターの願いを叶えようと、自らその淫らな行為を強請る日が来る事は間違いない。
期待に疼く体を感じながら、流石に今日はもう無理だなと何気なく時計を見た。
時刻は既に8時すぎ。
いつもより少し遅い朝食の時間だ。
今日のマスターのスケジュールを思い起こし、ハッとする。
「今日は店休日で店に清掃が入る日でしたよね?私に手伝えることはありますか?」
月に数度、専門の業者にクリーニングを依頼し、店内を清潔に保つのだと言うマスター。
いくら出入りの業者といえど、身元のはっきりしない複数の人間が出入りする場所に晶を連れて行きたくないと、その日は流石の晶も店にはついていかず留守番をさせられることになる。
とはいえマスターも付きっきりでその場にいるわけではなく、店に行くのは最初の鍵を開けるためと、最後の最終確認で精々1時間程度の話。
そのことに不満はないが、何か手伝えることがあったならと思うのもまた事実。
「そうだね。店のことはいいから、できるだけ休んでいて貰いたいが……」
「体なら大丈夫ですよ?」
丁寧なケアのお陰で、殆ど後遺症は残っていない。
「そう?なら問題はないね」
「?」
なにか頼み事があるのか、マスターにしては珍しいその様子。
「……実は今日、晶と一緒に出掛けたい場所があるんだが、ついてきてくれるかい?」
昨夜の感想を聞かれた晶の、正直な答えだった。
「駄目になる?晶に駄目なところなんて一つもないだろう?」
昨日はよく頑張ったね、と。
腕枕の至近距離での睦言は、今でも少し気恥ずかしい。
それよりも尚嬉しさが優るのはsubの本分か、それがマスターだからなのか。
「蝋燭を使ったのは初めてだから緊張しただろう?」
「最初にマスターが蝋を掌で受け止めたのが一番の衝撃でした」
「あぁ」
恐らくは晶のための体を張ったデモンストレーションだったのだろう。
「掌は何ともないんですか?」
「ほら。赤くもなってないよ」
パーにして見せられた手を掴み、まじまじ見つめる晶。
「晶は、いたむところはないかい?」
「はい。マスターにアフターケアもしていただいたので……」
「お仕置きは効いただろう?お腹は痛くない?」
「……はい」
昨夜の最後に受けた躾を思い出し、一気に顔が赤くなった。
貫かれ、マスターの気のすむまで突き上げられ、何度も中に出された。
そしてその後、風呂に場を移して施されたお仕置きは、洗浄によるブラシ攻め。
専用のアタッチメントをつけたシャワーで中を洗い流され、貫通式のバイブに中を広げられたまま、柔らかなブラシを深くまで挿入されて洗われた。
マスターの許しが出るまで、何度も。
辛い中でも快感を覚えた肉体は必死で快楽を拾い達し続け、今はもう出すものすら何も残っていない。
「今度は晶の可愛い小さな穴もよく洗ってあげよう」
尿道を示唆する言葉にビクリと震えた。
あんな場所を磨かれる?
そんなことをされたらどうなってしまうのか。
「それはお仕置きの続き……ですか?」
「いや、ただ私が晶を可愛がりたいだけだよ」
微笑みながら、無理強いをすることはないと約束するマスター。
それでもきっといつか。
マスターの願いを叶えようと、自らその淫らな行為を強請る日が来る事は間違いない。
期待に疼く体を感じながら、流石に今日はもう無理だなと何気なく時計を見た。
時刻は既に8時すぎ。
いつもより少し遅い朝食の時間だ。
今日のマスターのスケジュールを思い起こし、ハッとする。
「今日は店休日で店に清掃が入る日でしたよね?私に手伝えることはありますか?」
月に数度、専門の業者にクリーニングを依頼し、店内を清潔に保つのだと言うマスター。
いくら出入りの業者といえど、身元のはっきりしない複数の人間が出入りする場所に晶を連れて行きたくないと、その日は流石の晶も店にはついていかず留守番をさせられることになる。
とはいえマスターも付きっきりでその場にいるわけではなく、店に行くのは最初の鍵を開けるためと、最後の最終確認で精々1時間程度の話。
そのことに不満はないが、何か手伝えることがあったならと思うのもまた事実。
「そうだね。店のことはいいから、できるだけ休んでいて貰いたいが……」
「体なら大丈夫ですよ?」
丁寧なケアのお陰で、殆ど後遺症は残っていない。
「そう?なら問題はないね」
「?」
なにか頼み事があるのか、マスターにしては珍しいその様子。
「……実は今日、晶と一緒に出掛けたい場所があるんだが、ついてきてくれるかい?」
38
あなたにおすすめの小説
【BL】捨てられたSubが甘やかされる話
橘スミレ
BL
渚は最低最悪なパートナーに追い出され行く宛もなく彷徨っていた。
もうダメだと倒れ込んだ時、オーナーと呼ばれる男に拾われた。
オーナーさんは理玖さんという名前で、優しくて暖かいDomだ。
ただ執着心がすごく強い。渚の全てを知って管理したがる。
特に食へのこだわりが強く、渚が食べるもの全てを知ろうとする。
でもその執着が捨てられた渚にとっては心地よく、気味が悪いほどの執着が欲しくなってしまう。
理玖さんの執着は日に日に重みを増していくが、渚はどこまでも幸福として受け入れてゆく。
そんな風な激重DomによってドロドロにされちゃうSubのお話です!
アルファポリス限定で連載中
親友が虎視眈々と僕を囲い込む準備をしていた
こたま
BL
西井朔空(さく)は24歳。IT企業で社会人生活を送っていた。朔空には、高校時代の親友で今も交流のある鹿島絢斗(あやと)がいる。大学時代に起業して財を成したイケメンである。賃貸マンションの配管故障のため部屋が水浸しになり使えなくなった日、絢斗に助けを求めると…美形×平凡と思っている美人の社会人ハッピーエンドBLです。
守り守られ
ほたる
BL
主治医 望月診療所の双子医師
患者 瀬咲朔
腸疾患・排泄障害・下肢不自由
看護師
ベテラン山添さん
準主人公 成海真幌 腸疾患・排泄障害・てんかん
木島 尚久 真幌の恋人同棲中
おすすめのマッサージ屋を紹介したら後輩の様子がおかしい件
ひきこ
BL
名ばかり管理職で疲労困憊の山口は、偶然見つけたマッサージ店で、長年諦めていたどうやっても改善しない体調不良が改善した。
せっかくなので後輩を連れて行ったらどうやら様子がおかしくて、もう行くなって言ってくる。
クールだったはずがいつのまにか世話焼いてしまう年下敬語後輩Dom ×
(自分が世話を焼いてるつもりの)脳筋系天然先輩Sub がわちゃわちゃする話。
『加減を知らない初心者Domがグイグイ懐いてくる』と同じ世界で地続きのお話です。
(全く別の話なのでどちらも単体で読んでいただけます)
https://www.alphapolis.co.jp/novel/21582922/922916390
サブタイトルに◆がついているものは後輩視点です。
同人誌版と同じ表紙に差し替えました。
表紙イラスト:浴槽つぼカルビ様(X@shabuuma11 )ありがとうございます!
相性最高な最悪の男 ~ラブホで会った大嫌いな同僚に執着されて逃げられない~
柊 千鶴
BL
【執着攻め×強気受け】
人付き合いを好まず、常に周囲と一定の距離を置いてきた篠崎には、唯一激しく口論を交わす男がいた。
その仲の悪さから「天敵」と称される同期の男だ。
完璧人間と名高い男とは性格も意見も合わず、顔を合わせればいがみ合う日々を送っていた。
ところがある日。
篠崎が人肌恋しさを慰めるため、出会い系サイトで男を見繕いホテルに向かうと、部屋の中では件の「天敵」月島亮介が待っていた。
「ど、どうしてお前がここにいる⁉」「それはこちらの台詞だ…!」
一夜の過ちとして終わるかと思われた関係は、徐々にふたりの間に変化をもたらし、月島の秘められた執着心が明らかになっていく。
いつも嫌味を言い合っているライバルとマッチングしてしまい、一晩だけの関係で終わるには惜しいほど身体の相性は良く、抜け出せないまま囲われ執着され溺愛されていく話。小説家になろうに投稿した小説の改訂版です。
合わせて漫画もよろしくお願いします。(https://www.alphapolis.co.jp/manga/763604729/304424900)
鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる