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仇花開花 九
あまりの屈辱と残酷さに、アベルは気が遠くなりそうになった。
「伯爵、もう少し腰を浮かしてください」
両脇からアベルをささえる宦官の一人が、低い声で告げる。
言われたとおりに出来るわけはなく、アベルは必死に首を横に振った。
「い、いやだ、いやだ!」
アベルの拒絶は誰の耳にもとどかず、両脇の宦官二人、背後の宦官ロロの手が同時にアベルの白い腰に伸びる。
六本の腕がアベルの身体を力ずくで浮かした。
「ああ……!」
美しい碧の瞳から、涙がぽろぽろ流れる。
「い、いやだ……! ああっ……」
木馬の上で、かなりきつい体勢だが、宦官二人がアベルを巧みに支え、背後のロロの道具を入れやすくする。
角度を定めて、ロロが腰を前に動かす。
「いっ、いやぁっ!」
アベルは悲鳴をあげた。
しとどに濡らされた蕾は、自然に開き、血のかよわぬ異物を受け止めていく。
「うぉっ……」
呻いたのは、背後のロロだった。
鼻の下をふくらますようにして、口を半開きにし、感じるわけがないはずの悦びを享受している。
猥褻で奇妙な光景だ。
「はぁ……」
アベルは苦悶にゆがんだ麗しい顔を、もはや伏せようという気もおこせずに、人目にさらしている。
苦しみのあまりひきつった顔だが、それでも充分美しい。
いったん血を失くした肌が、やがてまたほんのりと赤らんでくる。
「い、いやぁ……」
ロロは動きを止めない。
立場も身分もわすれて、前にまわした手でアベルの胸をまさぐる。
宦官という異形の人種に、その褐色の手で胸をなぶられ、模造の性器で突きつごかされ、アベルは極限まで追いつめられていく。
「はぁ……っ!」
ぶつけられた刺激に、否応なしに身体は反応しはじめている。それを隠すこともできず、自分に触れる六つの手の熱と動きに翻弄されてしまうのだ。
「伯爵、もう少し腰を浮かしてください」
両脇からアベルをささえる宦官の一人が、低い声で告げる。
言われたとおりに出来るわけはなく、アベルは必死に首を横に振った。
「い、いやだ、いやだ!」
アベルの拒絶は誰の耳にもとどかず、両脇の宦官二人、背後の宦官ロロの手が同時にアベルの白い腰に伸びる。
六本の腕がアベルの身体を力ずくで浮かした。
「ああ……!」
美しい碧の瞳から、涙がぽろぽろ流れる。
「い、いやだ……! ああっ……」
木馬の上で、かなりきつい体勢だが、宦官二人がアベルを巧みに支え、背後のロロの道具を入れやすくする。
角度を定めて、ロロが腰を前に動かす。
「いっ、いやぁっ!」
アベルは悲鳴をあげた。
しとどに濡らされた蕾は、自然に開き、血のかよわぬ異物を受け止めていく。
「うぉっ……」
呻いたのは、背後のロロだった。
鼻の下をふくらますようにして、口を半開きにし、感じるわけがないはずの悦びを享受している。
猥褻で奇妙な光景だ。
「はぁ……」
アベルは苦悶にゆがんだ麗しい顔を、もはや伏せようという気もおこせずに、人目にさらしている。
苦しみのあまりひきつった顔だが、それでも充分美しい。
いったん血を失くした肌が、やがてまたほんのりと赤らんでくる。
「い、いやぁ……」
ロロは動きを止めない。
立場も身分もわすれて、前にまわした手でアベルの胸をまさぐる。
宦官という異形の人種に、その褐色の手で胸をなぶられ、模造の性器で突きつごかされ、アベルは極限まで追いつめられていく。
「はぁ……っ!」
ぶつけられた刺激に、否応なしに身体は反応しはじめている。それを隠すこともできず、自分に触れる六つの手の熱と動きに翻弄されてしまうのだ。
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