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影花満開 五
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白い太腿がこのあまりの仕打ちに震えている。
「う……」
首も腹も腰も、無駄な肉はいっさいない。はりつめた雪白の、あるかなしかのふくらみをもった凝脂が、なんともいえない色香をたちのぼらせる。
ハサピスが口笛を吹いた。
「たまんねぇなぁ」
感極まった言葉がアレクサンダーの耳を刺す。
「すごい格好だな。顔は淑女そのものなのに、ここは淫婦そのものだな」
ヴルブナがガーターベルトを引っ張った。その些細な刺激も、今のアレクサンダーにとっては辛い。
「くぅ……」
身じろいだせいで、埋められたものを強く意識してしまう。
「卵が出そうだぜ」
ハサピスの声はうっとりとしていた。
「どれどれ」
ヴルブナが身をかがめて秘められた園を覗きこもうとし、アレクサンダーはあわてた。
「よ、よせ」
「卵が顔を出してるな。ほら、ちゃんとしまっていろ」
「はぁっ……」
指で押しもどされた。
床に片膝をつき、禁断の奥園を覗きんでから、ヴルブナが見上げるようにして笑う。
「苦しくはないだろう? ほら、ちゃんと濡れてるぜ。ますます凄いな。アレクサンダー=フォン=モール少佐のこんな姿見れるなんて、俺は幸せ者だぜ。あんたを崇拝している部下たちにも見せてやりたいな。ほら、また落ちてきたぞ。しっかり咥えこめよ」
「ううう……」
アレクサンダーは眉を閉じた。
両脚は左右に分けられ、閉じることをゆるされないままなので、アレクサンダーは必死に下腹に力を入れなければならない。
「ほうら、落とすなよ」
ハサピスまで身をかがめてアレクサンダーの下肢をのぞきこむ。
「蜜が垂れてきてるぞ。こんなことして感じているのだから、たしかにたいした好き者だぜ、この美人は」
「まったくだ。貴族様がはしたないですよ、モール少佐」
おぞましい二人の男の冷嘲熱罵にアレクサンダーはひたすら耐えた。
「う……」
首も腹も腰も、無駄な肉はいっさいない。はりつめた雪白の、あるかなしかのふくらみをもった凝脂が、なんともいえない色香をたちのぼらせる。
ハサピスが口笛を吹いた。
「たまんねぇなぁ」
感極まった言葉がアレクサンダーの耳を刺す。
「すごい格好だな。顔は淑女そのものなのに、ここは淫婦そのものだな」
ヴルブナがガーターベルトを引っ張った。その些細な刺激も、今のアレクサンダーにとっては辛い。
「くぅ……」
身じろいだせいで、埋められたものを強く意識してしまう。
「卵が出そうだぜ」
ハサピスの声はうっとりとしていた。
「どれどれ」
ヴルブナが身をかがめて秘められた園を覗きこもうとし、アレクサンダーはあわてた。
「よ、よせ」
「卵が顔を出してるな。ほら、ちゃんとしまっていろ」
「はぁっ……」
指で押しもどされた。
床に片膝をつき、禁断の奥園を覗きんでから、ヴルブナが見上げるようにして笑う。
「苦しくはないだろう? ほら、ちゃんと濡れてるぜ。ますます凄いな。アレクサンダー=フォン=モール少佐のこんな姿見れるなんて、俺は幸せ者だぜ。あんたを崇拝している部下たちにも見せてやりたいな。ほら、また落ちてきたぞ。しっかり咥えこめよ」
「ううう……」
アレクサンダーは眉を閉じた。
両脚は左右に分けられ、閉じることをゆるされないままなので、アレクサンダーは必死に下腹に力を入れなければならない。
「ほうら、落とすなよ」
ハサピスまで身をかがめてアレクサンダーの下肢をのぞきこむ。
「蜜が垂れてきてるぞ。こんなことして感じているのだから、たしかにたいした好き者だぜ、この美人は」
「まったくだ。貴族様がはしたないですよ、モール少佐」
おぞましい二人の男の冷嘲熱罵にアレクサンダーはひたすら耐えた。
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