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ダメ、君はカレシじゃない!
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しおりを挟む三人での旅行。
それは普通の旅行のはずだった。
本当は二人が良かったのだけど……
★★★★★★★★★★★★
「あ~、超キモチ~ 」
そう言いながら湯に浸かるマコトは堂々と股を広げていた。
それが気にならないと言えば嘘になるが、こんな所で凝視なんてする事は
憚られた。
だって、彼氏が居るのだ。
そんなはしたない事なんて出来ない。
もちろん居なくたって見る事はないけど……
「なあ、ユキヒロ。背中、流してくれよ」
「うん、いいよ」
カレシに言われて背中を流す。
大きな背中を丁寧に洗うのは、まあ不自然には見えないとは思う。
「じゃあ俺はユキヒロの背中を流してやろう」
そう言ってマコトが洗ってくれるが力が強くて痛い。
「痛いって。もっと優しくしてくれよ」
「何だよ、軟弱な奴だな。男ならこのぐらい」
「痛い痛い痛い」
文句を言えば余計に力を入れて来るマコト。
体育会系のこういうノリは嫌いだ。
「何やってんだよお前等! ほら交代だ」
今度はカレシが洗ってくれる事になり、嫌だがマコトの背中を流す。
俺はさっきのお返しとばかりに力いっぱい擦ってやった。
「ふん、まだまだだな。その程度何ともない」
マコトは笑う。
だから俺ももっと力を入れようとしたが力が入らなかった。
「どうした? もっと来てもいいんだぞ? 」
俺もそのつもりであった、でも無理だ。
だって敏感な部分を触られているのだから、力が入らない。
でもこの場では何も言えない。
それも分かっていて……こんな事をするなんて、我慢できなくなったら
どうしてくれるのだろうか?
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