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第3章 ~よう
ナイ⑧
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☆sideシン
オレはリンと最後の作戦タイムなることをどこか予感しながら、話し合う。
〔リン…どうする?8人もヤバイやつがいるってのは計算外じゃないか?〕
「強いのは…『理を司る神の申し子』、『最強』、『パーフェクトボディー』かな」
〔なんでそんな強いのかは謎だな…。あと、あんなにバリエーションあるのも〕
「後で聞くよ」
〔…そうか。ここに侵入して他に増えた情報は?〕
「誘導された。これからはいる部屋の方やもっと潜って最下層も考えたけど、ここ以外は殺意が強め」
〔海の親和力も露骨にこの辺りだけ弱めにされてたもんな…〕
「うん。エンちゃんはある意味スパイだね」
〔!…そうだよな〕
「だから、壊さないといけない」
〔リン…〕
なんとなく、『殺し』ではないと分かった。リンこそ、壊されないでくれよと強く思う。
「ルピカ…終わった?」
「おおよそは…」
「時間ないっしょ~~。さっさと行こーよ―」
「エンちゃん。『ネームド』の強さの秘訣教えて」
「それはマチマチだし、ひみt」
「心読ませて」
「見れるものなら」
リンが集中していくのが分かる。が、ガクンと姿勢を崩して両手をつく。
「リン様!」
血がポタポタと滴る。
「こんなコンディションで来ちゃいけませんよ~~。ってか、勝つ気ある?」
嘲笑うような口調から一変、扉のノブの上で足を組んで、底冷えするような声を出す。先程までの空虚なピエロとは、まるで別人。間違いない、こいつもアピスだ。
「…『ネームド』は…ここには8人いるみたいね」
「リン様!無理しては!」
「へー。よー頑張りますわ..」
それは一瞬の出来事だった。
ふわっ……
実際に音が聞こえたわけではない。四つん這いで苦しんでいたはずのリンが、時間や空間の法則を破った速度で『エンターテイナー』の前まで手を持っていく。本来発生する抵抗や物理法則を嘲笑うように何も起きない自然な動作。
ピキィ…
「これでどう?」
その末にやったのは、『エンターテイナー』の顔の前で手の平を横に振っただけ。傍からは、そうにしか見えない挙動。何かが割れるような音が聞こえた気もしたが、空気の様子からも音はなかったハズだ。小さな【波紋】の痕跡を見る程度が限界だった。
「何をした…?」
『エンターテイナー』が初めて驚愕の感情を浮かべる。リンは簡単に応える。
「発信機の破壊…?」
「そんなものがあったのか!?」
「あと、『神出鬼没』の2つ名は剝奪しちゃったかも」
「まじか…よ?」
「……」
ルピカの頭がパンクしてる。オレもだ。
〔…説明してくれ〕
「ん。エンちゃんの脳にいったデータを外部に転送されてた。それに経由で【瞬間移動】してたから、たぶん、もうできない」
〔後半が分からんな…。データが漏れてることと【瞬間移動】は無関係じゃ…〕
「なるほど…。大方、『最強』か……。僕を躍らせていたってとこか…ハッ……」
「うん」
ゆっくりと事態を飲み込む。つまり、『エンターテイナー』の感覚とかが他のアピスの元にデータとして送られ、遠隔で発動していたと……?
「そゆこと」
「??」
リンは頷いている。ルピカは未だに理解できていないため、簡単に説明する。
「誰かが、エンちゃんを監視して、【瞬間移動】させてたってこと」
「…なるほど」
ルピカは。「なぜ分かったのか」、「どういう理屈か」という問いを飲み込んでいた。前者は記憶から推察できたのだろうと、後者はリンも分かっていないと理解したのだろう。オレでも分かるレベルの答えにはルピカも当然辿り着く。
「それは…まぁいいや。今からのメンバーはどうするんだ?」
「そんな軽く流せるか?!普通……」
ルピカが言いたくなるもの分かる。どれだけの人生の深みがあるかはオレらは分かっていないが、信じてたものを失うのは精神的にキツイものだ……。
「だーーーかーーーらぁ。生き残りたいだけだって。別に『ネームド』のどいつが死のうが、一人もアピスがいなくなろうが、生きてさえいれば……!」
「………」
「納得いかない?」
「…正直、まだ不安で…」
「だよね。だから、はい」
********************
それは[『エンターテイナー』の生まれてから今まで]を要約したようなもの。
********************
「…う、嘘は…」
「ない。でしょ?」
「そーだよ。疑い深いなぁ~~」
「……」
急に流し込まれて、頭を押さえているルピカにリンは手を添える。
「ごめん。きつい?」
「いえ、お気になさらず…」
「…分かった。エンちゃん一緒でも、いい?」
気持ちゆっくりめで喋るリンに改めて成長を感じる。
「…分かりました…。根まで真っ黒ってわけでも、なにか裏で糸引いてたりってわけでもないってことですね…」
「今は大丈夫」
「自分は、大丈夫ですから。早く行きましょう」
「やっと信じてくれた~~。最初からこうしてくれて良かったのに」
「これでよかったと思う」
「…根拠はなーーんだ」
「なんとなく」
「ないんかーーい。明確になんかあるんかと思ったわw」
「その態度が紛らわしいんだよ…!」
<…正直、ルピカの気持ちもすごい分かる>
生存戦略とは思えない嫌われ言動。おそらくは、嫌われるような言動こそしているけど、実際に傷害や明確な敵対行動をとったのは、他のアピス。そう、こいつに大した罪はない。
所謂、『嫌味なヤツ』ってだけ。
実害がなければ、裁けやしない。『罪人じゃないやつ』をリンの手元に送ってストレスを与えたいに違いない。
「とりあえず。僕とリンとシンと~」
「ルピカも」
「why?」
「いいから」
「そこははっきりしておk」
「いいの」
「はぁあああ。もっと知性高い感じで来ると思ったのになんか違うんだよなぁ…」
「リン様への侮蔑か?」
「あーもー悪かった悪かった。他、霊は来るのか?」
「入れないようにしてるんだろ?『エンターテイナー』が」
「入らないだけだろ?理由とかあんのか?」
「作戦会議で、こうすることにした」
「だから、理由は?」
「言い方!」
「…成長のため。お母さんやお父さんとはきっとお別れになっちゃう。メハも見てるから…。死ねない。この戦いの後も、しばらくは…って…」
下を向いていたリンはゆっくりと顔を上げる。
「それだけ」
「…リン様」
「へーー…。まー、メンツは決まったかな?僕、リン、シン、ルピカだけかな?」
「ん」
「んじゃ、開門と行きますか」
正直オレも『エンターテイナー』を好きになり切れないせいでしっくりは来ないが、扉は開く。
オレはリンと最後の作戦タイムなることをどこか予感しながら、話し合う。
〔リン…どうする?8人もヤバイやつがいるってのは計算外じゃないか?〕
「強いのは…『理を司る神の申し子』、『最強』、『パーフェクトボディー』かな」
〔なんでそんな強いのかは謎だな…。あと、あんなにバリエーションあるのも〕
「後で聞くよ」
〔…そうか。ここに侵入して他に増えた情報は?〕
「誘導された。これからはいる部屋の方やもっと潜って最下層も考えたけど、ここ以外は殺意が強め」
〔海の親和力も露骨にこの辺りだけ弱めにされてたもんな…〕
「うん。エンちゃんはある意味スパイだね」
〔!…そうだよな〕
「だから、壊さないといけない」
〔リン…〕
なんとなく、『殺し』ではないと分かった。リンこそ、壊されないでくれよと強く思う。
「ルピカ…終わった?」
「おおよそは…」
「時間ないっしょ~~。さっさと行こーよ―」
「エンちゃん。『ネームド』の強さの秘訣教えて」
「それはマチマチだし、ひみt」
「心読ませて」
「見れるものなら」
リンが集中していくのが分かる。が、ガクンと姿勢を崩して両手をつく。
「リン様!」
血がポタポタと滴る。
「こんなコンディションで来ちゃいけませんよ~~。ってか、勝つ気ある?」
嘲笑うような口調から一変、扉のノブの上で足を組んで、底冷えするような声を出す。先程までの空虚なピエロとは、まるで別人。間違いない、こいつもアピスだ。
「…『ネームド』は…ここには8人いるみたいね」
「リン様!無理しては!」
「へー。よー頑張りますわ..」
それは一瞬の出来事だった。
ふわっ……
実際に音が聞こえたわけではない。四つん這いで苦しんでいたはずのリンが、時間や空間の法則を破った速度で『エンターテイナー』の前まで手を持っていく。本来発生する抵抗や物理法則を嘲笑うように何も起きない自然な動作。
ピキィ…
「これでどう?」
その末にやったのは、『エンターテイナー』の顔の前で手の平を横に振っただけ。傍からは、そうにしか見えない挙動。何かが割れるような音が聞こえた気もしたが、空気の様子からも音はなかったハズだ。小さな【波紋】の痕跡を見る程度が限界だった。
「何をした…?」
『エンターテイナー』が初めて驚愕の感情を浮かべる。リンは簡単に応える。
「発信機の破壊…?」
「そんなものがあったのか!?」
「あと、『神出鬼没』の2つ名は剝奪しちゃったかも」
「まじか…よ?」
「……」
ルピカの頭がパンクしてる。オレもだ。
〔…説明してくれ〕
「ん。エンちゃんの脳にいったデータを外部に転送されてた。それに経由で【瞬間移動】してたから、たぶん、もうできない」
〔後半が分からんな…。データが漏れてることと【瞬間移動】は無関係じゃ…〕
「なるほど…。大方、『最強』か……。僕を躍らせていたってとこか…ハッ……」
「うん」
ゆっくりと事態を飲み込む。つまり、『エンターテイナー』の感覚とかが他のアピスの元にデータとして送られ、遠隔で発動していたと……?
「そゆこと」
「??」
リンは頷いている。ルピカは未だに理解できていないため、簡単に説明する。
「誰かが、エンちゃんを監視して、【瞬間移動】させてたってこと」
「…なるほど」
ルピカは。「なぜ分かったのか」、「どういう理屈か」という問いを飲み込んでいた。前者は記憶から推察できたのだろうと、後者はリンも分かっていないと理解したのだろう。オレでも分かるレベルの答えにはルピカも当然辿り着く。
「それは…まぁいいや。今からのメンバーはどうするんだ?」
「そんな軽く流せるか?!普通……」
ルピカが言いたくなるもの分かる。どれだけの人生の深みがあるかはオレらは分かっていないが、信じてたものを失うのは精神的にキツイものだ……。
「だーーーかーーーらぁ。生き残りたいだけだって。別に『ネームド』のどいつが死のうが、一人もアピスがいなくなろうが、生きてさえいれば……!」
「………」
「納得いかない?」
「…正直、まだ不安で…」
「だよね。だから、はい」
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それは[『エンターテイナー』の生まれてから今まで]を要約したようなもの。
********************
「…う、嘘は…」
「ない。でしょ?」
「そーだよ。疑い深いなぁ~~」
「……」
急に流し込まれて、頭を押さえているルピカにリンは手を添える。
「ごめん。きつい?」
「いえ、お気になさらず…」
「…分かった。エンちゃん一緒でも、いい?」
気持ちゆっくりめで喋るリンに改めて成長を感じる。
「…分かりました…。根まで真っ黒ってわけでも、なにか裏で糸引いてたりってわけでもないってことですね…」
「今は大丈夫」
「自分は、大丈夫ですから。早く行きましょう」
「やっと信じてくれた~~。最初からこうしてくれて良かったのに」
「これでよかったと思う」
「…根拠はなーーんだ」
「なんとなく」
「ないんかーーい。明確になんかあるんかと思ったわw」
「その態度が紛らわしいんだよ…!」
<…正直、ルピカの気持ちもすごい分かる>
生存戦略とは思えない嫌われ言動。おそらくは、嫌われるような言動こそしているけど、実際に傷害や明確な敵対行動をとったのは、他のアピス。そう、こいつに大した罪はない。
所謂、『嫌味なヤツ』ってだけ。
実害がなければ、裁けやしない。『罪人じゃないやつ』をリンの手元に送ってストレスを与えたいに違いない。
「とりあえず。僕とリンとシンと~」
「ルピカも」
「why?」
「いいから」
「そこははっきりしておk」
「いいの」
「はぁあああ。もっと知性高い感じで来ると思ったのになんか違うんだよなぁ…」
「リン様への侮蔑か?」
「あーもー悪かった悪かった。他、霊は来るのか?」
「入れないようにしてるんだろ?『エンターテイナー』が」
「入らないだけだろ?理由とかあんのか?」
「作戦会議で、こうすることにした」
「だから、理由は?」
「言い方!」
「…成長のため。お母さんやお父さんとはきっとお別れになっちゃう。メハも見てるから…。死ねない。この戦いの後も、しばらくは…って…」
下を向いていたリンはゆっくりと顔を上げる。
「それだけ」
「…リン様」
「へーー…。まー、メンツは決まったかな?僕、リン、シン、ルピカだけかな?」
「ん」
「んじゃ、開門と行きますか」
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---
追記:2025/09/20
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