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一致団結
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「とりあえず難は逃れたみたいですね。だけどボス、このあとどうしましょう」
骨牌の民族はチュースワン王国軍を撒くことに成功した。
とはいえ、ここには何もない土地だった。
「ココにイチカラ村を作ルのも大変ダシ、シバラクホトボリが覚メタラ元の村に戻ロウ」
とマックスは提案したが、マロンは反応した。
「だめだよマックス!きっと王家はこれをいいことに骨牌を滅ぼそうとすると思う」
「デハマロンはコノママズットココニイロと言ウノカ?」
「ううん」
マロンは目を閉じてこんなことを考えていた。
ーー
ビビりなヘンリーはきっと前回の一件で骨牌を滅ぼそうとするだろう。
前世読んだ小説ではハート家、スペース家、クローバー家、ダイヤ家が手を組んでやっと骨牌を滅ぼしたと書いてあった。と、いうことは戦っても骨牌側との力は互角ではないか。
ーー
マロンは深呼吸すると骨牌のみんなに向かって相談した。
「王家と骨牌討伐を命令している生徒会のやろうとしていることはなんとなく分かるんだ。マックス、みんな、私の言うことを信じてくれる?」
少しの沈黙の後、
まずはマックスの部下のサージャが口を開いた。
「お前のおかげでここまで生き延びられた。お前を信じる」
サージャには反対されると思っていたので、マロンは驚いた。
骨牌の子供達も続く。
「私達もマロンお姉ちゃんのことを信じる!」
マックスも微笑んだ。
「俺もモチロン信ジル」
骨牌の人々はみんな笑顔でマロンを支持してくれた。
「みんな…」
「ソレデ、何をスルノ?」
マロンはみんなの方を向かって言った。
「それはね…!」
骨牌の民族はチュースワン王国軍を撒くことに成功した。
とはいえ、ここには何もない土地だった。
「ココにイチカラ村を作ルのも大変ダシ、シバラクホトボリが覚メタラ元の村に戻ロウ」
とマックスは提案したが、マロンは反応した。
「だめだよマックス!きっと王家はこれをいいことに骨牌を滅ぼそうとすると思う」
「デハマロンはコノママズットココニイロと言ウノカ?」
「ううん」
マロンは目を閉じてこんなことを考えていた。
ーー
ビビりなヘンリーはきっと前回の一件で骨牌を滅ぼそうとするだろう。
前世読んだ小説ではハート家、スペース家、クローバー家、ダイヤ家が手を組んでやっと骨牌を滅ぼしたと書いてあった。と、いうことは戦っても骨牌側との力は互角ではないか。
ーー
マロンは深呼吸すると骨牌のみんなに向かって相談した。
「王家と骨牌討伐を命令している生徒会のやろうとしていることはなんとなく分かるんだ。マックス、みんな、私の言うことを信じてくれる?」
少しの沈黙の後、
まずはマックスの部下のサージャが口を開いた。
「お前のおかげでここまで生き延びられた。お前を信じる」
サージャには反対されると思っていたので、マロンは驚いた。
骨牌の子供達も続く。
「私達もマロンお姉ちゃんのことを信じる!」
マックスも微笑んだ。
「俺もモチロン信ジル」
骨牌の人々はみんな笑顔でマロンを支持してくれた。
「みんな…」
「ソレデ、何をスルノ?」
マロンはみんなの方を向かって言った。
「それはね…!」
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