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第43話 休日
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「ダグラス様、たまには休まれてはどうでしょうか?」
「そうだな。じゃあ今日は奴隷の購入だけ終えたらあとは休みにしようかな。」
最近セバスが働きづめの俺を心配してくれているのか、よく休むように言われる。
何故俺はこんなにも働きづめなのか。
それはひとえにこの世界にアニメやゲーム、漫画など前世の休日にしていた趣味が一つもないため暇なのだ。
これは由々しき事態である。
最近は日々クエストを”こなす”ようになり、以前のように何かに熱心に取り組むことがなくなったため余計退屈に感じる。
奴隷を買い終えたら何か新しい趣味を探しつつ自室でゆったりしよう。
俺は早速王都の奴隷商館すべてを回った。
目当ては鍛冶師と秘書、冒険者だ。
冒険者はマークたちのようにパーティー全員で奴隷落ちした人たちはおらず、怪我や病気をしておりかつ能力の高い10人を買って2つのパーティーにした。
それぞれのパーティーリーダーはルイスとキャシーという名前の女性を任命した。
二人とも”統率力A”という素晴らしいスキルを持っていたのだ。
鍛冶師は見つからなかったが、秘書は2人見つかった。
イリアとキアラという名前の姉妹で、二人とも”秘書A”のスキルを持っていたのだ。
12人にこれからの目標や各々の役割を説明した後、部屋や装備・魔道具を支給しているともう昼過ぎになっていた。
昼食を終え、特にやることが増えなかったので自室に戻った。
「ご主人様、入ってもよろしいでしょうか?」
「ああ。」
ソフィアが部屋に入ってきた。
「どうかしたのか?」
「実は最近パーティーの連携が悪くなっていまして…」
「どんな風に悪いんだ?」
「前衛と後衛の連携で、うまく後ろから援護が届いてないんです…」
「そうか。実際に見てみたいからこれから演習できるか?」
「はい!ではサラたちを連れて演習場に行きます!」
実に連携が良かったイメージだったので意外だった。
「ご主人様!!時間を割いてくれてありがとう!!」
「気にするなサラ。早速始めるぞ!」
対戦を通して、確かに連携ができておらず個々に独立していた。
「どうでしたか…?」
「そうだなぁ…ソフィア、後ろから指揮をとれないか?」
マークたちのようにみんなで声を出せば、自然と連携ができるはずだ。
「そうですね…やってみます。」
ソフィアが指揮をすると連携が良くなり、さらに個々の動きが良くなった。
「マスター、オレ今までみんなに合わせようとして全力を出せてなかったけど出せるようになったぞ!!ありがとう!!」
「よかった。」
正直手強かった。
クレアの鉄壁の防御で俺の攻撃が阻まれ、隙を見せるとサラが素早く攻撃してくる。
後ろに距離を取ろうとするとソフィアたち後衛が逃がしてはくれない。
利き手と逆の左手でスキルを使わずになんとか勝てた。
「お、ダグラス!!俺たちにも修行つけてもらっていいか??」
「ああ、いいぞ。」
「ありがとう!じゃあ行くぞ!!」
次はマークたちの相手をした。
彼らは弱点を指摘するとすぐに直し、さらにそこを強みにまでしてくる。
パーティー戦闘の経験の多さ故だろうか。
「この前よりも連携がよくなってるな。この調子だ!」
「ああ、ありがとう!」
彼らは流石にスキルなしでは処理しきれなかった。
「私たちもよろしいでしょうか?」
「ああ、いいぞ!」
今度はユエたち女性だけのパーティーの相手をした。
彼女らとは一緒に訓練をしたことがないから強さが気になる。
「では、行きます!!」
次の瞬間、ユエの刃は俺の目の前まで来ていた。
獣人族は身体能力が高く、その特徴を最大限に生かしていた。
流石にスキルなしでの右手じゃないと勝てなかった。
「やはりダグラス殿は強いな!どこか改善点はあったか?」
「ああ、ユエの速さ何人か取り残されている。これは実践を重ねて慣らすしかないな。」
「なるほど…参考になった!ありがとう!!」
「気にするな!」
その後もラッセルたち人間の男性だけのパーティー、デレクたち獣人だけのパーティー、今日買ったばかりのルイスとキャシーのパーティーとも訓練をした。
ラッセルたちは力任せなところがあり、対処は簡単だったがデレクたちのパーティーはそうはいかなかった。
獣人は身体能力が高く、基本的に他のパーティーよりも攻撃が早かった。
しかも全員獣人なのでユエたちのように誰かが取り残されていることもなく、いい連携だった。
ルイスたちとキャシーたちのパーティーはまだ組んでから初日なので連携がばらばらだった。
強くなってほしいので、俺が許可するまでギルドで仕事を受けないように言った。
個々の能力は高いのですぐに卒業試験に合格するだろう。
「ダグラス様!結局休まれていないではないですか!」
「すまないセバス…やっぱり俺は常に何かしていないと落ち着かないようだ。」
「そうですか…ダグラス様なら大丈夫だとは思いますがくれぐれもご自愛ください。」
「分かった。」
夕食後は今度こそ自室でゆったりした。
明日からはまた毎日どんどんクエストや”鑑定&略奪”をし、稼いだり強くなっていこうと決意した。
『これも休むよう言ってくれたセバスのおかげだな…』
久しぶりにゆっくりできて有意義な1日だったと思う。
「そうだな。じゃあ今日は奴隷の購入だけ終えたらあとは休みにしようかな。」
最近セバスが働きづめの俺を心配してくれているのか、よく休むように言われる。
何故俺はこんなにも働きづめなのか。
それはひとえにこの世界にアニメやゲーム、漫画など前世の休日にしていた趣味が一つもないため暇なのだ。
これは由々しき事態である。
最近は日々クエストを”こなす”ようになり、以前のように何かに熱心に取り組むことがなくなったため余計退屈に感じる。
奴隷を買い終えたら何か新しい趣味を探しつつ自室でゆったりしよう。
俺は早速王都の奴隷商館すべてを回った。
目当ては鍛冶師と秘書、冒険者だ。
冒険者はマークたちのようにパーティー全員で奴隷落ちした人たちはおらず、怪我や病気をしておりかつ能力の高い10人を買って2つのパーティーにした。
それぞれのパーティーリーダーはルイスとキャシーという名前の女性を任命した。
二人とも”統率力A”という素晴らしいスキルを持っていたのだ。
鍛冶師は見つからなかったが、秘書は2人見つかった。
イリアとキアラという名前の姉妹で、二人とも”秘書A”のスキルを持っていたのだ。
12人にこれからの目標や各々の役割を説明した後、部屋や装備・魔道具を支給しているともう昼過ぎになっていた。
昼食を終え、特にやることが増えなかったので自室に戻った。
「ご主人様、入ってもよろしいでしょうか?」
「ああ。」
ソフィアが部屋に入ってきた。
「どうかしたのか?」
「実は最近パーティーの連携が悪くなっていまして…」
「どんな風に悪いんだ?」
「前衛と後衛の連携で、うまく後ろから援護が届いてないんです…」
「そうか。実際に見てみたいからこれから演習できるか?」
「はい!ではサラたちを連れて演習場に行きます!」
実に連携が良かったイメージだったので意外だった。
「ご主人様!!時間を割いてくれてありがとう!!」
「気にするなサラ。早速始めるぞ!」
対戦を通して、確かに連携ができておらず個々に独立していた。
「どうでしたか…?」
「そうだなぁ…ソフィア、後ろから指揮をとれないか?」
マークたちのようにみんなで声を出せば、自然と連携ができるはずだ。
「そうですね…やってみます。」
ソフィアが指揮をすると連携が良くなり、さらに個々の動きが良くなった。
「マスター、オレ今までみんなに合わせようとして全力を出せてなかったけど出せるようになったぞ!!ありがとう!!」
「よかった。」
正直手強かった。
クレアの鉄壁の防御で俺の攻撃が阻まれ、隙を見せるとサラが素早く攻撃してくる。
後ろに距離を取ろうとするとソフィアたち後衛が逃がしてはくれない。
利き手と逆の左手でスキルを使わずになんとか勝てた。
「お、ダグラス!!俺たちにも修行つけてもらっていいか??」
「ああ、いいぞ。」
「ありがとう!じゃあ行くぞ!!」
次はマークたちの相手をした。
彼らは弱点を指摘するとすぐに直し、さらにそこを強みにまでしてくる。
パーティー戦闘の経験の多さ故だろうか。
「この前よりも連携がよくなってるな。この調子だ!」
「ああ、ありがとう!」
彼らは流石にスキルなしでは処理しきれなかった。
「私たちもよろしいでしょうか?」
「ああ、いいぞ!」
今度はユエたち女性だけのパーティーの相手をした。
彼女らとは一緒に訓練をしたことがないから強さが気になる。
「では、行きます!!」
次の瞬間、ユエの刃は俺の目の前まで来ていた。
獣人族は身体能力が高く、その特徴を最大限に生かしていた。
流石にスキルなしでの右手じゃないと勝てなかった。
「やはりダグラス殿は強いな!どこか改善点はあったか?」
「ああ、ユエの速さ何人か取り残されている。これは実践を重ねて慣らすしかないな。」
「なるほど…参考になった!ありがとう!!」
「気にするな!」
その後もラッセルたち人間の男性だけのパーティー、デレクたち獣人だけのパーティー、今日買ったばかりのルイスとキャシーのパーティーとも訓練をした。
ラッセルたちは力任せなところがあり、対処は簡単だったがデレクたちのパーティーはそうはいかなかった。
獣人は身体能力が高く、基本的に他のパーティーよりも攻撃が早かった。
しかも全員獣人なのでユエたちのように誰かが取り残されていることもなく、いい連携だった。
ルイスたちとキャシーたちのパーティーはまだ組んでから初日なので連携がばらばらだった。
強くなってほしいので、俺が許可するまでギルドで仕事を受けないように言った。
個々の能力は高いのですぐに卒業試験に合格するだろう。
「ダグラス様!結局休まれていないではないですか!」
「すまないセバス…やっぱり俺は常に何かしていないと落ち着かないようだ。」
「そうですか…ダグラス様なら大丈夫だとは思いますがくれぐれもご自愛ください。」
「分かった。」
夕食後は今度こそ自室でゆったりした。
明日からはまた毎日どんどんクエストや”鑑定&略奪”をし、稼いだり強くなっていこうと決意した。
『これも休むよう言ってくれたセバスのおかげだな…』
久しぶりにゆっくりできて有意義な1日だったと思う。
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