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6話

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「っ…あ…やばい、ひいろ一回抜く…」

深くまで刺さっていたものをずるんっと引き抜いた。

「あっ…」

ひいろは少し物足りないような声を上げる。

「っ…うっ…」
白い液体がひいろの腹の上に吐き出される。日向は息を荒くし、そしてハッとし、しまったと小さく呟く。

ワタワタとティッシュでひいろの腹の上に出た白い液体を拭いた。
その際に、シーツに溢れた赤い血にはっとする。ひいろの股からこぼれ落ちたものだ。

「これっ…ご、ごめん!ひいろ痛かったよね⁉︎」
「んっ……」
呆然と横たわっていたひいろはその日向の声に意識を取り戻す。
ハッとし、よろよろと起き上がると慌てて首を横に振った。

「わ、私こそっ…ごめん!シーツ汚しちゃって!ほ、ほんとに血って…出るんだね⁉︎」
「い、いや汚れるとかどうでもっ…ほんとごめん…」
「ううんっ…」

まだどことなくボーッとしたままひいろは座り込む。
「あ……シャワー浴びなきゃ…」
焦点があっていない目でそう呟き、ベッドから降りようとする。

ひいろのその小さな背中を見つめ、無意識のうちに日向は手を伸ばした。

そして後ろから包むように優しく抱きしめた。

「……っあ」

全身が感じやすくなっているようで、ひいろはびくっと身を震わせた。
その様に日向は、自分のものがまた硬くなるのを感じる。

「……ひいろ」

後ろから回した手で彼女の裸の肌に触れる。
つっとその腹を…先ほどまで己のものがかき混ぜていたところを、外側から指で撫でる。
「…もう一回…する?」

ひいろは小さく息をのみ、そして少し間を開け、コクっと頷いた。

やめてくれ、と日向は思った。

そんな姿を見せられたら、我慢できなくなる。
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