流石に異世界でもこのチートはやばくない?

裏おきな

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第23話

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今レン達はアマテラスから取り寄せた、抹茶チーズケーキを食べていた。


「ムッハー!なんだいこれ!この美味しさ!このマッチャチーズケーキ?と言う物は、こんな恐ろしい食べ物は私は、今までの長い人生で食べた事は無いぞ。あ~駄目だこのままでは私はレンに服従してしまう……いや私の全てをさらけ出し、好きなようにもてあそばれその褒美にこれを食べさせられたら……性奴隷にでもなる……ハァッハァハゥ……ウッフゥン」


何故エマが壊れているのか、それはレンが今までの事全てをここにいる三人に説明した、そう全てレンがじつは違う世界から転移してきた事から、今までの事全て話した。その説明のアマテラスの事を簡単にする為に、アマテラスから折角だから何か頼もうと思いお菓子好きなエマの為に、人気店の抹茶チーズケーキを取り出して食べさせたらこうなった。


「落ち着け!」

スパコーン!

あまりの動揺っぷりのエマの後頭部をフラウが叩いた。

「ブフ!い、痛いではないか!な、何をする!」

「いや!興奮するのは分かりますよ、でも……あらぬ方向に意識を持って行かれてましたよ?でも本当にこのマッチャチーズケーキ?は美味しいですね!」


「流石レン様の魔法です!こんな素晴らしい食べ物食べた事ありません!」


(そうだろうそうだろ!だって俺も食べた事ないもの!食べてもコンビニのケーキかファミレスのケーキ位なもんだ。でも、みんな喜んでくれて良かったよ。エマさんは何かヤバい感じでトリップしてたけど……でも本当にケーキで服従するなら!やってしまおうか………グフ)


ビリビリ!

「グギャー!」

「ご主人様またよからぬ事考えてた!」

「レン様またですか?……そんなにしたいなら、わ、私がしゴニョゴ……………」


「え?ラミアス?何か言ったか?」

「いえ!何も言ってません!………そ、それより話しを続けましょう」

「そうだな私も落ち着いてきたしな、それでそのアマテラス?と言うのは召喚魔法と同じような物なんだな?」


(まぁこの世界だとそんな感じかな?流石にネットショッピングって、言っても理解出来ないだろ?)


「うん、まぁそんな感じかな?」


それからレンは話を続けた


「なる程!半分位分からないが大体は分かった。それどころかレンには感謝しなければならないな!」


「え?何を?さっきのケーキの事なら礼なんか入らないぞ?もしどうしても礼がしたいとゆうなら、エマさんのおっぱいを揉ませてくれるだけでいいよ」

「レン様!」

「いででで!」

そんな事を言ったレンに、ラミアスがレンの耳を引っ張った


「ら。ラミアス?痛い……痛い、つい本音が……」

「も、申し訳ありません!えっと勝手に手が動いてしまいました。」



(………ん?何故?こんなに私は動揺している?相手はこの町のギルマスでしかも、私の叔母をレン様が求めているのであれば私は何も言う資格はない……)

ラミアスがそんな事を考えていたが、とうのレンはと言うと。

(なんだ?突然ラミアスが俯いてしまったな……さすがにちと、調子に乗りすぎたな……)


「いや!胸は触らせんぞ!わ、私の胸にさわって良いのは……旦那様になる方だけだ……………!な、何を言わす!今のは聞かなかった事にしてくれ……」


(いやー何だろ?こんなに美人なのに残念臭なキャラ!でもあの胸を揉むには、エマさんと結婚しないと駄目なのか……)



「いや!そうではない!先ほど申したキングリザードマンの事だ!他の冒険者が偶々森にいた時にリザードマン達が集結してるのを見てしまい、その中心にいたのがキングリザードだったのを確認してギルドに報告をしてきたのだ。それでどうするかギルドで話し合う事になっていたのだ」

そうエマが話すと、フラウがそれに付け足した。


「そうなんですよ!今このジークの町にいる冒険者は最高で、Bランク冒険者が1人しか居ない。その下のCとD何人か居るのだけど正直まともな奴がいないのです。ちなみに先程戦いましたカバスでもDランク冒険者で上位です!」

「え、あれで?Dランク上位?あんなんじゃ鰐コウに殺してくっれて言っているようなもんだぞ?俺でさえ武器無しでは倒せなかったんだから!……う~んまぁ武器を手に入れてから無双してたらボス鰐コウが出て来たんだけどな……あれにはてこずったよ!本当にファイヤーバードを作っておいて良かった!それにラクスのお陰だけどな」

「ご主人様」

レンの言葉にラクスが喜びの声を上げていた。

「本当に感謝している。リザードマン一体でもCランク冒険者が三人でも微妙なんだからな。それを一人で倒しまくって更にキングリザードマンも倒してくれたんだからな。感謝してもしきれないよ」

「感謝されることでもないよ、俺もあの時倒さなければ俺は生きて居られなかった。ただそれだけだし正直自分の事だけしか考えてなかったよ」


「確かにそうかも知れないけど、結果的にそのお陰でジークの町は救われたのだから、その報酬を受け取る資格はある。でもその前に収納とやらに入っているリザードマンとキングリザードマンを確認させてくれ、もし良ければ買取もこちらでするぞ」


そう言われては、仕方無いので素直に従う事にした。
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