居酒屋ちろり〜独身男のこだわり晩酌記録〜

松山あき

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【用語解説】第三回 早希ちゃんのバイトメモ

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《玉子焼き鍋》
 私たちは玉子焼き用フライパンって呼ぶけど、板前さんは鍋って呼ぶんだね。
 関西は長方形、関東は正方形らしいんだけど、大将が使ってるのは正方形の関東型だよ。前に勤めてたのが、江戸前のうなぎ屋だったんだって。
 銅は熱伝導が良くて均一にあったまるから重宝されてるみたい。中はテフロンとかじゃなくて錫。卵に黒ずみが移ったりしないように引いてるんだって。
 使い始めと焦げ付きそうになったタイミングで油ならしって言って、厚く引いた油を温める手入れが必要で、毎日鍋のコンディションを細かくチェックする必要があるみたい。
 
《柿釉》
 焼き物の色をつける釉、釉薬の一つ。可愛いブラウンに焼き上がるよ。深いっていうよりは、ちょっと赤っぽい感じかな。
 お店の焼酎グラスには、柿釉の他に、瀬戸黒(ツヤツヤの黒)、粉引(優しいほんわかした白)の3種類があって、その時の気分で私と大将が選んでるよ。
 
《麦チョコ系》
 最近盛り上がってるタイプの麦焼酎。
 香りとかコクが強い麦焼酎のことで、兼八とかが代表的みたい。
 お酒!みたいな感じじゃないけど、グラスを持ってるだけで甘い香りがしてくるね。
 麦焼酎はスッキリ、芋焼酎はずっしりってイメージだったから、フルーティーな芋焼酎もそうだけど、意外でびっくりした。
 
《ロクヨン》
 ちろりのお湯割りのレシピだよ。6(焼酎):4(お湯)で、最初にお湯を入れるのがコツ。お酒のほうが重いから自然に混ざるし、香りも引き立つんだって。
 それにしても、ちょっと焼酎多くない?

【お品書きの裏側】
IMAGE ITEMS
 佐藤 麦(佐藤酒造)
 こちらの蔵では芋焼酎黒佐藤、白佐藤が定番というイメージです。初めて佐藤 麦の香りを試したときは「あれ?麦?」と驚きました。
 水割りで飲んだことはありますが、今回の執筆のためにお湯割りにも挑戦。甘くておつまみに合うか不安になりながら、でも楽しく飲んだくれました。ごちそうさまです。
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