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第18話 成長しましたね、お坊ちゃん
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馬車から降りたお坊ちゃんはニコニコしながら、お人形さんをエスコートする。
この身長差でエスコートするために、お坊ちゃんは肩まで手をかかげているが、嬉しくて仕方がないらしい。昨日もそうだったが、身長差がひどい。
伝説の湖には恋人達が溢れている。
一昔前は湖の背後に木々生い茂る森を携え、その遥か後方に万年雪の冠を頂く山脈が見える神秘的な佇まいだったのだが、今は観光地だ。
貴族の馬車と庶民が乗る辻馬車が溢れ、性根逞しいお土産屋と露店が立ち並び、客の取り合いをしている。
そんな中、一際家格の高いお坊ちゃんとお人形さんは注目の的だ。
「騒がしいですね」
周りを制する様な言葉と共に周囲をジロリと睨んだのは、自信を持ったお坊ちゃんだ。
12歳らしからぬ、だけど貴族然とした堂々とした姿に、こちらを見ていた人々は目を逸らした。
「行きましょう。あちらに席を設けました」
にこりと笑ってお坊ちゃんはお人形さんの手を取り案内する。
この男らしい姿はポイント高いんじゃないの?と思ってお人形さんを見ると……やっぱりその表情はかわらない。でもお坊ちゃんの目には照れているお人形さんの表情が見えるのだろうか。同乗した侍女に目配せするが、お互い混乱しているのが分かる。
お坊ちゃんはここに来るにあたって、レストランを貸し切った。その理由は父親に叱られたからだが、まさかこんなに早く貸し切ることができるとは。さすがレーヴェンヒェルム公爵家。レベルが違う。正直私はびっくりした。
湖の周辺は環境保護のため、馬車の乗り入れは禁じられている。と言うわりに湖畔には店が立ち並んでいるし、露店だってある。つまり観光客は金を落とせと言うわけだ。
お坊ちゃんとお人形さんは馬車の乗り入れ場所から、舗装された(これこそ環境破壊では?)道を通り、湖畔を歩く。私達の周りは女性騎士達が囲っているので、正直歩きにくい。しかも右側にある湖畔の景色もよく見えない。
左側には恐れ多くて声をかけることができない露店の店主達と、ソソソっと逃げるように道を譲りつつも、ねとっとした目で見つめる観光客達がいる。
なんとなくカオスだ。ある意味目立っている。
そんな中、お坊ちゃんが足を止めた。
「ヒルデガルド嬢は、あちらに興味が?」
お坊ちゃん?なに言ってんの?と思ってお人形さんを見る。はい、分かってました!無表情に見えます!それは私を含め皆には分かっていないようだ。
だけどお坊ちゃんはまるで分かっているかのように、露店のひとつに視線を送っている。
露店に並ぶのは女性が好みそうな髪飾り。製作者は女性の店主だろうか。髪に付けた花を模したヘアピンが可愛らしく光っている。
「……いいえ」
お人形さんの返事は端的だ。今度こそお坊ちゃんの勘違いか。
「そうですか。では僕が見たいので一緒に見て頂けますか?」
お人形さんの手を引き、強引にお坊ちゃんは走り出す。
私を含めた侍女達と護衛の騎士たちも追いかける。特に侍女達は慌てている。だってお坊ちゃんはお人形さんと手を繋いでいる。私もお人形さんの男性嫌いがどこまでか把握していない。
待て、お坊ちゃん!自信を持った男はタチが悪い!
露店の前には細長いテーブルがあり、紫色の布の上に銀細工の髪飾りが所狭しと並べられている。
髪飾りにつけられた宝石は、公爵家のふたりからみたら輝きもなく、純度も低い所謂安物だ。そもそもお値段だって庶民が少し奮発するくらの値段だ。だが、価格設定としては悪くないと私は思う。銀の純度はそれなりだし、宝石だってそれなりだ。場所代だって取られていると考えると、高くも低くもない適格なお値段だ。
「あの……貴族の方々がお買い上げになるような品物ではないのですが……」
店主である若い女性が遠慮がちにお坊ちゃんに声をかけてきた。お坊ちゃんがお人形さんを引っ張ってきたのは誰が見ても明らかなので、まぁ妥当な対応だ。だが、庶民から貴族に話しかけるのは少しまずい。侍女達や、騎士たちが店主をジロリと睨んでいる。
「これはあなたの作ですか?」
だけどお坊ちゃんは身分の差などないように話しかける。魔女である私からみると、やはりお坊ちゃんの態度は好ましい。お人形さんは相変わらず無表情だけど。
「はい、そうです。拙い物ばかりなので、お目にかけるのもお恥ずかしです」
「あなたの作品でしょう?卑下するようなことを言ってはいけませんよ。実に可愛らしいです」
お坊ちゃんは桜の花を模したような髪飾りを手に取った。銀細工の花びらには薄く削られたピンク色の貝殻と、柔らかい黄色のペリドッドが飾られている。
「これを可愛らしいと思いませんか?」
お坊ちゃんの視線の先はお人形さんだ。髪飾りを自分の髪に当ててじっと見ている。その視線を受けるお人形さんの目は氷のような冷たさだ。
「……只今のは及第点ですわ」
……うん、これだけは分かってる。つまり照れているのだね。
「では、屈んでください。つけて差し上げます」
お坊ちゃんの言葉にお人形さんは従い、ゆっくりと屈む。思ったより器用なお坊ちゃんはサラサラした髪に髪飾りを差した。
グレーがかった紫色の髪にピンクとシルバーが映える。お坊ちゃんはやっぱり趣味が良い。その姿に満足したお坊ちゃんは店主に多めにお金を払った。ノブレス・オブリージュというやつだろうか。気遣いも完璧だ。
「やっぱりお似合いですね。では行きましょう」
お坊ちゃんが手を差しだすとお人形さんはその細い手をお坊ちゃんの……なんと腕を組んだ!身長差はあるけれど、腕を組めてる!お人形さんの……これはデレだね!あ……なんかお人形さんの頬が赤く染まってみるかも⁉︎実際は無表情に見えるけど‼︎
「お嬢様……」
うううと同乗した侍女が涙を流す。ああ、私も泣きそうだ。そして……『魔女の施し』がもうすぐ終わりそう……、うう、もうちょっとこのふたりの行く末を見守りたいのに‼︎
この身長差でエスコートするために、お坊ちゃんは肩まで手をかかげているが、嬉しくて仕方がないらしい。昨日もそうだったが、身長差がひどい。
伝説の湖には恋人達が溢れている。
一昔前は湖の背後に木々生い茂る森を携え、その遥か後方に万年雪の冠を頂く山脈が見える神秘的な佇まいだったのだが、今は観光地だ。
貴族の馬車と庶民が乗る辻馬車が溢れ、性根逞しいお土産屋と露店が立ち並び、客の取り合いをしている。
そんな中、一際家格の高いお坊ちゃんとお人形さんは注目の的だ。
「騒がしいですね」
周りを制する様な言葉と共に周囲をジロリと睨んだのは、自信を持ったお坊ちゃんだ。
12歳らしからぬ、だけど貴族然とした堂々とした姿に、こちらを見ていた人々は目を逸らした。
「行きましょう。あちらに席を設けました」
にこりと笑ってお坊ちゃんはお人形さんの手を取り案内する。
この男らしい姿はポイント高いんじゃないの?と思ってお人形さんを見ると……やっぱりその表情はかわらない。でもお坊ちゃんの目には照れているお人形さんの表情が見えるのだろうか。同乗した侍女に目配せするが、お互い混乱しているのが分かる。
お坊ちゃんはここに来るにあたって、レストランを貸し切った。その理由は父親に叱られたからだが、まさかこんなに早く貸し切ることができるとは。さすがレーヴェンヒェルム公爵家。レベルが違う。正直私はびっくりした。
湖の周辺は環境保護のため、馬車の乗り入れは禁じられている。と言うわりに湖畔には店が立ち並んでいるし、露店だってある。つまり観光客は金を落とせと言うわけだ。
お坊ちゃんとお人形さんは馬車の乗り入れ場所から、舗装された(これこそ環境破壊では?)道を通り、湖畔を歩く。私達の周りは女性騎士達が囲っているので、正直歩きにくい。しかも右側にある湖畔の景色もよく見えない。
左側には恐れ多くて声をかけることができない露店の店主達と、ソソソっと逃げるように道を譲りつつも、ねとっとした目で見つめる観光客達がいる。
なんとなくカオスだ。ある意味目立っている。
そんな中、お坊ちゃんが足を止めた。
「ヒルデガルド嬢は、あちらに興味が?」
お坊ちゃん?なに言ってんの?と思ってお人形さんを見る。はい、分かってました!無表情に見えます!それは私を含め皆には分かっていないようだ。
だけどお坊ちゃんはまるで分かっているかのように、露店のひとつに視線を送っている。
露店に並ぶのは女性が好みそうな髪飾り。製作者は女性の店主だろうか。髪に付けた花を模したヘアピンが可愛らしく光っている。
「……いいえ」
お人形さんの返事は端的だ。今度こそお坊ちゃんの勘違いか。
「そうですか。では僕が見たいので一緒に見て頂けますか?」
お人形さんの手を引き、強引にお坊ちゃんは走り出す。
私を含めた侍女達と護衛の騎士たちも追いかける。特に侍女達は慌てている。だってお坊ちゃんはお人形さんと手を繋いでいる。私もお人形さんの男性嫌いがどこまでか把握していない。
待て、お坊ちゃん!自信を持った男はタチが悪い!
露店の前には細長いテーブルがあり、紫色の布の上に銀細工の髪飾りが所狭しと並べられている。
髪飾りにつけられた宝石は、公爵家のふたりからみたら輝きもなく、純度も低い所謂安物だ。そもそもお値段だって庶民が少し奮発するくらの値段だ。だが、価格設定としては悪くないと私は思う。銀の純度はそれなりだし、宝石だってそれなりだ。場所代だって取られていると考えると、高くも低くもない適格なお値段だ。
「あの……貴族の方々がお買い上げになるような品物ではないのですが……」
店主である若い女性が遠慮がちにお坊ちゃんに声をかけてきた。お坊ちゃんがお人形さんを引っ張ってきたのは誰が見ても明らかなので、まぁ妥当な対応だ。だが、庶民から貴族に話しかけるのは少しまずい。侍女達や、騎士たちが店主をジロリと睨んでいる。
「これはあなたの作ですか?」
だけどお坊ちゃんは身分の差などないように話しかける。魔女である私からみると、やはりお坊ちゃんの態度は好ましい。お人形さんは相変わらず無表情だけど。
「はい、そうです。拙い物ばかりなので、お目にかけるのもお恥ずかしです」
「あなたの作品でしょう?卑下するようなことを言ってはいけませんよ。実に可愛らしいです」
お坊ちゃんは桜の花を模したような髪飾りを手に取った。銀細工の花びらには薄く削られたピンク色の貝殻と、柔らかい黄色のペリドッドが飾られている。
「これを可愛らしいと思いませんか?」
お坊ちゃんの視線の先はお人形さんだ。髪飾りを自分の髪に当ててじっと見ている。その視線を受けるお人形さんの目は氷のような冷たさだ。
「……只今のは及第点ですわ」
……うん、これだけは分かってる。つまり照れているのだね。
「では、屈んでください。つけて差し上げます」
お坊ちゃんの言葉にお人形さんは従い、ゆっくりと屈む。思ったより器用なお坊ちゃんはサラサラした髪に髪飾りを差した。
グレーがかった紫色の髪にピンクとシルバーが映える。お坊ちゃんはやっぱり趣味が良い。その姿に満足したお坊ちゃんは店主に多めにお金を払った。ノブレス・オブリージュというやつだろうか。気遣いも完璧だ。
「やっぱりお似合いですね。では行きましょう」
お坊ちゃんが手を差しだすとお人形さんはその細い手をお坊ちゃんの……なんと腕を組んだ!身長差はあるけれど、腕を組めてる!お人形さんの……これはデレだね!あ……なんかお人形さんの頬が赤く染まってみるかも⁉︎実際は無表情に見えるけど‼︎
「お嬢様……」
うううと同乗した侍女が涙を流す。ああ、私も泣きそうだ。そして……『魔女の施し』がもうすぐ終わりそう……、うう、もうちょっとこのふたりの行く末を見守りたいのに‼︎
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