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013:証拠
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ハリガネはアトラと猫おじさんの供述を録音を流しながら聴いていた。
その一言で裁判は決まる、その証拠を魔法庁に渡した。
「なんの真似だね、ガーネット警部補?」
「これは彼等の証拠の録音機とDVDです
謎の証拠を渡し、その画面を見せられたのは猫おじさんという探偵から貰ったのがこのDVD、そしてこの2人の声が入っている証拠の録音機です」
「成程、それを私にどうしろと?」
「これを検察官に渡して欲しいのです」
「・・・・・・・・・」
魔法庁は警察や騎士団、検察も取り扱っている現実世界と似たような所がある組織。
魔法庁の長官であるリフレイン・バルトネットはその組織のリーダーであり、長年の経歴を持つ男。
そしてアトラを送検した所でもあるが、やはり本当に冤罪だとすれば、辞職をせざる負えなくなる。
不安に思いながらリフレインは顎を右手で触りながら言った。
「しかし、それが嘘だとしたらガーネット警部補はどうするのだ?」
「嘘だと思ったらそんな物を送りませんよ」
「それもそうだな・・・
これは保留にしても構わないか?」
「どうしてですか?」
「私は怪しい物が嫌いでね、その証拠がなんの役に立つのか分からないのだ
だから私自らそう考えた」
────“リフレインの奴、やはり辞職が怖いから隠滅する気だな?
そうだと思ったが、検察とリフレインは怪しい意図で結んでいるのは間違えない
もし、俺がその場から立ち去れば証拠隠滅を考えるために火の魔法で消すのだろうな・・・”────
「どうしましたか、ガーネット警部補?」
「いいえ」
「そうですか、ではまた」
「失礼します」
去って行くフリをしながらドア越しで耳をすましてる。
────“やっとこの男が去ったか・・・
面倒臭い奴だと思っていたが、その証拠を持って来るという甘い考えで私の所に来るとはなんとも間抜けた考えを持つ男だ
私が火の魔法を使っている事は誰も知らない!
さっさとその証拠を葬り去って貰おうか・・・”────
リフレイン・バルトネット53歳。
白髪頭で角刈りの髪型をしている身長がやや高めの男だが、性格はずる賢く、とても自分良がりでプライドだけは高い。
顔つきは渋くて眉が太いのが特徴。
そして自分の灰皿の所へ2つ共置き、両手で火を起こそうとした瞬間、針金のような銀の柱のようなものが部屋全体と男を取り押さえるかのような感じに複雑に制御された。
男はその柱の邪魔で火を使おうと向うとその銀の柱で証拠品がバリアを張るかのように隠してしまった。
「やるかと思ったぜ、リフレイン・バルトネット」
「貴様・・・」
「ガーネット警部補から聞きました
やはり、検察と何か陰謀を結んでいたのですね
バルトネット長官、信じていたのにとても残念です」
「貴様等・・・
この私に抵抗すれば貴様等のクビも飛ぶぞ!」
「そんなの上等だ、この野郎!
テメェがアトラ・オルキスを送検させ、現実世界へ飛ばしたのは奴の本当の姿が分からなかったんじゃない、自分の手柄を取りたかっただけだろうが!
そんな奴に、長官の椅子に居座る資格なんかねぇよ」
ハリガネはリフレインを逮捕をし、その証拠品を守る事ができた。
ハリガネの上司の警部がやって来る。
「ガーネット警部補」
「はい」
「何故バルトネット長官がそういう奴だと分かっていたのかね?」
「奴は手柄が欲しかったのかと思います」
「それは君の推測か?」
「はい、奴はアトラ・オルキスという犯人を逮捕したのですが、実は手柄を横取りしようとそのまま完結したのです
しかし、その探偵が冤罪だと分かった時、私も正直焦りましたが、やはり自分の罪だと思いました
私のやっている事は冤罪を成立させる事だったんだと────
証拠品をリフレインに渡した所自分の行いにバレる と思い火を付けたのでしょう」
「成程、君の言いたい事がよく分かった
リフレインを検察に送るしか無さそうだ」
ハリガネは森の屋上で煙草を吐きながらリフレッシュしている。
部下が屋上から洞穴の階段へと登り詰めた。
「やっと見つけましたよガーネット警部補」
「ランスか・・・」
ランス・ローズ24歳。
ハリガネの部下で、刑事に昇格したばかりの若手。
メッシュの金髪に緑色の髪型をしているイケメンであるが、性格は社交的で明るいポジティブな面があり、女子人気が高い。
「なんだ、女子とワチャワチャしていたんじゃなかったのか」
「ワチャワチャする暇など俺には無いですよ!」
「何しに来た」
「ガーネット警部補のご機嫌伺いです♪」
「なんかチャラけているな・・・」
ランスは自分が入れた珈琲をハリガネに渡した。
共に屋上で飲み、その外をずっと静かに街の静かな風にあたっていた。
ランスはハリガネがリフレインの事があった事を話した。
「ガーネット警部補」
「なんだ」
「どうしてリフレインが検察と関わっている事を知ったんですか?」
「奴の話口調からだ」
「話口調?それってなんの因果が?」
「お前には分かりずらい事かもしれないが、この間奴とのアトラ・オルキスの追放の件で話していた時、アイツは何か表情が楽しそうな感じで話していた
俺はどうもしっくり来なくてな、俺は奴に────
『何か楽しい事でもあったのですか?』
────と聞いたら奴がなんて言ったと思う?」
「う~ん・・・『俺は検察と一緒に酒盛りできる』とか?」
「まあそれに近いが違うな」
「え?」
「『大きな事件を起こし、送検させればこの街の安全は更に平和になるだろう』
────と言ったんだよ。」
「それって!」
「奴は大きな事件を起こす事で地位と名誉さえもらえればこの街安全だと言う事を周りの魔法界の奴等にアピールしようという作戦なのだろうな」
「なんか・・・悪役のボス・・・みたいですね・・・」
「みたいっていうよりかは悪役だろ、元から」
「そうですね・・・」
ハリガネは最後の1杯飲み、空気を感じてぼーっとしながら風景を眺めた。
アトラは祖父の服を畳みあげると、声かけをした。
「おじいちゃん、服を畳み終わったよ!」
「おう、ありがとう、ありがとう」
家族との平凡な空気を和んでいた。
空中でもう1人の敵がアトラの家を除いていた。
その男はその家へと近づき、庭の外に着陸するとそれに気づいた猫達は危険を感じ呼ぶため、窓をカリカリとしながら呼んだ。
アトラは騒々しいなと思いその扉を開けると蛸の男では無い敵が立っていた。
「こんばんは」
この緑色のスカートを履いている魔法使いのような格好をしたその長い尖ったオレンジ色の靴の男は一体何者なのか?
アトラは新たな敵に危機を感じた。
────続
その一言で裁判は決まる、その証拠を魔法庁に渡した。
「なんの真似だね、ガーネット警部補?」
「これは彼等の証拠の録音機とDVDです
謎の証拠を渡し、その画面を見せられたのは猫おじさんという探偵から貰ったのがこのDVD、そしてこの2人の声が入っている証拠の録音機です」
「成程、それを私にどうしろと?」
「これを検察官に渡して欲しいのです」
「・・・・・・・・・」
魔法庁は警察や騎士団、検察も取り扱っている現実世界と似たような所がある組織。
魔法庁の長官であるリフレイン・バルトネットはその組織のリーダーであり、長年の経歴を持つ男。
そしてアトラを送検した所でもあるが、やはり本当に冤罪だとすれば、辞職をせざる負えなくなる。
不安に思いながらリフレインは顎を右手で触りながら言った。
「しかし、それが嘘だとしたらガーネット警部補はどうするのだ?」
「嘘だと思ったらそんな物を送りませんよ」
「それもそうだな・・・
これは保留にしても構わないか?」
「どうしてですか?」
「私は怪しい物が嫌いでね、その証拠がなんの役に立つのか分からないのだ
だから私自らそう考えた」
────“リフレインの奴、やはり辞職が怖いから隠滅する気だな?
そうだと思ったが、検察とリフレインは怪しい意図で結んでいるのは間違えない
もし、俺がその場から立ち去れば証拠隠滅を考えるために火の魔法で消すのだろうな・・・”────
「どうしましたか、ガーネット警部補?」
「いいえ」
「そうですか、ではまた」
「失礼します」
去って行くフリをしながらドア越しで耳をすましてる。
────“やっとこの男が去ったか・・・
面倒臭い奴だと思っていたが、その証拠を持って来るという甘い考えで私の所に来るとはなんとも間抜けた考えを持つ男だ
私が火の魔法を使っている事は誰も知らない!
さっさとその証拠を葬り去って貰おうか・・・”────
リフレイン・バルトネット53歳。
白髪頭で角刈りの髪型をしている身長がやや高めの男だが、性格はずる賢く、とても自分良がりでプライドだけは高い。
顔つきは渋くて眉が太いのが特徴。
そして自分の灰皿の所へ2つ共置き、両手で火を起こそうとした瞬間、針金のような銀の柱のようなものが部屋全体と男を取り押さえるかのような感じに複雑に制御された。
男はその柱の邪魔で火を使おうと向うとその銀の柱で証拠品がバリアを張るかのように隠してしまった。
「やるかと思ったぜ、リフレイン・バルトネット」
「貴様・・・」
「ガーネット警部補から聞きました
やはり、検察と何か陰謀を結んでいたのですね
バルトネット長官、信じていたのにとても残念です」
「貴様等・・・
この私に抵抗すれば貴様等のクビも飛ぶぞ!」
「そんなの上等だ、この野郎!
テメェがアトラ・オルキスを送検させ、現実世界へ飛ばしたのは奴の本当の姿が分からなかったんじゃない、自分の手柄を取りたかっただけだろうが!
そんな奴に、長官の椅子に居座る資格なんかねぇよ」
ハリガネはリフレインを逮捕をし、その証拠品を守る事ができた。
ハリガネの上司の警部がやって来る。
「ガーネット警部補」
「はい」
「何故バルトネット長官がそういう奴だと分かっていたのかね?」
「奴は手柄が欲しかったのかと思います」
「それは君の推測か?」
「はい、奴はアトラ・オルキスという犯人を逮捕したのですが、実は手柄を横取りしようとそのまま完結したのです
しかし、その探偵が冤罪だと分かった時、私も正直焦りましたが、やはり自分の罪だと思いました
私のやっている事は冤罪を成立させる事だったんだと────
証拠品をリフレインに渡した所自分の行いにバレる と思い火を付けたのでしょう」
「成程、君の言いたい事がよく分かった
リフレインを検察に送るしか無さそうだ」
ハリガネは森の屋上で煙草を吐きながらリフレッシュしている。
部下が屋上から洞穴の階段へと登り詰めた。
「やっと見つけましたよガーネット警部補」
「ランスか・・・」
ランス・ローズ24歳。
ハリガネの部下で、刑事に昇格したばかりの若手。
メッシュの金髪に緑色の髪型をしているイケメンであるが、性格は社交的で明るいポジティブな面があり、女子人気が高い。
「なんだ、女子とワチャワチャしていたんじゃなかったのか」
「ワチャワチャする暇など俺には無いですよ!」
「何しに来た」
「ガーネット警部補のご機嫌伺いです♪」
「なんかチャラけているな・・・」
ランスは自分が入れた珈琲をハリガネに渡した。
共に屋上で飲み、その外をずっと静かに街の静かな風にあたっていた。
ランスはハリガネがリフレインの事があった事を話した。
「ガーネット警部補」
「なんだ」
「どうしてリフレインが検察と関わっている事を知ったんですか?」
「奴の話口調からだ」
「話口調?それってなんの因果が?」
「お前には分かりずらい事かもしれないが、この間奴とのアトラ・オルキスの追放の件で話していた時、アイツは何か表情が楽しそうな感じで話していた
俺はどうもしっくり来なくてな、俺は奴に────
『何か楽しい事でもあったのですか?』
────と聞いたら奴がなんて言ったと思う?」
「う~ん・・・『俺は検察と一緒に酒盛りできる』とか?」
「まあそれに近いが違うな」
「え?」
「『大きな事件を起こし、送検させればこの街の安全は更に平和になるだろう』
────と言ったんだよ。」
「それって!」
「奴は大きな事件を起こす事で地位と名誉さえもらえればこの街安全だと言う事を周りの魔法界の奴等にアピールしようという作戦なのだろうな」
「なんか・・・悪役のボス・・・みたいですね・・・」
「みたいっていうよりかは悪役だろ、元から」
「そうですね・・・」
ハリガネは最後の1杯飲み、空気を感じてぼーっとしながら風景を眺めた。
アトラは祖父の服を畳みあげると、声かけをした。
「おじいちゃん、服を畳み終わったよ!」
「おう、ありがとう、ありがとう」
家族との平凡な空気を和んでいた。
空中でもう1人の敵がアトラの家を除いていた。
その男はその家へと近づき、庭の外に着陸するとそれに気づいた猫達は危険を感じ呼ぶため、窓をカリカリとしながら呼んだ。
アトラは騒々しいなと思いその扉を開けると蛸の男では無い敵が立っていた。
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