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~裁判篇~
040:魔力
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3人の魔獣が一斉に赤く光り、向かってくるそして同じ事をさせまいと大きな泡の魔法を使う。
「ソープアイランド!!」
──────“どうだ?これでアイツらは俺の事を襲う事などないだろうな・・・・・・!?”──────
アトラのソープアイランドが効かなかった。
蛸の男や蛇の女がその技で効きめを感じる事が出来たのに今の3人じゃあ効力もなく、最大限の魔力がその技を効かなくしている。
“ 一体何故だろう・・・”一斉にアトラの手や足を掴みかかかった。
「等々アトラ・オルキスも泡の魔法がここまでのようだな」
「お前の魔力を奪ってやるよ!」
「なっ!!」
「注入完了・・・」
鰐の男が両手の鰐でアトラの両手を取り押さえ、その歯茎から魔力を奪える事ができる。
アトラは大ピンチへと追い込まれて1人で戦わなきゃ良かったと悔やむ中、仲間が2人やって来た。
「アクアドライヴ!!」
「ぐわあああっ!!」
3人は吹っ飛ばされ、魔力を少ししか貰えなくなった。
アトラを危機から救ったのはルアナとイルヴィンソンだった。
「大丈夫、アトラ?」
「うんまあ・・・」
「なんかヘロヘロらしいよ?」
「鰐の奴がアトラの魔力を吸い取ったのよ!」
「え!?」
起き上がり、鰐の男が憤怒しながらルアナの方に指指した。
「何しやがる、この女!
せっかくの魔力をよくも邪魔しやがって・・・帰れ!!」
「アンタ達こそ、何魔法界なんて来ているのよ
魔獣界に帰って大人しく過ごしなさい!」
「ルアナ、どうするんだよ?
相手はただの魔獣じゃない、怪物の姿をした魔獣だよ?」
イルヴィンソンは魔獣の目が緋色になっている事を見ており、避難している公園から勢いよく飛び出して逃げ出して魔獣相手に戦いを挑むが、流石に逃げ出したくなってしまう。
そんな事もお構い無しにルアナは言った。
「何言ってるのよ!
魔獣相手にビビるなんて、アンタなんのためにアトラを助けに行ったわけぇ?」
「いやっ、そんな・・・」
「 アンタが助ける気が無いならあたしが助けに行ってやるわよ!」
「ちょっと待ってルアナ~!!」
ルアナを先導に魔獣へと向かうが、上から太い針金が地面を突き刺して目の前の2人の行く手を阻んだ。
「ちょっと待て、2人共」
「アンタ誰なの?」
「言い方を気を付けろ、俺はハーメリ・ガーネット
通称ハリガネだ」
「ハリガネって・・・アトラを捕まえた人だよね?」
「あたし達が戦っている所をキッチリ監視しながら見てたのよ
アトラの魔力が吸い取られているのにも助けなかった奴でもあるわ」
「確かにアトラを助けなかった、それには理由がある
アイツの動きは甘い
3人まとめて挑もうとするから無理が祟るんだ」
ハリガネは地面に突き刺した太いの針金を抜き取り、その武器で挑戦しようとしているのか?
だがその刑事には魔法人では有り得ないものが存在している。
それはアトラとオールズと同じように精神から魔力を放出し、体から異物が出てくるようになっている体内型魔法である。
その能力を持っているものはわずか1割程度であり、殆どの魔法人は杖で魔力を操るようにしてやっているのが多い。
「お前等、2人で挑もうとするなよ
ここは大人1人を加わって戦う方が必要だ、いいな」
「了解!」
魔獣達は3人の会話に飽きてそろそろ戦いたい所。
お互い戦闘体制になり、同時に走り出した。
「クロコダイルワッシャー!!」
鰐の男が両手から鰐になって噛み付こうとし、イルヴィンソンの方へと向かってくる。
そして階級試験で極めていた技を出す事になった。
「エターナル・サイクロン!!」
大型扇風機のような技が鰐の男を吹っ飛ばした。
まるで強い風でもいきなり来たようなそんな圧倒された風である。
そして鮫の男は下へと潜り込み、周囲を見渡しながら相手の出処を伺おうとする。
──────“人間はなんて分かりやすい生き物なんだろうな、俺達魔獣は反射神経が養われているのに勿体ない種族・・・
お前等そのまま俺達の餌食になるがいい!!”──────
鮫の男は飛び上がり、口を開いて右肩を狙おうとする。
「のわッッ!!!」
突然伸びてきた針金が鮫の男の口に入れられた。
その口が開いたままヨダレが下へと漏れた水道みたいに流れてきた。
それを見計らっていたかのようにハリガネが近づいた。
「残念だったな、鮫の男・・・お前、傷害罪で逮捕な」
「ひはま~ひょふもおへをたははったなぁ~!!(貴様よくも俺を謀ったなぁ~!!)」
「おあいこだろうが、警察を舐めているからこうなるんだ
しばらく警察が来るまで捕まってろ」
蟹の男はハサミで対抗してきた。
「お嬢ちゃん、そんな可愛い長い髪で俺と戦うのかい?
止めておきなよ、髪がどんどんショートヘアになっちゃうからね~♪
おお・・・」
頭上から大きな津波のような水がいきなり現れた。
壁はブロック塀に茶色い土なのに何故こんなものが現れるのか不思議に感じながらその魔法にかかってしまった。
「あら残念、イメチェンさせようとショートヘアする事が出来なくて
アンタ魔獣界に帰ったら美容師になんてなれるんじゃないかしら?」
「何?」
「私の技にかかればあんたは私の水に飲み込まれて討死よ!」
「ぬあああああああああああああああああっ!!!」
蟹の男は波に攫われて陸に上げられて甲羅が割れた蟹のようだった。
泡が口から吹き、戦力不能になった。
戦闘が出来なくなった魔獣3人をどうする事も出来ず、リセットはただじっと見ていた。
「さあどうする?
アンタしかいねぇのにどう落とし前をつける気だ?」
「リセット──────」
リセットはリセットとリスタートができる魔法を目の前で見せるた。
動いていた4人は一時停止され、まるで世界が止まったかのようだった。
ハリガネの方へと向かって耳にすました。
「これで終わったとは言わせないわ、刑事さん
私の魔法で逮捕なんてできるかしらっ!!」
拳で腹部中心を殴り、倒れ込み。
アトラをそのハリガネが塞いだ針金を胸の中心に突き刺し、これでやる事全部終わったかのような感じで言った。
「じゃあね、これで終わったとは言わせないから・・・」
リセットが魔獣3人をブラックホールの中へと入れさせて出ていくと停止していた動きがやっと普通の動きに戻る事ができた。
「あの子一体何者?」
「ぐっ・・・・・・・・・!!」
「刑事さん大丈夫?」
「ルアナ、アトラが・・・アトラが・・・」
イルヴィンソンが震えた声でルアナに見せると、アトラが倒れたまま胸の中心に刺さっていた。
叫ぶ事すら出来ないルアナは口を抑え、立ち止まった。
腹部をやられているハリガネが指示する。
「早く・・・病院へ・・・!!」
「分かりました!!」
イルヴィンソンは病院へと連絡し、アトラの意識はそのまま暗闇へと入って行った。
────続
「ソープアイランド!!」
──────“どうだ?これでアイツらは俺の事を襲う事などないだろうな・・・・・・!?”──────
アトラのソープアイランドが効かなかった。
蛸の男や蛇の女がその技で効きめを感じる事が出来たのに今の3人じゃあ効力もなく、最大限の魔力がその技を効かなくしている。
“ 一体何故だろう・・・”一斉にアトラの手や足を掴みかかかった。
「等々アトラ・オルキスも泡の魔法がここまでのようだな」
「お前の魔力を奪ってやるよ!」
「なっ!!」
「注入完了・・・」
鰐の男が両手の鰐でアトラの両手を取り押さえ、その歯茎から魔力を奪える事ができる。
アトラは大ピンチへと追い込まれて1人で戦わなきゃ良かったと悔やむ中、仲間が2人やって来た。
「アクアドライヴ!!」
「ぐわあああっ!!」
3人は吹っ飛ばされ、魔力を少ししか貰えなくなった。
アトラを危機から救ったのはルアナとイルヴィンソンだった。
「大丈夫、アトラ?」
「うんまあ・・・」
「なんかヘロヘロらしいよ?」
「鰐の奴がアトラの魔力を吸い取ったのよ!」
「え!?」
起き上がり、鰐の男が憤怒しながらルアナの方に指指した。
「何しやがる、この女!
せっかくの魔力をよくも邪魔しやがって・・・帰れ!!」
「アンタ達こそ、何魔法界なんて来ているのよ
魔獣界に帰って大人しく過ごしなさい!」
「ルアナ、どうするんだよ?
相手はただの魔獣じゃない、怪物の姿をした魔獣だよ?」
イルヴィンソンは魔獣の目が緋色になっている事を見ており、避難している公園から勢いよく飛び出して逃げ出して魔獣相手に戦いを挑むが、流石に逃げ出したくなってしまう。
そんな事もお構い無しにルアナは言った。
「何言ってるのよ!
魔獣相手にビビるなんて、アンタなんのためにアトラを助けに行ったわけぇ?」
「いやっ、そんな・・・」
「 アンタが助ける気が無いならあたしが助けに行ってやるわよ!」
「ちょっと待ってルアナ~!!」
ルアナを先導に魔獣へと向かうが、上から太い針金が地面を突き刺して目の前の2人の行く手を阻んだ。
「ちょっと待て、2人共」
「アンタ誰なの?」
「言い方を気を付けろ、俺はハーメリ・ガーネット
通称ハリガネだ」
「ハリガネって・・・アトラを捕まえた人だよね?」
「あたし達が戦っている所をキッチリ監視しながら見てたのよ
アトラの魔力が吸い取られているのにも助けなかった奴でもあるわ」
「確かにアトラを助けなかった、それには理由がある
アイツの動きは甘い
3人まとめて挑もうとするから無理が祟るんだ」
ハリガネは地面に突き刺した太いの針金を抜き取り、その武器で挑戦しようとしているのか?
だがその刑事には魔法人では有り得ないものが存在している。
それはアトラとオールズと同じように精神から魔力を放出し、体から異物が出てくるようになっている体内型魔法である。
その能力を持っているものはわずか1割程度であり、殆どの魔法人は杖で魔力を操るようにしてやっているのが多い。
「お前等、2人で挑もうとするなよ
ここは大人1人を加わって戦う方が必要だ、いいな」
「了解!」
魔獣達は3人の会話に飽きてそろそろ戦いたい所。
お互い戦闘体制になり、同時に走り出した。
「クロコダイルワッシャー!!」
鰐の男が両手から鰐になって噛み付こうとし、イルヴィンソンの方へと向かってくる。
そして階級試験で極めていた技を出す事になった。
「エターナル・サイクロン!!」
大型扇風機のような技が鰐の男を吹っ飛ばした。
まるで強い風でもいきなり来たようなそんな圧倒された風である。
そして鮫の男は下へと潜り込み、周囲を見渡しながら相手の出処を伺おうとする。
──────“人間はなんて分かりやすい生き物なんだろうな、俺達魔獣は反射神経が養われているのに勿体ない種族・・・
お前等そのまま俺達の餌食になるがいい!!”──────
鮫の男は飛び上がり、口を開いて右肩を狙おうとする。
「のわッッ!!!」
突然伸びてきた針金が鮫の男の口に入れられた。
その口が開いたままヨダレが下へと漏れた水道みたいに流れてきた。
それを見計らっていたかのようにハリガネが近づいた。
「残念だったな、鮫の男・・・お前、傷害罪で逮捕な」
「ひはま~ひょふもおへをたははったなぁ~!!(貴様よくも俺を謀ったなぁ~!!)」
「おあいこだろうが、警察を舐めているからこうなるんだ
しばらく警察が来るまで捕まってろ」
蟹の男はハサミで対抗してきた。
「お嬢ちゃん、そんな可愛い長い髪で俺と戦うのかい?
止めておきなよ、髪がどんどんショートヘアになっちゃうからね~♪
おお・・・」
頭上から大きな津波のような水がいきなり現れた。
壁はブロック塀に茶色い土なのに何故こんなものが現れるのか不思議に感じながらその魔法にかかってしまった。
「あら残念、イメチェンさせようとショートヘアする事が出来なくて
アンタ魔獣界に帰ったら美容師になんてなれるんじゃないかしら?」
「何?」
「私の技にかかればあんたは私の水に飲み込まれて討死よ!」
「ぬあああああああああああああああああっ!!!」
蟹の男は波に攫われて陸に上げられて甲羅が割れた蟹のようだった。
泡が口から吹き、戦力不能になった。
戦闘が出来なくなった魔獣3人をどうする事も出来ず、リセットはただじっと見ていた。
「さあどうする?
アンタしかいねぇのにどう落とし前をつける気だ?」
「リセット──────」
リセットはリセットとリスタートができる魔法を目の前で見せるた。
動いていた4人は一時停止され、まるで世界が止まったかのようだった。
ハリガネの方へと向かって耳にすました。
「これで終わったとは言わせないわ、刑事さん
私の魔法で逮捕なんてできるかしらっ!!」
拳で腹部中心を殴り、倒れ込み。
アトラをそのハリガネが塞いだ針金を胸の中心に突き刺し、これでやる事全部終わったかのような感じで言った。
「じゃあね、これで終わったとは言わせないから・・・」
リセットが魔獣3人をブラックホールの中へと入れさせて出ていくと停止していた動きがやっと普通の動きに戻る事ができた。
「あの子一体何者?」
「ぐっ・・・・・・・・・!!」
「刑事さん大丈夫?」
「ルアナ、アトラが・・・アトラが・・・」
イルヴィンソンが震えた声でルアナに見せると、アトラが倒れたまま胸の中心に刺さっていた。
叫ぶ事すら出来ないルアナは口を抑え、立ち止まった。
腹部をやられているハリガネが指示する。
「早く・・・病院へ・・・!!」
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