1 / 63
第1話 スローライフ、カンストにつき終了のお知らせ
しおりを挟む
コケコッコー!
……とは鳴かない。我が家の朝を告げるのは、庭で飼っているファイアバードの『やきとり』だ。彼は毎朝きっかり、夜明けと共に太陽みたいな光を放ってくれる。目覚まし時計としては眩しすぎるのが玉に瑕だけど。
「んん……朝かぁ……」
私はリリアンヌ・フォン・クライフォルト。……というのは15年も昔の話。実は前世でOLをしていた記憶を持つ転生者であり、堅苦しい貴族社会に嫌気がさして家を飛び出した、ただの令嬢。
今では『曰く付きの森』なんて物騒な名前で呼ばれるこの場所で、気ままなスローライフを送っている。
森での名前は、リリ。
こっちの方がずっとしっくりくる。
ぐーっと伸びをすると、ふかふかのベッドが心地よく軋んだ。このベッド、土のゴーレムに作ってもらった特注品だ。
最初はゴツゴツして寝心地最悪だったけど、改良に改良を重ねた結果、今では雲の上のような寝心地を実現している。我ながら傑作である。
「リリ様、おはようございます」
ベッドのそばには、いつの間にかモーニングティーが用意されていた。湯気を立てるカップを運んできたのは、リビングアーマーの『アーマーさん』。
私が森の奥で見つけたポンコツ鎧に、暇つぶしで魔力を込めたら自律して動くようになった、我が家No.1の働き者さんだ。
「おはよう、アーマーさん。今日もいい天気ね」
「はい。森は本日も平和そのものです」
アーマーさんの言葉に頷きながら、私はティーカップを傾ける。茶葉は昨日そのへんで摘んできたやつだけど、不思議とアップルパイみたいな味がして美味しい。
そう、私の日常はこんな感じ。平和で、穏やかで、最高のスローライフ。
……だったんだけど。
最近、一つだけ、どうにも看過できない悩みがあった。
――私、どうやら暇を持て余している。
15年も森で暮らしていれば、生活は完全にルーティン化する。朝起きて、畑の世話をして、森の魔物たちと戯れて、美味しいご飯を食べて、寝る。
最初の頃は、巨大な猪に追いかけられたり、毒キノコを食べて三日三晩踊り狂ったりと、それなりにスリリングな毎日だった。
でも、今となっては森の魔物たちはみんな顔なじみだ。森の主であるはずのエンシェントドラゴンですら、最近では「リリちん、今日の晩飯なにー?」なんて訊いてくる始末。
威厳はどこへやったんだ、威厳は。
その原因は、はっきりと分かっている。
ふと、意識を集中させると、目の前に半透明のウィンドウが浮かび上がった。
__________________
名前:リリ
LV:999 (MAX)
HP: 99999/99999
MP: 99999/99999
スキル:生活魔法(神級)、剣術(神級)、魔法全般(神級)、身体強化(神級)、魔物調教(神級)、鍛冶(神級)、錬金術(神級)……etc
__________________
そう、これだ。いわゆる『ステータス』というやつ。
いつから見れるようになったのかは忘れたけど、気づいた時には全部の項目がカンストしていた。レベルなんて、もはや上がる気配すらない。
「……レベル、カンストしちゃったんだよなぁ」
暇な原因は、間違いなくこれだ。
何をやってもすぐに終わってしまう。薪割りしようと思えば、斧を一振りしただけで裏山が更地になって10年分の薪が確保できるし、水を汲もうとすれば、生活魔法の『ウォーター』で巨大な湖が一つ出来上がってしまう。
さすがに、これはやりすぎだ。
スローライフとは、もっとこう、手間にこそ喜びを見出すものじゃなかったっけ?
「……そうだ」
ティーカップをソーサーに置く。カチャリ、と小さな音が静かな部屋に響いた。
「冒険に出よう」
ぽつりと、そんな言葉が口からこぼれた。
そうだ、冒険だ!
貴族の令嬢だった頃、物語で読んだ冒険譚。未知なるダンジョン、伝説の魔物、仲間との絆。考えただけでワクワクしてくるじゃない。
15年間、この森から一歩も出ていない。外の世界がどうなっているのか、まったく知らない。私が家出したクライフォルト家はどうなっただろう? まあ、どうでもいいか。
「よし、決めた! 私、冒険者になる!」
そうと決まれば善は急げだ。ベッドから飛び起きると、早速準備に取り掛かる。
「アーマーさん、紙とペンをお願い!」
「かしこまりました」
すぐにアーマーさんが持ってきてくれた羊皮紙に、羽ペンを走らせる。
「まずは情報収集よね。今の王都はどんな感じなのかしら。流行りのファッションとか、美味しいレストランとか!」
「リリ様、目的が観光になっておりますが」
「いいのいいの! 冒険も観光も楽しんだもの勝ちよ! それから、冒険者になるにはギルドに登録が必要よね? 登録料はいくらくらいかしら……というか、私、一文無しじゃない?」
森での生活は物々交換ならぬ、自給自足。お金なんてここ15年、見たこともない。
「うーん、金策から始めないと……。森の薬草でも売ればお金になるかしら。このへんに生えてる『光る苔』とか、高く売れないかな? 暗いところで本が読めて便利なんだけど」
「リリ様、それは伝説の『月光苔』です。万病を癒し、死者すら蘇らせると言われる国宝級のアイテムかと」
「え、そうなの? だってそこら中に生えてるわよ?」
「この森の異常性に、リリ様はそろそろお気づきになるべきです」
冷静なアーマーさんのツッコミを右から左へ受け流し、私はリストアップを続ける。
服も必要だ。今着ているのは、魔物の皮で適当に作った貫頭衣みたいな服だし。街に行くなら、ちゃんとした服じゃないと。
昔着ていたドレスは……さすがにもう入らないか。
「武器と防具も新調しないとね! 今使ってる斧、薪割りには便利だけど、ちょっと重いし」
私が愛用している薪割り斧は、森に落ちていた謎の鉱石『オリハルコン』を、ドラゴンの炎を借りて鍛えた一品だ。
切れ味は抜群だけど、いかんせん重すぎる。おかげで私の腕力はとんでもないことになった。
「よし、なんだか楽しくなってきたわ!」
リストはどんどん長くなっていく。やるべきことがたくさんある。
暇を持て余していた日々に、光が差したみたいだ。
「まずは手始めに、近所の街まで行ってみましょう! 街で情報収集と、お金稼ぎね!」
私が高らかに宣言した、その時だった。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!
突如、家全体が、いや、森そのものが激しく揺れた。ティーカップが音を立てて倒れ、アーマーさんが慌てて受け止める。
「な、何事ですか!?」
「地震? いや、この揺れ方は……」
私は窓の外に目を向けた。森の木々が、まるで強風に煽られたかのようにざわめいている。鳥たちが一斉に飛び立っていくのが見えた。
グオオオオオオオオォォォォッ!!
地鳴りのような咆哮が、森中に響き渡る。
あー……この声、聞き覚えがある。確か、3年に一度くらいのペースで山から下りてきては、私の畑を荒らそうとする巨大な魔物……なんだっけ。
「オーク……キング、だったかしら」
「森の西側です! あれは厄介ですよ!」
アーマーさんが慌てたように言う。
確かに厄介だ。あいつが暴れると、地面がめちゃくちゃに掘り返されて、希少な薬草がダメになってしまう。
それに、なにより、うるさい。
「はぁ……」
私は、出来上がったばかりの『冒険の準備リスト』をテーブルに置いた。
せっかくやる気になったっていうのに。水を差された気分だ。
「仕方ないわね……」
壁に立てかけてあった、愛用の薪割り斧を肩に担ぐ。ズシリとした重みが、妙にしっくりくる。
「ちょっと、ご近所トラブルを解決してくるわ」
「リリ様、お気をつけて!」
「大丈夫よ。朝飯前の運動だもの」
まずはアレを片付けないと、準備なんて始められっこない。
まったく、冒険の門出は、どうやら前途多難なようだ。
「今日の夕飯は、オークキングの生姜焼きにでもしましょうか」
そんなことを呟きながら、私は面倒くさそうに玄関のドアを開けたのだった。
――――
ようやく異世界ファンタジー描けました!!
時間がなかったので、最近はラブコメや現ファンに集中していたのですが、ようやくです。
今作も完結保証いたします。
皆様の応援がすごく力になります。
【お気に入り】
何卒よろしくお願いします!!
……とは鳴かない。我が家の朝を告げるのは、庭で飼っているファイアバードの『やきとり』だ。彼は毎朝きっかり、夜明けと共に太陽みたいな光を放ってくれる。目覚まし時計としては眩しすぎるのが玉に瑕だけど。
「んん……朝かぁ……」
私はリリアンヌ・フォン・クライフォルト。……というのは15年も昔の話。実は前世でOLをしていた記憶を持つ転生者であり、堅苦しい貴族社会に嫌気がさして家を飛び出した、ただの令嬢。
今では『曰く付きの森』なんて物騒な名前で呼ばれるこの場所で、気ままなスローライフを送っている。
森での名前は、リリ。
こっちの方がずっとしっくりくる。
ぐーっと伸びをすると、ふかふかのベッドが心地よく軋んだ。このベッド、土のゴーレムに作ってもらった特注品だ。
最初はゴツゴツして寝心地最悪だったけど、改良に改良を重ねた結果、今では雲の上のような寝心地を実現している。我ながら傑作である。
「リリ様、おはようございます」
ベッドのそばには、いつの間にかモーニングティーが用意されていた。湯気を立てるカップを運んできたのは、リビングアーマーの『アーマーさん』。
私が森の奥で見つけたポンコツ鎧に、暇つぶしで魔力を込めたら自律して動くようになった、我が家No.1の働き者さんだ。
「おはよう、アーマーさん。今日もいい天気ね」
「はい。森は本日も平和そのものです」
アーマーさんの言葉に頷きながら、私はティーカップを傾ける。茶葉は昨日そのへんで摘んできたやつだけど、不思議とアップルパイみたいな味がして美味しい。
そう、私の日常はこんな感じ。平和で、穏やかで、最高のスローライフ。
……だったんだけど。
最近、一つだけ、どうにも看過できない悩みがあった。
――私、どうやら暇を持て余している。
15年も森で暮らしていれば、生活は完全にルーティン化する。朝起きて、畑の世話をして、森の魔物たちと戯れて、美味しいご飯を食べて、寝る。
最初の頃は、巨大な猪に追いかけられたり、毒キノコを食べて三日三晩踊り狂ったりと、それなりにスリリングな毎日だった。
でも、今となっては森の魔物たちはみんな顔なじみだ。森の主であるはずのエンシェントドラゴンですら、最近では「リリちん、今日の晩飯なにー?」なんて訊いてくる始末。
威厳はどこへやったんだ、威厳は。
その原因は、はっきりと分かっている。
ふと、意識を集中させると、目の前に半透明のウィンドウが浮かび上がった。
__________________
名前:リリ
LV:999 (MAX)
HP: 99999/99999
MP: 99999/99999
スキル:生活魔法(神級)、剣術(神級)、魔法全般(神級)、身体強化(神級)、魔物調教(神級)、鍛冶(神級)、錬金術(神級)……etc
__________________
そう、これだ。いわゆる『ステータス』というやつ。
いつから見れるようになったのかは忘れたけど、気づいた時には全部の項目がカンストしていた。レベルなんて、もはや上がる気配すらない。
「……レベル、カンストしちゃったんだよなぁ」
暇な原因は、間違いなくこれだ。
何をやってもすぐに終わってしまう。薪割りしようと思えば、斧を一振りしただけで裏山が更地になって10年分の薪が確保できるし、水を汲もうとすれば、生活魔法の『ウォーター』で巨大な湖が一つ出来上がってしまう。
さすがに、これはやりすぎだ。
スローライフとは、もっとこう、手間にこそ喜びを見出すものじゃなかったっけ?
「……そうだ」
ティーカップをソーサーに置く。カチャリ、と小さな音が静かな部屋に響いた。
「冒険に出よう」
ぽつりと、そんな言葉が口からこぼれた。
そうだ、冒険だ!
貴族の令嬢だった頃、物語で読んだ冒険譚。未知なるダンジョン、伝説の魔物、仲間との絆。考えただけでワクワクしてくるじゃない。
15年間、この森から一歩も出ていない。外の世界がどうなっているのか、まったく知らない。私が家出したクライフォルト家はどうなっただろう? まあ、どうでもいいか。
「よし、決めた! 私、冒険者になる!」
そうと決まれば善は急げだ。ベッドから飛び起きると、早速準備に取り掛かる。
「アーマーさん、紙とペンをお願い!」
「かしこまりました」
すぐにアーマーさんが持ってきてくれた羊皮紙に、羽ペンを走らせる。
「まずは情報収集よね。今の王都はどんな感じなのかしら。流行りのファッションとか、美味しいレストランとか!」
「リリ様、目的が観光になっておりますが」
「いいのいいの! 冒険も観光も楽しんだもの勝ちよ! それから、冒険者になるにはギルドに登録が必要よね? 登録料はいくらくらいかしら……というか、私、一文無しじゃない?」
森での生活は物々交換ならぬ、自給自足。お金なんてここ15年、見たこともない。
「うーん、金策から始めないと……。森の薬草でも売ればお金になるかしら。このへんに生えてる『光る苔』とか、高く売れないかな? 暗いところで本が読めて便利なんだけど」
「リリ様、それは伝説の『月光苔』です。万病を癒し、死者すら蘇らせると言われる国宝級のアイテムかと」
「え、そうなの? だってそこら中に生えてるわよ?」
「この森の異常性に、リリ様はそろそろお気づきになるべきです」
冷静なアーマーさんのツッコミを右から左へ受け流し、私はリストアップを続ける。
服も必要だ。今着ているのは、魔物の皮で適当に作った貫頭衣みたいな服だし。街に行くなら、ちゃんとした服じゃないと。
昔着ていたドレスは……さすがにもう入らないか。
「武器と防具も新調しないとね! 今使ってる斧、薪割りには便利だけど、ちょっと重いし」
私が愛用している薪割り斧は、森に落ちていた謎の鉱石『オリハルコン』を、ドラゴンの炎を借りて鍛えた一品だ。
切れ味は抜群だけど、いかんせん重すぎる。おかげで私の腕力はとんでもないことになった。
「よし、なんだか楽しくなってきたわ!」
リストはどんどん長くなっていく。やるべきことがたくさんある。
暇を持て余していた日々に、光が差したみたいだ。
「まずは手始めに、近所の街まで行ってみましょう! 街で情報収集と、お金稼ぎね!」
私が高らかに宣言した、その時だった。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!
突如、家全体が、いや、森そのものが激しく揺れた。ティーカップが音を立てて倒れ、アーマーさんが慌てて受け止める。
「な、何事ですか!?」
「地震? いや、この揺れ方は……」
私は窓の外に目を向けた。森の木々が、まるで強風に煽られたかのようにざわめいている。鳥たちが一斉に飛び立っていくのが見えた。
グオオオオオオオオォォォォッ!!
地鳴りのような咆哮が、森中に響き渡る。
あー……この声、聞き覚えがある。確か、3年に一度くらいのペースで山から下りてきては、私の畑を荒らそうとする巨大な魔物……なんだっけ。
「オーク……キング、だったかしら」
「森の西側です! あれは厄介ですよ!」
アーマーさんが慌てたように言う。
確かに厄介だ。あいつが暴れると、地面がめちゃくちゃに掘り返されて、希少な薬草がダメになってしまう。
それに、なにより、うるさい。
「はぁ……」
私は、出来上がったばかりの『冒険の準備リスト』をテーブルに置いた。
せっかくやる気になったっていうのに。水を差された気分だ。
「仕方ないわね……」
壁に立てかけてあった、愛用の薪割り斧を肩に担ぐ。ズシリとした重みが、妙にしっくりくる。
「ちょっと、ご近所トラブルを解決してくるわ」
「リリ様、お気をつけて!」
「大丈夫よ。朝飯前の運動だもの」
まずはアレを片付けないと、準備なんて始められっこない。
まったく、冒険の門出は、どうやら前途多難なようだ。
「今日の夕飯は、オークキングの生姜焼きにでもしましょうか」
そんなことを呟きながら、私は面倒くさそうに玄関のドアを開けたのだった。
――――
ようやく異世界ファンタジー描けました!!
時間がなかったので、最近はラブコメや現ファンに集中していたのですが、ようやくです。
今作も完結保証いたします。
皆様の応援がすごく力になります。
【お気に入り】
何卒よろしくお願いします!!
983
あなたにおすすめの小説
神託が下りまして、今日から神の愛し子です! 最強チート承りました。では、我慢はいたしません!
しののめ あき
ファンタジー
旧題:最強チート承りました。では、我慢はいたしません!
神託が下りまして、今日から神の愛し子です!〜最強チート承りました!では、我慢はいたしません!〜
と、いうタイトルで12月8日にアルファポリス様より書籍発売されます!
3万字程の加筆と修正をさせて頂いております。
ぜひ、読んで頂ければ嬉しいです!
⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
非常に申し訳ない…
と、言ったのは、立派な白髭の仙人みたいな人だろうか?
色々手違いがあって…
と、目を逸らしたのは、そちらのピンク色の髪の女の人だっけ?
代わりにといってはなんだけど…
と、眉を下げながら申し訳なさそうな顔をしたのは、手前の黒髪イケメン?
私の周りをぐるっと8人に囲まれて、謝罪を受けている事は分かった。
なんの謝罪だっけ?
そして、最後に言われた言葉
どうか、幸せになって(くれ)
んん?
弩級最強チート公爵令嬢が爆誕致します。
※同タイトルの掲載不可との事で、1.2.番外編をまとめる作業をします
完了後、更新開始致しますのでよろしくお願いします
没落した建築系お嬢様の優雅なスローライフ~地方でモフモフと楽しい仲間とのんびり楽しく生きます~
土偶の友
ファンタジー
優雅な貴族令嬢を目指していたクレア・フィレイア。
しかし、15歳の誕生日を前に両親から没落を宣言されてしまう。
そのショックで日本の知識を思いだし、ブラック企業で働いていた記憶からスローライフをしたいと気付いた。
両親に勧められた場所に逃げ、そこで楽しいモフモフの仲間と家を建てる。
女の子たちと出会い仲良くなって一緒に住む、のんびり緩い異世界生活。
土属性を極めて辺境を開拓します~愛する嫁と超速スローライフ~
にゃーにゃ
ファンタジー
「土属性だから追放だ!」理不尽な理由で追放されるも「はいはい。おっけー」主人公は特にパーティーに恨みも、未練もなく、世界が危機的な状況、というわけでもなかったので、ササッと王都を去り、辺境の地にたどり着く。
「助けなきゃ!」そんな感じで、世界樹の少女を襲っていた四天王の一人を瞬殺。 少女にほれられて、即座に結婚する。「ここを開拓してスローライフでもしてみようか」 主人公は土属性パワーで一瞬で辺境を開拓。ついでに魔王を超える存在を土属性で作ったゴーレムの物量で圧殺。
主人公は、世界樹の少女が生成したタネを、育てたり、のんびりしながら辺境で平和にすごす。そんな主人公のもとに、ドワーフ、魚人、雪女、魔王四天王、魔王、といった亜人のなかでも一際キワモノの種族が次から次へと集まり、彼らがもたらす特産品によってドンドン村は発展し豊かに、にぎやかになっていく。
憧れのスローライフを異世界で?
さくらもち
ファンタジー
アラフォー独身女子 雪菜は最近ではネット小説しか楽しみが無い寂しく会社と自宅を往復するだけの生活をしていたが、仕事中に突然目眩がして気がつくと転生したようで幼女だった。
日々成長しつつネット小説テンプレキターと転生先でのんびりスローライフをするための地盤堅めに邁進する。
獣舎の全魔獣を管理していた私を、無能呼ばわりで解雇ですか?じゃあ好き勝手に旅をします。困っても知りません。
藤 ゆみ子
ファンタジー
光属性の魔力を持つフィーナは聖女の一人として王宮に就職するが、一向に治癒魔法を使うことができなかった。聖女として働けないと解雇されるが、帰る家なんてない。
そんな時、日々の癒しのためにこっそり行っていた獣舎の魔獣たちが騎士団長グランディに頼み、獣舎の掃除婦として働くことに。
実はフィーナの持つ魔力は人ではなく、魔獣や魔物に使えるものだった。
無自覚に使い魔たちを癒していたフィーナだったが、グランディに気に入られていることに不満を持つ王女に解雇されてしまう。
フィーナは王女の命令なら仕方ないと王宮を出る。
今だ見たこともない魔獣と出会うため、かつての親友だった魔獣のキュウと再会するために旅に出ることにするが、思わぬ事件や問題に巻き込まれていく。
一方でグランディや魔獣たちはフィーナを取り戻すため奮闘する。
婚約破棄で追放されて、幸せな日々を過ごす。……え? 私が世界に一人しか居ない水の聖女? あ、今更泣きつかれても、知りませんけど?
向原 行人
ファンタジー
第三王子が趣味で行っている冒険のパーティに所属するマッパー兼食事係の私、アニエスは突然パーティを追放されてしまった。
というのも、新しい食事係の少女をスカウトしたそうで、水魔法しか使えない私とは違い、複数の魔法が使えるのだとか。
私も、好きでもない王子から勝手に婚約者呼ばわりされていたし、追放されたのはありがたいかも。
だけど私が唯一使える水魔法が、実は「飲むと数時間の間、能力を倍増する」効果が得られる神水だったらしく、その効果を失った王子のパーティは、一気に転落していく。
戻ってきて欲しいって言われても、既にモフモフ妖狐や、新しい仲間たちと幸せな日々を過ごしてますから。
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
美味しい料理で村を再建!アリシャ宿屋はじめます
今野綾
ファンタジー
住んでいた村が襲われ家族も住む場所も失ったアリシャ。助けてくれた村に住むことに決めた。
アリシャはいつの間にか宿っていた力に次第に気づいて……
表紙 チルヲさん
出てくる料理は架空のものです
造語もあります11/9
参考にしている本
中世ヨーロッパの農村の生活
中世ヨーロッパを生きる
中世ヨーロッパの都市の生活
中世ヨーロッパの暮らし
中世ヨーロッパのレシピ
wikipediaなど
【完結】天下無敵の公爵令嬢は、おせっかいが大好きです
ノデミチ
ファンタジー
ある女医が、天寿を全うした。
女神に頼まれ、知識のみ持って転生。公爵令嬢として生を受ける。父は王国元帥、母は元宮廷魔術師。
前世の知識と父譲りの剣技体力、母譲りの魔法魔力。権力もあって、好き勝手生きられるのに、おせっかいが大好き。幼馴染の二人を巻き込んで、突っ走る!
そんな変わった公爵令嬢の物語。
アルファポリスOnly
2019/4/21 完結しました。
沢山のお気に入り、本当に感謝します。
7月より連載中に戻し、拾異伝スタートします。
2021年9月。
ファンタジー小説大賞投票御礼として外伝スタート。主要キャラから見たリスティア達を描いてます。
10月、再び完結に戻します。
御声援御愛読ありがとうございました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる