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14章 目覚め
88 竜胆side
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「……ん、」
ああ、現実に戻ってこれたのか。よかった。
ゆっくりと目を開けてまず目に入ったのは……天井の白だった。病院か何かだろうか。
「っ……! 竜胆さん!」
声が聞こえてきたのでその方を向くと藍さんの姿があった。
「……ぁ、い……さん……?」
今まで寝ていたからだろう、声が掠れる。
「目覚めたっ! お医者さん呼ばないとっ!」
そう言って藍さんはぱたぱたと動き、医者を呼んだらしい。
気分は悪くないのできっとすぐ退院出来るだろうな、と自分では感じている。多分だけど。
ゆっくり体を起こそうとすると藍さんははっと気づいて手伝ってくれた。
「よいしょ、と。」
起き上がった私は藍さんと向かい合う。すると藍さんは私を見ながらすとんと力が抜けたように椅子に座った。
「……うっ、うぅっ、」
何故か急にボロボロと涙を零し始める。おおう、どうしたどうした。
「よかった……よかった……」
藍さんは俯き、両手で涙を拭う。安心して涙が出てしまったと見ていいのかな?
だとしたら嬉しいなあ。泣いている理由が私だなんて考えるだけで……愛しすぎて辛い。口角が上がるのが自分でも分かった。
「藍さん。」
そんな愛しい藍さんの泣いている顔も見たいと思い、なるべく優しい声を意識して呼び掛ける。
更に藍さんの頬に手を置き、くっと顔を上げるよう促す。それに倣って上がる藍さんの顔を見ると未だに涙はぼろぼろ流れているが、それでも目を合わせてくれる。
灰色の目は涙で覆われてキラキラと光を反射していた。ああ、綺麗だな。白い髪も藍さんがしゃくりあげる度に光を反射し、キラキラと光っているようだ。神秘的という言葉が似合う人は藍さん以上にいないと思う。
頬に置いていた手を後頭部に移動させ、髪をさら、と梳く。
ああ、可愛い、愛しい、私のものにしたい……
そんな思いから、梳いていた手を後頭部に置いてぐっと引き寄せると、途端に藍さんの香りが強くなる。その香りに私の頭が普段しないような司令を出した。
私の顔をもっと藍さんに近づけていき、そのまま私の唇を藍さんの唇に落とす──
色々な想いが混ざり、無意識的に自分でも思いもよらない行動を取ってしまった。一瞬触れた唇の感触を思い出して逆に冷静になった今、自分も驚いている。思いもよらなすぎて。いや本当に。
触れたのはあのほんの一瞬だけだが、それでも充分満ち足りた気分にはなったけれども。
「な、な、な……!?」
藍さんは顔を真っ赤にして慌てふためいている。ああ、そんな姿も可愛い。口角が上がるのが自分でも分かる。
藍さんが私のものになるまでは『口には』キスしないと決めていたのに。ああ、でも初めて触れた唇はとても柔らかくて……
「っ……」
感傷に浸っていたが、藍さんの身動ぎで現実に戻ってきた。逃げようと奮闘していたので藍さんの頭に置いている手に力を入れて、私の肩に藍さんの頭を付ける。私のもう片方の手は藍さんの背中に回してそのまま抱き締める。
前は逃げられたけど今度は逃がさないよ。
「りっ!?」
「逃げないでくださいよ。」
「~!!」
耳元で囁いてみると、藍さんはぷるぷると震えていた。拒絶されないことにまずはほっとする。
「藍さ……」
「山吹さん、目が覚めましたか。」
ガラガラと扉が開き、医者らしき人物が病室に入ってきた。ちぇっ、今いい所だったのに。
他人が病室に入ってきたことで、藍さんはじたばたと手を動かして抵抗し始めた。逃がすものか。腕に力を入れて閉じ込める。
「や、山吹さん。体調はいかほどでしょうか。」
「随分スッキリしています。」
「そうですか。では……す、少し診察したいと思いますので……」
ちら、と藍さんを見やる医者。私の手を離してやれと言わんばかりに。
……致し方なし、さっさと済ませた後に藍さんを愛でることにしよう。ぱっと手を離し、藍さんを解放する。
「わわわ私皆さんに知らせてきますすすすす……」
すると藍さんは私を一度も見ることなく病室を出て行ってしまった。
「……可愛らしい彼女さんですね。」
「あはは、そうでしょう。」
まだ彼女ではないけれどもね。否定はしないでいいかな。
「……で、では診察しますね。」
「はい。」
藍side
バタン、と病室の扉を勢いよく閉め、扉の近くの壁に背を預けてずるずるとしゃがみこむ。
「うぅー……」
両手で顔を隠し、項垂れる。きっと顔は真っ赤なのだろう。顔の熱が両手に伝わる。
先程の出来事が頭の中で、まるで一場面一場面噛み締めるかのようにゆっくりと再生される。
ぐっと引き寄せられる私の頭、近付いてくる竜胆さんの顔、竜胆さんの長い睫毛、そして何より触れた唇の感触……
「~~~!!!」
ぼぼぼっと顔がより一層熱くなる。ああもう駄目だ、正常に頭が働かない。熱に浮かされているかのよう。
そもそもキスって好き同士がするものだよね? 竜胆さんは私のこと好きではな……
『勿論恋愛的な意味で、ですよ?』
『それで? 藍さんへの好意を持っている私に抱きついてきたということは……期待してもいいんですか?』
そうだった。好きだと言われていたのを思い出し、もう一度ぼっと顔が熱くなる。
あれ、では逆に私は竜胆さんが好きなのだろうか。……いや、それは分からん。つーくんにも告白されたが、それでもよく分からない。
そもそも好きとは何。首を傾げてみるが答えがぽんと出てくるわけもなく。
その時、そういえば冬休み最終日に図書館に行って本を借りてたっけなあ、と思い出す。色々あって読んでなかったし、帰ったら読んでみよう。恋愛の意味での好きとは何なのか知るために。
「……あ、それよりも皆さんに連絡しないと……」
ぱたぱたと顔の熱を冷ましながら携帯を取り出して、まずは茜さんにメールをする。
文字を打つのがとても遅いのでまずは一人に。ぽちぽちと一文字ずつ打ち、送信した所でパタパタと早足で私の元に来たつーくん。顔に手を当てると熱はだいぶ引いたようだった。
「……あーちゃん!」
「つーくん! 竜胆さんが目覚めたよ。」
「……! そうか。」
竜胆さんが目覚めた旨を伝えると、つーくんはほっとしたようだった。
ああ、現実に戻ってこれたのか。よかった。
ゆっくりと目を開けてまず目に入ったのは……天井の白だった。病院か何かだろうか。
「っ……! 竜胆さん!」
声が聞こえてきたのでその方を向くと藍さんの姿があった。
「……ぁ、い……さん……?」
今まで寝ていたからだろう、声が掠れる。
「目覚めたっ! お医者さん呼ばないとっ!」
そう言って藍さんはぱたぱたと動き、医者を呼んだらしい。
気分は悪くないのできっとすぐ退院出来るだろうな、と自分では感じている。多分だけど。
ゆっくり体を起こそうとすると藍さんははっと気づいて手伝ってくれた。
「よいしょ、と。」
起き上がった私は藍さんと向かい合う。すると藍さんは私を見ながらすとんと力が抜けたように椅子に座った。
「……うっ、うぅっ、」
何故か急にボロボロと涙を零し始める。おおう、どうしたどうした。
「よかった……よかった……」
藍さんは俯き、両手で涙を拭う。安心して涙が出てしまったと見ていいのかな?
だとしたら嬉しいなあ。泣いている理由が私だなんて考えるだけで……愛しすぎて辛い。口角が上がるのが自分でも分かった。
「藍さん。」
そんな愛しい藍さんの泣いている顔も見たいと思い、なるべく優しい声を意識して呼び掛ける。
更に藍さんの頬に手を置き、くっと顔を上げるよう促す。それに倣って上がる藍さんの顔を見ると未だに涙はぼろぼろ流れているが、それでも目を合わせてくれる。
灰色の目は涙で覆われてキラキラと光を反射していた。ああ、綺麗だな。白い髪も藍さんがしゃくりあげる度に光を反射し、キラキラと光っているようだ。神秘的という言葉が似合う人は藍さん以上にいないと思う。
頬に置いていた手を後頭部に移動させ、髪をさら、と梳く。
ああ、可愛い、愛しい、私のものにしたい……
そんな思いから、梳いていた手を後頭部に置いてぐっと引き寄せると、途端に藍さんの香りが強くなる。その香りに私の頭が普段しないような司令を出した。
私の顔をもっと藍さんに近づけていき、そのまま私の唇を藍さんの唇に落とす──
色々な想いが混ざり、無意識的に自分でも思いもよらない行動を取ってしまった。一瞬触れた唇の感触を思い出して逆に冷静になった今、自分も驚いている。思いもよらなすぎて。いや本当に。
触れたのはあのほんの一瞬だけだが、それでも充分満ち足りた気分にはなったけれども。
「な、な、な……!?」
藍さんは顔を真っ赤にして慌てふためいている。ああ、そんな姿も可愛い。口角が上がるのが自分でも分かる。
藍さんが私のものになるまでは『口には』キスしないと決めていたのに。ああ、でも初めて触れた唇はとても柔らかくて……
「っ……」
感傷に浸っていたが、藍さんの身動ぎで現実に戻ってきた。逃げようと奮闘していたので藍さんの頭に置いている手に力を入れて、私の肩に藍さんの頭を付ける。私のもう片方の手は藍さんの背中に回してそのまま抱き締める。
前は逃げられたけど今度は逃がさないよ。
「りっ!?」
「逃げないでくださいよ。」
「~!!」
耳元で囁いてみると、藍さんはぷるぷると震えていた。拒絶されないことにまずはほっとする。
「藍さ……」
「山吹さん、目が覚めましたか。」
ガラガラと扉が開き、医者らしき人物が病室に入ってきた。ちぇっ、今いい所だったのに。
他人が病室に入ってきたことで、藍さんはじたばたと手を動かして抵抗し始めた。逃がすものか。腕に力を入れて閉じ込める。
「や、山吹さん。体調はいかほどでしょうか。」
「随分スッキリしています。」
「そうですか。では……す、少し診察したいと思いますので……」
ちら、と藍さんを見やる医者。私の手を離してやれと言わんばかりに。
……致し方なし、さっさと済ませた後に藍さんを愛でることにしよう。ぱっと手を離し、藍さんを解放する。
「わわわ私皆さんに知らせてきますすすすす……」
すると藍さんは私を一度も見ることなく病室を出て行ってしまった。
「……可愛らしい彼女さんですね。」
「あはは、そうでしょう。」
まだ彼女ではないけれどもね。否定はしないでいいかな。
「……で、では診察しますね。」
「はい。」
藍side
バタン、と病室の扉を勢いよく閉め、扉の近くの壁に背を預けてずるずるとしゃがみこむ。
「うぅー……」
両手で顔を隠し、項垂れる。きっと顔は真っ赤なのだろう。顔の熱が両手に伝わる。
先程の出来事が頭の中で、まるで一場面一場面噛み締めるかのようにゆっくりと再生される。
ぐっと引き寄せられる私の頭、近付いてくる竜胆さんの顔、竜胆さんの長い睫毛、そして何より触れた唇の感触……
「~~~!!!」
ぼぼぼっと顔がより一層熱くなる。ああもう駄目だ、正常に頭が働かない。熱に浮かされているかのよう。
そもそもキスって好き同士がするものだよね? 竜胆さんは私のこと好きではな……
『勿論恋愛的な意味で、ですよ?』
『それで? 藍さんへの好意を持っている私に抱きついてきたということは……期待してもいいんですか?』
そうだった。好きだと言われていたのを思い出し、もう一度ぼっと顔が熱くなる。
あれ、では逆に私は竜胆さんが好きなのだろうか。……いや、それは分からん。つーくんにも告白されたが、それでもよく分からない。
そもそも好きとは何。首を傾げてみるが答えがぽんと出てくるわけもなく。
その時、そういえば冬休み最終日に図書館に行って本を借りてたっけなあ、と思い出す。色々あって読んでなかったし、帰ったら読んでみよう。恋愛の意味での好きとは何なのか知るために。
「……あ、それよりも皆さんに連絡しないと……」
ぱたぱたと顔の熱を冷ましながら携帯を取り出して、まずは茜さんにメールをする。
文字を打つのがとても遅いのでまずは一人に。ぽちぽちと一文字ずつ打ち、送信した所でパタパタと早足で私の元に来たつーくん。顔に手を当てると熱はだいぶ引いたようだった。
「……あーちゃん!」
「つーくん! 竜胆さんが目覚めたよ。」
「……! そうか。」
竜胆さんが目覚めた旨を伝えると、つーくんはほっとしたようだった。
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