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Ep.2:健康診断と洗濯物(日常の絶望)2
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一人寂しく、レンジで温めた野菜炒めを食べる。肉はほとんど入っていない。
友里は凛と明日の弁当の話をしており、俺は空気のように扱われている。この疎外感には慣れたつもりだったが、今日の医師の宣告がボディブローのように効いていた。
『このままだと、死にますよ』
死んだら、凛は泣いてくれるだろうか。「やっと菌がいなくなった」とせいせいするだろうか。
そんな自虐的な想像ばかりが膨らむ。飯が不味い。
つけっぱなしのテレビからニュースキャスターの声が聞こえてきた。
『――続いてのニュースです。東京第3ダンジョンにて、スライムの異常発生が確認されました。これにより、スライムの核の市場価格が暴落しています』
画面には、ゼリー状の魔物がダンジョンの通路を埋め尽くしている映像が流れていた。
ダンジョン。
四十年前、突如として世界各地に出現した異空間。当初は人類の脅威とされたが、今ではそこから産出される「魔石」や「素材」が現代社会を支えるエネルギー資源となっていた。
俺たち一般市民にとっては、ガソリン価格の変動と同じくらい日常的なニュースだ。
『探索者ギルドは、初心者探索者による駆除を推奨していますが、買取価格が一個あたり五十円まで下落しており、採算が取れないとの声が上がっています』
五十円。子供の駄賃にもなりゃしない。
誰もが見向きもしないニュース。妻も娘も興味なさそうにスマホを見ている。
だが、俺の脳みそが、奇妙な回路を繋ぎ合わせた。
五十円。価値がないと切り捨てられるスライムの核。
それはまるで、今の俺のようじゃないか。
……待てよ?
医師は言った。「運動しろ」と。
俺は考えた。「ジム代が高い」と。
ダンジョンは、入場無料だ。国策として、資源確保のために一般開放されているエリアがある。
そこに入り、ただ歩くだけでなく、モンスターを相手に体を動かせば、それは立派な有酸素運動になるのではないか?
しかも、スライムなら初心者でも倒せる最弱モンスターだ。
ジムに行けば、月一万円以上が消えていく。金持ちの道楽だ。
だが、ダンジョンに行けば、入場料はゼロ。運動して痩せられる上に、スライムの核を拾えば、たとえ五十円でも収入になる。
(しかもダンジョンのドロップアイテムは非課税だ!)
コストゼロ。リスク極小。リターンは健康と小銭。
完璧だ。これしかない。
俺は箸を止めた。
目の前の冷めた野菜炒めが、急に輝いて見えたわけではない。だが、暗く淀んでいた俺の視界に、一筋の光明が差した気がした。
誰にも迷惑をかけない。週末、家族が寝ている間や、買い物に行っている間にこっそりと行けばいい。
「パパ、キモい」と言われないためにも、この腹をどうにかしなければならない。
痩せて、少しでもマシな見た目になれば、凛だって洗濯物を一緒にしてくれるかもしれない。いや、それは高望みか。せめて、「菌」扱いからは脱却したい。
人間扱いされたい。ただ、それだけなんだ。
俺は決意した。
この週末、パパはダンジョンに潜る!
◇
深夜一時。
家族が寝静まったのを確認して、俺は寝室を抜け出した。
足音を忍ばせ、廊下の突き当たりにある納戸へ向かう。そこは、扇風機や雛人形と一緒に、俺の過去の遺物が眠る場所だ。
埃っぽい匂いの中で、衣装ケースを漁る。
出てきたのは、十年前の社内運動会で作らされた、スローガン入りのダサいジャージ。色は蛍光色の強い緑色。センスの欠片もないが、これを着て近所を走る勇気はない。だが、薄暗いダンジョンの中なら誰に見られることもないだろう。
そして、数年前に「日曜大工でウッドデッキを作るぞ!」と意気込んで買ったものの、結局一度も使わずに封印されていた、新品の安全靴。
さらに、防災リュックの中から懐中電灯と軍手を抜き取る。
洗面所の鏡の前で、それらを装着してみる。
蛍光グリーンのジャージは、腹の部分がパツパツに張り詰め、今にも弾け飛びそうだ。安全靴は無骨すぎて、全体のバランスを完全に崩している。
頭には、会社支給の白いヘルメット(『安全第一』のシール付き)。
「……なんだこれ」
鏡の中にいたのは、ヒーローでも冒険者でもない。
どう見ても、深夜の工事現場から逃げ出してきた不審者だった。
あまりの情けなさに乾いた笑いが出る。
情けない。本当に情けない姿だ。それでも、不思議と嫌な気分ではなかった。
スーツという名の拘束具を脱ぎ捨て、誰の目も気にしない格好で立つ。それは、会社や家庭という「組織」の歯車から、一時的にでも外れることを意味していた。
俺は腹の肉を両手で掴み、ギュッと捻った。
痛い。でも、この痛みは生きている証拠だ。
この痛みを感じる限り、俺はまだ終わっちゃいない。
四十二歳、二条賢志郎。厄年。
役職・係長。家族内序列最下位。
明日から、この脂肪を燃焼資源として、ダンジョンという名の未開拓市場へ飛び込む。
鏡の中の自分に向けた決意表明を終えると、俺は現実に引き戻された。
まず、このパツパツのジャージを脱がなければならない。
腹に食い込んだゴムを引き剥がすのに一苦労だ。ブチッ、と糸が切れる音が静寂な深夜の洗面所に響き、俺は慌てて口元を押さえた。冷や汗が出る。スパイ映画の主人公にでもなった気分だが、やっていることはただのメタボ中年着替えだ。
脱いだジャージと安全靴、ヘルメットを、用意していた大きめのボストンバッグに押し込む。これは以前、ゴルフを始めようとして三日で挫折した時のバッグだ。底の方には、一度も使われなかったゴルフボールが転がっている。
このバッグの中身が、まさか「ダンジョン攻略セット」だとは、妻も娘も思うまい。
「……武器、がないな」
ふと気づく。
モンスターと戦うのだ。いくら最弱のスライムとはいえ、素手で触るのは危険すぎる。先ほどのニュース映像でも、スライムは消化液の塊だと言っていた。
俺は再び納戸へ戻り、工具箱を漁った。
錆びついた金槌、少し曲がったドライバー、そして、いつ、何のために買ったのかも覚えていない頑丈そうなモンキーレンチ(三十センチ)。
手に持ってみる。ずっしりとした鉄の重み。
RPGの剣や魔法の杖には程遠いが、これが今の俺に用意できる精一杯の武器だ。
モンキーレンチをタオルで巻き、バッグの隙間にねじ込んだ。
準備は整った。
スマホのアラームを午前五時にセットする。
家族が起きてくるのは七時過ぎだ。始発で向かい、昼過ぎには帰ってくる計画。
最悪遅くなっても「急に呼び出されて休日出勤した」と言い訳を考えてある。これが一番自然だろう。……たぶん。
寝室に戻る前、俺はふと足を止め、凛の部屋のドアを少しだけ開けた。
隙間から差し込む廊下の明かりが、ベッドで眠る娘の顔を薄っすらと照らす。
昼間の冷徹な表情とは違う、あどけない寝顔。
昔は、雷が鳴ると俺の布団に潜り込んできたっけ。「パパ、守って」と言って。
いつからだろう。俺が守ってくれる対象から、避けるべき対象に変わってしまったのは。
――汚い。臭い。ダサい。
娘の言葉が、呪いのように脳裏をよぎる。
だが、それは事実。否定できない自分が一番悔しい。
俺はドアノブを握りしめ、心の中で呟いた。
(見てろよ、凛)
今はまだ、ただの脂肪の塊だけど。
会社でも家庭でも、不要な存在だけど。
この脂肪を燃やし尽くし、何か一つでも――そうだ、たとえ五十円のスライムの核一つでもいい。自分の力で勝ち取って、胸を張って帰ってくる。
それが、今の俺に残された唯一の父親としてのプライド回復策なのだ。
静かにドアを閉め、寝室へ戻る。
隣では友里が規則正しい寝息を立てていた。彼女もまた、家計とパートに追われ、疲れ果てている。
もしダンジョンで稼げたら、彼女に何か……いや、捕らぬ狸の皮算用はやめよう。まずは五体満足で帰還することが最優先事項だ。
布団に潜り込むと、緊張と興奮で心臓が早鐘を打っていた。
遠足前の子供のような奇妙な高揚感。
俺は天井を見上げ、大きく深呼吸をした。
長い、長い週末が始まる。
友里は凛と明日の弁当の話をしており、俺は空気のように扱われている。この疎外感には慣れたつもりだったが、今日の医師の宣告がボディブローのように効いていた。
『このままだと、死にますよ』
死んだら、凛は泣いてくれるだろうか。「やっと菌がいなくなった」とせいせいするだろうか。
そんな自虐的な想像ばかりが膨らむ。飯が不味い。
つけっぱなしのテレビからニュースキャスターの声が聞こえてきた。
『――続いてのニュースです。東京第3ダンジョンにて、スライムの異常発生が確認されました。これにより、スライムの核の市場価格が暴落しています』
画面には、ゼリー状の魔物がダンジョンの通路を埋め尽くしている映像が流れていた。
ダンジョン。
四十年前、突如として世界各地に出現した異空間。当初は人類の脅威とされたが、今ではそこから産出される「魔石」や「素材」が現代社会を支えるエネルギー資源となっていた。
俺たち一般市民にとっては、ガソリン価格の変動と同じくらい日常的なニュースだ。
『探索者ギルドは、初心者探索者による駆除を推奨していますが、買取価格が一個あたり五十円まで下落しており、採算が取れないとの声が上がっています』
五十円。子供の駄賃にもなりゃしない。
誰もが見向きもしないニュース。妻も娘も興味なさそうにスマホを見ている。
だが、俺の脳みそが、奇妙な回路を繋ぎ合わせた。
五十円。価値がないと切り捨てられるスライムの核。
それはまるで、今の俺のようじゃないか。
……待てよ?
医師は言った。「運動しろ」と。
俺は考えた。「ジム代が高い」と。
ダンジョンは、入場無料だ。国策として、資源確保のために一般開放されているエリアがある。
そこに入り、ただ歩くだけでなく、モンスターを相手に体を動かせば、それは立派な有酸素運動になるのではないか?
しかも、スライムなら初心者でも倒せる最弱モンスターだ。
ジムに行けば、月一万円以上が消えていく。金持ちの道楽だ。
だが、ダンジョンに行けば、入場料はゼロ。運動して痩せられる上に、スライムの核を拾えば、たとえ五十円でも収入になる。
(しかもダンジョンのドロップアイテムは非課税だ!)
コストゼロ。リスク極小。リターンは健康と小銭。
完璧だ。これしかない。
俺は箸を止めた。
目の前の冷めた野菜炒めが、急に輝いて見えたわけではない。だが、暗く淀んでいた俺の視界に、一筋の光明が差した気がした。
誰にも迷惑をかけない。週末、家族が寝ている間や、買い物に行っている間にこっそりと行けばいい。
「パパ、キモい」と言われないためにも、この腹をどうにかしなければならない。
痩せて、少しでもマシな見た目になれば、凛だって洗濯物を一緒にしてくれるかもしれない。いや、それは高望みか。せめて、「菌」扱いからは脱却したい。
人間扱いされたい。ただ、それだけなんだ。
俺は決意した。
この週末、パパはダンジョンに潜る!
◇
深夜一時。
家族が寝静まったのを確認して、俺は寝室を抜け出した。
足音を忍ばせ、廊下の突き当たりにある納戸へ向かう。そこは、扇風機や雛人形と一緒に、俺の過去の遺物が眠る場所だ。
埃っぽい匂いの中で、衣装ケースを漁る。
出てきたのは、十年前の社内運動会で作らされた、スローガン入りのダサいジャージ。色は蛍光色の強い緑色。センスの欠片もないが、これを着て近所を走る勇気はない。だが、薄暗いダンジョンの中なら誰に見られることもないだろう。
そして、数年前に「日曜大工でウッドデッキを作るぞ!」と意気込んで買ったものの、結局一度も使わずに封印されていた、新品の安全靴。
さらに、防災リュックの中から懐中電灯と軍手を抜き取る。
洗面所の鏡の前で、それらを装着してみる。
蛍光グリーンのジャージは、腹の部分がパツパツに張り詰め、今にも弾け飛びそうだ。安全靴は無骨すぎて、全体のバランスを完全に崩している。
頭には、会社支給の白いヘルメット(『安全第一』のシール付き)。
「……なんだこれ」
鏡の中にいたのは、ヒーローでも冒険者でもない。
どう見ても、深夜の工事現場から逃げ出してきた不審者だった。
あまりの情けなさに乾いた笑いが出る。
情けない。本当に情けない姿だ。それでも、不思議と嫌な気分ではなかった。
スーツという名の拘束具を脱ぎ捨て、誰の目も気にしない格好で立つ。それは、会社や家庭という「組織」の歯車から、一時的にでも外れることを意味していた。
俺は腹の肉を両手で掴み、ギュッと捻った。
痛い。でも、この痛みは生きている証拠だ。
この痛みを感じる限り、俺はまだ終わっちゃいない。
四十二歳、二条賢志郎。厄年。
役職・係長。家族内序列最下位。
明日から、この脂肪を燃焼資源として、ダンジョンという名の未開拓市場へ飛び込む。
鏡の中の自分に向けた決意表明を終えると、俺は現実に引き戻された。
まず、このパツパツのジャージを脱がなければならない。
腹に食い込んだゴムを引き剥がすのに一苦労だ。ブチッ、と糸が切れる音が静寂な深夜の洗面所に響き、俺は慌てて口元を押さえた。冷や汗が出る。スパイ映画の主人公にでもなった気分だが、やっていることはただのメタボ中年着替えだ。
脱いだジャージと安全靴、ヘルメットを、用意していた大きめのボストンバッグに押し込む。これは以前、ゴルフを始めようとして三日で挫折した時のバッグだ。底の方には、一度も使われなかったゴルフボールが転がっている。
このバッグの中身が、まさか「ダンジョン攻略セット」だとは、妻も娘も思うまい。
「……武器、がないな」
ふと気づく。
モンスターと戦うのだ。いくら最弱のスライムとはいえ、素手で触るのは危険すぎる。先ほどのニュース映像でも、スライムは消化液の塊だと言っていた。
俺は再び納戸へ戻り、工具箱を漁った。
錆びついた金槌、少し曲がったドライバー、そして、いつ、何のために買ったのかも覚えていない頑丈そうなモンキーレンチ(三十センチ)。
手に持ってみる。ずっしりとした鉄の重み。
RPGの剣や魔法の杖には程遠いが、これが今の俺に用意できる精一杯の武器だ。
モンキーレンチをタオルで巻き、バッグの隙間にねじ込んだ。
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家族が起きてくるのは七時過ぎだ。始発で向かい、昼過ぎには帰ってくる計画。
最悪遅くなっても「急に呼び出されて休日出勤した」と言い訳を考えてある。これが一番自然だろう。……たぶん。
寝室に戻る前、俺はふと足を止め、凛の部屋のドアを少しだけ開けた。
隙間から差し込む廊下の明かりが、ベッドで眠る娘の顔を薄っすらと照らす。
昼間の冷徹な表情とは違う、あどけない寝顔。
昔は、雷が鳴ると俺の布団に潜り込んできたっけ。「パパ、守って」と言って。
いつからだろう。俺が守ってくれる対象から、避けるべき対象に変わってしまったのは。
――汚い。臭い。ダサい。
娘の言葉が、呪いのように脳裏をよぎる。
だが、それは事実。否定できない自分が一番悔しい。
俺はドアノブを握りしめ、心の中で呟いた。
(見てろよ、凛)
今はまだ、ただの脂肪の塊だけど。
会社でも家庭でも、不要な存在だけど。
この脂肪を燃やし尽くし、何か一つでも――そうだ、たとえ五十円のスライムの核一つでもいい。自分の力で勝ち取って、胸を張って帰ってくる。
それが、今の俺に残された唯一の父親としてのプライド回復策なのだ。
静かにドアを閉め、寝室へ戻る。
隣では友里が規則正しい寝息を立てていた。彼女もまた、家計とパートに追われ、疲れ果てている。
もしダンジョンで稼げたら、彼女に何か……いや、捕らぬ狸の皮算用はやめよう。まずは五体満足で帰還することが最優先事項だ。
布団に潜り込むと、緊張と興奮で心臓が早鐘を打っていた。
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