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第46話 運行、駅馬車第一号
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先頭に立つ賊の頭目は、弯曲した刃のサーベル構えるサーベルとニヤついた顔で挑発する。
「そんな細っこい剣でこのサーベルを防げるかぁ?」
「ああ、問題ない。もし脅威があるとしたら……お前の口臭だな、臭くてたまらん」
「てめぇ、ぶっ殺してやる」
激怒した賊の頭目が分厚く大きなサーベルを振りかぶり一閃放つが、リュシアンはひらりと回転して躱す。賊は猛追し斬撃を繰り返すが、ことごとく空を切る。力の差は歴然だった。
「ロベルト叔父さんに感謝するんだな」
リュシアンはそう言うと、剣を鞘にしまい、鞘の鐺――先端で頭目の喉に突きを繰り出す。
喉仏がつぶれた頭目は咳とともに血を吐く。頭目を一撃で倒された賊たちは怖気づいている。
「今なら見逃してあげるけど、どうする?」
私が見ている位置からはリュシアンの表情はわからないけど、きっといつものように、にこやかな顔をしているのだろう。
賊たちはリュシアンを気にしながら恐る恐る倒れる頭目に近寄り、二人がかりで頭目を担ぐとそそくさと退散した。予想では「覚えてやがれ!」という悪人が逃げる時のテンプレ台詞が聞けると思っていたのだが。
それにしても、なんとも見事でスマートな戦いだった。ロベルトが自分でも勝てるかどうかわからないと言った意味がわかる。
「すいません、ロベルト叔父さん。殺さないようにと思ったんだけど、手元が狂って急所を突いちゃった」
「……わざとじゃないんだな?」
「もちろん、だから鞘に収めて突いたんだ」
「そうか。まあ、あの感じなら多分、大丈夫だろう。運が悪ければ死ぬが……」
ロベルトに許しを請うリュシアン。彼ほどの腕前になると鞘で人を殺せるレベルなのかと思うと怖い。それと同時にその腕前でも手元が狂うことがあるなんて、武の世界はなんて奥が深いものなのだろう。
リュシアンにロベルトまで同行する旅ならば、どんな奴らが襲ってきても大丈夫という安心感がある。逆を言えば、護衛の居ない旅がどんなに危険であるか、ということだ。こうなったら各地の剣術大会を回ってスカウトしまくる、というのも良いリクルーティングになるかもしれない。
賊の襲撃イベントがあったものの、さすがの六頭立て。午前中にグレゴリアス領を出発して、現在夕方前。既にヴァンドール領が見えてきた。
「よし、着いたわ。ロメオ。早く馬車を降りて帰りなさい」
「何を言う! せっかくヴァンドールに来たのだ。一緒に寿司でも……」
「無理、どうせ予約で一杯よ!」
ロメオは渋々自分の馬車へと乗り込む。はぁ、アイツはなんで付き纏ってくるのよ。
寿司ジョゼにグレゴリアスの水、アニー・アンブレラに防水絹を納品し、代金を回収する。手元に三万エウロ。現金を持っての長い移動もリスクだから、この領地のロートシュヴェールト銀行に預けて、グレゴリアス露領の支店で引き出す。この手数料も馬鹿にならないのだ。
金融も、いつか商売になるわね。
本当はアニー・アンブレラの皆や寿司ジョゼの皆とゆっくり過ごしたいと言う気持ちがあるけれど、駅馬車事業、なんとかオンスケジュールである今、ここで、ビハインドさせるわけには行かない。
後ろ髪を引かれる気持ちでグレゴリアス領へと、とんぼ返りする。
帰路は賊の襲撃もなく、快適な馬車の旅であった。
今回の試行を鑑み、護衛の数は二名。リュシアンと新たにスカウトした、剣術大会準優勝だった者をアサインし、駅馬車事業が始まり一ヶ月が経った。
「アニエスカ、駅馬車の方は順調かい?」
「ええ、お父様。まぁ、月に四回しか往復しないからね。まだテストみたいなものね」
来客した人物とアフタヌーンティーをしていた母が談話室から出てきた。
「そうなの。リュシアン君は週に三日はお休みだから暇らしいわよ。ね、リュシアン君」
母と一緒に現れたのはリュシアンだった。父は驚き言葉を失っている。
「えー! なんでリュシアンがお母様とアフタヌーンティーしてたのよ!」
「街で偶然会ってね、それから毎週一緒にアフタヌーンティーをしてるのよ」
どうやらリュシアンは紅茶が有名なヴァルテン領に住んでいたこともあり、紅茶に詳しいため母と意気投合したらしい。最近、私のことをアフタヌーンティーに誘わないのは、新しいお茶友達ができたからだった。そうなると、平和でないのは父だ。
畑仕事に没頭するあまり、この一ヶ月、屋敷にリュシアンが度々来ていることに一切気づいていなかったらしい。
「リュ、リュシアンくん。流石に、妻と二人というのは……」
「領主様! 前にご馳走になった領主様が作った野菜。もう、本っ当に美味しくて! 今度畑を手伝わせて下さい」
「お、おおお。畑に興味があるのかね?」
「ええ、畑仕事をする領主様の姿がかっこよくて」
「えー、そ、そうかい? 見る目があるねぇ。あははは」
母と二人で会うなと釘を刺したかっただろうに、一瞬でリュシアンに誑されてしまった。まったく情けない……
駅馬車事業の為に各地を飛び回る私。それからも、リュシアンは毎週のように屋敷に来る。父は注意しようとする度にはぐらかされているようだ。
そんな父に驚愕の変化が起こった……
久しぶりに屋敷に戻った私は、畑仕事をしている父の後ろ姿を見つけ話しかける。
「ただいま、お父様」
「戻ったのかい? アニエスカ」
「ええええええええええええええええええ!」
「そんな細っこい剣でこのサーベルを防げるかぁ?」
「ああ、問題ない。もし脅威があるとしたら……お前の口臭だな、臭くてたまらん」
「てめぇ、ぶっ殺してやる」
激怒した賊の頭目が分厚く大きなサーベルを振りかぶり一閃放つが、リュシアンはひらりと回転して躱す。賊は猛追し斬撃を繰り返すが、ことごとく空を切る。力の差は歴然だった。
「ロベルト叔父さんに感謝するんだな」
リュシアンはそう言うと、剣を鞘にしまい、鞘の鐺――先端で頭目の喉に突きを繰り出す。
喉仏がつぶれた頭目は咳とともに血を吐く。頭目を一撃で倒された賊たちは怖気づいている。
「今なら見逃してあげるけど、どうする?」
私が見ている位置からはリュシアンの表情はわからないけど、きっといつものように、にこやかな顔をしているのだろう。
賊たちはリュシアンを気にしながら恐る恐る倒れる頭目に近寄り、二人がかりで頭目を担ぐとそそくさと退散した。予想では「覚えてやがれ!」という悪人が逃げる時のテンプレ台詞が聞けると思っていたのだが。
それにしても、なんとも見事でスマートな戦いだった。ロベルトが自分でも勝てるかどうかわからないと言った意味がわかる。
「すいません、ロベルト叔父さん。殺さないようにと思ったんだけど、手元が狂って急所を突いちゃった」
「……わざとじゃないんだな?」
「もちろん、だから鞘に収めて突いたんだ」
「そうか。まあ、あの感じなら多分、大丈夫だろう。運が悪ければ死ぬが……」
ロベルトに許しを請うリュシアン。彼ほどの腕前になると鞘で人を殺せるレベルなのかと思うと怖い。それと同時にその腕前でも手元が狂うことがあるなんて、武の世界はなんて奥が深いものなのだろう。
リュシアンにロベルトまで同行する旅ならば、どんな奴らが襲ってきても大丈夫という安心感がある。逆を言えば、護衛の居ない旅がどんなに危険であるか、ということだ。こうなったら各地の剣術大会を回ってスカウトしまくる、というのも良いリクルーティングになるかもしれない。
賊の襲撃イベントがあったものの、さすがの六頭立て。午前中にグレゴリアス領を出発して、現在夕方前。既にヴァンドール領が見えてきた。
「よし、着いたわ。ロメオ。早く馬車を降りて帰りなさい」
「何を言う! せっかくヴァンドールに来たのだ。一緒に寿司でも……」
「無理、どうせ予約で一杯よ!」
ロメオは渋々自分の馬車へと乗り込む。はぁ、アイツはなんで付き纏ってくるのよ。
寿司ジョゼにグレゴリアスの水、アニー・アンブレラに防水絹を納品し、代金を回収する。手元に三万エウロ。現金を持っての長い移動もリスクだから、この領地のロートシュヴェールト銀行に預けて、グレゴリアス露領の支店で引き出す。この手数料も馬鹿にならないのだ。
金融も、いつか商売になるわね。
本当はアニー・アンブレラの皆や寿司ジョゼの皆とゆっくり過ごしたいと言う気持ちがあるけれど、駅馬車事業、なんとかオンスケジュールである今、ここで、ビハインドさせるわけには行かない。
後ろ髪を引かれる気持ちでグレゴリアス領へと、とんぼ返りする。
帰路は賊の襲撃もなく、快適な馬車の旅であった。
今回の試行を鑑み、護衛の数は二名。リュシアンと新たにスカウトした、剣術大会準優勝だった者をアサインし、駅馬車事業が始まり一ヶ月が経った。
「アニエスカ、駅馬車の方は順調かい?」
「ええ、お父様。まぁ、月に四回しか往復しないからね。まだテストみたいなものね」
来客した人物とアフタヌーンティーをしていた母が談話室から出てきた。
「そうなの。リュシアン君は週に三日はお休みだから暇らしいわよ。ね、リュシアン君」
母と一緒に現れたのはリュシアンだった。父は驚き言葉を失っている。
「えー! なんでリュシアンがお母様とアフタヌーンティーしてたのよ!」
「街で偶然会ってね、それから毎週一緒にアフタヌーンティーをしてるのよ」
どうやらリュシアンは紅茶が有名なヴァルテン領に住んでいたこともあり、紅茶に詳しいため母と意気投合したらしい。最近、私のことをアフタヌーンティーに誘わないのは、新しいお茶友達ができたからだった。そうなると、平和でないのは父だ。
畑仕事に没頭するあまり、この一ヶ月、屋敷にリュシアンが度々来ていることに一切気づいていなかったらしい。
「リュ、リュシアンくん。流石に、妻と二人というのは……」
「領主様! 前にご馳走になった領主様が作った野菜。もう、本っ当に美味しくて! 今度畑を手伝わせて下さい」
「お、おおお。畑に興味があるのかね?」
「ええ、畑仕事をする領主様の姿がかっこよくて」
「えー、そ、そうかい? 見る目があるねぇ。あははは」
母と二人で会うなと釘を刺したかっただろうに、一瞬でリュシアンに誑されてしまった。まったく情けない……
駅馬車事業の為に各地を飛び回る私。それからも、リュシアンは毎週のように屋敷に来る。父は注意しようとする度にはぐらかされているようだ。
そんな父に驚愕の変化が起こった……
久しぶりに屋敷に戻った私は、畑仕事をしている父の後ろ姿を見つけ話しかける。
「ただいま、お父様」
「戻ったのかい? アニエスカ」
「ええええええええええええええええええ!」
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