143 / 237
第3章 宿敵の家と宿敵でなくなってから
第143話 二国を繋ぐ架け橋
しおりを挟む
ベルさんとオーロラちゃんに案内されたのは王都にあるお店で、そこの個室に俺達は通されていた。どうやらこの店に入ったことがないのは俺だけらしく、レイさんも慣れた様子だ。
一応シアからおすすめのお店として名前は聞いていたけど、来る機会はなかったんだよなぁ。
各々が注文した飲み物を飲み、心を落ち着ける。席は俺の隣にオーロラちゃん、正面にレイさんで、その横にベルさんの配置だ。
紅茶の入ったカップをソーサーに置いたベルさんは、ゆっくりと口を開いた。
「ノヴァさん、改めて結婚式典の警備依頼を受けて頂き、ありがとうございます。下見をして頂いたとのことでしたが、いかがでしたでしょうか?」
「王族同士の結婚だからかなり広い会場だったけど、問題はないと思うよ。シアともこの後時間を取って協力していくつもりだし、当日は任せてよ」
「まあ、この国でもっともお強いアークゲートとフォルスの両家に護られるなんて、私達は恵まれていますね」
ニコニコ笑顔でレイさんの方を見るベルさん。彼女からの視線を受けて、レイさんは小さく「あぁ」と呟いた。
彼は俺の方を見て、小さく頭を下げる。
「俺からも礼を言う。ありがとうノヴァくん」
「いえ、仕事ですから」
「……なあノヴァくん、ベルに対して敬語じゃないんだから、俺に対しても敬語じゃなくていいんじゃないか?」
「あー……えっと……」
そう言われてみて、確かにそうだと思ったけどちょっとだけ戸惑っていると、隣に座るオーロラちゃんが声を上げた。
「分かったわ、じゃあそうさせてもらうわよ、レイ」
「いや、お前じゃねえよ!」
まさか彼女から声が上がるとは思っていなかったのか、レイさんは青筋を立てて反応した。その言葉に、オーロラちゃんはジト目で返す。
「えー、それだとこの場で私からレイに対してだけ敬語じゃなくなるけど?」
「お前……不敬罪でしょっぴくぞ」
「へぇ? 出来るもんならやってみれば?」
不敵な笑みを浮かべたオーロラちゃんは横に座る俺の腕を両手で掴む。二人のやり取りがあまりにも可笑しくて、思わず笑ってしまった。
「ははっ、分かったよレイさん、これからはベルさんに接するみたいに接する。だからってわけじゃないけど、オーロラちゃんに関しても許してくれないかな?」
「…………」
「レイさん、私、オーロラさんが捕まってしまうのは嫌です」
俺と、そしてレイさんに対する最終兵器であろうベルさんにお願いされて、彼は大きく息を吐いた。
「……冗談だ。そんなことするわけないだろ……アークゲートとフォルスの両方を敵に回したら国が滅ぶわ」
最後の呟きは小さくて聞き取れなかったけど、どうやらレイさんはオーロラちゃんの事も受け入れてくれたらしい。
俺は自分の腕を掴む手にそっと触れて、オーロラちゃんと目を合わせた。
「オーロラちゃんも、あんまり失礼なことはしないようにね」
「はーい」
聞き分けが良い返事をして、オーロラちゃんは腕を離した。
話が一段落したところで、今度は俺から二人に尋ねてみることにした。
「二人は、和平を結んだ後に知り合ったんですよね?」
コールレイクとこの国は長年戦争状態だったけど、それをシアが休戦させ、そのまま和平まで持っていったのは有名な話だ。だから二人が出会うなら最近の事になると思って聞いてみたら、案の定二人揃って頷いてくれた。
「初めて会ったのは和平交渉の時だな。それから色々あって……」
「レイさんが私に一目ぼれして頂けたようで、熱いアプローチを受けました。それにレティシアさんからも手紙でレイさんに関する色々な事を教えて頂けまして……。そこからは二人で色々と話をするうちに……という感じです。今ではお互いの国の文化について話し合ったりもするんですよ」
「……まあ、あいつには世話になった」
レイさんとベルさんの話を聞いて驚いた。ベルさんがシアと手紙のやり取りをしているのは知っていたけど、まさか二人が出会ってすぐから関わっていたなんて。
話を聞くにレイさんの気持ちを後押ししたり、ベルさんに彼の良いところを教えたりしたってことだと思う。
そうして二人は仲を深めていって、今回ついに結婚、という事になったってことだろう。
頭の中で納得していると、ベルさんは微笑んで話を続けてくれた。
「今回の私たちの結婚で、コールレイクとこの国の関係性はさらに良いものとなるでしょう。私のお父様も、レイさんの御父上のオズワルド国王陛下も喜んで頂けましたし」
「……中にはベルは人質としてこの国に来たって考えている貴族もいるようだが、それは間違っている。ベルは両国を繋ぐ大きな架け橋だ。それに……俺にとっては、大切な人だしな」
「ま、まあ……」
照れたようにそう言うレイさんと、まんざらでもない様子のベルさんに甘い雰囲気が流れる。少し苦笑いをしてその様子を見守っていたけど、これって俺とシアを遠くから見た場合もそうなのか? とちょっとだけ考えた。
いや、流石にここまでではないか。ないよね?
そんな事を思っていると、オーロラちゃんがポツリと呟いた。
「気をつけなよレイ……つまりそれは逆を言えば、ベルさんが傷ついたら二国の関係は一気に悪化するからね」
「あぁ……肝に銘じている……それに大切な人を傷つけられたくないのは誰しも思うことだ」
「はいはい……」
はぁ、とため息を吐いて呆れたようにレイさんとベルさんをオーロラちゃんは見る。
惚気話には、もううんざりなようだ。
「ですが少なくとも私達の結婚式典を大々的に行うことで、両国の民の皆さんに安心してもらえると思います。自分がそう言った大役を任されるのは緊張しますが、民の皆さんが安堵して頂けるなら、これほど喜ばしいことはありません」
「……ベル」
穏やかに微笑むベルさんと、彼女を見守るレイさん。
彼らを見て、ベルさんがどんな人なのかが分かってきた。前回会って皇女様だと分かったときは驚いたけど、彼女は民の事を思いやる優しい皇女様だ。
「私……この国とコールレイクが戦争をしていることにはずっと心を痛めていました。だから終わらせてくれたレティシア様には感謝しています。それに、レイさんにも。私はずっと、コールレイクの戦力を増強する目的でどこかに嫁がされると、そう考えていましたから。ですがこうして私の事を思ってくれる人と巡り合えて、そして結ばれることが出来て……本当に幸せ者です」
あぁ、やっぱり彼女はこの穏やかな平和を愛する心優しい人なんだって。
だからそんな彼女に応えるために、俺も微笑みを彼女に返す。
「ベルさん、結婚式典は任せてほしい。全力を尽くして、全く問題なく大成功するようにするよ。きっとシアも、同じことを考えてくれていると思う」
「まあ、とても心強いですね、フォルス家の当主様は」
微笑むベルさんを見て、気合を入れた。彼女とレイさんの結婚式典を無事に終わらせたいという気持ちはもちろんある。
でもそれ以上に、結婚式典の失敗は俺の目標でもある穏やかな日々の崩壊につながるかもしれない。
シアの作ってくれた平和を、少しでも長く維持する。
他ならない俺のために、俺は全力を尽くすことにしよう。
一応シアからおすすめのお店として名前は聞いていたけど、来る機会はなかったんだよなぁ。
各々が注文した飲み物を飲み、心を落ち着ける。席は俺の隣にオーロラちゃん、正面にレイさんで、その横にベルさんの配置だ。
紅茶の入ったカップをソーサーに置いたベルさんは、ゆっくりと口を開いた。
「ノヴァさん、改めて結婚式典の警備依頼を受けて頂き、ありがとうございます。下見をして頂いたとのことでしたが、いかがでしたでしょうか?」
「王族同士の結婚だからかなり広い会場だったけど、問題はないと思うよ。シアともこの後時間を取って協力していくつもりだし、当日は任せてよ」
「まあ、この国でもっともお強いアークゲートとフォルスの両家に護られるなんて、私達は恵まれていますね」
ニコニコ笑顔でレイさんの方を見るベルさん。彼女からの視線を受けて、レイさんは小さく「あぁ」と呟いた。
彼は俺の方を見て、小さく頭を下げる。
「俺からも礼を言う。ありがとうノヴァくん」
「いえ、仕事ですから」
「……なあノヴァくん、ベルに対して敬語じゃないんだから、俺に対しても敬語じゃなくていいんじゃないか?」
「あー……えっと……」
そう言われてみて、確かにそうだと思ったけどちょっとだけ戸惑っていると、隣に座るオーロラちゃんが声を上げた。
「分かったわ、じゃあそうさせてもらうわよ、レイ」
「いや、お前じゃねえよ!」
まさか彼女から声が上がるとは思っていなかったのか、レイさんは青筋を立てて反応した。その言葉に、オーロラちゃんはジト目で返す。
「えー、それだとこの場で私からレイに対してだけ敬語じゃなくなるけど?」
「お前……不敬罪でしょっぴくぞ」
「へぇ? 出来るもんならやってみれば?」
不敵な笑みを浮かべたオーロラちゃんは横に座る俺の腕を両手で掴む。二人のやり取りがあまりにも可笑しくて、思わず笑ってしまった。
「ははっ、分かったよレイさん、これからはベルさんに接するみたいに接する。だからってわけじゃないけど、オーロラちゃんに関しても許してくれないかな?」
「…………」
「レイさん、私、オーロラさんが捕まってしまうのは嫌です」
俺と、そしてレイさんに対する最終兵器であろうベルさんにお願いされて、彼は大きく息を吐いた。
「……冗談だ。そんなことするわけないだろ……アークゲートとフォルスの両方を敵に回したら国が滅ぶわ」
最後の呟きは小さくて聞き取れなかったけど、どうやらレイさんはオーロラちゃんの事も受け入れてくれたらしい。
俺は自分の腕を掴む手にそっと触れて、オーロラちゃんと目を合わせた。
「オーロラちゃんも、あんまり失礼なことはしないようにね」
「はーい」
聞き分けが良い返事をして、オーロラちゃんは腕を離した。
話が一段落したところで、今度は俺から二人に尋ねてみることにした。
「二人は、和平を結んだ後に知り合ったんですよね?」
コールレイクとこの国は長年戦争状態だったけど、それをシアが休戦させ、そのまま和平まで持っていったのは有名な話だ。だから二人が出会うなら最近の事になると思って聞いてみたら、案の定二人揃って頷いてくれた。
「初めて会ったのは和平交渉の時だな。それから色々あって……」
「レイさんが私に一目ぼれして頂けたようで、熱いアプローチを受けました。それにレティシアさんからも手紙でレイさんに関する色々な事を教えて頂けまして……。そこからは二人で色々と話をするうちに……という感じです。今ではお互いの国の文化について話し合ったりもするんですよ」
「……まあ、あいつには世話になった」
レイさんとベルさんの話を聞いて驚いた。ベルさんがシアと手紙のやり取りをしているのは知っていたけど、まさか二人が出会ってすぐから関わっていたなんて。
話を聞くにレイさんの気持ちを後押ししたり、ベルさんに彼の良いところを教えたりしたってことだと思う。
そうして二人は仲を深めていって、今回ついに結婚、という事になったってことだろう。
頭の中で納得していると、ベルさんは微笑んで話を続けてくれた。
「今回の私たちの結婚で、コールレイクとこの国の関係性はさらに良いものとなるでしょう。私のお父様も、レイさんの御父上のオズワルド国王陛下も喜んで頂けましたし」
「……中にはベルは人質としてこの国に来たって考えている貴族もいるようだが、それは間違っている。ベルは両国を繋ぐ大きな架け橋だ。それに……俺にとっては、大切な人だしな」
「ま、まあ……」
照れたようにそう言うレイさんと、まんざらでもない様子のベルさんに甘い雰囲気が流れる。少し苦笑いをしてその様子を見守っていたけど、これって俺とシアを遠くから見た場合もそうなのか? とちょっとだけ考えた。
いや、流石にここまでではないか。ないよね?
そんな事を思っていると、オーロラちゃんがポツリと呟いた。
「気をつけなよレイ……つまりそれは逆を言えば、ベルさんが傷ついたら二国の関係は一気に悪化するからね」
「あぁ……肝に銘じている……それに大切な人を傷つけられたくないのは誰しも思うことだ」
「はいはい……」
はぁ、とため息を吐いて呆れたようにレイさんとベルさんをオーロラちゃんは見る。
惚気話には、もううんざりなようだ。
「ですが少なくとも私達の結婚式典を大々的に行うことで、両国の民の皆さんに安心してもらえると思います。自分がそう言った大役を任されるのは緊張しますが、民の皆さんが安堵して頂けるなら、これほど喜ばしいことはありません」
「……ベル」
穏やかに微笑むベルさんと、彼女を見守るレイさん。
彼らを見て、ベルさんがどんな人なのかが分かってきた。前回会って皇女様だと分かったときは驚いたけど、彼女は民の事を思いやる優しい皇女様だ。
「私……この国とコールレイクが戦争をしていることにはずっと心を痛めていました。だから終わらせてくれたレティシア様には感謝しています。それに、レイさんにも。私はずっと、コールレイクの戦力を増強する目的でどこかに嫁がされると、そう考えていましたから。ですがこうして私の事を思ってくれる人と巡り合えて、そして結ばれることが出来て……本当に幸せ者です」
あぁ、やっぱり彼女はこの穏やかな平和を愛する心優しい人なんだって。
だからそんな彼女に応えるために、俺も微笑みを彼女に返す。
「ベルさん、結婚式典は任せてほしい。全力を尽くして、全く問題なく大成功するようにするよ。きっとシアも、同じことを考えてくれていると思う」
「まあ、とても心強いですね、フォルス家の当主様は」
微笑むベルさんを見て、気合を入れた。彼女とレイさんの結婚式典を無事に終わらせたいという気持ちはもちろんある。
でもそれ以上に、結婚式典の失敗は俺の目標でもある穏やかな日々の崩壊につながるかもしれない。
シアの作ってくれた平和を、少しでも長く維持する。
他ならない俺のために、俺は全力を尽くすことにしよう。
23
あなたにおすすめの小説
【完結】物置小屋の魔法使いの娘~父の再婚相手と義妹に家を追い出され、婚約者には捨てられた。でも、私は……
buchi
恋愛
大公爵家の父が再婚して新しくやって来たのは、義母と義妹。当たり前のようにダーナの部屋を取り上げ、義妹のマチルダのものに。そして社交界への出入りを禁止し、館の隣の物置小屋に移動するよう命じた。ダーナは亡くなった母の血を受け継いで魔法が使えた。これまでは使う必要がなかった。だけど、汚い小屋に閉じ込められた時は、使用人がいるので自粛していた魔法力を存分に使った。魔法力のことは、母と母と同じ国から嫁いできた王妃様だけが知る秘密だった。
みすぼらしい物置小屋はパラダイスに。だけど、ある晩、王太子殿下のフィルがダーナを心配になってやって来て……
親友に恋人を奪われた俺は、姉の様に思っていた親友の父親の後妻を貰う事にしました。傷ついた二人の恋愛物語
石のやっさん
恋愛
同世代の輪から浮いていた和也は、村の権力者の息子正一より、とうとう、その輪のなから外されてしまった。幼馴染もかっての婚約者芽瑠も全員正一の物ので、そこに居場所が無いと悟った和也はそれを受け入れる事にした。
本来なら絶望的な状況の筈だが……和也の顔は笑っていた。
『勇者からの追放物』を書く時にに集めた資料を基に異世界でなくどこかの日本にありそうな架空な場所での物語を書いてみました。
「25周年アニバーサリーカップ」出展にあたり 主人公の年齢を25歳 ヒロインの年齢を30歳にしました。
カクヨムでカクヨムコン10に応募して中間突破した作品を加筆修正した作品です。
大きく物語は変わりませんが、所々、加筆修正が入ります。
【完結】妖精を十年間放置していた為SSSランクになっていて、何でもあり状態で助かります
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》五歳の時に両親を失い施設に預けられたスラゼは、十五歳の時に王国騎士団の魔導士によって、見えていた妖精の声が聞こえる様になった。
なんと十年間放置していたせいでSSSランクになった名をラスと言う妖精だった!
冒険者になったスラゼは、施設で一緒だった仲間レンカとサツナと共に冒険者協会で借りたミニリアカーを引いて旅立つ。
ラスは、リアカーやスラゼのナイフにも加護を与え、軽くしたりのこぎりとして使えるようにしてくれた。そこでスラゼは、得意なDIYでリアカーの改造、テーブルやイス、入れ物などを作って冒険を快適に変えていく。
そして何故か三人は、可愛いモモンガ風モンスターの加護まで貰うのだった。
婚約者が他の女性に興味がある様なので旅に出たら彼が豹変しました
Karamimi
恋愛
9歳の時お互いの両親が仲良しという理由から、幼馴染で同じ年の侯爵令息、オスカーと婚約した伯爵令嬢のアメリア。容姿端麗、強くて優しいオスカーが大好きなアメリアは、この婚約を心から喜んだ。
順風満帆に見えた2人だったが、婚約から5年後、貴族学院に入学してから状況は少しずつ変化する。元々容姿端麗、騎士団でも一目置かれ勉学にも優れたオスカーを他の令嬢たちが放っておく訳もなく、毎日たくさんの令嬢に囲まれるオスカー。
特に最近は、侯爵令嬢のミアと一緒に居る事も多くなった。自分より身分が高く美しいミアと幸せそうに微笑むオスカーの姿を見たアメリアは、ある決意をする。
そんなアメリアに対し、オスカーは…
とても残念なヒーローと、行動派だが周りに流されやすいヒロインのお話です。
【完結】うっかり異世界召喚されましたが騎士様が過保護すぎます!
雨宮羽那
恋愛
いきなり神子様と呼ばれるようになってしまった女子高生×過保護気味な騎士のラブストーリー。
◇◇◇◇
私、立花葵(たちばなあおい)は普通の高校二年生。
元気よく始業式に向かっていたはずなのに、うっかり神様とぶつかってしまったらしく、異世界へ飛ばされてしまいました!
気がつくと神殿にいた私を『神子様』と呼んで出迎えてくれたのは、爽やかなイケメン騎士様!?
元の世界に戻れるまで騎士様が守ってくれることになったけど……。この騎士様、過保護すぎます!
だけどこの騎士様、何やら秘密があるようで――。
◇◇◇◇
※過去に同名タイトルで途中まで連載していましたが、連載再開にあたり設定に大幅変更があったため、加筆どころか書き直してます。
※アルファポリス先行公開。
※表紙はAIにより作成したものです。
【完結】勘当されたい悪役は自由に生きる
雨野
恋愛
難病に罹り、15歳で人生を終えた私。
だが気がつくと、生前読んだ漫画の貴族で悪役に転生していた!?タイトルは忘れてしまったし、ラストまで読むことは出来なかったけど…確かこのキャラは、家を勘当され追放されたんじゃなかったっけ?
でも…手足は自由に動くし、ご飯は美味しく食べられる。すうっと深呼吸することだって出来る!!追放ったって殺される訳でもなし、貴族じゃなくなっても問題ないよね?むしろ私、庶民の生活のほうが大歓迎!!
ただ…私が転生したこのキャラ、セレスタン・ラサーニュ。悪役令息、男だったよね?どこからどう見ても女の身体なんですが。上に無いはずのモノがあり、下にあるはずのアレが無いんですが!?どうなってんのよ!!?
1話目はシリアスな感じですが、最終的にはほのぼの目指します。
ずっと病弱だったが故に、目に映る全てのものが輝いて見えるセレスタン。自分が変われば世界も変わる、私は…自由だ!!!
主人公は最初のうちは卑屈だったりしますが、次第に前向きに成長します。それまで見守っていただければと!
愛され主人公のつもりですが、逆ハーレムはありません。逆ハー風味はある。男装主人公なので、側から見るとBLカップルです。
予告なく痛々しい、残酷な描写あり。
サブタイトルに◼️が付いている話はシリアスになりがち。
小説家になろうさんでも掲載しております。そっちのほうが先行公開中。後書きなんかで、ちょいちょいネタ挟んでます。よろしければご覧ください。
こちらでは僅かに加筆&話が増えてたりします。
本編完結。番外編を順次公開していきます。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
私の手からこぼれ落ちるもの
アズやっこ
恋愛
5歳の時、お父様が亡くなった。
優しくて私やお母様を愛してくれたお父様。私達は仲の良い家族だった。
でもそれは偽りだった。
お父様の書斎にあった手記を見た時、お父様の優しさも愛も、それはただの罪滅ぼしだった。
お父様が亡くなり侯爵家は叔父様に奪われた。侯爵家を追い出されたお母様は心を病んだ。
心を病んだお母様を助けたのは私ではなかった。
私の手からこぼれていくもの、そして最後は私もこぼれていく。
こぼれた私を救ってくれる人はいるのかしら…
❈ 作者独自の世界観です。
❈ 作者独自の設定です。
❈ ざまぁはありません。
異世界から来た娘が、たまらなく可愛いのだが(同感)〜こっちにきてから何故かイケメンに囲まれています〜
京
恋愛
普通の女子高生、朱璃はいつのまにか異世界に迷い込んでいた。
右も左もわからない状態で偶然出会った青年にしがみついた結果、なんとかお世話になることになる。一宿一飯の恩義を返そうと懸命に生きているうちに、国の一大事に巻き込まれたり巻き込んだり。気付くと個性豊かなイケメンたちに大切に大切にされていた。
そんな乙女ゲームのようなお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる