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第3章 宿敵の家と宿敵でなくなってから
第172話 順調に、上手くいっている
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広い一室に沈黙が落ちている。食器の音、フォークやナイフが布と擦れる音、グラスが置かれる音、そういった小さな音だけが耳に入る。
そんな静かな雰囲気に耐えられなくなったのか、レイさんが口を開いた。
「それにしても、聞いたぞノヴァ殿。フォルス家の兵の募集、上手くいっているようだな」
「はい、身分を問わず、実力を重視するように方針を少しだけ変更しました。その成果が出ているかと」
「いや、それもそうだが、北側からも志願者がいるそうではないか」
言葉を聞いて少しだけ驚いた。情報が大事というのはシアを見ているから知っているけど、レイさんもレイさんで広い情報網を持っているようだ。フォルス家の兵の志願状況まで把握しているなんて。
と思ったけど、ひょっとしたらシアから聞いたのかもしれない。この場で話題に出すことで、オズワルド陛下に聞いてもらうことが出来るレイさんからの配慮とも考えられる。
せっかくなので、レイさんの話に乗らせてもらうことにした。
「妻がアークゲート家出身という事もありますし、一時期妻の妹であるオーロラが兵の訓練を担当したこともありました。そういった背景が大きな原因かと思います」
「ああ、あいつ――失礼、オーロラ殿はフォルス家の手伝いを一時期していたんだったな」
すぐに訂正したけど、この人オーロラちゃんの事をあいつって言ったぞ。どうやら二人の相性はあまり良くないみたいだ。
その様子に内心で苦笑いして、答える。
「ええ、領主としての勉強が表向きの理由でしたが、彼女には助けられました。兵にとっても良い刺激になったようで、先生と呼ばれていましたよ」
「あら、それはそれはとても可愛らしい先生ですね」
オーロラちゃんの事を知っているベルさんはくすくすと笑う。その声音には好意の色が宿っていて、ベルさんはレイさんと違ってオーロラちゃんと仲が良かったことを思い出した。
「今は北に戻りアークゲートが所有する領地の一部を管理しているようですが、とてもよくやってくれていると妻からは聞いています」
オーロラちゃんはノークさんの補佐を受けつつ、領主として立派に活躍しているらしい。領民からの支持も厚いんだとか。以前ノークさんに会ったときは、ノークさんの時以上に人気らしく、彼女はちょっとだけ唇を尖らせていた。
その様子がシア達姉妹に似ていて、血は争えないんだなぁ、なんてことを思ったりした。
でもまあ、領民たちの気持ちは分からなくもない。何と言うか、フォルス家にいる時から思っていたけどオーロラちゃんは太陽のような人なのだ。居るだけで周りを明るく、元気にするような存在。
暗い過去を持っているにもかかわらず、あんな風に明るくふるまい、周りに元気を与えるのはオーロラちゃんの一種の才能としか思えない。これだけはシアより勝っている点だと言える。
「これまで北と南には確執があるように思えたが、それが次第になくなっている印象だな。ノヴァ殿がその役割を積極的に担ってくれていると私は思っている」
「ありがたいお言葉です。私としても北と南の確執は感じています。それを無くせればと思います」
正直にレイさんに対して意見を口にしたとき。
「ほう」
今まで一切言葉を発さなかったオズワルド陛下が短く言った。
視線を向けてみれば、無表情で俺をじっと見つめるオズワルド陛下と目が合う。その瞳の奥は伺い知れないけれど、彼の目に少しだけ緊張した。
「ノヴァ、お前がこの後望んでいる事、やりたいことを教えてくれるか?」
「はい……」
どこか違和を感じたものの、俺はこれからを考えて口を開く。
「……陛下もご存じの通り、北と南の間には見えない壁のようなものがあります。表立って対立するわけではないものの、それぞれ相手を良くは思っていません。今、この国は北のコールレイク帝国とも南のナインロッド国とも戦争をしていません。それならば、次は北と南の確執を無くし、国内を一つにする、というのが一番かと考えています」
「なるほど、お前の言いたいことはよく分かった」
短くそういうものの、オズワルド陛下は俺から視線を離さない。
「今まで我ら王族は北と南の均衡を考えてきた。時には北を重視し、時には南を重視し、そうしてやってきた。これは以前話したことだが、覚えているな?」
「……はい」
「お前がやろうとしていることは我らの今までを否定する行為であると知ってなお、それを望むか?」
「…………」
分からなかった。オズワルド陛下の言っていることは、単に言葉だけを捉えれば俺に反対しているのは明確だ。けれどその声音からも、表情からもなにも読み取れない。今の陛下は、無だ。その真意を、心の内を推し測れない。
以前から中々に難しい御人だとは思ってはいたけれど、今日は一段と難しい。
俺とオズワルド陛下の間に沈黙が流れる。
それに耐えきれず、レイさんが口を挟もうとしたときだった。
「父上――」
「ノヴァよ、そんなことでどうする。お前は私が難色を示すと意見をあっさりと変えるのか?」
「……え」
突然の言葉に目を丸くする。レイさんも戸惑っているようだった。そんな俺達を他所に、オズワルド陛下は息を吐いて、諭すように言葉を続けた。
「レティシアであれば何としても私を説得しただろう。言葉で、態度で、論理で……無論ぶつかり合うこともある。その結果、どちらかが折れることもある。だが話してすぐ折れることは……彼女ならばなかった。
ノヴァよ、大志を抱くのは良い。だがそうするならば、それを貫くことだ」
「父上……」
オズワルド陛下の言葉を聞いて、レイさんは感動したように言葉を口にする。俺も、言葉を聞いて胸を突く言葉だと感じた。
「……ありがとうございます。陛下からの激励、心に刻みました」
「よいよい、このくらいしか出来ることはないからな。それに北と南の確執がなくなり、一丸となるならそれは良い事だ。国力の増加は嬉しい事だからな。私も支持しよう」
「あ、ありがとうございます」
オズワルド陛下が認めてくれたことで、大きな後ろ盾が出来た。レイさんも安心したように頷いているし、ベルさんも笑顔を浮かべている。
「ほらノヴァ、グラスが空だ。せっかくだし私が注いでやろう」
「あ、ありがとうございます」
笑顔で俺のグラスにお酒を注いでくださる陛下。
酒を一口呷り、ほんの少しだけ考える。
さっきの陛下の言葉が胸に突き刺さったのは本当だ。王としての器の大きさを見た気もする。
けどその一方で、どこか引っ掛かるような感じが残っていた。
『お前がやろうとしていることは、我らの今までを否定する行為であると知ってなお、それを望むか?』
俺には、あの言葉が俺を勇気づけるためだけの言葉のようには思えなかった。でも陛下の本心かと問われると、確信を持ってそうだとは言えない。
食事会が終わり、王城から帰る時間になっても、その違和感が消えることはなかった。
×××
「…………」
王城入口へ続く廊下を歩きながら、俺は無言で考えていた。
気になる部分はあるけれど、陛下は俺の考えを受け入れてくれた。あの後も、レティシアと協力して進めてくれ、という言葉をかけてくれた。
またフォルスの覇気とアークゲートの魔力の反発を打ち消す薬の開発についても触りだけを報告すると、こちらに関しても素晴らしい事だと喜んで頂けた。レイさんやベルさんも受け入れてくれた。
国の長である陛下が俺の考えるこれからを認めてくれたのは大きな追い風になるだろう。
とても良い流れが来ている。それを確信して、明るい気持ちで歩く。
「……?」
ふと、何かが通り過ぎたのを感じた。これは……魔力?
そう思ったけれど、立ち止まってもう一度確認すると、そこには何もなかった。
「……気のせいか」
感じたのも一瞬だったから、そう思った。あるいはシアの魔力のように感じられたから、彼女が王城を訪れていた時の痕跡が残っていたのかもしれない。
いずれにせよ、ここまで来てシアの魔力を感じ取るか、あるいはそれを感じ取ったと勘違いするなんて俺も相当だなと思う。
「早く帰らないとな」
どうやら心が彼女を求めているみたいだ。くすりと小さく笑って、俺は歩くスピードをほんの少しだけ速めた。
そんな静かな雰囲気に耐えられなくなったのか、レイさんが口を開いた。
「それにしても、聞いたぞノヴァ殿。フォルス家の兵の募集、上手くいっているようだな」
「はい、身分を問わず、実力を重視するように方針を少しだけ変更しました。その成果が出ているかと」
「いや、それもそうだが、北側からも志願者がいるそうではないか」
言葉を聞いて少しだけ驚いた。情報が大事というのはシアを見ているから知っているけど、レイさんもレイさんで広い情報網を持っているようだ。フォルス家の兵の志願状況まで把握しているなんて。
と思ったけど、ひょっとしたらシアから聞いたのかもしれない。この場で話題に出すことで、オズワルド陛下に聞いてもらうことが出来るレイさんからの配慮とも考えられる。
せっかくなので、レイさんの話に乗らせてもらうことにした。
「妻がアークゲート家出身という事もありますし、一時期妻の妹であるオーロラが兵の訓練を担当したこともありました。そういった背景が大きな原因かと思います」
「ああ、あいつ――失礼、オーロラ殿はフォルス家の手伝いを一時期していたんだったな」
すぐに訂正したけど、この人オーロラちゃんの事をあいつって言ったぞ。どうやら二人の相性はあまり良くないみたいだ。
その様子に内心で苦笑いして、答える。
「ええ、領主としての勉強が表向きの理由でしたが、彼女には助けられました。兵にとっても良い刺激になったようで、先生と呼ばれていましたよ」
「あら、それはそれはとても可愛らしい先生ですね」
オーロラちゃんの事を知っているベルさんはくすくすと笑う。その声音には好意の色が宿っていて、ベルさんはレイさんと違ってオーロラちゃんと仲が良かったことを思い出した。
「今は北に戻りアークゲートが所有する領地の一部を管理しているようですが、とてもよくやってくれていると妻からは聞いています」
オーロラちゃんはノークさんの補佐を受けつつ、領主として立派に活躍しているらしい。領民からの支持も厚いんだとか。以前ノークさんに会ったときは、ノークさんの時以上に人気らしく、彼女はちょっとだけ唇を尖らせていた。
その様子がシア達姉妹に似ていて、血は争えないんだなぁ、なんてことを思ったりした。
でもまあ、領民たちの気持ちは分からなくもない。何と言うか、フォルス家にいる時から思っていたけどオーロラちゃんは太陽のような人なのだ。居るだけで周りを明るく、元気にするような存在。
暗い過去を持っているにもかかわらず、あんな風に明るくふるまい、周りに元気を与えるのはオーロラちゃんの一種の才能としか思えない。これだけはシアより勝っている点だと言える。
「これまで北と南には確執があるように思えたが、それが次第になくなっている印象だな。ノヴァ殿がその役割を積極的に担ってくれていると私は思っている」
「ありがたいお言葉です。私としても北と南の確執は感じています。それを無くせればと思います」
正直にレイさんに対して意見を口にしたとき。
「ほう」
今まで一切言葉を発さなかったオズワルド陛下が短く言った。
視線を向けてみれば、無表情で俺をじっと見つめるオズワルド陛下と目が合う。その瞳の奥は伺い知れないけれど、彼の目に少しだけ緊張した。
「ノヴァ、お前がこの後望んでいる事、やりたいことを教えてくれるか?」
「はい……」
どこか違和を感じたものの、俺はこれからを考えて口を開く。
「……陛下もご存じの通り、北と南の間には見えない壁のようなものがあります。表立って対立するわけではないものの、それぞれ相手を良くは思っていません。今、この国は北のコールレイク帝国とも南のナインロッド国とも戦争をしていません。それならば、次は北と南の確執を無くし、国内を一つにする、というのが一番かと考えています」
「なるほど、お前の言いたいことはよく分かった」
短くそういうものの、オズワルド陛下は俺から視線を離さない。
「今まで我ら王族は北と南の均衡を考えてきた。時には北を重視し、時には南を重視し、そうしてやってきた。これは以前話したことだが、覚えているな?」
「……はい」
「お前がやろうとしていることは我らの今までを否定する行為であると知ってなお、それを望むか?」
「…………」
分からなかった。オズワルド陛下の言っていることは、単に言葉だけを捉えれば俺に反対しているのは明確だ。けれどその声音からも、表情からもなにも読み取れない。今の陛下は、無だ。その真意を、心の内を推し測れない。
以前から中々に難しい御人だとは思ってはいたけれど、今日は一段と難しい。
俺とオズワルド陛下の間に沈黙が流れる。
それに耐えきれず、レイさんが口を挟もうとしたときだった。
「父上――」
「ノヴァよ、そんなことでどうする。お前は私が難色を示すと意見をあっさりと変えるのか?」
「……え」
突然の言葉に目を丸くする。レイさんも戸惑っているようだった。そんな俺達を他所に、オズワルド陛下は息を吐いて、諭すように言葉を続けた。
「レティシアであれば何としても私を説得しただろう。言葉で、態度で、論理で……無論ぶつかり合うこともある。その結果、どちらかが折れることもある。だが話してすぐ折れることは……彼女ならばなかった。
ノヴァよ、大志を抱くのは良い。だがそうするならば、それを貫くことだ」
「父上……」
オズワルド陛下の言葉を聞いて、レイさんは感動したように言葉を口にする。俺も、言葉を聞いて胸を突く言葉だと感じた。
「……ありがとうございます。陛下からの激励、心に刻みました」
「よいよい、このくらいしか出来ることはないからな。それに北と南の確執がなくなり、一丸となるならそれは良い事だ。国力の増加は嬉しい事だからな。私も支持しよう」
「あ、ありがとうございます」
オズワルド陛下が認めてくれたことで、大きな後ろ盾が出来た。レイさんも安心したように頷いているし、ベルさんも笑顔を浮かべている。
「ほらノヴァ、グラスが空だ。せっかくだし私が注いでやろう」
「あ、ありがとうございます」
笑顔で俺のグラスにお酒を注いでくださる陛下。
酒を一口呷り、ほんの少しだけ考える。
さっきの陛下の言葉が胸に突き刺さったのは本当だ。王としての器の大きさを見た気もする。
けどその一方で、どこか引っ掛かるような感じが残っていた。
『お前がやろうとしていることは、我らの今までを否定する行為であると知ってなお、それを望むか?』
俺には、あの言葉が俺を勇気づけるためだけの言葉のようには思えなかった。でも陛下の本心かと問われると、確信を持ってそうだとは言えない。
食事会が終わり、王城から帰る時間になっても、その違和感が消えることはなかった。
×××
「…………」
王城入口へ続く廊下を歩きながら、俺は無言で考えていた。
気になる部分はあるけれど、陛下は俺の考えを受け入れてくれた。あの後も、レティシアと協力して進めてくれ、という言葉をかけてくれた。
またフォルスの覇気とアークゲートの魔力の反発を打ち消す薬の開発についても触りだけを報告すると、こちらに関しても素晴らしい事だと喜んで頂けた。レイさんやベルさんも受け入れてくれた。
国の長である陛下が俺の考えるこれからを認めてくれたのは大きな追い風になるだろう。
とても良い流れが来ている。それを確信して、明るい気持ちで歩く。
「……?」
ふと、何かが通り過ぎたのを感じた。これは……魔力?
そう思ったけれど、立ち止まってもう一度確認すると、そこには何もなかった。
「……気のせいか」
感じたのも一瞬だったから、そう思った。あるいはシアの魔力のように感じられたから、彼女が王城を訪れていた時の痕跡が残っていたのかもしれない。
いずれにせよ、ここまで来てシアの魔力を感じ取るか、あるいはそれを感じ取ったと勘違いするなんて俺も相当だなと思う。
「早く帰らないとな」
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