【R18】目覚めたら異世界ハレムでした

榎本ペンネ

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「ひぁっ!」
「何を考えている?」

 濡れそぼった秘所に息を吹きかけられ、意識を彼の方に向かされた。さらに、毛のない恥骨のあたりをふにふにと指で突かれる。
 どう答えるか逡巡して黙っていると、片眉を上げて軽く睨まれた。そんな表情も大層様になっていて、悔しいけれど相手がこの人だから現状をなんとか受け入れていられるのだな、と思う。

(イケメンに抱かれてラッキー……、と思えるほど楽観的なら、もうちょっと人生楽だったんだろうなぁ。そこまでは開き直れないや)

 しばし睨み合っていたら、相手が小さく溜息を吐いて追求をやめた。

「まあいい。ともあれ、これはこれで味があるな。気に入ったぞ」

 そんなことを言いながら、彼は私の片膝を押さえつけたまま、器用にもう片方の手でオイル瓶を傾け、手のひらで中身を受け止める。そして、その手のひらを、秘部から恥骨のあたりまでに一息にすりつけてきた。

「ああああっ!」

 触れられてもいないのにすでに硬く凝っていた花芯が、分厚い手のひらで押し潰され、同時に秘部全体にも刺激が与えられて、腰が勝手に大きく跳ねた。その動きを物ともせずに、さらに手のひら全体で脚の間をこねくり回してくる。

 体中がカッと熱くなり、花芯を中心にこれまでを容易く上回る快感が蓄積されていく。暴れまわる熱をうまく発散できなくて、代わりに涙が溢れた。

「だ、めっ、それ、ああっ、やぁ」
「一度イクといい」
「わ、わかり……ませ、ん」

 私は男性経験がないわけではない。でも、イクという感覚はついぞ知らない。

「そなた、はじめてか?」

 手を止めて、怪訝そうにそう尋ねられる。
 よく回らない頭で、はじめてということにしておいた方が無体はされないだろうか、いや、嘘がバレたらどうなるかわからなくて怖い、などと考える。そもそも、ハレムの女は処女でなければならないという決まりがあったらどうしたらいいのか。

 答えは出ず、素直に答えた。

「ち、違います」
「そうか」
「も、問題ですか?」

 あっさりとした態度に、かえって不思議に思って問い返した。

「問題、とは?」
「処女じゃないと、ん、だめ、とか……」

 乱れた呼吸の合間に、こんな体勢で、時折秘所がヒクリと痙攣するのを見られているというのに、なんて間抜けな会話をしているのだろうと思う。
 しかし、相手は気に留めた様子もなく、あっさりと答えを返してきた。

「いや? ハレムに入る時点で子を宿していたり、病気を持っていたりしなければよい。そなたはどちらでもないから問題ない」
「え、なんで……、わかるんですか?」
「そういう結界を張ってある。ハレムの中で孕む分には問題ないが、そうでなければそもそも入ることはできない。病気は、診ればわかる。俺は医術の心得があるからな」

(結界、かぁ。医術というのも、地球のとは違うのかな)

 再びすっと熱が冷めるような感覚に襲われる。それを紛らわすように頭を振ると、目の前の黒い目が不機嫌そうに細められた。

「またよそ事を考えているのか。集中しろ」
「ひゃん!?」

 割れ目を軽く開かれ、直接冷たいオイルを垂らされて驚く。さらに、それを中に塗り込むように指を入れられた。その違和感に眉をひそめてしまう。

「ん……」
「はじめてではないと言うが、経験が少ないのか? せっかく感じやすい体をしておるのに、イキ方もわからず、ここもこんなに固いとは」

 かろうじて痛くはないが、気持ちよくもなんともない、内部の圧迫感に身を縮こまらせていると、宥めるように再び頬を撫でられた。それに促されるように、つい、素直に頷いてしまう。

「何をやっていたのだろうな、そやつらは」

(複数形で語るほどの経験はないんだけどね。ほんの数回でやり捨てられたというか)

 嫌な記憶から気を逸らすように、ゆっくりと動き出した指に集中する。しかし、どうにも怖くて目を瞑った。

「もう少し力を抜け」

 秘穴を苛むのと逆の手が脇腹を伝って降りていき、腿を撫でる。再び脇腹を伝って、胸を揉みあげ、今度は胸の尖りを指で摘んだ。
 その快感に、中が締まるのを感じる。

「ああっ、そん、な、む、無理、で、ぁんっ!」

 再び腰の奥にくすぶっていた熱が燃え上がり、中が濡れるのを感じる。

「もう少し解さないと、俺のを受け入れるのはきついな」

 そう言いながら、彼は優しく、ゆっくりと指を動かし、私の中を広げ、指を増やす。
 ゆるゆると中の一点をこすられると、じわりと違和感以外の何かが生まれた。

「えっ、あっ!」
「ここか?」
「な、わから、ない、です、んんっ」

 脇や脇腹をくすぐられながら、中をいじられていると、さらにわけがわからなくなってくる。ひっきりなしに嬌声が漏れてしまうのが、他人事のように聞こえた。

「気持ちが良さそうだな」
「んっ、も、やぁ……」
「そろそろか?」

 熱い吐息を感じ、目を開けると、私をじっと観察していたであろう鋭い視線とかち合った。
 同時に、花芯を擦りあげられて声にならない悲鳴を上げる。

「っっっ!!」
「そのままイクといい」
「やっ、だ、めぇぇぇ!」

 硬く充血し、オイルに塗れたそこを、摘まれ、潰され、中からは叩くように刺激され。
 私は呆気なく快楽の果てまで上り詰めさせられ、人生ではじめて絶頂というものを知った。
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