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第4話 とても大きな壁
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「うーむ、うむむ……」
翌日、私は庭の中心に座り、腕を組んで唸り声をあげていた。
また私が危険なことをしないようにと、メイド達はこちらを常に監視しているが、遠くの方にいるのでこれは聞こえていないだろう。
本当は「近くで見張らせてください」とストレート気味に言われたのだが、私は考え事があるから一人にしてくれと頼んだのだ。
それを許可する代わりに言われた条件は、勝手に走り出さないこと。つくづく信用されていないなと内心苦笑しながら、私はそれを快く了承した。そうしたらメイド達がひどく驚いたような顔をしていたが、あれは何だったのだろう?
……まぁ、いい。
今はメイド達のことを考えるより、両親のことが最優先だ。
「しっかし、本当に人間とは面倒な生き物よ」
特に貴族。彼らは世間帯を気にしすぎだ。
自分達の容姿と合っていないからと不倫を真っ先に考えるのは、正直呆れてしまった。
そして一番問題なのは子供に対する束縛だ。
『私』が一度も外に出たことがないのは、おそらく父親の意向だろう。
私がシェラローズ・ノーツ・アトラフィードだと名乗れば、貴族は必ずその容姿を疑問に思うはずだ。
両親は公爵家というだけあって、かなり顔が知られている。そんな彼らと全く容姿が異なる子供がいるのは、まぁおかしいと思うだろうな。
そして次に恐れるは、それを見た貴族の噂話だ。
必ず母親の不倫を疑われる。その疑問は晴らされたとこちらが言っても、貴族達は良からぬ噂話しで盛り上がるだろう。
奴らは基本、暇人だ。面白い話には必ず食い付き、しばらくはその話題しか話さない。そんな暇があるなら自国がより良くなるために何か新しい政策を考えろと思うが、簡単に行動に移せないのが貴族の面倒なところだ。
ならば養子を迎え入れるという選択肢もあったのだが、両親はそれらしいことをしていない。
理由はわからないが、私が今も一人娘だということが、養子を迎え入れていない証拠である。
──っと、話が逸れたな。
とにかく、私が外に出ると色々と面倒なことになるのだろう。
だから父親は私を外に出そうとしない。
貴族の娘は5歳になったら他の貴族と顔見知りになるため、何度か『お茶会』なるものを開くそうだが、私の記憶にはそんなものはない。
お茶会のことについてはメイドから教えてもらったのだが、どうやら私は重い病気に罹り、療養中ということになっているらしい。そして母親はそのショックで長く寝込んでいると……。
言い訳は別に構わないし文句も言わないが、それもいつバレるかというところだ。
現に私はこうして庭に出ることを許されている。そこまで束縛されないのは、単に父親の優しさなのだろう。
しかしそれが問題だった。公爵家には連日多くの客が訪れる。不意に庭を眺めた時、誰の子とも知れぬ白髪の少女が遊んでいるのを見かけたら「おや?」と変に思う。
いつまで隠し切るつもりなのかは知らぬが、時間の問題だろう。
無論それは父親も理解しているのだろう。彼は賢明な方だ。何か策を考えているのだろうが、それが上手くいくかはわからない。
謎の白髪の少女が公爵家の一人娘だと知られれば、療養中だという嘘はバレる。
では母親は? となるだろう。それで母親は『鬱を発症している』と知られれば、もっと面倒なことになるだろう。
そうなる前にまずは両親の仲をどうにかする。
それが今、私に課せられている試練だ。
「それは理解しているのだがなぁ……」
どうすればいいのかが全く思い浮かばない。
一度シェラローズにも案を出してもらおうと考えたが、よく考えれば彼女はまだ6歳の少女だ。そんな難しいことを聞いても何もわからないだろう。
使用人に聞こうにもその話題は禁句となっているので、戦力としてはあまり見込めない。
「いや、待てよ?」
ただ一人、もしかしたら話を聞いてくれる者が居るかもしれない。
そう思った私は立ち上がり……やはりちょっと待とう。と考え直して再び座った。
「他を頼るのは、まだ先だ」
これは家族の問題。
何もしないうちから他人を頼るのはダメだ。
──だったらどうするか?
そんなの決まっている。
「まずは行動だな」
私は意を決して立ち上がった。
◆◇◆
まずは行動だと意気揚々と動き出したは良いものの、私は最初から大きな壁にぶち当たった。
私の前に立つのは黒髪のメイド、メリダだ。
彼女のきつい眼光が私を貫き、ウッと思わず後ずさる。
あの目を6歳の子供に、ましてや主人の子供に向けて良いものではないだろう。
この魔王が恐れるとは、この女、出来る……!
と、ふざけている場合ではない。それは理解しているのだが、わかりやすい敵意に現実逃避したくなるのだ。
しかし、ここで気後れするわけにはいかないと、私は開く。
「お母様に会わせてください」
「なりません。奥様はお休みしています」
即答で拒否されてしまった。
「お母様に会わせてください」
私は同じ言葉をもう一度口にした。
メリダは、はぁ……とあからさまに溜め息を吐き、私を睨んだ。
「シェラローズ様。まだ6歳とはいえ、あなたは公爵家の娘です。我が儘を言うものではありません」
「母親に会いたい。それのどこが我が儘なのでしょうか?」
「奥様はお休みになられていると、そう申したはずです。それを押し切って合わせろというのは、我が儘です」
「それはメリダ。あなたが決めることではありません。お母様が決めることです」
メリダはグッと拳を握った。
おおなんだ、喧嘩するか? 死ぬぞ? 主に私が。
私はまだ魔力が完全に回復していない。
『深遠なる宝玉』が我が手にない今、魔王本来の力を出せないのは理解している。だが、そもそも魔力が無いのだ。二つの魂が融合した代償で得た体の負担も大きく、戦うことすら難しい。
「今はお休みの時間です。無防備な奥様を守るのが私の務め。判断する権利はあります」
「では、お母様の顔だけでも見させてください。触りませんし音も立てません。起こさないと約束しましょう」
「なりません」
「……そこまで私を拒絶するのだから、それ相応の理由があるのですよね?」
私は6歳の少女ではなく、シェラローズ・ノーツ・アトラフィードとして発言した。
立場としては私の方が上だ。なのに私を一方的に遠ざけようとするのだ。私が気に入らないという下らない私情で突っぱねるのは、メイドとしてやってはいけないこと。
それはメリダも理解しているのだろう。
彼女のコメカミには青筋が立っていた。
正直言って本当に怖かった。
強がらずに一人でもメイドを連れて来れば良かったと、今になって後悔する。
「──チッ」
微かに聞こえたその音は、メリダから発されたものだ。
上の立場にあるものに対して舌打ちとは……不敬罪で訴えてやりたかった。
父親にこのことを言ってしまおうかと思ってしまう。あの親馬鹿のことだ。絶対に聞き入れてくれる。
だが、それはしない。
私が訴えることで困るのは母親だと理解しているからだ。
今の母親の支えとなっているのは、間違いなくメリダただ一人。
彼女を解雇してしまったら、母親は今より酷くなってしまう。
「とにかく、お帰りください」
「最後にお母様が起床される時間を教えてください。休んでいる時でなければ問題はありませんよね?」
「奥様がいつ起きて、いつお休みになるかはその日によって違います」
つまり、教えるわけがないだろうということか。
「……面倒だな」
「シェラローズ様?」
っと、つい本音が出てしまった。
「今日のところはここで引かせていただきます。では、また」
こうして初戦は、私の負けに終わった。
翌日、私は庭の中心に座り、腕を組んで唸り声をあげていた。
また私が危険なことをしないようにと、メイド達はこちらを常に監視しているが、遠くの方にいるのでこれは聞こえていないだろう。
本当は「近くで見張らせてください」とストレート気味に言われたのだが、私は考え事があるから一人にしてくれと頼んだのだ。
それを許可する代わりに言われた条件は、勝手に走り出さないこと。つくづく信用されていないなと内心苦笑しながら、私はそれを快く了承した。そうしたらメイド達がひどく驚いたような顔をしていたが、あれは何だったのだろう?
……まぁ、いい。
今はメイド達のことを考えるより、両親のことが最優先だ。
「しっかし、本当に人間とは面倒な生き物よ」
特に貴族。彼らは世間帯を気にしすぎだ。
自分達の容姿と合っていないからと不倫を真っ先に考えるのは、正直呆れてしまった。
そして一番問題なのは子供に対する束縛だ。
『私』が一度も外に出たことがないのは、おそらく父親の意向だろう。
私がシェラローズ・ノーツ・アトラフィードだと名乗れば、貴族は必ずその容姿を疑問に思うはずだ。
両親は公爵家というだけあって、かなり顔が知られている。そんな彼らと全く容姿が異なる子供がいるのは、まぁおかしいと思うだろうな。
そして次に恐れるは、それを見た貴族の噂話だ。
必ず母親の不倫を疑われる。その疑問は晴らされたとこちらが言っても、貴族達は良からぬ噂話しで盛り上がるだろう。
奴らは基本、暇人だ。面白い話には必ず食い付き、しばらくはその話題しか話さない。そんな暇があるなら自国がより良くなるために何か新しい政策を考えろと思うが、簡単に行動に移せないのが貴族の面倒なところだ。
ならば養子を迎え入れるという選択肢もあったのだが、両親はそれらしいことをしていない。
理由はわからないが、私が今も一人娘だということが、養子を迎え入れていない証拠である。
──っと、話が逸れたな。
とにかく、私が外に出ると色々と面倒なことになるのだろう。
だから父親は私を外に出そうとしない。
貴族の娘は5歳になったら他の貴族と顔見知りになるため、何度か『お茶会』なるものを開くそうだが、私の記憶にはそんなものはない。
お茶会のことについてはメイドから教えてもらったのだが、どうやら私は重い病気に罹り、療養中ということになっているらしい。そして母親はそのショックで長く寝込んでいると……。
言い訳は別に構わないし文句も言わないが、それもいつバレるかというところだ。
現に私はこうして庭に出ることを許されている。そこまで束縛されないのは、単に父親の優しさなのだろう。
しかしそれが問題だった。公爵家には連日多くの客が訪れる。不意に庭を眺めた時、誰の子とも知れぬ白髪の少女が遊んでいるのを見かけたら「おや?」と変に思う。
いつまで隠し切るつもりなのかは知らぬが、時間の問題だろう。
無論それは父親も理解しているのだろう。彼は賢明な方だ。何か策を考えているのだろうが、それが上手くいくかはわからない。
謎の白髪の少女が公爵家の一人娘だと知られれば、療養中だという嘘はバレる。
では母親は? となるだろう。それで母親は『鬱を発症している』と知られれば、もっと面倒なことになるだろう。
そうなる前にまずは両親の仲をどうにかする。
それが今、私に課せられている試練だ。
「それは理解しているのだがなぁ……」
どうすればいいのかが全く思い浮かばない。
一度シェラローズにも案を出してもらおうと考えたが、よく考えれば彼女はまだ6歳の少女だ。そんな難しいことを聞いても何もわからないだろう。
使用人に聞こうにもその話題は禁句となっているので、戦力としてはあまり見込めない。
「いや、待てよ?」
ただ一人、もしかしたら話を聞いてくれる者が居るかもしれない。
そう思った私は立ち上がり……やはりちょっと待とう。と考え直して再び座った。
「他を頼るのは、まだ先だ」
これは家族の問題。
何もしないうちから他人を頼るのはダメだ。
──だったらどうするか?
そんなの決まっている。
「まずは行動だな」
私は意を決して立ち上がった。
◆◇◆
まずは行動だと意気揚々と動き出したは良いものの、私は最初から大きな壁にぶち当たった。
私の前に立つのは黒髪のメイド、メリダだ。
彼女のきつい眼光が私を貫き、ウッと思わず後ずさる。
あの目を6歳の子供に、ましてや主人の子供に向けて良いものではないだろう。
この魔王が恐れるとは、この女、出来る……!
と、ふざけている場合ではない。それは理解しているのだが、わかりやすい敵意に現実逃避したくなるのだ。
しかし、ここで気後れするわけにはいかないと、私は開く。
「お母様に会わせてください」
「なりません。奥様はお休みしています」
即答で拒否されてしまった。
「お母様に会わせてください」
私は同じ言葉をもう一度口にした。
メリダは、はぁ……とあからさまに溜め息を吐き、私を睨んだ。
「シェラローズ様。まだ6歳とはいえ、あなたは公爵家の娘です。我が儘を言うものではありません」
「母親に会いたい。それのどこが我が儘なのでしょうか?」
「奥様はお休みになられていると、そう申したはずです。それを押し切って合わせろというのは、我が儘です」
「それはメリダ。あなたが決めることではありません。お母様が決めることです」
メリダはグッと拳を握った。
おおなんだ、喧嘩するか? 死ぬぞ? 主に私が。
私はまだ魔力が完全に回復していない。
『深遠なる宝玉』が我が手にない今、魔王本来の力を出せないのは理解している。だが、そもそも魔力が無いのだ。二つの魂が融合した代償で得た体の負担も大きく、戦うことすら難しい。
「今はお休みの時間です。無防備な奥様を守るのが私の務め。判断する権利はあります」
「では、お母様の顔だけでも見させてください。触りませんし音も立てません。起こさないと約束しましょう」
「なりません」
「……そこまで私を拒絶するのだから、それ相応の理由があるのですよね?」
私は6歳の少女ではなく、シェラローズ・ノーツ・アトラフィードとして発言した。
立場としては私の方が上だ。なのに私を一方的に遠ざけようとするのだ。私が気に入らないという下らない私情で突っぱねるのは、メイドとしてやってはいけないこと。
それはメリダも理解しているのだろう。
彼女のコメカミには青筋が立っていた。
正直言って本当に怖かった。
強がらずに一人でもメイドを連れて来れば良かったと、今になって後悔する。
「──チッ」
微かに聞こえたその音は、メリダから発されたものだ。
上の立場にあるものに対して舌打ちとは……不敬罪で訴えてやりたかった。
父親にこのことを言ってしまおうかと思ってしまう。あの親馬鹿のことだ。絶対に聞き入れてくれる。
だが、それはしない。
私が訴えることで困るのは母親だと理解しているからだ。
今の母親の支えとなっているのは、間違いなくメリダただ一人。
彼女を解雇してしまったら、母親は今より酷くなってしまう。
「とにかく、お帰りください」
「最後にお母様が起床される時間を教えてください。休んでいる時でなければ問題はありませんよね?」
「奥様がいつ起きて、いつお休みになるかはその日によって違います」
つまり、教えるわけがないだろうということか。
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