21 / 57
西の転生者
21.闇の管理者
しおりを挟む
システィーアは馬上で、黒いローブを着た男の両腕に挟まれた状態で、並ぶ家々を通過して行くのを見ていた。皆上手く避難出来たのか、人の姿は全くない。馬の蹄の音だけが響いている。
後ろに乗っている人は顔も見えない知らない人だというのに、背中が酷く温かい。馬の上に乗せられてすぐに身体が重いことに気付いたシスティーアは、揺れに一人で耐えることができず、早々に黒ローブの男に身体を預けていた。
人気の無い家々を視界に収めながら、馬に乗せられる寸前の引率者達の覚悟をしたような顔を思い出す。
まさか彼らが初見の相手に、システィーアを付き添いなしで差し出すとは思っていなかった。彼らとも数日前に会ったばかりだが、心配症の父が選んだ信の置ける護衛なのだ。そう思うと、なんだか裏切られたような、捨てられたような、そんな気持ちになってくる。その気持ちに身体の怠さが相まって、背中が余計に温かく感じているのだろう。
システィーアは自分の視界のすぐ下にある、黒いローブの男の手綱を持つ手を見た。
彼が纏う黒一色の蔓と花は、とても綺麗だった。あの澱み⋯⋯魔物が足元に作っていたような濁りはなく、あの場の誰の花よりも見事に咲き誇っていた。あんなに綺麗な花を咲かせるのだから、きっと悪い人ではないだろう。
根拠もなくそんなことを馬に揺られながら考えていたら、馬の速度が落ち、ゆるりとしたものに切り替わった。
馬が止まった所であたりを見回すと、少し離れた所に魔物がいた。
「さっきと同じように」
馬上でそう言われて、システィーアは思い出しながら胸元の痣を意識した。
腕を離れた所にいる魔物に向けて、来るなと強く念じる。
すると、先程より二回りくらい小さな半透明な板が目の前に形成された。その端と先程作った板の端がかろうじて直角に近い角度で繋がっている。
「次」
馬首を翻し、再び石畳みを走り出す。迂回するように道を進み、やがて魔物が見える道へと出た。
「ライガー」
黒ローブの声に返事をして、長身の片方が騎乗したまま前に駆け出す。
腰からしゅるりと長い紐を解いたかと思ったら、握っている所から淡い緑色を放ちながら真っ直ぐな棒へと変化していた。
その長い棒を馬の勢いを使って、横並びになっていた魔物を薙ぎ払う。
魔物はまるで根でも引っこ抜かれたかのように、水溜りごと地面から引き剥がされて、後方へと転がるように飛び散った。
しかしすぐに人型を形成すると、ライガーと呼ばれた長身へと腕を伸ばす。
それをライガーは棒になった紐で器用に弾き返して、魔物を後方へと少しずつ移動させる。
「君の番だ。さっきよりもう少し強く意識して作るように」
戦いを見ていたシスティーアは、思わず、えっと声を上げた。
今ここでシスティーアが板を作れば、ライガーと呼ばれたあの人は板のあちら側で取り残されてしまうのではないか。戸惑っている理由がすぐにわかったのか、黒ローブは大丈夫だと答えた。
「取り敢えず急いでくれ。このままだとライガーが持たない」
システィーアは慌てて、言われるままに魔法の板を出した。
だが、前よりも強く念じてみたはずなのに、一つ前の板と同じくらいのサイズのものとなった。
システィーアが不思議に思って首を傾げていると、薄緑の板をすり抜けてライガーが帰ってきた。
システィーアは驚きと同時に安堵しながら、前に突き出していた腕を下ろした。
「次」
また馬が走り出した。
「三枚では足りないな」
黒ローブが呟いた通り、次の場所でも同じように板を出したが、板のサイズが大きくなることはなく、包囲には足りない。そうなると追加で板を出すしかない。
さらに馬で移動し、同じように魔物を奥に押し込めてもらって板を張る。
「⋯⋯っ」
前に突き出していた腕が、勝手に落ちる。急に寒さを感じるようになり、身体を縮こませたいのに指先一つ動かせない。
目を開けているのも辛くなってきて、寒さに震えながらゆっくりと目を閉じる。意識が落ちそうになったとき、誰かに手を持ち上げられた。
「最後、後一枚だ。これを」
心配そうな声が耳元でする。黒ローブの男だろう。
掌に何か冷たいものが置かれた。それからシスティーアの手が包みこまれるように握られる。
「手に集中して」
霞がかった頭で、黒ローブの言葉がリフレインする。
手、手、手⋯⋯。
手から何か黒いものが侵入してきた。黒いものからはあの黒くて綺麗な花と同じ気配がするが、それだけでは無く雑多な何かも少し混じっているようだ。
「異物と一緒に暖かいものが感じられるはずだ。それは味方だ。自分の中に引き入れなさい。少しは暖かくなるはずだ」
⋯⋯暖かく?
藁にもすがる気持ちで、自分のモヤをなんとか手まで伸ばす。黒い異物に絡まった何色もの細い蔓へと、指先を動かすようにモヤを動かしていく。
ふいに温かい感覚がして、そちらへ集中する。それは自分のモヤと同じ、ほんのりと緑色をしていた。
急くように絡まった蔓からそれを引き抜く。黒いものがそれを手伝うように細い蔓を解すと、それはするりと簡単に引き抜けた。
掌からじんわりと熱が伝わり、体に染み渡っていく。
システィーアはゆっくりと目を開けた。
視界に、こちらを覗き込んでくる、見たことのない黒い瞳の少年が映る。黒く縁取られた長い睫毛と黒い眉に、フードの隙間からさらりとこぼれる黒い髪の毛。表情の薄い整った顔をしているせいか、少し冷たい印象だ。青年というにはまだ少し若い、学生の雰囲気を残したその子は徐に微笑んだ。
「よかった」
システィーアは思わず目を見開いた。
まるで黒い花が咲いたようなその顔がシスティーアから離れてから、ようやく彼が誰なのかを理解した。
「闇の⋯⋯天使様」
宿屋で何度も言われていたのを思い出してつぶやくと、その間に再び何かを握らされた。
「管理者だ」
「え?」
「天使なんて呼称を使うのは、この国の者だけだ。これもさっきと同じ要領で吸収しなさい」
言われた通りに緑のものだけを、手伝ってもらいながら自分の中へと引っ張ってくる。
すると先程までの寒気もなくなり、まだ身体は重いが思うように動くようになった。
何だったのだろうと不思議に思い、そっと手を開いたシスティーアは、ぎょっとして手の中にあったそれ⋯⋯大きな赤い結晶を落とした。
大人の親指大くらいあるその結晶は澄んだ音を立てて、石畳の上に転がる。
「どうした?」
「え、ええと、その⋯⋯」
ライガーが馬から降りて、落ちた結晶を拾って差し出す。
それを黒いローブの少年が受け取って、もう一人の長身の男が差し出している皮袋の中に返すと、別の結晶をシスティーアに差し出した。
システィーアは拳を胸元で握ったまま、硬直する。
「ごめんなさい、その⋯⋯他人の結晶、苦手なんです⋯⋯」
少しの間を開けてから、少年が無理やりシスティーアの手の甲に結晶をくっつける。
「まだあと一枚壁を作ってもらわないといけない。今克服しなさい」
システィーアは涙目になりながら、頭を大きく横に振った。
「ここで食い止めておかないと、後始末も大変だが、この国も大変になる」
システィーアはピタリと動きを止めた。
この国⋯⋯ということはつまり、お父様が大変になるということだ。ここで漏らした魔物が我が領地に来ない保証はない。馬車で三日しか離れていないのだから。
そうっと自分の手の甲を見てから、ぎゅっと目を閉じて顔を背ける。それから結晶のことを考えないようにしながら、緑のモヤだけを引っ張り出した。
引き抜くのを手伝ってくれた少年が、ぽんとシスティーアの頭を軽く叩いた。
思わず少年の方を見ると、フードの中の口が笑みの形になっている。
少し嬉しくなってシスティーアも微笑んだ。
「次」
少年の声で一斉に馬達が駆け出した。
後ろに乗っている人は顔も見えない知らない人だというのに、背中が酷く温かい。馬の上に乗せられてすぐに身体が重いことに気付いたシスティーアは、揺れに一人で耐えることができず、早々に黒ローブの男に身体を預けていた。
人気の無い家々を視界に収めながら、馬に乗せられる寸前の引率者達の覚悟をしたような顔を思い出す。
まさか彼らが初見の相手に、システィーアを付き添いなしで差し出すとは思っていなかった。彼らとも数日前に会ったばかりだが、心配症の父が選んだ信の置ける護衛なのだ。そう思うと、なんだか裏切られたような、捨てられたような、そんな気持ちになってくる。その気持ちに身体の怠さが相まって、背中が余計に温かく感じているのだろう。
システィーアは自分の視界のすぐ下にある、黒いローブの男の手綱を持つ手を見た。
彼が纏う黒一色の蔓と花は、とても綺麗だった。あの澱み⋯⋯魔物が足元に作っていたような濁りはなく、あの場の誰の花よりも見事に咲き誇っていた。あんなに綺麗な花を咲かせるのだから、きっと悪い人ではないだろう。
根拠もなくそんなことを馬に揺られながら考えていたら、馬の速度が落ち、ゆるりとしたものに切り替わった。
馬が止まった所であたりを見回すと、少し離れた所に魔物がいた。
「さっきと同じように」
馬上でそう言われて、システィーアは思い出しながら胸元の痣を意識した。
腕を離れた所にいる魔物に向けて、来るなと強く念じる。
すると、先程より二回りくらい小さな半透明な板が目の前に形成された。その端と先程作った板の端がかろうじて直角に近い角度で繋がっている。
「次」
馬首を翻し、再び石畳みを走り出す。迂回するように道を進み、やがて魔物が見える道へと出た。
「ライガー」
黒ローブの声に返事をして、長身の片方が騎乗したまま前に駆け出す。
腰からしゅるりと長い紐を解いたかと思ったら、握っている所から淡い緑色を放ちながら真っ直ぐな棒へと変化していた。
その長い棒を馬の勢いを使って、横並びになっていた魔物を薙ぎ払う。
魔物はまるで根でも引っこ抜かれたかのように、水溜りごと地面から引き剥がされて、後方へと転がるように飛び散った。
しかしすぐに人型を形成すると、ライガーと呼ばれた長身へと腕を伸ばす。
それをライガーは棒になった紐で器用に弾き返して、魔物を後方へと少しずつ移動させる。
「君の番だ。さっきよりもう少し強く意識して作るように」
戦いを見ていたシスティーアは、思わず、えっと声を上げた。
今ここでシスティーアが板を作れば、ライガーと呼ばれたあの人は板のあちら側で取り残されてしまうのではないか。戸惑っている理由がすぐにわかったのか、黒ローブは大丈夫だと答えた。
「取り敢えず急いでくれ。このままだとライガーが持たない」
システィーアは慌てて、言われるままに魔法の板を出した。
だが、前よりも強く念じてみたはずなのに、一つ前の板と同じくらいのサイズのものとなった。
システィーアが不思議に思って首を傾げていると、薄緑の板をすり抜けてライガーが帰ってきた。
システィーアは驚きと同時に安堵しながら、前に突き出していた腕を下ろした。
「次」
また馬が走り出した。
「三枚では足りないな」
黒ローブが呟いた通り、次の場所でも同じように板を出したが、板のサイズが大きくなることはなく、包囲には足りない。そうなると追加で板を出すしかない。
さらに馬で移動し、同じように魔物を奥に押し込めてもらって板を張る。
「⋯⋯っ」
前に突き出していた腕が、勝手に落ちる。急に寒さを感じるようになり、身体を縮こませたいのに指先一つ動かせない。
目を開けているのも辛くなってきて、寒さに震えながらゆっくりと目を閉じる。意識が落ちそうになったとき、誰かに手を持ち上げられた。
「最後、後一枚だ。これを」
心配そうな声が耳元でする。黒ローブの男だろう。
掌に何か冷たいものが置かれた。それからシスティーアの手が包みこまれるように握られる。
「手に集中して」
霞がかった頭で、黒ローブの言葉がリフレインする。
手、手、手⋯⋯。
手から何か黒いものが侵入してきた。黒いものからはあの黒くて綺麗な花と同じ気配がするが、それだけでは無く雑多な何かも少し混じっているようだ。
「異物と一緒に暖かいものが感じられるはずだ。それは味方だ。自分の中に引き入れなさい。少しは暖かくなるはずだ」
⋯⋯暖かく?
藁にもすがる気持ちで、自分のモヤをなんとか手まで伸ばす。黒い異物に絡まった何色もの細い蔓へと、指先を動かすようにモヤを動かしていく。
ふいに温かい感覚がして、そちらへ集中する。それは自分のモヤと同じ、ほんのりと緑色をしていた。
急くように絡まった蔓からそれを引き抜く。黒いものがそれを手伝うように細い蔓を解すと、それはするりと簡単に引き抜けた。
掌からじんわりと熱が伝わり、体に染み渡っていく。
システィーアはゆっくりと目を開けた。
視界に、こちらを覗き込んでくる、見たことのない黒い瞳の少年が映る。黒く縁取られた長い睫毛と黒い眉に、フードの隙間からさらりとこぼれる黒い髪の毛。表情の薄い整った顔をしているせいか、少し冷たい印象だ。青年というにはまだ少し若い、学生の雰囲気を残したその子は徐に微笑んだ。
「よかった」
システィーアは思わず目を見開いた。
まるで黒い花が咲いたようなその顔がシスティーアから離れてから、ようやく彼が誰なのかを理解した。
「闇の⋯⋯天使様」
宿屋で何度も言われていたのを思い出してつぶやくと、その間に再び何かを握らされた。
「管理者だ」
「え?」
「天使なんて呼称を使うのは、この国の者だけだ。これもさっきと同じ要領で吸収しなさい」
言われた通りに緑のものだけを、手伝ってもらいながら自分の中へと引っ張ってくる。
すると先程までの寒気もなくなり、まだ身体は重いが思うように動くようになった。
何だったのだろうと不思議に思い、そっと手を開いたシスティーアは、ぎょっとして手の中にあったそれ⋯⋯大きな赤い結晶を落とした。
大人の親指大くらいあるその結晶は澄んだ音を立てて、石畳の上に転がる。
「どうした?」
「え、ええと、その⋯⋯」
ライガーが馬から降りて、落ちた結晶を拾って差し出す。
それを黒いローブの少年が受け取って、もう一人の長身の男が差し出している皮袋の中に返すと、別の結晶をシスティーアに差し出した。
システィーアは拳を胸元で握ったまま、硬直する。
「ごめんなさい、その⋯⋯他人の結晶、苦手なんです⋯⋯」
少しの間を開けてから、少年が無理やりシスティーアの手の甲に結晶をくっつける。
「まだあと一枚壁を作ってもらわないといけない。今克服しなさい」
システィーアは涙目になりながら、頭を大きく横に振った。
「ここで食い止めておかないと、後始末も大変だが、この国も大変になる」
システィーアはピタリと動きを止めた。
この国⋯⋯ということはつまり、お父様が大変になるということだ。ここで漏らした魔物が我が領地に来ない保証はない。馬車で三日しか離れていないのだから。
そうっと自分の手の甲を見てから、ぎゅっと目を閉じて顔を背ける。それから結晶のことを考えないようにしながら、緑のモヤだけを引っ張り出した。
引き抜くのを手伝ってくれた少年が、ぽんとシスティーアの頭を軽く叩いた。
思わず少年の方を見ると、フードの中の口が笑みの形になっている。
少し嬉しくなってシスティーアも微笑んだ。
「次」
少年の声で一斉に馬達が駆け出した。
0
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢の慟哭
浜柔
ファンタジー
前世の記憶を取り戻した侯爵令嬢エカテリーナ・ハイデルフトは自分の住む世界が乙女ゲームそっくりの世界であり、自らはそのゲームで悪役の位置づけになっている事に気付くが、時既に遅く、死の運命には逆らえなかった。
だが、死して尚彷徨うエカテリーナの復讐はこれから始まる。
※ここまでのあらすじは序章の内容に当たります。
※乙女ゲームのバッドエンド後の話になりますので、ゲーム内容については殆ど作中に出てきません。
「悪役令嬢の追憶」及び「悪役令嬢の徘徊」を若干の手直しをして統合しています。
「追憶」「徘徊」「慟哭」はそれぞれ雰囲気が異なります。
【第一章】狂気の王と永遠の愛(接吻)を
逢生ありす
ファンタジー
女性向け異世界ファンタジー(逆ハーレム)です。ヤンデレ、ツンデレ、溺愛、嫉妬etc……。乙女ゲームのような恋物語をテーマに偉大な"五大国の王"や"人型聖獣"、"謎の美青年"たちと織り成す極甘長編ストーリー。ラストに待ち受ける物語の真実と彼女が選ぶ道は――?
――すべての女性に捧げる乙女ゲームのような恋物語――
『狂気の王と永遠の愛(接吻)を』
五大国から成る異世界の王と
たった一人の少女の織り成す恋愛ファンタジー
――この世界は強大な五大国と、各国に君臨する絶対的な『王』が存在している。彼らにはそれぞれを象徴する<力>と<神具>が授けられており、その生命も人間を遥かに凌駕するほど長いものだった。
この物語は悠久の王・キュリオの前に現れた幼い少女が主人公である。
――世界が"何か"を望んだ時、必ずその力を持った人物が生み出され……すべてが大きく変わるだろう。そして……
その"世界"自体が一個人の"誰か"かもしれない――
出会うはずのない者たちが出揃うとき……その先に待ち受けるものは?
最後に待つのは幸せか、残酷な運命か――
そして次第に明らかになる彼女の正体とは……?
ブラック・スワン ~『無能』な兄は、優美な黒鳥の皮を被る~
碧
ファンタジー
「詰んだ…」遠い眼をして呟いた4歳の夏、カイザーはここが乙女ゲーム『亡国のレガリアと王国の秘宝』の世界だと思い出す。ゲームの俺様攻略対象者と我儘悪役令嬢の兄として転生した『無能』なモブが、ブラコン&シスコンへと華麗なるジョブチェンジを遂げモブの壁を愛と努力でぶち破る!これは優雅な白鳥ならぬ黒鳥の皮を被った彼が、無自覚に周りを誑しこんだりしながら奮闘しつつ総愛され(慕われ)する物語。生まれ持った美貌と頭脳・身体能力に努力を重ね、財力・身分と全てを活かし悪役令嬢ルート阻止に励むカイザーだがある日謎の能力が覚醒して…?!更にはそのミステリアス超絶美形っぷりから隠しキャラ扱いされたり、様々な勘違いにも拍車がかかり…。鉄壁の微笑みの裏で心の中の独り言と突っ込みが炸裂する彼の日常。(一話は短め設定です)
無能妃候補は辞退したい
水綴(ミツヅリ)
ファンタジー
貴族の嗜み・教養がとにかく身に付かず、社交会にも出してもらえない無能侯爵令嬢メイヴィス・ラングラーは、死んだ姉の代わりに15歳で王太子妃候補として王宮へ迎え入れられる。
しかし王太子サイラスには周囲から正妃最有力候補と囁かれる公爵令嬢クリスタがおり、王太子妃候補とは名ばかりの茶番レース。
帰る場所のないメイヴィスは、サイラスとクリスタが正式に婚約を発表する3年後までひっそりと王宮で過ごすことに。
誰もが不出来な自分を見下す中、誰とも関わりたくないメイヴィスはサイラスとも他の王太子妃候補たちとも距離を取るが……。
果たしてメイヴィスは王宮を出られるのか?
誰にも愛されないひとりぼっちの無気力令嬢が愛を得るまでの話。
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」にも掲載しています。
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
イジメられっ子は悪役令嬢( ; ; )イジメっ子はヒロイン∑(゚Д゚)じゃあ仕方がないっ!性格が悪くても(⌒▽⌒)
音無砂月
ファンタジー
公爵令嬢として生まれたレイラ・カーティスには前世の記憶がある。
それは自分がとある人物を中心にイジメられていた暗黒時代。
加えて生まれ変わった世界は従妹が好きだった乙女ゲームと同じ世界。
しかも自分は悪役令嬢で前世で私をイジメていた女はヒロインとして生まれ変わっていた。
そりゃないよ、神様。・°°・(>_<)・°°・。
*内容の中に顔文字や絵文字が入っているので苦手な方はご遠慮ください。
尚、その件に関する苦情は一切受け付けませんので予めご了承ください。
村娘になった悪役令嬢
枝豆@敦騎
恋愛
父が連れてきた妹を名乗る少女に出会った時、公爵令嬢スザンナは自分の前世と妹がヒロインの乙女ゲームの存在を思い出す。
ゲームの知識を得たスザンナは自分が将来妹の殺害を企てる事や自分が父の実子でない事を知り、身分を捨て母の故郷で平民として暮らすことにした。
村娘になった少女が行き倒れを拾ったり、ヒロインに連れ戻されそうになったり、悪役として利用されそうになったりしながら最後には幸せになるお話です。
※他サイトにも掲載しています。(他サイトに投稿したものと異なっている部分があります)
アルファポリスのみ後日談投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる