22 / 57
西の転生者
22.災害と浄化
しおりを挟む
魔物を包囲するため、最後の地点にぐるりと向かう途中で、一行は足を止めた。
「これは⋯⋯」
高台になっている道へ登ると海の方が見えた。水のないひび割れた大地の向こうから川のような澱みが出来ており、それが桟橋付近一体に広がっていた。
遠目から一見すると黒い水に見えないこともないそれは、魔物を吐き出しては拡大し、時計台の方へと移動しているように見える。
「あそこへ行くと、下手すると挟まれますね」
長身の片方が大きく息を吐く。
「ここまで酷いとはな⋯⋯」
ライガーも同じように溜息を吐いた。
「優先順位の変更要請を伝達」
少年がそう言うと、返事をしたライガーが馬に乗ったまま、懐から大きなルビー色の宝石を取り出す。先程の結晶と同じようなサイズのその宝石は、綺麗な正方形をしていた。
ライガーが掌に乗せて腕を前に突き出すと、その宝石はいきなり発火した。
驚いたシスティーアを落ち着かせるように、少年の腕がきゅっと締まる。
「はい、こちらは中央情報管理室です」
火の中から低い男の人の声がして、システィーアはぎょっとした。
「こちらは闇の管理者です。クラングラン王国の港街フリューシェルの浄化ですが、最優先の順位に変更をお願いします」
「了解です」
ライガーが話終わると、何事もなかったように火はすぐに消え、宝石は彼の懐へと戻った。
「少し休憩ですね」
「すぐに来てくださるといいが」
長身の人達が会話を始めたのを見て、システィーアは後ろを振り向いた。
「あの、私はもう板を作らなくても良くなった感じですか?」
「今のところは」
肩の荷が降りたように感じて、システィーアはホッと息を吐いた。
「さっき中央って聞こえたんですが、ここで何日も待つのですか?」
「そんな時間はない」
「え? でも、さっき⋯⋯」
システィーアが不思議に思って聞き返してすぐ、乗っていた馬が数歩前進した。後ろを振り向くと、少年はこちらではなく遠くを見ているようだ。
「イーギス、ライガー!」
しばらくして少年がただならぬ様子で声を上げた。
休憩していた長身の二人が同時に返事をする。
「あそこだ。援護を」
少年が指を差したのは、最後に板で塞ごうとしていた場所付近の道から一つ逸れた道の辺りで、そこを誰かが、人を乗せた馬の手綱を引いて走っていた。魔物とは大分距離が離れてはいるが、このままの速度だと不味いだろうことがシスティーアでも見て取れる。
「護衛がいなくなりますよ?」
イーギスと呼ばれた長身の男に少年は、構わないと返した。
「ディゼアが来るまで、どうせ動けない。いざとなればこの子がいる」
軽く頭を振って頷いたイーギスとライガーは、馬を走らせた。風を切って、勢いよく駆けていく。
「何故、私を当てにされるのですか? 私、ご存知の通り、魔法はついさっき使うことができるようになったばかりですよ?」
振り向いて問うと、フードから覗く少年の口がへの字になった。
「各魔法の種類や特性すら教わってないのか」
「⋯⋯すみません」
「君が悪いわけではない。闇の魔法は人を戒め、闇へと還す魔法。魔物は濁った闇から生まれた心を持たないものだから、闇へ還したところで濁りは⋯⋯あの水溜りみたいなものはなくならない。つまり、闇の魔法は魔物には効果がない」
「それでたまたまあの場にいた私が同行することになったのですね」
「この街はそれなりに大きいから、被害も大きくなりそうだし、助かった」
そう言われると、悪い気はしない。訳もわからず連れて来られて、怖い思いをしたけれど、報われた気がしてくる。
要救助者達がいる方を見ると、丁度イーギスとライガーが到着したところだった。馬には小さな子供も乗っていたらしく、それぞれバラバラに相乗りをしてもらっているのが見える。
「軍が来たな」
違う方向を見ていた少年の視線の先を辿り、システィーアは口元を綻ばせた。街の端の方、建物と建物の隙間にちらっとだが国旗が見えたからだ。
もしかしたら父が居るかもしれない。
数日会えなかっただけだというのに、会いたくて仕方がない。顔見知りの居ない旅行は、システィーアには思っていたより負担が大きかったようだ。
そちらをじっと見ていると、不意にコポリと音がした。
何の音だろうかと辺りを見回すと、少し離れた地面に水溜りを見つけた。海すら干上がっているのに水溜り⋯⋯先程まではなかった筈だ。それがまるで溢れ出すみたいに、ゴポリゴポリと音を立てながら大きくなっていく。
システィーアが不安になって少年を見上げると、彼は集中と言って手を取った。すると黒いモヤが手から侵入してくる。
ぞわりとした感じを慌てて押し戻しながら、視界に入った水溜りにシスティーアは目を瞬かせた。
水が薄ら青く光って円柱状に膨れ上がると、それを覆うように複雑に絡まった蔓が伸びていく。そして大人の身丈ほどに高くなると、一斉に音を立てて地面に流れ落ちた。
「何ヵ所だ?」
中には、疲れた声と共に長身で目の下にクマがある細身の男が立っていた。細く切長で薄青の瞳、それに似た色の長めの前髪を片側だけ後ろに流している。黒いロングコートの下には白い襟付きのシャツと黒のトラウザーズ。腰には青い紐が幾重にも緩めに巻かれていて、そこから幾つもの宝石が吊り下げられている。
その男を覆うように青い蔓状のモヤが絡みつき、同色の青い花を咲き誇らせていた。
「最低二カ所。一つは時計塔周辺、あの壁で囲いかけのとこ。もう一つは、海の向こうから来ているあれ」
少年はそちらを指差すと、馬から降りた。その方向を見た男が馬の隣までやってくる。
「随分な数の壁だな」
「魔法を使うのは初めてらしい」
「有望だな。海の方は⋯⋯面倒だな。護衛は?」
「救助活動中」
システィーアが少年に馬から降ろされると、かわりに男が馬に跨がった。
「二人は一緒にいろ」
男は返事を待たずに馬を走らせると、あっという間に行ってしまった。
成り行きを静かに見ていたシスティーアは、低くなった視界の中で座れるところはないかと、辺りを見回した。流石に、この重い身体で立ちっぱなしは辛い。
先程まで馬で下を覗き見ていた道の片側は、落下防止の柵があるだけだ。反対側には小さめの石造りの民家が並んでいるが、前庭に腰をかけれそうな場所はない。
システィーアは仕方なく、その場にしゃがみ込んだ。マリアナが見ていたらきっと、頭に角を生やしていただろう。そんな事を考えていたら、頭上から声がかかった。
「具合でも悪いのか?」
「体が重いのです。立っているのが辛くて」
すると少年がシスティーアの脇の下に手を入れて、ひょいと持ち上げた。
驚いたが、抵抗する体力もない。システィーアは有り難く受け入れることにした。
左右を長身の人達に囲まれていたので気づかなかったが、少年の背は思いの外、高かった。
「あまり辛いようなら少し寝てもいい。でも、後学のために見ておく方がいいと思う」
抱き上げてくれた彼の視線の先を見ると、下の方の道を走っていく馬の上の辺りに、青い蔓を絡ませた巨大な丸い球が浮いていた。
「あれは?」
「水の魔法。彼は水の管理者」
「水の管理者⋯⋯」
システィーアは青い蔓のようなモヤを操る男を目で追った。
男は馬上であげた片腕の上に、丸く巨大な水の玉を浮かせた状態で、そこから小さく小分けにした水玉を魔物へ飛ばしていく。水が当たった魔物はまるで溶けるように地面へ崩れ落ちる。
「あれが管理者の浄化。本来は水の神官が浄化しきれなかった場合のみ、彼に頼る。でも今は水不足のせいで浄化が間に合っていない。ここと同じような惨状が世界各地で度々起こる」
世界のあちこちでこんなのが起きるなら、対処するには何人も必要だろう。でも、システィーアが知っている管理者の数は六人だ。
「管理者は六人しかいないと教わったのですけど⋯⋯」
「六人それぞれ、管理するものが違う。水の管理者は一人だけだ」
男の頭上の水の玉が遠目から見てかなり小さくなった頃、システィーアが作った板の中へ残りの水玉をまとめて放つ。水は生き物のように板をぐるりと螺旋状に駆け上ると、一斉に飛び散り雨のように降り注ぐ。その水粒が大きな虹を作った。
あまりの美しさに歓喜の声をあげようとしたシスティーアは、男が乗る馬を見つけて、思わず息を止めた。
立ち止まった馬上で、縮こまるように上半身を丸めたまま、彼は動かない。
「どうしたのかしら?」
落馬するのではないかと心配になったが、彼は少しすると姿勢を正してまた馬を操り出した。
「魔力切れだ。よくある」
「魔力、切れ⋯⋯?」
「君もさっき魔力切れを起こしていた。結晶から魔力を回復しただろう?」
システィーアは息を呑んで、ゆっくりと少年を見た。
魔法には血を使うとアービス先生に教わった。もし魔力が血なら、それは貧血ということになるのではないのだろうか。
「あの、もしかして、魔力って使いすぎると⋯⋯」
少年はこくりと頷いた。
「死ぬ」
「これは⋯⋯」
高台になっている道へ登ると海の方が見えた。水のないひび割れた大地の向こうから川のような澱みが出来ており、それが桟橋付近一体に広がっていた。
遠目から一見すると黒い水に見えないこともないそれは、魔物を吐き出しては拡大し、時計台の方へと移動しているように見える。
「あそこへ行くと、下手すると挟まれますね」
長身の片方が大きく息を吐く。
「ここまで酷いとはな⋯⋯」
ライガーも同じように溜息を吐いた。
「優先順位の変更要請を伝達」
少年がそう言うと、返事をしたライガーが馬に乗ったまま、懐から大きなルビー色の宝石を取り出す。先程の結晶と同じようなサイズのその宝石は、綺麗な正方形をしていた。
ライガーが掌に乗せて腕を前に突き出すと、その宝石はいきなり発火した。
驚いたシスティーアを落ち着かせるように、少年の腕がきゅっと締まる。
「はい、こちらは中央情報管理室です」
火の中から低い男の人の声がして、システィーアはぎょっとした。
「こちらは闇の管理者です。クラングラン王国の港街フリューシェルの浄化ですが、最優先の順位に変更をお願いします」
「了解です」
ライガーが話終わると、何事もなかったように火はすぐに消え、宝石は彼の懐へと戻った。
「少し休憩ですね」
「すぐに来てくださるといいが」
長身の人達が会話を始めたのを見て、システィーアは後ろを振り向いた。
「あの、私はもう板を作らなくても良くなった感じですか?」
「今のところは」
肩の荷が降りたように感じて、システィーアはホッと息を吐いた。
「さっき中央って聞こえたんですが、ここで何日も待つのですか?」
「そんな時間はない」
「え? でも、さっき⋯⋯」
システィーアが不思議に思って聞き返してすぐ、乗っていた馬が数歩前進した。後ろを振り向くと、少年はこちらではなく遠くを見ているようだ。
「イーギス、ライガー!」
しばらくして少年がただならぬ様子で声を上げた。
休憩していた長身の二人が同時に返事をする。
「あそこだ。援護を」
少年が指を差したのは、最後に板で塞ごうとしていた場所付近の道から一つ逸れた道の辺りで、そこを誰かが、人を乗せた馬の手綱を引いて走っていた。魔物とは大分距離が離れてはいるが、このままの速度だと不味いだろうことがシスティーアでも見て取れる。
「護衛がいなくなりますよ?」
イーギスと呼ばれた長身の男に少年は、構わないと返した。
「ディゼアが来るまで、どうせ動けない。いざとなればこの子がいる」
軽く頭を振って頷いたイーギスとライガーは、馬を走らせた。風を切って、勢いよく駆けていく。
「何故、私を当てにされるのですか? 私、ご存知の通り、魔法はついさっき使うことができるようになったばかりですよ?」
振り向いて問うと、フードから覗く少年の口がへの字になった。
「各魔法の種類や特性すら教わってないのか」
「⋯⋯すみません」
「君が悪いわけではない。闇の魔法は人を戒め、闇へと還す魔法。魔物は濁った闇から生まれた心を持たないものだから、闇へ還したところで濁りは⋯⋯あの水溜りみたいなものはなくならない。つまり、闇の魔法は魔物には効果がない」
「それでたまたまあの場にいた私が同行することになったのですね」
「この街はそれなりに大きいから、被害も大きくなりそうだし、助かった」
そう言われると、悪い気はしない。訳もわからず連れて来られて、怖い思いをしたけれど、報われた気がしてくる。
要救助者達がいる方を見ると、丁度イーギスとライガーが到着したところだった。馬には小さな子供も乗っていたらしく、それぞれバラバラに相乗りをしてもらっているのが見える。
「軍が来たな」
違う方向を見ていた少年の視線の先を辿り、システィーアは口元を綻ばせた。街の端の方、建物と建物の隙間にちらっとだが国旗が見えたからだ。
もしかしたら父が居るかもしれない。
数日会えなかっただけだというのに、会いたくて仕方がない。顔見知りの居ない旅行は、システィーアには思っていたより負担が大きかったようだ。
そちらをじっと見ていると、不意にコポリと音がした。
何の音だろうかと辺りを見回すと、少し離れた地面に水溜りを見つけた。海すら干上がっているのに水溜り⋯⋯先程まではなかった筈だ。それがまるで溢れ出すみたいに、ゴポリゴポリと音を立てながら大きくなっていく。
システィーアが不安になって少年を見上げると、彼は集中と言って手を取った。すると黒いモヤが手から侵入してくる。
ぞわりとした感じを慌てて押し戻しながら、視界に入った水溜りにシスティーアは目を瞬かせた。
水が薄ら青く光って円柱状に膨れ上がると、それを覆うように複雑に絡まった蔓が伸びていく。そして大人の身丈ほどに高くなると、一斉に音を立てて地面に流れ落ちた。
「何ヵ所だ?」
中には、疲れた声と共に長身で目の下にクマがある細身の男が立っていた。細く切長で薄青の瞳、それに似た色の長めの前髪を片側だけ後ろに流している。黒いロングコートの下には白い襟付きのシャツと黒のトラウザーズ。腰には青い紐が幾重にも緩めに巻かれていて、そこから幾つもの宝石が吊り下げられている。
その男を覆うように青い蔓状のモヤが絡みつき、同色の青い花を咲き誇らせていた。
「最低二カ所。一つは時計塔周辺、あの壁で囲いかけのとこ。もう一つは、海の向こうから来ているあれ」
少年はそちらを指差すと、馬から降りた。その方向を見た男が馬の隣までやってくる。
「随分な数の壁だな」
「魔法を使うのは初めてらしい」
「有望だな。海の方は⋯⋯面倒だな。護衛は?」
「救助活動中」
システィーアが少年に馬から降ろされると、かわりに男が馬に跨がった。
「二人は一緒にいろ」
男は返事を待たずに馬を走らせると、あっという間に行ってしまった。
成り行きを静かに見ていたシスティーアは、低くなった視界の中で座れるところはないかと、辺りを見回した。流石に、この重い身体で立ちっぱなしは辛い。
先程まで馬で下を覗き見ていた道の片側は、落下防止の柵があるだけだ。反対側には小さめの石造りの民家が並んでいるが、前庭に腰をかけれそうな場所はない。
システィーアは仕方なく、その場にしゃがみ込んだ。マリアナが見ていたらきっと、頭に角を生やしていただろう。そんな事を考えていたら、頭上から声がかかった。
「具合でも悪いのか?」
「体が重いのです。立っているのが辛くて」
すると少年がシスティーアの脇の下に手を入れて、ひょいと持ち上げた。
驚いたが、抵抗する体力もない。システィーアは有り難く受け入れることにした。
左右を長身の人達に囲まれていたので気づかなかったが、少年の背は思いの外、高かった。
「あまり辛いようなら少し寝てもいい。でも、後学のために見ておく方がいいと思う」
抱き上げてくれた彼の視線の先を見ると、下の方の道を走っていく馬の上の辺りに、青い蔓を絡ませた巨大な丸い球が浮いていた。
「あれは?」
「水の魔法。彼は水の管理者」
「水の管理者⋯⋯」
システィーアは青い蔓のようなモヤを操る男を目で追った。
男は馬上であげた片腕の上に、丸く巨大な水の玉を浮かせた状態で、そこから小さく小分けにした水玉を魔物へ飛ばしていく。水が当たった魔物はまるで溶けるように地面へ崩れ落ちる。
「あれが管理者の浄化。本来は水の神官が浄化しきれなかった場合のみ、彼に頼る。でも今は水不足のせいで浄化が間に合っていない。ここと同じような惨状が世界各地で度々起こる」
世界のあちこちでこんなのが起きるなら、対処するには何人も必要だろう。でも、システィーアが知っている管理者の数は六人だ。
「管理者は六人しかいないと教わったのですけど⋯⋯」
「六人それぞれ、管理するものが違う。水の管理者は一人だけだ」
男の頭上の水の玉が遠目から見てかなり小さくなった頃、システィーアが作った板の中へ残りの水玉をまとめて放つ。水は生き物のように板をぐるりと螺旋状に駆け上ると、一斉に飛び散り雨のように降り注ぐ。その水粒が大きな虹を作った。
あまりの美しさに歓喜の声をあげようとしたシスティーアは、男が乗る馬を見つけて、思わず息を止めた。
立ち止まった馬上で、縮こまるように上半身を丸めたまま、彼は動かない。
「どうしたのかしら?」
落馬するのではないかと心配になったが、彼は少しすると姿勢を正してまた馬を操り出した。
「魔力切れだ。よくある」
「魔力、切れ⋯⋯?」
「君もさっき魔力切れを起こしていた。結晶から魔力を回復しただろう?」
システィーアは息を呑んで、ゆっくりと少年を見た。
魔法には血を使うとアービス先生に教わった。もし魔力が血なら、それは貧血ということになるのではないのだろうか。
「あの、もしかして、魔力って使いすぎると⋯⋯」
少年はこくりと頷いた。
「死ぬ」
0
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢の慟哭
浜柔
ファンタジー
前世の記憶を取り戻した侯爵令嬢エカテリーナ・ハイデルフトは自分の住む世界が乙女ゲームそっくりの世界であり、自らはそのゲームで悪役の位置づけになっている事に気付くが、時既に遅く、死の運命には逆らえなかった。
だが、死して尚彷徨うエカテリーナの復讐はこれから始まる。
※ここまでのあらすじは序章の内容に当たります。
※乙女ゲームのバッドエンド後の話になりますので、ゲーム内容については殆ど作中に出てきません。
「悪役令嬢の追憶」及び「悪役令嬢の徘徊」を若干の手直しをして統合しています。
「追憶」「徘徊」「慟哭」はそれぞれ雰囲気が異なります。
【第一章】狂気の王と永遠の愛(接吻)を
逢生ありす
ファンタジー
女性向け異世界ファンタジー(逆ハーレム)です。ヤンデレ、ツンデレ、溺愛、嫉妬etc……。乙女ゲームのような恋物語をテーマに偉大な"五大国の王"や"人型聖獣"、"謎の美青年"たちと織り成す極甘長編ストーリー。ラストに待ち受ける物語の真実と彼女が選ぶ道は――?
――すべての女性に捧げる乙女ゲームのような恋物語――
『狂気の王と永遠の愛(接吻)を』
五大国から成る異世界の王と
たった一人の少女の織り成す恋愛ファンタジー
――この世界は強大な五大国と、各国に君臨する絶対的な『王』が存在している。彼らにはそれぞれを象徴する<力>と<神具>が授けられており、その生命も人間を遥かに凌駕するほど長いものだった。
この物語は悠久の王・キュリオの前に現れた幼い少女が主人公である。
――世界が"何か"を望んだ時、必ずその力を持った人物が生み出され……すべてが大きく変わるだろう。そして……
その"世界"自体が一個人の"誰か"かもしれない――
出会うはずのない者たちが出揃うとき……その先に待ち受けるものは?
最後に待つのは幸せか、残酷な運命か――
そして次第に明らかになる彼女の正体とは……?
ブラック・スワン ~『無能』な兄は、優美な黒鳥の皮を被る~
碧
ファンタジー
「詰んだ…」遠い眼をして呟いた4歳の夏、カイザーはここが乙女ゲーム『亡国のレガリアと王国の秘宝』の世界だと思い出す。ゲームの俺様攻略対象者と我儘悪役令嬢の兄として転生した『無能』なモブが、ブラコン&シスコンへと華麗なるジョブチェンジを遂げモブの壁を愛と努力でぶち破る!これは優雅な白鳥ならぬ黒鳥の皮を被った彼が、無自覚に周りを誑しこんだりしながら奮闘しつつ総愛され(慕われ)する物語。生まれ持った美貌と頭脳・身体能力に努力を重ね、財力・身分と全てを活かし悪役令嬢ルート阻止に励むカイザーだがある日謎の能力が覚醒して…?!更にはそのミステリアス超絶美形っぷりから隠しキャラ扱いされたり、様々な勘違いにも拍車がかかり…。鉄壁の微笑みの裏で心の中の独り言と突っ込みが炸裂する彼の日常。(一話は短め設定です)
無能妃候補は辞退したい
水綴(ミツヅリ)
ファンタジー
貴族の嗜み・教養がとにかく身に付かず、社交会にも出してもらえない無能侯爵令嬢メイヴィス・ラングラーは、死んだ姉の代わりに15歳で王太子妃候補として王宮へ迎え入れられる。
しかし王太子サイラスには周囲から正妃最有力候補と囁かれる公爵令嬢クリスタがおり、王太子妃候補とは名ばかりの茶番レース。
帰る場所のないメイヴィスは、サイラスとクリスタが正式に婚約を発表する3年後までひっそりと王宮で過ごすことに。
誰もが不出来な自分を見下す中、誰とも関わりたくないメイヴィスはサイラスとも他の王太子妃候補たちとも距離を取るが……。
果たしてメイヴィスは王宮を出られるのか?
誰にも愛されないひとりぼっちの無気力令嬢が愛を得るまでの話。
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」にも掲載しています。
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
イジメられっ子は悪役令嬢( ; ; )イジメっ子はヒロイン∑(゚Д゚)じゃあ仕方がないっ!性格が悪くても(⌒▽⌒)
音無砂月
ファンタジー
公爵令嬢として生まれたレイラ・カーティスには前世の記憶がある。
それは自分がとある人物を中心にイジメられていた暗黒時代。
加えて生まれ変わった世界は従妹が好きだった乙女ゲームと同じ世界。
しかも自分は悪役令嬢で前世で私をイジメていた女はヒロインとして生まれ変わっていた。
そりゃないよ、神様。・°°・(>_<)・°°・。
*内容の中に顔文字や絵文字が入っているので苦手な方はご遠慮ください。
尚、その件に関する苦情は一切受け付けませんので予めご了承ください。
村娘になった悪役令嬢
枝豆@敦騎
恋愛
父が連れてきた妹を名乗る少女に出会った時、公爵令嬢スザンナは自分の前世と妹がヒロインの乙女ゲームの存在を思い出す。
ゲームの知識を得たスザンナは自分が将来妹の殺害を企てる事や自分が父の実子でない事を知り、身分を捨て母の故郷で平民として暮らすことにした。
村娘になった少女が行き倒れを拾ったり、ヒロインに連れ戻されそうになったり、悪役として利用されそうになったりしながら最後には幸せになるお話です。
※他サイトにも掲載しています。(他サイトに投稿したものと異なっている部分があります)
アルファポリスのみ後日談投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる