あなたを好きになる

福猫

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第1話

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男子高校の門の前で美人教師、渡辺民生(わたなべたみお)は他の先生達と一緒に登校してくる生徒達に挨拶をした。

「おはよう」

「おはようございます」

民生の顔を見ながら登校してくる生徒達の姿を見て他の先生が民生に近づき声をかけた。

「渡辺先生、生徒達に人気ですね」

「人気?俺が?」

「生徒達を見てればわかります」

「俺が生徒達に人気なんて信じられないです」

「渡辺先生は気づいてないかもしれませんが先生方にも人気があるんですよ」

そう言って先生が民生の身体に触れたその時、最後の生徒が近づき口を開いた。

「ナンパは生徒がいないときにしてくれませんか」

「もうすぐ授業が始まるぞ」

生徒に邪魔され先生は怒った口調で口にし先生は民生から離れ学校の中に入っていった。

「ありがとう」

優しい顔で民生がお礼を言うと生徒が口を開いた。

「渡辺先生、その顔、勘違いされるよ」

「……」

校門の前で民生は生徒の行動に驚き民生の唇と生徒の唇が重なった。

その後、生徒は唇を離し口を開いた。

「渡辺先生、俺の名前わかる?」

「……」

「内田阿須加(うちだあすか)です」

そう言って阿須加は学校の中に入り教室に向かった。

1人になった民生は校門の前で立ち尽くした。

「……」

チャイムが鳴り民生は急いで職員室に向かった。

ー職員室ー

ドアを開こうとしたその時、ドアが開き女性の先生に出くわした。

「工藤先生!」

「渡辺先生、モテますね」

そう言って理加(りか)が少し怒った顔で職員室を離れると民生は職員室の中に入り席に近づき椅子に座った。

そこへ2人の生徒が職員室に現れた。

「すみません」

「どうした」

椅子から立ち上がり2人の生徒に近づいた民生はこの後、襲われるとは思ってもいなかった。

「生徒同士で喧嘩してます」

「先生はいないのか?」

「先生は殴られて保健室に行ってます」

「わかった、行こうか」

そう言って民生は2人の生徒と一緒に音楽室に向かった。

そして中に入った民生は保健室に行ってるはずの先生と喧嘩をしているはずの生徒達が立って見つめていることに驚いた。

「殴られて保健室に行ってるって、それに喧嘩は」

「渡辺先生を呼び出すための嘘です」

「嘘?」

「女子生徒が来ないように鍵をかけなさい」

「はい」

ドアが開かないように鍵をかけると2人の生徒は鍵を持ったまま先生に近づき鍵を渡した。

鍵を受け取った先生はその鍵を内田阿須加に渡した。

「小峠先生、何で別の生徒がいるんですか?」

「内田阿須加君は内田校長の孫なんですよ、ここにいるのは当然でしょ」

「校長は知ってるんですか?」

「校長が知ってるか知らないかどうでも良いです」

そう言って小峠先生が民生に近づき抱き寄せた。

「渡辺先生」

「……」

「あなたは男子生徒達と男性の先生達のマドンナ」

「小峠先生、離してください」

離れようと民生がもがくと小峠先生は民生を抱き寄せながらポケットから小さな薬を取り出し口に含むとそのまま民生の唇に唇を重ね薬を飲ませた。

その後、小峠先生が離れると民生が口を開いた。

「何を飲ませたんですか」

「30秒後にわかりますよ」

「……」

30秒後、民生の身体に異変が起きた。

「はぁはぁ…身体が熱い…」

そう言って民生が私服を全て脱ぎ全裸になるとその姿に生徒達は興奮し襲い始めた。

「俺も興奮してきたな」

そう言って小峠先生も民生に襲いかかると阿須加はスマホで動画を撮り始めた。

それから暫くしてチャイムが鳴ると満足げな顔で生徒達と小峠先生は気を失っている民生から離れ身なりを整えた。

その後、阿須加から鍵を受け取ると生徒達と小峠先生は音楽室から出ていった。

2人きりになった阿須加はドアに近づき鍵がなくてもドアに鍵をかけその後、ピアノに近づき椅子に座り民生の目覚めを見守った。

それから暫くして民生が目を覚まし身体を起こすと阿須加が声をかけた。

「薬の効き目が切れたようですね」

「小峠先生と生徒達は?」

「あなたと交わって満足げな顔で出ていきましたよ」

「交わってって…」

そう言って民生は自分の全裸姿に驚き服で身体を隠した。

阿須加は椅子から立ち上がり民生に近づきスマホで撮った動画を見せると口を開いた。

「この動画を工藤理加先生に見られたくなかったら俺と付き合って」

「嫌だと言ったら?」

「この動画を工藤理加先生に見せるだけです」

「工藤先生に見せるなら見せれば良い、その時、俺は教師を辞める」

服で身体を隠しながら民生が口にすると阿須加は民生から服を奪い取りその服を捨て身体を倒すと覆い被さった。

「……」

驚いた顔で民生が見つめると阿須加が口を開いた。

「1年生の頃からあなたのことが好きです」

「……」

「先生、俺のものになって」

そう言って阿須加は民生の唇を奪い身体も奪った。

こうして民生と阿須加の恋が始まった。
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