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第3話
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紫琉は唇を離し苺を見つめるとキスをしたことにハッとし苺から離れ背を向け口を開いた。
「バナナチョコレートパフェ、美味しかった」
「……」
「また食べたい」
「食べたいと言われても…」
「お前が出現させたんじゃないのか」
「俺は何も…バナナチョコレートパフェが食べたいと口にしたらバナナチョコレートパフェが出現したんです」
「……」
紫琉は苺に目線を向け近づき口を開いた。
「お前といろんなパフェを食べてみたい」
「あんた良い人だね」
「紫琉だ」
「いろんなパフェを食べたいなら俺が住んでる街にありますよ」
「話は終わりだ、ゆっくり眠っていろ」
指を鳴らすと苺はうつ伏せで倒れ眠りについた。
「……」
紫琉は無言で部屋を出ていきそのまま城を出た。
そのまま歩き戦っている白鳥と紫菜の元に向かった。
そして紫琉は魔法で白鳥と紫菜の戦いを止めた。
「紫琉様!」
「……」
同時に紫菜と白鳥が見つめると紫琉が白鳥に向かって口を開いた。
「白琉に伝えろ俺を裏切ったことは許してやると」
「白琉様は裏切っていない、裏切ったのはお前だろ」
「……」
紫琉に近づこうとする白鳥に紫菜が剣を突きつけると紫琉が口を開いた。
「紫菜、行くぞ」
「はい」
「待て」
白鳥が手首を掴もうとしたその時、紫琉は振り返り手の魔法で白鳥の身体を傷つけ倒れさせた。
その後、紫琉は紫菜を連れて城に戻った。
紫琉に傷つけられた白鳥は仰向けで倒れたまま気を失った。
ー地下の部屋ー
「うう…」
目を覚ました苺は立ち上がりドアに近づいた。
「開かないよな」
ドアを引いたその時、ドアが開き苺は驚いた。
「開いた!」
苺は部屋を出て地下の部屋を離れると紫琉に築かれないように城から出た。
そして苺は城から離れるため歩いた。
「……」
それから暫くして苺は仰向けで倒れている白鳥を見つけ近づいた。
「大丈夫ですか?」
「……」
「どうしょう返事をしない」
「…うう…」
「生きてる…大丈夫ですか?」
「……」
目を開き身体をゆっくり起こすと白鳥は苺に目線を向けた。
「お前は紫菜に連れ去られた人間」
「俺の名前は苺です、人間なんて呼ばないでください」
立ち上がる白鳥に苺がそう答えると白鳥は城ではない方に歩き出した。
「どこに行くんですか?」
苺は白鳥に近づき並んで歩いた。
「白琉様の元に帰るんだ」
「……」
「ついてくるな」
「おい」
少し怒った口調で声をかけ苺が立ち止まると白鳥も立ち止まり振り向かず口を開いた。
「何だ」
「あんたらが俺が暮らしている街で戦うから俺は連れ去られたんだ、俺を家に戻してくれ」
「……」
無言で白鳥は振り返り苺に向かって手を差し出した。
「……」
何?という顔で苺が見つめると白鳥が口を開いた。
「白琉様に相談してみよう…俺の手を握れ」
白鳥の背中に白い羽が出現すると苺が口を開いた。
「空を飛ぶのか?」
「何かあるのか?」
「俺、高いところが怖いんだ」
「仕方ないな」
白鳥は苺に近づきお姫様抱っこした。
驚いた顔で苺が見つめると白鳥が口を開いた。
「俺が良いと言うまで目を閉じてろ」
「……」
言われた通り苺が目を閉じると白鳥は空を飛び白琉の元に向かった。
ー地下の部屋ー
「逃げたか」
紫琉が立ち尽くすと紫菜が口を開いた。
「俺が連れてきます、待っててください」
「紫菜、俺が行く」
「紫琉様、俺が」
「お前は人間がいる街に向かいパフェという食べ物を奪って来い」
「わかりました」
お辞儀をし紫菜が姿を消すと紫琉も姿を消し白琉の元に向かった。
「バナナチョコレートパフェ、美味しかった」
「……」
「また食べたい」
「食べたいと言われても…」
「お前が出現させたんじゃないのか」
「俺は何も…バナナチョコレートパフェが食べたいと口にしたらバナナチョコレートパフェが出現したんです」
「……」
紫琉は苺に目線を向け近づき口を開いた。
「お前といろんなパフェを食べてみたい」
「あんた良い人だね」
「紫琉だ」
「いろんなパフェを食べたいなら俺が住んでる街にありますよ」
「話は終わりだ、ゆっくり眠っていろ」
指を鳴らすと苺はうつ伏せで倒れ眠りについた。
「……」
紫琉は無言で部屋を出ていきそのまま城を出た。
そのまま歩き戦っている白鳥と紫菜の元に向かった。
そして紫琉は魔法で白鳥と紫菜の戦いを止めた。
「紫琉様!」
「……」
同時に紫菜と白鳥が見つめると紫琉が白鳥に向かって口を開いた。
「白琉に伝えろ俺を裏切ったことは許してやると」
「白琉様は裏切っていない、裏切ったのはお前だろ」
「……」
紫琉に近づこうとする白鳥に紫菜が剣を突きつけると紫琉が口を開いた。
「紫菜、行くぞ」
「はい」
「待て」
白鳥が手首を掴もうとしたその時、紫琉は振り返り手の魔法で白鳥の身体を傷つけ倒れさせた。
その後、紫琉は紫菜を連れて城に戻った。
紫琉に傷つけられた白鳥は仰向けで倒れたまま気を失った。
ー地下の部屋ー
「うう…」
目を覚ました苺は立ち上がりドアに近づいた。
「開かないよな」
ドアを引いたその時、ドアが開き苺は驚いた。
「開いた!」
苺は部屋を出て地下の部屋を離れると紫琉に築かれないように城から出た。
そして苺は城から離れるため歩いた。
「……」
それから暫くして苺は仰向けで倒れている白鳥を見つけ近づいた。
「大丈夫ですか?」
「……」
「どうしょう返事をしない」
「…うう…」
「生きてる…大丈夫ですか?」
「……」
目を開き身体をゆっくり起こすと白鳥は苺に目線を向けた。
「お前は紫菜に連れ去られた人間」
「俺の名前は苺です、人間なんて呼ばないでください」
立ち上がる白鳥に苺がそう答えると白鳥は城ではない方に歩き出した。
「どこに行くんですか?」
苺は白鳥に近づき並んで歩いた。
「白琉様の元に帰るんだ」
「……」
「ついてくるな」
「おい」
少し怒った口調で声をかけ苺が立ち止まると白鳥も立ち止まり振り向かず口を開いた。
「何だ」
「あんたらが俺が暮らしている街で戦うから俺は連れ去られたんだ、俺を家に戻してくれ」
「……」
無言で白鳥は振り返り苺に向かって手を差し出した。
「……」
何?という顔で苺が見つめると白鳥が口を開いた。
「白琉様に相談してみよう…俺の手を握れ」
白鳥の背中に白い羽が出現すると苺が口を開いた。
「空を飛ぶのか?」
「何かあるのか?」
「俺、高いところが怖いんだ」
「仕方ないな」
白鳥は苺に近づきお姫様抱っこした。
驚いた顔で苺が見つめると白鳥が口を開いた。
「俺が良いと言うまで目を閉じてろ」
「……」
言われた通り苺が目を閉じると白鳥は空を飛び白琉の元に向かった。
ー地下の部屋ー
「逃げたか」
紫琉が立ち尽くすと紫菜が口を開いた。
「俺が連れてきます、待っててください」
「紫菜、俺が行く」
「紫琉様、俺が」
「お前は人間がいる街に向かいパフェという食べ物を奪って来い」
「わかりました」
お辞儀をし紫菜が姿を消すと紫琉も姿を消し白琉の元に向かった。
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