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最終話
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「……」
祐也が目を覚ますと千春は椅子から立ち上がり声をかけた。
「助かって良かった」
千春が嬉し涙を流すと祐也が口を開いた。
「あんたの心と身体を傷つけた俺のために泣くなんて」
「あなたは俺を助けてくれた、あなたが守ってくれなかったら俺は…」
祐也は身体を起こし手で千春の涙を拭った。
「……」
「……」
祐也と千春は見つめ合った。
「1週間後には退院できるそうです…電話かけてきますね」
「……」
千春が背を向け離れようとしたその時、祐也は寝たまま千春の手首を掴んだ。
「傷が痛むんですか?」
「眠るまで側にいてくれないか」
「わかりました」
椅子に座り千春は祐也の手を握った。
「……」
安心した顔で祐也は眠りについた。
千春はゆっくり祐也の手から手を離し椅子に座ったままスマホで悠聖にメールを送った。
その後、千春はスマホをポケットの中に入れ椅子に座った。
それから暫くして祐也が目を覚ますと千春が声をかけた。
「どうしましたか?」
「眠れなくて」
「痛くて?」
「……」
「痛み止め貰ってきましょうか?」
「……」
ゆっくり祐也が身体を起こそうとすると千春は椅子から立ち上がり支えた。
「大丈夫ですか?」
「ありがとう」
「……」
「……」
千春と祐也は見つめ合った。
「痛み止め貰ってきますね」
「……」
行こうとする千春を祐也は引き寄せ抱きしめた。
「最初はあんたの心と身体をめちゃくちゃにしょうと思ってあんたの身体を奪った」
「傷が悪化します、離してください」
「俺はあんたに惚れた」
口にした後、祐也は千春の顔を見つめそのまま唇を重ねた。
その後、祐也は唇を離し口を開いた。
「側にいてくれてありがとう、もう帰れ」
「……」
お辞儀をすると千春は個室から出ていった。
そして千春は廊下で悠聖に遭遇した。
「悠聖さん!」
「迎えに来た」
「英治さんは?」
「利江さんの側にいる」
「そうですか」
「帰ろう」
「はい」
返事をすると千春は悠聖と共に病院を出ていき駐車場に向かった。
千春は助手席に乗り込み悠聖は運転席に乗り込みドアを閉めた。
「……」
千春がシートベルトを着用すると悠聖が口を開いた。
「千春」
「はい」
「俺達,秘密の恋から本気の恋をしょう」
「……」
驚いた顔で千春が見つめると悠聖は顔を近づけ唇を重ねた。
唇を離し「家に帰ろう」と言って悠聖はシートベルトを着用し車を動かした。
そしてその日の夜、英治はマンションに帰ってこず千春は悠聖に寝室のベッドで愛された。
ー1週間後ー
病院を退院した祐也はコンビニに向かった。
「いらっしゃいませ」
レジからコンビニ服姿で声をかけた千春は祐也に驚いた。
「君に大事な話があるんだ」
「今は…」
「良いわよ」
「店長に言わないと」
「店長には私がうまく言っておくから」
「ありがとうございます」
女性店員に少しお辞儀をすると千春は控室に向かいコンビニ服から私服に着替え祐也の元に向かった。
「お待たせしました」
「行こうか」
「はい」
千春と祐也はコンビニを出ていき歩きながらコンビニを離れていった。
その頃、悠聖はホストクラブ、オーナー室で英治と会話をしていた。
「仕事中だろどうした」
机の椅子に座りながら悠聖が声をかけると英治はドアから離れ悠聖に近づいた。
「利江のことでお前に話がある」
「何だ?」
「利江の側にいようと思う」
「よりを戻すってことか?」
「俺のせいで利江は人を傷つけた、だから俺が傷ついた利江の心を癒やす」
「お前が決めたのなら俺は何も言わない」
「千春のこと頼む」
「あぁ」
「それと忙しいときに悪いんだか」
「わかった、良いよ」
「……」
「仕事、辞めるんだろ」
口にした後、悠聖は椅子から立ち上がり手を差し出した。
「何だ?」
「最初はライバルだったが今は友達だ、利江さんと幸せにな」
「ありがとう」
英治は差し出された悠聖の手を掴み握手をした。
その頃、千春は森の中にある祐也の家のリビングで祐也と会話をしていた。
「大事な話ってなんですか?」
「俺と秘密の恋をしないか?」
「……」
突然の祐也の告白に千春は驚いた。
「ダメかな?」
「……」
返事に千春が困っていると祐也は千春を抱きしめた。
「お前に恋人がいても俺は構わない、俺は本気でお前に惚れてる、秘密の恋でも構わない」
口にした後、祐也は千春の顔を見つめた。
「俺の心と身体を傷つけた相手なのにあなたが俺を庇って傷ついたとき心配で心配で悲しくなりました」
「……」
「俺はあなたのことが…祐也さんのことが好きなのかも」
口にした後、千春は祐也の唇に唇を重ねた。
その後、千春は唇を離し祐也を見つめた。
祐也は千春をお姫様抱っこし口を開いた。
「寝室に行っても良いですか?」
「はい」
見つめ合いながら祐也と千春は会話をし微笑んだ。
その後、祐也は千春をお姫様抱っこしたままリビングを離れ寝室に向かい中に入った。
千春を床に立たせると祐也が口を開いた。
「千春、愛してる」
「俺も…愛してます」
告白後、祐也と千春は上下の下着と衣服を脱ぎ全裸になった。
祐也は千春をベッドに寝かせ覆い被さると唇を奪いその後、身体を重ねた。
こうして千春の新たな秘密の恋が始まった。
完結
祐也が目を覚ますと千春は椅子から立ち上がり声をかけた。
「助かって良かった」
千春が嬉し涙を流すと祐也が口を開いた。
「あんたの心と身体を傷つけた俺のために泣くなんて」
「あなたは俺を助けてくれた、あなたが守ってくれなかったら俺は…」
祐也は身体を起こし手で千春の涙を拭った。
「……」
「……」
祐也と千春は見つめ合った。
「1週間後には退院できるそうです…電話かけてきますね」
「……」
千春が背を向け離れようとしたその時、祐也は寝たまま千春の手首を掴んだ。
「傷が痛むんですか?」
「眠るまで側にいてくれないか」
「わかりました」
椅子に座り千春は祐也の手を握った。
「……」
安心した顔で祐也は眠りについた。
千春はゆっくり祐也の手から手を離し椅子に座ったままスマホで悠聖にメールを送った。
その後、千春はスマホをポケットの中に入れ椅子に座った。
それから暫くして祐也が目を覚ますと千春が声をかけた。
「どうしましたか?」
「眠れなくて」
「痛くて?」
「……」
「痛み止め貰ってきましょうか?」
「……」
ゆっくり祐也が身体を起こそうとすると千春は椅子から立ち上がり支えた。
「大丈夫ですか?」
「ありがとう」
「……」
「……」
千春と祐也は見つめ合った。
「痛み止め貰ってきますね」
「……」
行こうとする千春を祐也は引き寄せ抱きしめた。
「最初はあんたの心と身体をめちゃくちゃにしょうと思ってあんたの身体を奪った」
「傷が悪化します、離してください」
「俺はあんたに惚れた」
口にした後、祐也は千春の顔を見つめそのまま唇を重ねた。
その後、祐也は唇を離し口を開いた。
「側にいてくれてありがとう、もう帰れ」
「……」
お辞儀をすると千春は個室から出ていった。
そして千春は廊下で悠聖に遭遇した。
「悠聖さん!」
「迎えに来た」
「英治さんは?」
「利江さんの側にいる」
「そうですか」
「帰ろう」
「はい」
返事をすると千春は悠聖と共に病院を出ていき駐車場に向かった。
千春は助手席に乗り込み悠聖は運転席に乗り込みドアを閉めた。
「……」
千春がシートベルトを着用すると悠聖が口を開いた。
「千春」
「はい」
「俺達,秘密の恋から本気の恋をしょう」
「……」
驚いた顔で千春が見つめると悠聖は顔を近づけ唇を重ねた。
唇を離し「家に帰ろう」と言って悠聖はシートベルトを着用し車を動かした。
そしてその日の夜、英治はマンションに帰ってこず千春は悠聖に寝室のベッドで愛された。
ー1週間後ー
病院を退院した祐也はコンビニに向かった。
「いらっしゃいませ」
レジからコンビニ服姿で声をかけた千春は祐也に驚いた。
「君に大事な話があるんだ」
「今は…」
「良いわよ」
「店長に言わないと」
「店長には私がうまく言っておくから」
「ありがとうございます」
女性店員に少しお辞儀をすると千春は控室に向かいコンビニ服から私服に着替え祐也の元に向かった。
「お待たせしました」
「行こうか」
「はい」
千春と祐也はコンビニを出ていき歩きながらコンビニを離れていった。
その頃、悠聖はホストクラブ、オーナー室で英治と会話をしていた。
「仕事中だろどうした」
机の椅子に座りながら悠聖が声をかけると英治はドアから離れ悠聖に近づいた。
「利江のことでお前に話がある」
「何だ?」
「利江の側にいようと思う」
「よりを戻すってことか?」
「俺のせいで利江は人を傷つけた、だから俺が傷ついた利江の心を癒やす」
「お前が決めたのなら俺は何も言わない」
「千春のこと頼む」
「あぁ」
「それと忙しいときに悪いんだか」
「わかった、良いよ」
「……」
「仕事、辞めるんだろ」
口にした後、悠聖は椅子から立ち上がり手を差し出した。
「何だ?」
「最初はライバルだったが今は友達だ、利江さんと幸せにな」
「ありがとう」
英治は差し出された悠聖の手を掴み握手をした。
その頃、千春は森の中にある祐也の家のリビングで祐也と会話をしていた。
「大事な話ってなんですか?」
「俺と秘密の恋をしないか?」
「……」
突然の祐也の告白に千春は驚いた。
「ダメかな?」
「……」
返事に千春が困っていると祐也は千春を抱きしめた。
「お前に恋人がいても俺は構わない、俺は本気でお前に惚れてる、秘密の恋でも構わない」
口にした後、祐也は千春の顔を見つめた。
「俺の心と身体を傷つけた相手なのにあなたが俺を庇って傷ついたとき心配で心配で悲しくなりました」
「……」
「俺はあなたのことが…祐也さんのことが好きなのかも」
口にした後、千春は祐也の唇に唇を重ねた。
その後、千春は唇を離し祐也を見つめた。
祐也は千春をお姫様抱っこし口を開いた。
「寝室に行っても良いですか?」
「はい」
見つめ合いながら祐也と千春は会話をし微笑んだ。
その後、祐也は千春をお姫様抱っこしたままリビングを離れ寝室に向かい中に入った。
千春を床に立たせると祐也が口を開いた。
「千春、愛してる」
「俺も…愛してます」
告白後、祐也と千春は上下の下着と衣服を脱ぎ全裸になった。
祐也は千春をベッドに寝かせ覆い被さると唇を奪いその後、身体を重ねた。
こうして千春の新たな秘密の恋が始まった。
完結
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