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第1話
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森林の中の家の前で栄地(えいじ)が空を見つめていると球樹(たまき)が現れた。
「栄地、何してんだ?」
「身体の中にある小さな地球が危険を知らせるんだ」
「危険?」
「球樹の小さな地球は知らせてないのか?」
そう言って栄地が横に顔を向けると球樹が口を開いた。
「俺の小さな地球は俺を認めてないのかな」
「小さな地球は球樹を認めてくれる信じて待つんだ」
「あぁ」
球樹と栄地が見つめ合い唇を重ねようとしたその時、傷だらけの人間姿ブルーが現れ「栄地…球樹…」と言ってうつ伏せで倒れた。
「ブルー!」
慌てて栄地と球樹はブルーに近づき家の中に運ぶと寝室のベッドに寝かせた。
「球樹、水を頼む」
「わかった」
球樹が寝室から出ていくとブルーが目を開き口を開いた。
「小さな天王星と小さな海王星が襲ってきた…栄地…気をつけろ…」
「ブルー」
目を閉じるブルーに栄地が声をかけると水を入れたコップを持って球樹が現れた。
「栄地、水」
「球樹、ブルーを頼む」
「どこに行くんだ」
「敵がいないか見まわりをしてくる」
「俺も行く」
「球樹はブルーを頼む」
「…わかった…」
「すぐ戻るから心配するな」
そう言って球樹の唇に唇を重ねその後、栄地が寝室から出ていくと球樹は首に身につけている小さな地球を見つめながら「どうして俺を認めてくれないんだ」と口にした。
その頃、ブルーを襲った小さな天王星は図書館で本を読んでいる天音(あまね)に近づいていた。
「医者になるのって難しいな」
そう言って天音は本を持って席を立ち戻しに向かった。
そして天音が別の本を掴み振り向いたその時、小さな天王星が現れた。
「天王星?」
天音が口にしたその時、小さな天王星は天音の身体の中に入り天音は本を落としうつ伏せで倒れた。
「大丈夫ですか?」
図書館のスタッフが近づき声をかけると天音は立ち上がりスタッフの首を絞めながら口を開いた。
「ブルーはどこだ」
「誰か…助けて…」
スタッフの抵抗の手が止まると黒い光線が現れ天音はスタッフから離れ険しい顔で口を開いた。
「誰だ」
「……」
無言で腰まで長い黒い髪に足首まで長い黒い服姿の戦士サターンが現れると天音が口を開いた。
「土星の戦士サターンか」
首に身につけている小さな土星を見つめながら口にすると天音は図書館の窓から逃げ出していった。
「逃げたか」
「サターン!」
「栄地」
顔を合わせるとサターンと栄地は図書館の屋上に向かった。
「栄地、どうしてここに?」
「星の気を感じて、サターンは?」
「偶然、図書館で本を読んでたら気を感じて見に行ったらスタッフの人が襲われてたんだ」
「そうだったんですか…」
「ブルーを探してるみたいだったんだが、ブルーと連絡とったか?」
「ブルーは俺の家で眠ってる」
「何か話したか?」
「瑛士(えいと)さん、一緒に来てください」
「わかった」
返事をするとサターンは変身を解き私服姿に戻った。
その後、瑛士は栄地と共に栄地と球樹が暮らす森林の中にある家に向かった。
その頃、天音は仲間を増やすためホストクラブに向かっていた。
30分後、ホストクラブの店の前に着いた天音は中に入った。
「すみません、男性は入れないんですが」
「客の女性達を追い出しなさい」
そう言ってスタッフの男性の心を操るとスタッフの男性は「わかりました」と言って5人の女性客を店から追い出した。
「ホストの皆さん今からあなた達は俺の手下になります」
「何、言ってんだ、警察を呼べ」
「はい」
他のホストがスマホで警察に連絡しようとしたその時、天王星の力を使って天音はホスト達の心を操った。
「ホスト達よ」
「……」
心を操られているホスト達は天音に向かってひざまついた。
「ホスト達よ、ブルーという人間か青い猫を探し俺の前に連れてこい」
「人間か猫かってどういうことでしようか?」
「ブルーという青い猫なんだが魔法で人間に変身するんだ」
「わかりました」
返事をするとホスト達は立ち上がり店から出ていった。
その後、天音は店に結界を張りスタッフの男性を連れてオーナー室に向かった。
ーオーナー室ー
「すまないが弟の海翔(かいと)を連れてきてくれないか」
「どこにいるんですか?」
「家にいるはずだ」
「わかりました」
お辞儀をするとスタッフの男性はオーナー室から出ていった。
1人になった天音は窓際に立ち外を見つめながら「ブルー、お前を見つけてお前が持っている黒い地球を手に入れてやる」と言って天音はニヤリと笑った。
「栄地、何してんだ?」
「身体の中にある小さな地球が危険を知らせるんだ」
「危険?」
「球樹の小さな地球は知らせてないのか?」
そう言って栄地が横に顔を向けると球樹が口を開いた。
「俺の小さな地球は俺を認めてないのかな」
「小さな地球は球樹を認めてくれる信じて待つんだ」
「あぁ」
球樹と栄地が見つめ合い唇を重ねようとしたその時、傷だらけの人間姿ブルーが現れ「栄地…球樹…」と言ってうつ伏せで倒れた。
「ブルー!」
慌てて栄地と球樹はブルーに近づき家の中に運ぶと寝室のベッドに寝かせた。
「球樹、水を頼む」
「わかった」
球樹が寝室から出ていくとブルーが目を開き口を開いた。
「小さな天王星と小さな海王星が襲ってきた…栄地…気をつけろ…」
「ブルー」
目を閉じるブルーに栄地が声をかけると水を入れたコップを持って球樹が現れた。
「栄地、水」
「球樹、ブルーを頼む」
「どこに行くんだ」
「敵がいないか見まわりをしてくる」
「俺も行く」
「球樹はブルーを頼む」
「…わかった…」
「すぐ戻るから心配するな」
そう言って球樹の唇に唇を重ねその後、栄地が寝室から出ていくと球樹は首に身につけている小さな地球を見つめながら「どうして俺を認めてくれないんだ」と口にした。
その頃、ブルーを襲った小さな天王星は図書館で本を読んでいる天音(あまね)に近づいていた。
「医者になるのって難しいな」
そう言って天音は本を持って席を立ち戻しに向かった。
そして天音が別の本を掴み振り向いたその時、小さな天王星が現れた。
「天王星?」
天音が口にしたその時、小さな天王星は天音の身体の中に入り天音は本を落としうつ伏せで倒れた。
「大丈夫ですか?」
図書館のスタッフが近づき声をかけると天音は立ち上がりスタッフの首を絞めながら口を開いた。
「ブルーはどこだ」
「誰か…助けて…」
スタッフの抵抗の手が止まると黒い光線が現れ天音はスタッフから離れ険しい顔で口を開いた。
「誰だ」
「……」
無言で腰まで長い黒い髪に足首まで長い黒い服姿の戦士サターンが現れると天音が口を開いた。
「土星の戦士サターンか」
首に身につけている小さな土星を見つめながら口にすると天音は図書館の窓から逃げ出していった。
「逃げたか」
「サターン!」
「栄地」
顔を合わせるとサターンと栄地は図書館の屋上に向かった。
「栄地、どうしてここに?」
「星の気を感じて、サターンは?」
「偶然、図書館で本を読んでたら気を感じて見に行ったらスタッフの人が襲われてたんだ」
「そうだったんですか…」
「ブルーを探してるみたいだったんだが、ブルーと連絡とったか?」
「ブルーは俺の家で眠ってる」
「何か話したか?」
「瑛士(えいと)さん、一緒に来てください」
「わかった」
返事をするとサターンは変身を解き私服姿に戻った。
その後、瑛士は栄地と共に栄地と球樹が暮らす森林の中にある家に向かった。
その頃、天音は仲間を増やすためホストクラブに向かっていた。
30分後、ホストクラブの店の前に着いた天音は中に入った。
「すみません、男性は入れないんですが」
「客の女性達を追い出しなさい」
そう言ってスタッフの男性の心を操るとスタッフの男性は「わかりました」と言って5人の女性客を店から追い出した。
「ホストの皆さん今からあなた達は俺の手下になります」
「何、言ってんだ、警察を呼べ」
「はい」
他のホストがスマホで警察に連絡しようとしたその時、天王星の力を使って天音はホスト達の心を操った。
「ホスト達よ」
「……」
心を操られているホスト達は天音に向かってひざまついた。
「ホスト達よ、ブルーという人間か青い猫を探し俺の前に連れてこい」
「人間か猫かってどういうことでしようか?」
「ブルーという青い猫なんだが魔法で人間に変身するんだ」
「わかりました」
返事をするとホスト達は立ち上がり店から出ていった。
その後、天音は店に結界を張りスタッフの男性を連れてオーナー室に向かった。
ーオーナー室ー
「すまないが弟の海翔(かいと)を連れてきてくれないか」
「どこにいるんですか?」
「家にいるはずだ」
「わかりました」
お辞儀をするとスタッフの男性はオーナー室から出ていった。
1人になった天音は窓際に立ち外を見つめながら「ブルー、お前を見つけてお前が持っている黒い地球を手に入れてやる」と言って天音はニヤリと笑った。
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