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3章 マジョルカ学園編
お菓子の居場所
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ニヤリと笑った2人の表情はそっくりであり前世が双子というのは納得だなとナイトと颯は思った。
【それで、どうするの?】
とナイトが雹と霙の2人に聞くと2人は前世が双子であった為か同時に同じことを言った。
<《それはな(ね)、ナツメに教えてもらうんだぜ(だよ)
よ) 》>
とナイトはよく分かっていなかったが、颯はすぐにピンと来たらしく
『なるほどな、だからこそ霙の時魔法か。』
《じゃあ今から魔法陣展開するから、展開したら皆は、僕と一緒に魔法陣の上に立ってね。
あまねく 星の神々よ 今こそ我に 力を貸し給え タイム ワープ(時間転移)
と詠唱すると霙を基点とした長形2メートルほどの水色の星のシンボルが描かれた魔法陣が足元に浮かび上がり魔法陣が淡く明滅していた。
《さぁ、皆乗って。》
と霙が言うと雹、ナイト、颯は魔法陣の上に乗りみるみる自分達は一歩も動いていないのに周囲の景色は移り変わり、夕暮れがかっていたオレンジ色の空がだんだんと爽やかな青空に変わっていった。
《星の神々よ、ナツメの元に案内してくれ》
と霙がしゃがみこみ片手で魔法陣の中央に掌を着くと所狭しと様々な本が収納された図書室まで転移した。
しばらく図書室の光景を眺めていると、フワフワとした猫っ毛をなびかせながら、二股の尾を持つオッドアイの美少女が静かに図書室にやって来た。ナツメである。
この時間は、生徒会以外の生徒や教師達全員が大講堂に移動しており辺りには誰もいなかった。
ナツメは周囲を見回し誰もいないことを確認すると空間魔法を展開しナツメとナツメを取り囲む半径3,4メートルの周囲が窒素とヘリウムと思われる霧に覆われて全く見えなくなってしまった。ちなみに僕達とナツメは、時間軸が違うナツメにとっては現在でも僕達が来たのは過去の時間軸なので僕達の姿は周りの景色に溶け込んで見えていないのだ。
<さすがはナツメだな!用意周到なところは変わってないのな。>
《でもさ、いくらナツメでも10年近く一緒にいてナツメだけ見てきたんだからこうなることは予想済みだよね。》
<ナイト!俺が今から重力魔法で下を覆い隠してる窒素と上を覆い隠してるヘリウムらしき霧の重さを軽くするから、風魔法で吹き飛ばしてくれ。ナイトは吹き飛ばすことに集中してくれればいいから。
魔力のことは考えなくていい…足りなくなったら俺の魔力を分けるから。
颯、霙は、宝の番号が書かれた紙がどこにあるのかまたは、ナツメが図書室のどこを通ったかを見ておいてくれ。俺は、ナツメがどこに紙を隠したか気配を探る。>
雹のテキパキとした指示に皆すぐさま実行に移した。
雹の重力魔法で軽くなった霧をナイトが風魔法でつむじ風を起こし払い、颯と霙はナツメの通った進路を細かく観察しナツメが図書室から出ていったあと紙が隠してあるであろうナツメの魔力の気配を探った。
ナツメはどうやら空間魔法をうまく使い紙を5枚全てそれぞれ隠蔽したようだが、隠蔽魔法は強い衝撃を与えると魔法が解けると本に書いてあった為試してみることにした。
幸いこの時魔法の転移した世界は現実にあるようでない世界の為、この世界に衝撃を与えても、現実世界では影響はないとこれまた本に書いてあった。
その為俺は、自分達を除く図書室にある空間全てに雷魔法で電撃を落とすと見事に宝の紙だけが各所に5枚現れた。
紙には公平を期す為、紙は1人1枚と書かれていた為5枚中4枚のみ無事に手で触れることができ残り1枚は元いた場所に再度隠蔽魔法がかかったらしく俺たちは時魔法で転移して現実世界に戻ってくると、ナツメの宝を探し回る生徒や教師の一部を横目に真っ先に大講堂を目指したのだった。
【それで、どうするの?】
とナイトが雹と霙の2人に聞くと2人は前世が双子であった為か同時に同じことを言った。
<《それはな(ね)、ナツメに教えてもらうんだぜ(だよ)
よ) 》>
とナイトはよく分かっていなかったが、颯はすぐにピンと来たらしく
『なるほどな、だからこそ霙の時魔法か。』
《じゃあ今から魔法陣展開するから、展開したら皆は、僕と一緒に魔法陣の上に立ってね。
あまねく 星の神々よ 今こそ我に 力を貸し給え タイム ワープ(時間転移)
と詠唱すると霙を基点とした長形2メートルほどの水色の星のシンボルが描かれた魔法陣が足元に浮かび上がり魔法陣が淡く明滅していた。
《さぁ、皆乗って。》
と霙が言うと雹、ナイト、颯は魔法陣の上に乗りみるみる自分達は一歩も動いていないのに周囲の景色は移り変わり、夕暮れがかっていたオレンジ色の空がだんだんと爽やかな青空に変わっていった。
《星の神々よ、ナツメの元に案内してくれ》
と霙がしゃがみこみ片手で魔法陣の中央に掌を着くと所狭しと様々な本が収納された図書室まで転移した。
しばらく図書室の光景を眺めていると、フワフワとした猫っ毛をなびかせながら、二股の尾を持つオッドアイの美少女が静かに図書室にやって来た。ナツメである。
この時間は、生徒会以外の生徒や教師達全員が大講堂に移動しており辺りには誰もいなかった。
ナツメは周囲を見回し誰もいないことを確認すると空間魔法を展開しナツメとナツメを取り囲む半径3,4メートルの周囲が窒素とヘリウムと思われる霧に覆われて全く見えなくなってしまった。ちなみに僕達とナツメは、時間軸が違うナツメにとっては現在でも僕達が来たのは過去の時間軸なので僕達の姿は周りの景色に溶け込んで見えていないのだ。
<さすがはナツメだな!用意周到なところは変わってないのな。>
《でもさ、いくらナツメでも10年近く一緒にいてナツメだけ見てきたんだからこうなることは予想済みだよね。》
<ナイト!俺が今から重力魔法で下を覆い隠してる窒素と上を覆い隠してるヘリウムらしき霧の重さを軽くするから、風魔法で吹き飛ばしてくれ。ナイトは吹き飛ばすことに集中してくれればいいから。
魔力のことは考えなくていい…足りなくなったら俺の魔力を分けるから。
颯、霙は、宝の番号が書かれた紙がどこにあるのかまたは、ナツメが図書室のどこを通ったかを見ておいてくれ。俺は、ナツメがどこに紙を隠したか気配を探る。>
雹のテキパキとした指示に皆すぐさま実行に移した。
雹の重力魔法で軽くなった霧をナイトが風魔法でつむじ風を起こし払い、颯と霙はナツメの通った進路を細かく観察しナツメが図書室から出ていったあと紙が隠してあるであろうナツメの魔力の気配を探った。
ナツメはどうやら空間魔法をうまく使い紙を5枚全てそれぞれ隠蔽したようだが、隠蔽魔法は強い衝撃を与えると魔法が解けると本に書いてあった為試してみることにした。
幸いこの時魔法の転移した世界は現実にあるようでない世界の為、この世界に衝撃を与えても、現実世界では影響はないとこれまた本に書いてあった。
その為俺は、自分達を除く図書室にある空間全てに雷魔法で電撃を落とすと見事に宝の紙だけが各所に5枚現れた。
紙には公平を期す為、紙は1人1枚と書かれていた為5枚中4枚のみ無事に手で触れることができ残り1枚は元いた場所に再度隠蔽魔法がかかったらしく俺たちは時魔法で転移して現実世界に戻ってくると、ナツメの宝を探し回る生徒や教師の一部を横目に真っ先に大講堂を目指したのだった。
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