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3章 マジョルカ学園編
鈍感姫の変化と恋する王子
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<《ナツメ見つけたぞ!見つけたよ!> 》
私は雹と霙に同時に左右から抱きしめられ地球にいた頃でもこれほど近づいた距離というだけでなく触れ合いがなかった為激しく混乱し顔が赤くなってしまった…
「きゅ、急に何するの!?恥ずかしいじゃない…」
日本で暮らしていた時とは違い、こちらの動物の世界では寿命は人間達と変わらないらしい…が、身体の成長は、小学生くらいから男女で少しずつ骨格や身長、体型が変化していくようで、2人は私の身長よりも既に10センチほど高く骨格もガッシリしているようでますます男の人であると痛感させられた…
なかなか離してくれない2人は2人でナツメの地球にいた頃から変わらない優しい香りとこちらの世界で手に入れた柔らかな猫耳に頬ズリしていたが、傍にいた颯やナイト、ロウ先輩がなんとか私を救出しようとしてくれた。
『何やってんだよ!?(俺の)ナツメに…』
“2人とも急にだ、抱きしめたりなんかしたらナツメちゃんがビックリしてるじゃないか…”
[ちゃんとナツメ君の許可を得ないとダメなんじゃないかな?2人とも。]
いつもは温厚なナイト君や颯は怒っており、ロウ先輩に至っては黒い笑顔で2人に向かってブリザードのごとく目だけが笑っていない冷徹な視線を浴びせていたが、2人はどこ吹く風で
<《だってナツメが可愛いのが悪い…(悪いんだよ…) それに早めにツバつけておかないとな(おかないとね)
大きな羽虫が近寄って来ないうちにな(うちにね) 》>
と斜め上の回答をしてあろうことか私に責任を押し付けた。
羽虫って何?意味が分からないし、私より可愛い子はきっとごまんと居るぞと思い、周囲を見回すと壇上の下にいる女生徒だけでなく柚先輩、霖お姉様すらも私達の方を見て羨ましいというような視線を浴び、男子生徒達に至っては何が気に入らなかったのか雹や霙を睨みつけていた。
(皆さん抱きしめられるのがそんなに嬉しいならどうぞ交代しますわよ…男子生徒に至ってはきっと新作お菓子が食べられることが少なからず羨ましかったのね…)
とナツメは間違った解釈をしていたが、実際は女生徒達からは、羨ましいという視線ではなく自分達よりもはるかにお似合いな美男美女の抱擁に見惚れており、男子生徒に至ってはナツメの知らないところで学園1の美少女になった彼女に軽々しく触れる雹や霙を単純に妬んでいたのだった。
私は雹と霙に同時に左右から抱きしめられ地球にいた頃でもこれほど近づいた距離というだけでなく触れ合いがなかった為激しく混乱し顔が赤くなってしまった…
「きゅ、急に何するの!?恥ずかしいじゃない…」
日本で暮らしていた時とは違い、こちらの動物の世界では寿命は人間達と変わらないらしい…が、身体の成長は、小学生くらいから男女で少しずつ骨格や身長、体型が変化していくようで、2人は私の身長よりも既に10センチほど高く骨格もガッシリしているようでますます男の人であると痛感させられた…
なかなか離してくれない2人は2人でナツメの地球にいた頃から変わらない優しい香りとこちらの世界で手に入れた柔らかな猫耳に頬ズリしていたが、傍にいた颯やナイト、ロウ先輩がなんとか私を救出しようとしてくれた。
『何やってんだよ!?(俺の)ナツメに…』
“2人とも急にだ、抱きしめたりなんかしたらナツメちゃんがビックリしてるじゃないか…”
[ちゃんとナツメ君の許可を得ないとダメなんじゃないかな?2人とも。]
いつもは温厚なナイト君や颯は怒っており、ロウ先輩に至っては黒い笑顔で2人に向かってブリザードのごとく目だけが笑っていない冷徹な視線を浴びせていたが、2人はどこ吹く風で
<《だってナツメが可愛いのが悪い…(悪いんだよ…) それに早めにツバつけておかないとな(おかないとね)
大きな羽虫が近寄って来ないうちにな(うちにね) 》>
と斜め上の回答をしてあろうことか私に責任を押し付けた。
羽虫って何?意味が分からないし、私より可愛い子はきっとごまんと居るぞと思い、周囲を見回すと壇上の下にいる女生徒だけでなく柚先輩、霖お姉様すらも私達の方を見て羨ましいというような視線を浴び、男子生徒達に至っては何が気に入らなかったのか雹や霙を睨みつけていた。
(皆さん抱きしめられるのがそんなに嬉しいならどうぞ交代しますわよ…男子生徒に至ってはきっと新作お菓子が食べられることが少なからず羨ましかったのね…)
とナツメは間違った解釈をしていたが、実際は女生徒達からは、羨ましいという視線ではなく自分達よりもはるかにお似合いな美男美女の抱擁に見惚れており、男子生徒に至ってはナツメの知らないところで学園1の美少女になった彼女に軽々しく触れる雹や霙を単純に妬んでいたのだった。
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